地球連邦・1
〜〜地球連邦編・1(新造艦艇群)〜〜

――艦艇――

―戦闘母艦―



艦種:ブルーノア級指揮戦略空母
艦名:1番艦〈ブルーノア〉
全長:810m
主兵装――
 火砲
 ・波動砲(収束/拡散)×1門 ‥‥‥(艦首に1門)
 ・ホーミング波動砲×2門 ‥‥‥(艦首左右に計2門)
 ・46p三連装ショックカノン砲塔×8基24門 ‥‥‥(前部に6基18門、後部に2基6門)
 ・20p三連装ショックカノン砲塔×4基12門 ‥‥‥(前部に2基6門、後部に2基6門)
 ・15.5p連装ショックカノン砲塔×2基4門 ‥‥‥(艦橋ウィング部に1基づつ)
 魚雷/爆雷
 ・五連装魚雷発射管×2基10門 ‥‥‥(艦首両舷に2基10門)
 ・連装短魚雷発射管×14基28門 ‥‥‥(中央両舷に7基14門づつ)
 ・五連装小型魚雷発射管×2基10門 ‥‥‥ (艦橋頂部左右に2基10門)
 ・四連装亜空間爆雷発射管×2基8門 ‥‥‥(艦首下部に2基8門)
 ミサイル
 ・八連装ミサイル発射機×1基8門 ‥‥‥(艦橋基前に1基8門)
 ・近接防御ミサイル発射管×16門 ‥‥‥(第四艦橋左右に8門)
 ・五連装ミサイル発射管×2基10セル ‥‥‥(艦底に2基5セルづつ)
 ・八連装小型ミサイル発射管×4基32セル ‥‥‥ (艦首甲板に4基32セル)
 近接火器
 ・格納式 近接戦闘用十連装側方光線投射砲×2基20門 ‥‥‥ (前部両舷に2基20門)
 ・格納式 12.7p連装高角パルスレーザー砲塔×8基16門 ‥‥‥(艦橋基左右に4基16門づつ)
 ・格納式 拡散型8.8p連装パルスレーザー砲塔×14基28門 ‥‥‥(両舷に7基14門づつ)
 ・格納式 7.5p連装パルスレーザー砲塔×14基28門 ‥‥‥ (両舷に7基14門づつ)
 ・格納式 拡散型8・8p単装パルスレーザー砲塔×4基4門 ‥‥‥ (第四艦橋に4基4門)
 ・格納式 7.5p単装パルスレーザー砲塔×10基10門 ‥‥‥(第四艦橋に10基10門)
他装備――
 ・亜空間航行機能
 ・タキオンエネルギー偏向システム
 ・波動防壁
搭載機――
 ・コスモパルサー×224機
主機関――
 ・六連装波動エンジン×3基
運用数――
 ・約810名(通常クルー150名/パイロット220名/整備士440名)
詳細――
 第1次移民船団護衛艦隊旗艦/内惑星第4艦隊旗艦であり、地球防衛軍の最新鋭艦として就役した史上最大の巨大戦闘空母。
 設計思想は、〈ヤマト〉から受け継ぐ水上艦型であり、〈ヤマト〉同様に艦底にも艦橋を備え、全長も810mと地球防衛軍艦艇では史上最長である。艦首が特徴的で、衝角の様な物が3つ、艦首波動砲発射口の真下、左右から突き出ている。
 戦闘艦しての攻撃力も随一のもので、主砲だけでも全部で24門あり、配置方法は一直線に並べる直列配置法ではなく、2基づつ並列にして並べる配置を採用。決戦兵器の波動砲は、集束と拡散のどちらにも変換が可能。
 そして、新装備されたホーミング波動砲であるが、これは名の通りに波動砲を湾曲させたりして任意の相手に命中させる事が出来る兵器であるが、搭載されたのはブルーノア級が初めてである。発射口はラム部分にあるが、艦首波動砲の様に口は大きくなく、寧ろ小型の発射口がラム部分に一列になる様に並んでいる。
 加えて、本級で恐ろしいのは、〈新ヤマト〉で採用されている六連装波動エンジンを3基も搭載し、地球戦闘艦で最多の搭載数である。
 空母としての制宙権確保の能力、艦載機保有能力も強く、インディペンデンス級戦闘空母4.5隻分に相当する量を誇る。艦載機は全て、両舷に備え付けられている巨大なデルタ翼の内部に格納されており、発艦する時には翼が左右に開く様になる。空母と戦艦の能力を担う〈ブルーノア〉は、その他に旗艦としての能力も強化されており、通信機器等の艦隊統制率も群を抜いている。
 さらには、本級ならではの新装備が施されており、それが亜空間での航行能力である。ガルマン・ガミラス帝国の開発した次元潜航艇と同等の能力を有している。



艦種:ブルーノア級指揮戦略空母
艦名:2番艦〈シヴァ〉
全長:810m
主兵装――
 火砲
 ・波動砲(収束/拡散)×1門 ‥‥‥(艦首に1門)
 ・ホーミング波動砲×2門 ‥‥‥(艦首左右に計2門)
 ・46p三連装ショックカノン砲塔×10基30門 ‥‥‥(前部に6基18門、後部に2基6門、前部艦底に2基6門)
 ・20p三連装ショックカノン砲塔×6基18門 ‥‥‥(前部に2基6門、後部に2基6門、後部艦底に2基6門)
 ・15.5p連装ショックカノン砲塔×2基4門 ‥‥‥(艦橋ウィング部左右に1基づつ)
 魚雷/爆雷
 ・五連装魚雷発射管×2基10門 ‥‥‥(艦首両舷に2基10門)
 ・連装短魚雷発射管×14基28門 ‥‥‥(中央両舷に7基14門づつ)
 ・五連装小型魚雷発射管×2基10門 ‥‥‥ (艦橋頂部左右に2基10門)
 ・四連装亜空間爆雷発射管×2基8門 ‥‥‥(艦首下部に2基8門)
 ミサイル
 ・八連装ミサイル発射機×1基8門 ‥‥‥(艦橋基前に1基8門)
 ・八連装近接防御ミサイル発射管×2基16セル ‥‥‥(第四艦橋左右に1基8セルづつ)
 ・五連装ミサイル発射管×2基10セル ‥‥‥(艦底に2基10セル)
 ・八連装小型ミサイル発射管×4基32セル ‥‥‥ (艦首甲板に4基32セル)
 近接火器
 ・格納式 近接戦闘用十連装側方光線投射砲×2基20門 ‥‥‥ (前部両舷に2基20門)
 ・格納式 12.7p連装高角パルスレーザー砲塔×8基16門 ‥‥‥(艦橋基左右に4基8門づつ)
 ・格納式 拡散型8.8p連装パルスレーザー砲塔×14基28門 ‥‥‥(両舷に7基14門づつ)
 ・格納式 7.5p連装パルスレーザー砲塔×14基28門 ‥‥‥ (両舷に7基14門づつ)
 ・格納式 拡散型8・8p単装パルスレーザー砲塔×4基4門 ‥‥‥ (第四艦橋に4基4門)
 ・格納式 7.5p単装パルスレーザー砲塔×10基10門 ‥‥‥(第四艦橋に10基10門)
他装備――
 ・亜空間航行機能
 ・タキオンエネルギー偏向システム
 ・波動防壁
搭載機――
 ・コスモパルサー×224機
主機関――
 ・六連装波動エンジン×3基
運用数――
 ・約810名(通常クルー150名/パイロット220名/整備士440名)
詳細――
 第二次移民船団護衛艦隊総旗艦/第四艦隊旗艦として就役したブルーノア級の2番艦。設計は全く同一の物であるが、本艦ならではの追加装備があった。戦闘艦(特に戦艦)の多くは、下方へ向けての直接砲撃能力は無いものが多い。巡洋艦や駆逐艦は下方への砲撃も可能としており、戦艦をカバーしている。単艦時にそういった対応するために、〈シヴァ〉は艦底にも主砲と副砲の追加装備が試験的な意味合いで装備された。
 主砲口径は、1番艦同様の46p砲であり、ショックカノン技術そのものが向上したことにより、威力も以前のものより遥かに向上した。追加改装により、結果として〈シヴァ〉は〈ブルーノア〉よりも上の戦闘能力を得る事が出来、総合火力からして艦名の記する通りの破壊神となった。
 装甲板に関しては、近年の地球防衛軍の全艦に対して言えるが、装甲自体はより強固な物を開発し、対ビーム用の波動防壁を標準装備している。
 〈ブルーノア〉や〈シヴァ〉に関しては、さらに強力な最新の波動防壁システムを搭載。



艦種:ブルーノア級指揮戦略空母
艦名:3番艦〈ブルーアース〉
全長:810m
主兵装――
 火砲
 ・波動砲(収束/拡散)×1 ‥‥‥(艦首に1門)
 ・ホーミング波動砲×2門 ‥‥‥(艦首先端部左右に計2基)
 魚雷/爆雷
 ・五連装魚雷発射管×2基10門 ‥‥‥(艦首両舷に1基5門づつ)
 ・亜空間爆雷発射管×8門 ‥‥‥(艦首下部に8門)
 ミサイル
 ・近接防御ミサイル発射管×16門 ‥‥‥(第四艦橋左右に8門)
 ・五連装ミサイル発射管×2基10セル ‥‥‥(艦底に2基10セル)
 ・八連装小型ミサイル発射管×4基32セル ‥‥‥ (艦首甲板に4基32セル)
 近接火器
 ・格納式 近接戦闘用十連装側方光線投射砲×2基20門 ‥‥‥ (前部両舷に1基10門づつ)
 ・格納式 12.7p連装高角パルスレーザー砲塔×8基16門 ‥‥‥(艦橋基左右に4基8門づつ)
 ・格納式 拡散型8.8p連装パルスレーザー砲塔×14基28門 ‥‥‥(両舷に7基14門づつ)
 ・格納式 7.5p連装パルスレーザー砲塔×14基28門 ‥‥‥ (両舷に7基14門づつ)
 ・格納式 拡散型8・8p単装パルスレーザー砲塔×4基4門 ‥‥‥ (第四艦橋に4基4門)
 ・格納式 7.5p単装パルスレーザー砲塔×10基10門 ‥‥‥(第四艦橋に10基10門)
他装備――
 ・亜空間航行機能
 ・タキオンエネルギー偏向システム
 ・波動防壁
搭載機――
 ・シャトル/揚陸艇×多数
主機関――
 ・六連装波動エンジン×3基
運用数――
 ・約150名
詳細――
 地球連邦政府の要人達や、避難民の乗船などを目的に改造されたブルーノア級3番艦。本来なら姉妹艦同様に破格の戦闘機能を有する戦闘艦として生まれる予定だったところを、地球連邦政府の強い意向で移民計画における政府御用達艦に大改造を言い渡されたことから生まれた特殊艦艇である。
 基本設計は、無論ブルーノア級そのものだが、政府機関として機能する為に戦闘能力はほぼ最低限度に抑えられており、ショックカノン砲塔は全て撤去された。防衛用のミサイル兵装と波動砲、機銃座のみ残されているが、防御性能は取り分けずば抜けており、姉妹艦よりも強固な波動防壁を展開可能としている。
 また、両舷に備えられていた巨大なデルタ翼型の艦載機格納庫も撤去されており、あるのは要人らが移動のために使うシャトルが多数と、民間人の収容の為に使われる揚陸艇等が大半を占めている。



艦種:旗艦型インビンシブル級戦闘空母
艦名:
全長:430m
主兵装――
 火砲
 ・連装波動砲(拡散/収束)×1基2門 ‥‥‥(艦首に1基2門)
 ・40.6p三連装ショックカノン砲塔×2基6門 ‥‥‥(前部に2基6門)
 魚雷/爆雷
 ・三連装魚雷発射管×2基6門 ‥‥‥(艦首両舷に1基3門づつ)
 ・四連装短魚雷発射管×2基8門 ‥‥‥ (両舷安定翼基部の後部に左右1基4門づつ)
 ・八連装亜空間爆雷発射管×1基8門 ‥‥‥(格納庫支柱基に1基8門)
 ミサイル
 ・四連装ミサイル発射管×2基8セル ‥‥‥(艦底に2基8セル)
 近接火器
 ・格納式 近接戦闘用四連装側方光線投射砲×4基16門 ‥‥‥(両舷安定翼基部のバルジ状に2基8門づつ)
 ・格納式 拡散型8.8p連装パルスレーザー砲塔×12基 ‥‥‥(艦橋基左右に6基づつ)
 ・格納式 7.5p連装パルスレーザー砲塔×12基 ‥‥‥(艦橋基左右に6基づつ)
 ・格納式 拡散型7.5p単装パルスレーザー砲塔×8基8門 ‥‥‥(艦橋天頂部に8基8門)
 特殊火器
 ・格納式 重力子スプレッド発射機×4基 ‥‥‥ (波動砲発射口上下にあるバルジ状内に4基)
他装備――
 ・波動防壁
搭載機――
 ・コスモパルサー等×80機(主用格納庫に52機、艦底タンク型格納庫に28機)
主機関――
 ・波動エンジン×1基
運用数――
 ・約320名(通常クルー80名/パイロット80名/整備士160名)
詳細――
 スーパーアンドロメダ級戦艦を、戦闘空母として再設計した戦闘艦。設計元は、旧アンドロメダ級に登場した空母型で、艦橋後部に巨大格納庫を付け加えたもの。巨大な長方形型の一枚板の様な格納庫で、艦橋後部から艦尾側へ傘の様に大きく張り出した格納庫は、本級独特の外観である。
 この格納庫の発進口兼カタパルトは、艦橋を挟んで左右斜め前方へ4基づつのカタパルトが備え付けられている。また、旧来のスーパーアンドロメダ級が有している、艦底のタンク型格納庫のカタパルトも合わせれば、一度に36機を射出可能となる。
 当然のことながら、格納庫ブロックを艦橋後部に増設した結果として、第3主砲塔は撤廃されている。
 当艦は旗艦型として建造されており、艦隊旗艦のみに、前部にある4基のバルジ状内に重力子スプレッド発射機を備え付けられている。その代り、対艦グレネード発射機は撤去されている。



艦種:通常型インビンシブル級戦闘空母
艦名:〈ヴィクラント〉……etc
全長:430m
主兵装――
 火砲
 ・連装波動砲(拡散/収束)×1基2門 ‥‥‥(艦首に1基2門)
 ・40.6p三連装ショックカノン砲塔×2基6門 ‥‥‥(前部に2基6門)
 ・四連装対艦グレネード投射機×4基8門 ‥‥‥(前部上下のバルジ状前部に1基8門づつ)
 魚雷/爆雷
 ・三連装魚雷発射管×2基6門 ‥‥‥(艦首両舷に1基3門づつ)
 ・四連装短魚雷発射管×2基8門 ‥‥‥ (両舷安定翼基部の後部に左右1基4門づつ)
 ・八連装亜空間爆雷発射管×1基8門 ‥‥‥(格納庫支柱基に1基8門)
 ミサイル
 ・四連装ミサイル発射管×2基8セル ‥‥‥(艦底に2基8セル)
 近接火器
 ・格納式 近接戦闘用四連装側方光線投射砲×4基16門 ‥‥‥(両舷安定翼基部のバルジ状に2基8門づつ)
 ・格納式 拡散型8.8p連装パルスレーザー砲塔×12基 ‥‥‥(艦橋基左右に6基づつ)
 ・格納式 7.5p連装パルスレーザー砲塔×12基 ‥‥‥(艦橋基左右に6基づつ)
 ・格納式 拡散型7.5p単装パルスレーザー砲塔×8基8門 ‥‥‥(艦橋天頂部に8基8門)
他装備――
 ・波動防壁
搭載機――
 ・コスモパルサー等×80機(主用格納庫に52機、艦底タンク型格納庫に28機)
主機関――
 ・波動エンジン×1基
運用数――
 ・約320名(通常クルー80名/パイロット80名/整備士160名)
詳細――
 通常型として建造されたインビンシブル級。旗艦型と際はほぼ無いが、装備面では、重力子スプレッド発射機ではなく、対艦グレネード発射機を4基備え付けているのが特徴。



艦種:インディペンデンス級戦闘空母
艦名:〈イラストリアス〉
全長:360m
主兵装――
 火砲
 ・波動砲(拡散/収束)×1門 ‥‥‥(艦首に1門)
 ・35.6p三連装ショックカノン砲塔×2基6門 ‥‥‥(前部に2基6門)
 ・四連装対艦グレネード投射機×2基8門 ‥‥‥(両舷バルジ状の後部に1基4門づつ)
 魚雷/爆雷
 ・四連装小型魚雷発射管×2基4門 ‥‥‥(艦首両舷に2基8門)
 ミサイル
 ・四連装ミサイル発射管×2基8セル ‥‥‥(艦底に8セル)
 ・五連装小型ミサイル発射管×2基10セル ‥‥‥(艦首甲板に2基10セル)
 近接火器
 ・近接戦闘用五連装側方光線投射砲×6基30門 ‥‥‥(第三艦橋基左右に1基5門づつ、後部格納庫区画両舷に2基10門づつ)
 ・拡散型8.8p三連装高角パルスレーザー砲塔×2基6門 ‥‥‥(艦橋左右に1基3門づつ)
 ・格納式 7.5p連装パルスレーザー砲塔×10基20門 ‥‥‥(両舷に5基10門づつ)
他装備――
 ・波動防壁
搭載機――
 ・コスモパルサー等×60機
主機関――
 ・波動エンジン×1基
 ・補助エンジン×4基
運用数――
 ・240名(通常クルー60名/パイロット60名/整備士120名)
詳細――
 ドレッドノート級を流用した戦闘空母。設計思想は、ガトランティス戦役時の物と同じである。主に後部を、コスモパルサーの格納庫として改装した為、その部分から艦尾までは全幅が大きくなり、全長も60m程伸びた上に幅も拡張された。戦艦としての能力を受け継いでいる為、波動砲も装備しているが、中途半端な艦にした故に搭載能力も半端な数しか積みこめない問題がある。
 インディペンデンス級は、格納庫の配置を大胆に変えており、単機専用格納庫からカタパルト使用の垂直式発艦を採用している。個別格納庫に係留時は、通常の横向きの姿勢であるが、発艦時には天井ハッチが解放され、カタパルト兼用のリフトが艦載機を天井へ機首を向けさせる。それから、エンジンを点火し、一気に外空間へ飛び出す仕組みだ。発艦もそれぞれのカタパルトを使う事で1分も掛からない全機発艦が可能となった。
 着艦時は、艦尾側から進入する。上部格納庫層と下部機関層の中間にある着艦層に入り、そこからは各機専用の格納庫まで自動的にコンベアで運ばれる。画期的な発艦システムである一方、各機専用格納庫とカタパルトを設営したことから複雑さが増してしまったというデメリットも生じた。


―戦艦―



艦種:大和型弩級宇宙戦艦
艦名:〈ヤマト〉(二代目)
全長:333m
主兵装――
 火砲
 ・波動砲(収束/拡散)×1門 ‥‥‥(艦首に1門)
 ・48p三連装ショックカノン砲塔×3基9門 ‥‥‥(前部に2基6門、後部に1基3門)
 ・20p三連装ショックカノン砲塔×2基6門 ‥‥‥(前部に1基3門、後部に1基3門)
 魚雷/爆雷
 ・三連装魚雷発射管×4基12門 ‥‥‥(艦首に2基6門、艦尾に2基6門)
 ・八連装魚雷発射管×2基16門 ‥‥‥(両舷に1基8門づつ)
 ・八連装爆雷投射機×2基16門 ‥‥‥(煙突基部左右に1基8門づつ)
 ミサイル
 ・八連装煙突ミサイル発射管×1基8セル ‥‥‥(煙突内に1基8セル)
 ・四連装ミサイル発射管×2基8セル ‥‥‥(艦底に2基8セル)
 近接火器
 ・12.7p四連装高角パルスレーザー砲塔×8基32門 ‥‥‥(両舷に4基16門づつ)
 ・8.8p三連装高角パルスレーザー砲塔×2基6門 ‥‥‥(両舷に1基3門づつ)
 ・12.7p連装高角パルスレーザー砲塔×8基16門 ‥‥‥(両舷に4基8門づつ)
 ・7.5p連装パルスレーザー砲塔×18基36門 ‥‥‥(両舷に9基18門づつ)
 ・7.5p三連装パルスレーザー砲塔×4基12門 ‥‥‥(両舷に2基6門づつ)
 ・司令塔近接防御火器×2基2門 ‥‥‥(艦橋に2基2門)
他装備――
 ・波動防壁
 ・バリアミサイル
艦載機――
 ・コスモパルサー×36機
 ・特殊攻撃艇〈シナノ〉×1隻
機関部――
 ・六連装波動エンジン×1基
 ・補助エンジン×2基
運用数――
 ・約240名(通常クルー200名/パイロット36名)
詳細――
 ガミラス戦役からディンギル戦役までの、たった数年なれども激戦を戦い抜いた、地球の歴戦の戦艦。その名は天の川銀河に広まっているほど。
 ディンギル戦役で自沈したのを、南部重工大公社の全面的支援でアクエリアス氷塊から発掘され、密かに大規模修理と改装を重ねていった。1代目〈ヤマト〉に比して全幅が大型化しており、防御力の向上の為の新装甲を装備している上に、艦内に特殊攻撃艇〈シナノ〉を積み込んでいる。
 主兵装は、先代と同様の48p口径ショックカノンであるが、技術の向上によってブルーノア級以上の打撃力を誇る。
 また、自動化を促進されており、かの初期型〈ヤマト〉の999名から、200名へ大幅に省力化された。



艦級:春藍級指揮戦略艦
艦名:〈ミカサ〉〈クイーン・エリザベス〉〈クニャージ・スヴォーロフ〉
全長:555m
主兵装――
 火砲
 ・三連装波動砲(収束/拡散)×1基3門 ‥‥‥(艦首に1基3門)
 ・46p四連装ショックカノン砲塔×5基20門 ‥‥‥(前部に2基8門、後部に2基8門、艦底に1基4門)
 ・20p四連装ショックカノン砲塔×4基16門 ‥‥‥(艦橋基の前後左右に1基4門づつ)
 ・八連装対艦グレネード投射機×4基32門 ‥‥‥(前部両舷に2基16門づつ)
 魚雷/爆雷
 ・八連装亜空間爆雷投射機×2基16門 ‥‥‥(後部甲板に2基16門)
 ・八連装短魚雷発射管×2基16門 ‥‥‥(両舷に1基8門づつ)
 ・三連装速射魚雷発射管×2基6門 ‥‥‥(両舷に1基3門づつ)
 ミサイル
 ・八連装近接防御ミサイル発射機×2基 ‥‥‥(艦橋基左右に1基8門づつ)
 ・五連装ミサイル発射管×2基10セル ‥‥‥(艦底に2基10セル)
 ・八連装小型ミサイル発射管×3基24セル ‥‥‥(艦首甲板に3基24セル)
 近接火器
 ・12.7p四連装高角パルスレーザー砲塔×6基24門 ‥‥‥(両舷に3基12門づつ)
 ・拡散型8.8p連装パルスレーザー砲塔×8基16門 ‥‥‥(艦底に4基8門づつ)
 ・格納式 7.5p連装パルスレーザー砲塔×28基56門 ‥‥‥(両舷に14基28門づつ)
他装備――
 ・波動防壁
機関部――
 ・波動エンジン×2基
 ・補助エンジン×4基
運用数―――
 ・約120名
詳細――
 西暦2203年頃に建造された、当時の最強を自負した超弩級戦艦。設計基は、ガトランティス戦役時に開発されたアンドロメダ級戦艦であるが、艦体はより大型化し、全幅も波動エンジンを並列配置した事で大きくなった。
 特に波動砲発射口が3つという、今までにない搭載数を誇り、波動砲の破壊力はブルーノア級を上回る程である。主砲搭載数も当時では最大で、全部で20門という重武装に次いで、下方への砲撃も可能としていた事で、攻撃範囲はかなり広い。
 建造されてから10年以上経つも、地球防衛軍の戦闘艦年齢はまだ若い方に類しており、現役の春藍級は何回かの改装を受けて長持ちさせている。装甲板も強化改装を施されており、波動防壁も装備、防御力は建造時よりもパワーアップした。加えて、システムのアップデートも行われ、建造初期には約300名近く必要だった人員が、現在では120名規模にまで削減されている。
 春蘭級は、全部で6隻建造された。外周艦隊、外惑星艦隊、内惑星艦隊、本星防衛艦隊に各1隻づつ配備された他、アルデバラン星系、ケンタリウス星系の2星系に配備されていた。現在も現役で活躍中である。
就役艦――
 デザリアム戦役時に、1番艦〈シュンラン〉、2番艦〈モンタナ〉、3番艦〈クニャージャ・スヴォーロフ〉の3隻就役
 銀河大戦時に、4番艦〈ミカサ〉、5番艦〈チンエン〉、6番艦〈クイーン・エリザベス〉の3隻就役
戦没艦――
 デザリアム戦役時に、2番艦〈モンタナ〉戦没
 銀河大戦時に、5番艦〈チンエン〉戦没
 ディンギル戦役時に、1番艦〈シュンラン〉戦没



艦級:旗艦型スーパーアンドロメダ級戦艦
艦名:〈アガメムノン〉〈ヒエイ〉……etc
全長:390m
主兵装――
 火砲
 ・連装波動砲(拡散/収束)×1基2門 ‥‥‥(艦首に1基2門)
 ・40.6p三連装ショックカノン砲塔×3基9門 ‥‥‥(前部に2基6門、後部に1基3門)
 ・12.7p連装ショックカノン砲塔×2基4門 ‥‥‥(艦橋左右に1基2門づつ)
 魚雷/爆雷
 ・三連装魚雷発射管×2基6門 ‥‥‥(艦首両舷に1基3門づつ)
 ・四連装短魚雷発射管×4基16門 ‥‥‥ (両舷安定翼基部のバルジ状後部に2基8門づつ)
 ・八連装亜空間爆雷発射管×1基8門 ‥‥‥(艦橋基後に1基8門)
 ミサイル
 ・五連装ミサイル発射管×2基10セル ‥‥‥(艦底に2基10セル)
 ・六連装小型ミサイル発射管×3基18セル ‥‥‥(艦首甲板に3基18セル)
 近接火器
 ・格納式 近接戦闘用四連装側方光線投射砲×4基16門 ‥‥‥(両舷安定翼部のバルジ状後部に2基8門づつ)
 ・格納式 拡散型8.8p連装パルスレーザー砲塔×12基24門 ‥‥‥(艦橋基左右に6基12門づつ)
 ・格納式 7.5p連装パルスレーザー砲塔×12基24門 ‥‥‥(艦橋基左右に6基12門づつ)
 ・格納式 7.5p単装パルスレーザー砲塔×8基8門 ‥‥‥(艦橋天頂部に8基8門)
 特殊火器
 ・重力子スプレッド発射機×4基 ‥‥‥ (波動砲口上下にある4個のバルジ状構造内部に格納)
他装備――
 ・波動防壁
搭載機――
 ・コスモパルサー×28機
主機関――
 ・波動エンジン×1基
運用数――
 ・約170名(クルー80名、パイロット28名、整備士56名)
詳細――
 量産建造化された通常型スーパーアンドロメダ級の艦隊旗艦仕様型である。ただし、基本構造と性能はほぼ変わらない。変わっているのは、先代アンドロメダ級の新装備であった重力子スプレッド発射機を、波動砲口上下にある4つのバルジ状構造物に備えている事である。格納式で、使用する際には中央部がスライドし、艦内部から発射機が迫り出して来る仕組みになっている。コスト面の問題もあって、主力艦隊旗艦、或は分艦隊旗艦のみに施された特別兵装。
 その代わりに、バルジ状に元々装備されていた対艦グレネード発射機は撤去されている。



艦級:通常型スーパーアンドロメダ級戦艦
艦名:〈ヘルゴラント〉……etc
全長:390m
主兵装――
 火砲
 ・連装波動砲(拡散/収束)×1基2門 ‥‥‥(艦首に1基2門)
 ・40.6p三連装ショックカノン砲塔×3基9門 ‥‥‥(前部に2基6門、後部に1基3門)
 ・12.7p連装ショックカノン砲塔×2基4門 ‥‥‥(艦橋左右に1基2門づつ)
 ・八連装対艦グレネード投射機×4基32門 ‥‥‥(艦首左右の上下甲板のバルジ状に1基8門づつ)
 魚雷/爆雷
 ・三連装魚雷発射管×2基6門 ‥‥‥(艦首両舷に1基3門づつ)
 ・四連装短魚雷発射管×4基16門 ‥‥‥ (両舷安定翼基部のバルジ状後部に2基8門づつ)
 ・八連装亜空間爆雷発射管×1基8門 ‥‥‥(艦橋基後に1基8門)
 ミサイル
 ・五連装ミサイル発射管×2基10セル ‥‥‥(艦底に2基10セル)
 ・六連装小型ミサイル発射管×3基18セル ‥‥‥(艦首甲板に3基18セル)
 近接火器
 ・格納式 近接戦闘用四連装側方光線投射砲×4基16門 ‥‥‥(両舷安定翼部のバルジ状後部に2基8門づつ)
 ・格納式 拡散型8.8p連装パルスレーザー砲塔×12基24門 ‥‥‥(艦橋基左右に6基12門づつ)
 ・格納式 7.5p連装パルスレーザー砲塔×12基24門 ‥‥‥(艦橋基左右に6基12門づつ)
 ・格納式 7.5p単装パルスレーザー砲塔×8基8門 ‥‥‥(艦橋天頂部に8基8門)
他装備――
 ・波動防壁
搭載機――
 ・コスモパルサー×28機
主機関――
 ・波動エンジン×1基
運用数――
 ・約170名(クルー80名、パイロット28名、整備士56名)
詳細――
 ガトランティス戦役時に活躍したアンドロメダ級戦艦の後継型として設計、建造された量産型アンドロメダ級戦艦。設計思想を受け継いでいるだけあって雰囲気は残されているが、本格的に継承しているのは艦首の連装拡散波動砲と、一対の安定翼、そして艦底側にある2基のロケット状パーツのみ。
 艦体は、ドレッドノート級を踏襲しつつ(波動砲口と艦橋を除き)大型化している。艦首は連装波動砲かつ、2門の波動砲口を上下に仕切る様に存在する、ブレードの様な上下一対のノーズコーンを有する。主砲塔は3基9門のみと、先代に比べ火力に劣るが、1門辺りの威力は先代に比して向上している為、総合的な火力は概ね同等である。
 艦橋は、薄い楕円型を二段重ねにした様な土台に、塔状の大型レーダーマストを備えるという、先代アンドロメダ級とは大きく異なった形状となる。主砲数は先代よりも減少してしまっている為か威力不足に見えてしまう。
 なお通常型として建造されており、旗艦型にある重力子スプレッド発射機は未装備。代わりに対艦グレネード発射機を装備した。



艦級:コントロール型スーパーアンドロメダ級戦艦
艦名:〈エキドナ〉
全長:390m
主兵装――
 火砲
 ・連装波動砲(拡散/収束)×1基2門 ‥‥‥(艦首に1基2門)
 ・40.6p三連装ショックカノン砲塔×3基9門 ‥‥‥(前部に2基6門、後部に1基3門)
 ・12.7p連装ショックカノン砲塔×2基4門 ‥‥‥(艦橋基の左右に2基4門)
 ・四連装対艦グレネード投射機×4基16門 ‥‥‥(前部上下のバルジ状に1基4門づつ)
 魚雷/爆雷
 ・三連装魚雷発射管×2基6門 ‥‥‥(艦首両舷に1基3門づつ)
 ・四連装短魚雷発射管×4基16門 ‥‥‥ (両舷安定翼基部のバルジ状前部に2基8門づつ)
 ・八連装亜空間爆雷発射管×1基8門 ‥‥‥(艦橋基後に1基8門)
 ミサイル
 ・五連装ミサイル発射管×2基10セル ‥‥‥(艦底に2基10セル)
 ・六連装小型ミサイル発射管×3基18セル ‥‥‥(前部上甲板に18セル)
 近接火器
 ・格納式 近接戦闘用四連装側方光線投射砲×4基16門 ‥‥‥(両舷安定翼部のバルジ状後部に2基8門づつ)
 ・格納式 拡散型8.8p連装パルスレーザー砲塔×12基24門 ‥‥‥(艦橋基左右に6基12門づつ)
 ・格納式 7.5p連装パルスレーザー砲塔×12基24門 ‥‥‥(艦橋基左右に6基12門づつ)
 ・格納式 7.5p単装パルスレーザー砲塔×8基8門 ‥‥‥(艦橋天頂部に8基8門)
他装備――
 ・波動防壁
 ・無人艦遠隔操作用レドーム×2基
搭載機――
 ・コスモパルサー×28機
主機関――
 ・波動エンジン×1基
運用数――
 ・約100名
詳細――
 無人艦隊を指揮すべく建造されたスーパーアンドロメダ級の亜種艦。艦橋後部にスーパーコンピュータ用区画の増設を図っている。艦橋天辺――塔上レーダーマストの左右に、無人艦遠隔操作用のレドームを2基追加しているのが特徴。
 その他は、ほぼスーパーアンドロメダ級に準じている。なお、システム上のスペックは十分であったことから、兵装のオミットなどはされておらず、単艦での戦闘能力は申し分ない。元々は無人艦を統率する艦ではなかったが、対SUSに備えての戦力増強に鑑みて、無人艦の造船を決定したことで臨時改装を受けたもの。
 無人艦の指揮統率以外にも、より強化されたことにより卓越した情報処理能力を持っている。



艦級:ドレッドノート級主力戦艦
艦名:〈扶桑〉〈サウスダコタ〉〈デーバイ〉〈ティオネ〉〈アルミランテ・ラトーレ〉〈リットリオ〉〈イェロギオフ・アヴェロフ〉〈ブルターニュ〉‥‥‥etc
全長:300m
主兵装――
 火砲
 ・波動砲(拡散/収束)×1門 ‥‥‥(艦首に1門)
 ・35.6p三連装ショックカノン砲塔×3基9門 ‥‥‥(前部に2基6門、後部に1基3門)
 ・四連装対艦グレネード投射機×2基8門 ‥‥‥(上甲板左右のバルジ状に1基4門づつ)
 魚雷/爆雷
 ・四連装小型魚雷発射管×2基8門 ‥‥‥(艦首両舷に2基8門)
 ・四連装短魚雷発射管×4基16門 ‥‥‥ (両舷安定翼部のバルジ状上下に2基8門づつ)
 ・八連装亜空間爆雷投射機×1基8門 ‥‥‥ (艦橋基後部に1基8門)
 ミサイル
 ・四連装ミサイル発射管×2基8セル ‥‥‥(艦底に2基8セル)
 ・四連装小型ミサイル発射管×3基12セル ‥‥‥(前部上甲板に3基12セル)
 近接火器
 ・近接戦闘用五連装側方光線投射砲×2基10門 ‥‥‥(艦底第3艦橋基に2基10門)
 ・拡散型8.8p三連装高角パルスレーザー砲塔×2基6門 ‥‥‥(艦橋左右に2基6門)
 ・格納式 7.5p連装パルスレーザー砲塔×10基20門 ‥‥‥(両舷に5基10門づつ)
他装備――
 ・波動防壁
艦載機――
 ・連絡艇×2機
主機関――
 ・波動エンジン×1基
運用数――
 ・約70名
詳細――
 地球防衛軍が新たにモデルチェンジした主力級戦艦。基本設計はガトランティス戦役時の主力戦艦であり、その丸みのある長方体型の艦体を受け継いでいる。量産性とメンテナンス性を考慮したブロック式建造法もそのまま受け継いでおり、艦橋構造も大小ブロックを2個重ねた様な形である。艦底には、上部艦橋と対になる様にして第3艦橋が設けられているのも、本級からの特徴。
 そして、戦艦としての対艦載機用の機銃座数の不足を補うため、多くの機銃が格納式で増設されている。地球防衛軍の艦隊の中核として、多くのドレッドノート級が就役しており、長距離〜中距離砲撃戦を優位に進める。
 運用人数は、300m級の艦体規模でありながらも、発達したAI運用機能によって、たった100名あまりで運用可能となっている。



艦級:コントロール型ドレッドノート級戦艦
艦名:〈ティアマト〉
全長:300m
主兵装――
 ・波動砲(拡散/収束)×1門 ‥‥‥(艦首に1門)
 ・35.6p三連装ショックカノン砲塔×2基6門 ‥‥‥(前部に2基6門)
 ・四連装対艦グレネード投射機×2基8門 ‥‥‥(上甲板左右のバルジ状に1基4門づつ)
 魚雷/爆雷
 ・四連装小型魚雷発射管×2基8門 ‥‥‥(艦首両舷に2基8門)
 ・四連装短魚雷発射管×4基16門 ‥‥‥ (両舷安定翼部のバルジ状上下に2基8門づつ)
 ・八連装亜空間爆雷投射機×1基8門 ‥‥‥ (艦橋基後部に1基8門)
 ミサイル
 ・四連装ミサイル発射管×2基8セル ‥‥‥(艦底に2基8セル)
 ・四連装小型ミサイル発射管×3基12セル ‥‥‥(前部上甲板に3基12セル)
 近接火器
 ・近接戦闘用五連装側方光線投射砲×2基10門 ‥‥‥(艦底第3艦橋基に2基10門)
 ・拡散型8.8p三連装高角パルスレーザー砲塔×2基6門 ‥‥‥(艦橋左右に2基6門)
 ・格納式 7.5p連装パルスレーザー砲塔×10基20門 ‥‥‥(両舷に5基10門づつ)
他装備――
 ・波動防壁
主機関――
 ・波動エンジン×1基
運用数――
 ・約80名
詳細――
  無人艦を指揮する為に改良された改スーパーアンドロメダ級と、同じ目的で建造されたドレッドノート級の亜種艦。こちらはコンピュータの容量が明らかに足ら無いことが問題となり、そのコンピュータ設備等を増設する為に専用ブロックを、第3主砲を撤去した部分に搭載している。戦闘能力は二の次にして、兎に角は指揮能力や情報処理能力を主眼にしているのは当然とも言えるだろう。


―巡洋艦―



艦級:最上級巡洋艦
艦名:〈プリンツ・オイゲン〉〈タイコンデロガ〉……etc
全長:240m
主兵装――
 火砲
 ・波動砲(収束/拡散)×1門 ‥‥‥(艦首に1門)
 ・20p連装ショックカノン砲塔×3基6門 ‥‥‥(前部上甲板に2基4門、前部艦底に1基2門)
 ・15.5p三連装ショックカノン砲塔×2基6門 ‥‥‥(後部両舷に2基6門)
 魚雷/爆雷
 ・四連装小型魚雷発射管×4基16門 ‥‥‥(前部両舷に2基8門づつ)
 ・四連装短魚雷発射管×4基16門 ‥‥‥ (両舷安定翼部のバルジ状上下に2基8門づつ)
 ・八連装亜空間爆雷投射機×1基8門 ‥‥‥ (艦橋基後に1基8門)
 ミサイル
 ・八連装ミサイル発射機×1基8門 ‥‥‥(艦橋基前に1基8門)
 ・四連装ミサイル発射管×2基8セル ‥‥‥(艦底に2基8セル)
 近接火器
 ・近接戦闘用四連装側方光線投射砲×2基8門 ‥‥‥ (艦橋基左右に2基8門)
 ・格納式 12.7p四連装高角パルスレーザー砲塔×4基16門 ‥‥‥ (艦橋基左右に2基8門づつ)
 ・格納式 拡散型8.8p連装パルスレーザー砲塔×4基8門 ‥‥‥ (両舷に2基4門づつ)
 ・格納式 7.5p連装パルスレーザー砲塔×8基16門 ‥‥‥(両舷に4基8門づつ)
他装備――
 ・波動防壁
主機関――
 ・波動エンジン×1基
運用数――
 ・約50名
詳細――
 ガトランティス戦役時の巡洋艦を再設計した新型巡洋艦で、葉巻型あるいはロケット型の艦体をしている。艦体規模もかなり大型化している。多様性の性能を持って就役し、役割は艦隊の主力のみならず、パトロール、護衛もこなす事が可能であるが、中には高性能のレーダーを搭載したタイプも存在している。
 そして、戦闘艦としての能力も勿論強力であり、実弾兵器の搭載量に関しては随一を誇る。砲撃戦では中距離戦で活躍する。威力よりも速射能力で敵を牽制し、ミサイルで止めを刺す戦法を得意とする他、機動性を生かした一撃離脱も可能。
 そういった特性を生かして、駆逐艦との共同行動も可能としているが、やはり多くは戦艦等の護衛等であろう。対艦載機能力と迎撃率も高い。



艦級:インディアナポリス級パトロール艦
艦名:〈インディアナポリス〉……etc
全長:240m
主兵装――
 火砲
 ・波動砲(収束/拡散)×1門 ‥‥‥(艦首に1門)
 ・20p連装ショックカノン砲塔×3基6門 ‥‥‥(前部甲板に2基4門、前部艦底に1基2門)
 魚雷/爆雷
 ・四連装短魚雷発射管×4基16門 ‥‥‥ (両舷安定翼部のバルジ状上下に2基8門づつ)
 ・八連装亜空間爆雷投射機×1基8門 ‥‥‥ (艦橋基後に1基8門)
 ミサイル
 ・四連装ミサイル発射管×2基8セル ‥‥‥(艦底に2基8セル)
 近接火器
 ・格納式 拡散型8.8p連装パルスレーザー砲塔×4基8門 ‥‥‥ (両舷に2基4門づつ)
 ・格納式 7.5p連装パルスレーザー砲塔×4基8門 ‥‥‥(両舷に2基4門づつ)
他装備――
 ・波動防壁
主機関――
 ・波動エンジン×1基
運用数――
 ・約50名
詳細――
 パトロール仕様に設計された、最上級巡洋艦の派生型。高度なレーダー索敵システムを備え、主に星系周辺の警備活動に使用されている。索敵範囲が通常より1.5倍広いが、その索敵能力と通信能力などに全力を注がれている設計故、武装は大幅に減らされており、その分をシステムなどの機械を盛り込んでいる。また、最上級に比して武装が減り、重量も減ったことから機動力や加速力も優れている。
 最上級に比べて人員がやや多いのは、長期単独行動を考慮した交代要員等の為である。



艦級:ファランクス級装甲巡洋艦
艦名:1番艦〈ファランクス〉
全長:242m
主兵装――
 火砲
 ・波動砲(収束/拡散)×1門 ‥‥‥(艦首に1門)
 ・203oガトリング砲塔×3基3門 ‥‥‥(前部に2基2門、艦底後部に1基1門)
 魚雷/爆雷
 ・連装魚雷発射管×2基4門 ‥‥‥(艦首下部に2基4門)
 ミサイル
 ・八連装ミサイル発射機×1基8門 ‥‥‥ (艦橋基前に1基8門)
 ・四連装ミサイル発射管×2基8セル ‥‥‥(艦底に2基8セル)
 近接火器
 ・12.7p連装高角パルスレーザー砲塔×4基8門 ‥‥‥(両舷に2基4門づつ)
 ・拡散型8.8p三連装パルスレーザー砲塔×2基6門 ‥‥‥ (艦橋基左右に2基6門)
 ・7.5p連装パルスレーザー砲塔×10基20門 ‥‥‥(両舷に5基10門づつ)
他装備――
 ・波動防壁
主機関――
 ・波動エンジン×1基
 ・補助エンジン×2基
運用数――
 ・約60名
詳細――
 ガトリング砲を主兵装として、ディンギル戦役時の巡洋艦を改装した艦。箱型(平面と直線を多用した)の様なデザインは、旧式巡洋艦が元である。当時は艦体サイズ大きかった為に、〈旧ヤマト〉に匹敵する大きさである。
 試験的な意味合いでガトリング砲を搭載し、そのエネルギー消費率の改善のために波動エンジンを3基も搭載したのだが、他勢力のようなガトリング砲とは異なり、連射出来てもその1発ずつの威力が高い為に計算外のエネルギー消耗が起きてしまった。
 エネルギーを空にするつもりで撃てば、3分30秒は連射が可能であるもそれは避けるべき事態であった。
 航行用エネルギーなども考慮して連続砲撃をした場合には3分15秒が限界。大型の艦体をしていたが年代の変わり目に合わせて装甲も徐々に追加され、戦艦にやや劣るくらいの重装甲を実現した。
 真田をして“理論が先に走った艦”と批評されてしまっている事で有名でもある。


―駆逐艦―



艦級:フレッチャー級駆逐艦
艦名:〈霞〉〈アーレイ・バーク〉‥‥‥etc
全長:160m
主兵装――
 火砲
 ・15.5p連装ショックカノン砲塔×2基4門 ‥‥‥(前部甲板に1基2門、前部艦底に1基2門)
 ・12.7p連装ショックカノン砲塔(両用砲)×4基8門 ‥‥‥(後部両舷に2基4門づつ)
 魚雷/爆雷
 ・連装魚雷発射管×2基4門 ‥‥‥(艦首両舷に2基4門)
 ・四連装小型発射管×4基16門 ‥‥‥(前部両舷に2基8門づつ)
 ・六連装亜空間爆雷投射機×1基6門 ‥‥‥ (後部艦底に1基6門)
 ミサイル
 ・六連装小型ミサイル発射機×2基12門 ‥‥‥(艦橋基前後に2基12門)
 ・三連装ミサイル発射管×2基6セル ‥‥‥ (艦底に2基6セル)
 近接火器
 ・近接戦闘用三連装側方光線投射砲×2基6門 ‥‥‥ (両舷に2基6門)
 ・格納式 7.5p連装パルスレーザー砲塔×8基16門 ‥‥‥(両舷に4基8門づつ)
他装備――
 ・波動防壁
主機関――
 ・波動エンジン×1基
運用数――
 ・約30名
詳細――
 ガトランティス戦役時の駆逐艦を再設計した駆逐艦で、幾分か大型化している。葉巻型、ロケット型の艦体をしており、艦艇の中で尤も足の速い小型快速艦である。
 運用法は多様で巡洋艦とセットになって、パトロール艦隊を構成したり、その快速を生かして輸送艦の護衛艦としても運用が可能。艦隊戦では中距離〜近距離で威力を発揮する艦で、その快速を最大限に生かした突撃や一撃離脱時の、ミサイル兵器の一斉発射、主砲の連射は脅威である。
 元々対艦専用のミサイル兵器に重点を置いた艦であるが、駆逐艦という艦種故に被弾する確率も尤も高く、損耗率も高い。


―特殊艦―



艦級:ゲートブレイカー級無人艦
艦名:1番艦〜8番艦
全長:300m
主兵装:自爆用ヘッドボルト・プライマー
機関部:波動エンジン×1基
詳細――
 〈トレーダー〉の次元転移を手助けするために使用された特殊無人艦。元々はディンギル戦役時に就役した戦艦であるが、予備役入りしたものを引っ張り出して〈アムルタート〉の次元転移能力を補佐するためのものとして手を加えられた。
 武装は殆んど外されており、艦橋も無人使用となっている。残るは艦首波動砲のみ。これら8隻がエネルギーを限界点まで上げて〈アムルタート〉の転移機能を大幅に補助、そして各艦の配置位置から魔法エネルギーが放出されて巨大な魔法陣を形成する。
 だが、必要以上にフル稼働させていたために許容範囲を超えた瞬間に耐えきれず爆破、残らず沈むこととなった。


―艦載機―



機種:多目的戦闘機〈コスモパルサー〉
全長:20m
主兵装――
 ・機関銃×6門 ‥‥‥(機首に6門)
 ・対空/対艦ミサイル×14発 ‥‥‥(両翼に計14発)
 ・大型ミサイル×4発 ‥‥‥(両翼に計4発)
 ・重爆用大型ポッド×2発 ‥‥‥(追加モジュール式)
詳細――
 地球連邦が新たに量産した主力戦闘機。大気圏内でも十分に通用する航空戦闘機スタイルに、過度とも言える重装備のミサイルの数々。
 対空/対艦共にこなす運用性の高い戦闘機に仕上がっており、ベルデルファイターとは性能面で大きく上回る。
 また、多量の爆薬を仕込んだ、大型ポッドを装着することで、重爆撃機として運用も可能である。



艦種:対艦攻撃機〈彩雲〉
全長:25m
主兵装――
 ・機関砲×6門 ‥‥‥(機首に6門)
 ・大型対艦用機関砲×8門 ‥‥‥(主翼に計8門)
詳細――
 ミサイル兵装ではなく、対艦用機関砲を搭載したタイプの機体。ショックカノンとはいかないが、戦艦とは言え確実なダメージを与える事は可能。
 通常よりも全長が大きいのは、機体自身ではなく搭載した艦載砲の砲身が長いためである。


―戦闘車輛―



車種:16式重戦車〈タイフーンU〉
全長:11m(車体全長:8.1m)
車体全幅:4.2m
主兵装――
 ・45口径100o連装陽電子砲塔×1基2門
 ・7.62o機銃×1基 ‥‥‥(砲塔同軸に1基)
 ・12.7o機銃×1基 ‥‥‥(砲塔上部に1基)
 ・四連装煙幕射出機×2基 ‥‥‥(砲塔側面に2機8発)
速力――
 ・70q(未舗装地、荒地の場合は50q)
詳細――
 地球防衛軍が2216年に生産を開始した主力戦車。デザリアム戦役に就役していた戦車の発展型といえるタイプである。
これの元祖または参考となったのは、旧ガミラス帝国の主力戦車サルバーS-W型だった。土星衛星エンケラドゥスにて、〈ヤマト〉を攻撃してきた際に破壊されたものを防衛軍が確保し、解体/解析を行った。
 当時の防衛軍でも実用化に苦労した艦載砲の陽電子砲を、より小型の戦車にまで起用されていたことに関係者は驚愕したといわれる。
 この解析データを基に戦車開発が進められ生産されるものの、活躍する機会が無いという不遇が続いた。
 16式重戦車は、防衛軍が新たに開発した超小型波動エンジンを搭載したことにより、戦車としては破格の性能を出すことが可能となった。これにより陽電子砲を始めとして、実弾も発砲可能な戦車へと生まれ変わった。



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