地球連邦・2
〜〜地球連邦編・2(旧式&鹵獲艦)〜〜

艦級:長門級戦艦
艦名:
全長:300m
主兵装――
 火砲
 ・波動砲(拡散/収束)×1門 ‥‥‥(艦首に1門)
 ・35.6p三連装ショックカノン砲塔×3基9門 ‥‥‥(前部に2基6門、後部に1基3門)
 魚雷/爆雷
 ・大型魚雷発射管×2門 ‥‥‥(艦首下部左右に1門づつ)
 ・三連装小型魚雷発射管×2基6門 ‥‥‥ (艦首上部左右に2基6門)
 ・六連装短魚雷発射管×2基12門 ‥‥‥ (前部左右のバルジ状に1基6門づつ)
 ・八連装亜空間爆雷投射機×1基8門 ‥‥‥ (艦橋基後に1基8門)
 ミサイル
 ・VLS×16セル ‥‥‥(前部甲板に8セル、艦底に8セル)
 近接火器
 ・格納式 近接戦闘用六連装側方光線投射砲×2基12門 ‥‥‥ (両舷に1基6門づつ)
 ・12.7p四連装高角パルスレーザー砲塔×4基16門 ‥‥‥(両舷に4基8門づつ)
 ・拡散型8.8p三連装パルスレーザー砲塔×4基12門 ‥‥‥ (両舷に4基6門づつ)
 ・7.5p連装パルスレーザー砲塔×8基16門 ‥‥‥(両舷に4基8門づつ)
他装備――
 ・波動防壁
機関部――
 ・波動エンジン×1基
運用数――
 :約120名
詳細――
 ディンギル戦役時に就役した、地球防衛軍の大型主力戦艦。旧主力戦艦よりも50mほど大型化されているものの、基本的なコンセプトは変わりない。
 ただし、従来の主力艦艇と違い、台形に近い箱型の艦体で全体的にのっぺりとした印象を受ける。〈ヤマト〉の様な曲面ではなく、平面で覆うようなものだ。特に艦首部分の構造は、〈ヤマト〉及びアリゾナ級独特のバルバス・バウを延長させた様な外見である。艦首波動砲発射口は六角形となっており、艦中央両舷からインテーク上の構造物が取り付けられているため、全体的に重厚感溢れるデザインにもなっている。
 元々は、イギリス造船メーカーで試作されたPOW級戦艦を参考にして、日本造船メーカーが再設計した。それ故に雰囲気はPOW級に似ているのが分かる。ある意味で、日英のハーフ戦艦とも言える艦である。
 生産性と整備性を重視した設計となっており、他艦との部品交換や艦のモジュール交換などが可能とされている。
 2代目となるドレッドノート級戦艦が就役するまで、長い期間で活動を続けた功労艦でもある。



艦級:ノーフォーク級巡洋艦
艦名:
全長:240m
主兵装――
 火砲
 ・波動砲(拡散/収束)×1門 ‥‥‥(艦首に1門)
 ・20p三連装ショックカノン砲塔×2基6門 ‥‥‥(前部に2基)
 魚雷/爆雷
 ・連装魚雷発射管×2基4門 ‥‥‥(艦首下部左右に1基2門づつ)
 ・連装小型魚雷発射管×2基4門 ‥‥‥ (艦首両舷に1基2門づつ)
 ・六連装亜空間爆雷投射機×1基6門 ‥‥‥ (艦橋基後に1基6門)
 ミサイル
 ・八連装ミサイル発射機×1基8門 ‥‥‥(艦橋基前に1基6門)
 ・小型VLS×8セル ‥‥‥(艦底部に8セル)
 近接火器
 ・格納式 近接戦闘用五連装側方光線投射砲×2基10門 ‥‥‥(両舷に1基8門づつ)
 ・拡散型8.8p連装パルスレーザー砲塔×4基8門 ‥‥‥(両舷に2基4門づつ)
 ・格納式 7.5p連装パルスレーザー砲塔×4基8門 ‥‥‥ (両舷に2基4門づつ)
 その他
 ・カタパルト×1基 ‥‥‥(艦橋後部に1基)
他装備――
 ・波動防壁
艦載機――
 ・コスモタイガーU×4機〜6機
機関部――
 ・波動エンジン×1基
運用数――
 ・約70名
詳細――
 ディンギル戦役時に就役していた大型巡洋艦。長門級戦艦を基にしてサイズダウンを図ったタイプ。しかし、機動性を高めるために後部主砲は取り付けていない。さらに、カタパルトを装備し、艦載機による偵察機能を向上させている。
 因みに波動砲発射口は、長門級戦艦よりも平べったい六角形である。
 後の最上級巡洋艦が就役するまで、長門級と同じく長い期間を運用されていた。



艦級:リヴァモア級駆逐艦
艦名:
全長:200m
主兵装――
 火砲
 ・15.5p連装ショックカノン砲塔×1基2門 ‥‥‥(前部に1基2門)
 魚雷/爆雷
 ・連装魚雷発射管×4基8門 ‥‥‥(艦首に2基4門、艦尾に2基4門)
 ・格納式 連装亜空間魚雷発射管×2基4門 ‥‥‥ (艦橋基左右に1基2門づつ)
 ミサイル
 ・六連装ミサイル発射機×1基6門 ‥‥‥(艦橋基前に1基6門)
 ・小型VLS×12セル ‥‥‥(艦底部に6セル、前部甲板に6セル)
 近接火器
 ・格納式 近接戦闘用四連装側方光線投射砲×2基8門 ‥‥‥(両舷に1基4門づつ)
 ・拡散型8.8p連装高角パルスレーザー砲塔×2基4門 ‥‥‥(両舷に1基2門づつ)
 ・格納式 7.5p連装パルスレーザー砲塔×4基8門 ‥‥‥ (両舷に2基4門づつ)
他装備――
 ・波動防壁
搭載機――
 ・救助艇×2隻
機関部――
 ・波動エンジン×1基
運用数――
 ・約60名
詳細――
 ディンギル戦役時に就役していた大型駆逐艦。他の艦とは違い角ばっている部分は無く、水上艦に一番近い形状をしている(特に艦前半部)。ノーフォーク級と同様に前面攻撃型であり、機動性と加速性も防衛軍随一。ただし、武装数が少ないのがネックでもある。
 性能的には問題なかったのだが、ディンギル戦役時に大多数の艦が戦没してしまった。戦後、護衛任務には十分適していることから、護衛船団の護衛任務にも長らく活用された。



艦級:アリゾナ級戦艦
艦名:〈ミズーリ〉
全長:340m
主兵装――
 火砲
 ・波動砲(拡散/収束)×1門 ‥‥‥(艦首に1門)
 ・40.6p三連装ショックカノン砲塔×3基12門 ‥‥‥(前部に2基6門、後部に1基3門)
 ・20p三連装ショックカノン砲塔×2基6門 ‥‥‥(前部両舷に1基3門づつ)
 ・四連装対艦グレネード投射機×2基8門 ‥‥‥(前部左右のバルジ状に1基4門づつ)
 魚雷/爆雷
 ・三連装魚雷発射管×4基12門 ‥‥‥(艦首に2基6門、艦尾に2基6門)
 ・六連装短魚雷発射管×2基12門 ‥‥‥ (両舷バルジ状に1基6門づつ)
 ・連装亜空間魚雷発射管×4基8門 ‥‥‥ (両舷に2基3門づつ)
 ミサイル
 ・VLS×12セル ‥‥‥(煙突に8セル、艦底部に8セル)
 ・小型VLS×12セル ‥‥‥ (前部甲板に12セル)
 近接火器
 ・格納式 近接戦闘用六連装側方光線投射砲×2基12門 ‥‥‥(両舷に1基6門づつ)
 ・司令塔防御ショックフィールド砲×2基 ‥‥‥ (艦橋基左右に1基づつ)
 ・12.7p四連装高角パルスレーザー砲塔×6基24門 ‥‥‥(両舷に3基12門づつ)
 ・拡散型8.8p三連装パルスレーザー砲塔×4基12門 ‥‥‥(両舷に2基6門づつ)
 ・格納式 7.5p連装パルスレーザー砲塔×6基12門 ‥‥‥ (両舷に3基6門づつ)
他装備――
 ・波動防壁
機関部――
 ・波動エンジン×1基
 ・補助エンジン×4基
運用数――
 ・約180名
詳細――
 銀河大戦時に地球連邦で企画された、次期主力戦艦建造計画においてアメリカ造船メーカーが試作的に建造した強力な宇宙戦艦。
 外見は、艦体の前半部が大和級を参考に、後半部がアンドロメダ級を参考にして繋げたような印象を与える。艦橋はドレッドノート級に準じている。また興味深いのは、日本国〈ヤマト〉以外には採用されなかった煙突ミサイルを装備しているのも本艦最大の特徴である。
 艦体規模は、他国戦艦に比べて小さく纏められてこそいるが、その打撃力は他国戦艦を遥かに上回り、正面攻撃力は〈ヤマト〉の1.5倍程の差を付けていた。副砲が両舷に取り付けられた為に砲撃範囲が広くなっている。
 全体的なスペックは圧倒的であったが、加重武装を施した結果として建造コストも当然ながら跳ね上がってしまい、結果として時期主力としての座を奪われる結果となってしまった。
 ただし、戦闘能力の高さは折り紙付きで、1番艦〈アリゾナ〉は調査船団を護るために単艦でボラー連邦艦隊との死闘を演じて玉砕している。波動砲で半壊させた他、砲撃戦で10隻以上を撃沈したものの敗れてしまったが、その圧倒的戦闘能力はボラー連邦内でも注目の的となった。



艦級:POW(プリンス・オブ・ウェールズ)級戦艦
艦名:〈ネルソン〉〈ロドネイ〉
全長:315m
主兵装――
 火砲
 ・波動砲(拡散/収束)×1門 ‥‥‥(艦首に1門)
 ・35.6p連装ショックカノン砲塔×4基8門 ‥‥‥(前部に3基6門、後部に1基2門)
 魚雷/爆雷
 ・連装魚雷発射管×2基4門 ‥‥‥ (波動砲口両舷に1基2門づつ)
 ・六連装小型魚雷発射×2基12門 ‥‥‥ (両舷に1基6門づつ)
 ・六連装短魚雷発射管×2基12門 ‥‥‥ (両舷のバルジ状に1基6門づつ)
 ・亜空間魚雷発射管×2門 ‥‥‥ (艦首ノズルコーン左右に1門づつ)
 ミサイル
 ・VLS×16セル ‥‥‥(前部甲板に8セル、艦底部に8セル)
 近接火器
 ・格納式 近接戦闘用六連装側方光線投射砲×2基12門 ‥‥‥(両舷に1基6門づつ)
 ・12.7p四連装高角パルスレーザー砲塔×4基16門 ‥‥‥(両舷に2基8門づつ)
 ・格納式 拡散型8.8p三連装パルスレーザー砲塔×2基6門 ‥‥‥ (両舷に1基3門づつ)
 ・格納式 7.5p連装パルスレーザー砲塔×8基16門 ‥‥‥(両舷に4基8門づつ)
他装備――
 ・波動防壁
機関部――
 ・波動エンジン×1基
運用数――
 ・約150名
詳細――
 銀河大戦直前の時期に計画された次期主力戦艦建造計画にて、ヨーロッパ州のイギリス造船メーカーが開発した試作型戦艦である。
 全体的に簡素で葉巻型の形状をしており、艦首は上半分がコーン型で下半分が波動砲発射口になっている。全長は長く、かつスマートなシルエットをしている。さらに甲板上もさっぱりとしており、主砲4基と艦橋構造物以外、何もないに等しい。同時期に建造された競争艦に近いものとしてビスマルク級があるが、それと比べるとスマート故にやや重厚さが足りない。
 だが、この艦の最大のコンセプトは、『生産性』『メンテナンス性』それに見合う『適度な戦闘能力』を掲げられている。戦闘能力は、必要以上に求められなかった結果として、全体の建造コストも従来の戦艦と同等に収まっている上に、余裕のある拡張性ももたらされていた。1隻のコスト費用が高いアリゾナ級よりも量産性に優れるとともに、通常の戦艦としての性能も申し分ない事が判明。後の長門級に発展することとなった。



艦級:ビスマルク級重装甲ミサイル戦艦
艦名:〈ティルピッツ〉
全長:330m
主兵装――
 火砲
 ・波動砲(拡散/収束)×1門 ‥‥‥(艦首に1門)
 ・格納式40.6p連装ショックカノン砲塔×3基6門 ‥‥‥(前部に1基2門、後部に1基2門、艦底部に1基2門)
 魚雷/爆雷
 ・連装大型魚雷発射管×4基8門 ‥‥‥(艦首に2基4門、艦尾に2基4門)
 ・四連装魚雷発射管×4基16門 ‥‥‥(艦首に2基8門、艦尾に2基8門)
 ・八連装短魚雷発射管×2基16門 ‥‥‥(両舷バルジ状に1基8門づつ)
 ・三連装亜空間魚雷発射管×2基6門 ‥‥‥ (前部両舷に1基3門づつ)
 ・八連装亜空間爆雷投射機×1基8門 ‥‥‥ (艦橋基後に1基8門)
 ミサイル
 ・VLS×40セル ‥‥‥(前部甲板に12セル、後部甲板に12セル、前部艦底に8セル、中央艦底に8セル)
 ・小型VLS×60セル ‥‥‥ (前部甲板に20セル、後部甲板に16セル、前部艦底に12セル、後部艦底に12セル)
 近接火器
 ・格納式 12.7p四連装高角パルスレーザー砲塔×6基24門 ‥‥‥(両舷に3基12門づつ)
 ・格納式 拡散型8.8p三連装パルスレーザー砲塔×4基12門 ‥‥‥(両舷に2基6門づつ)
 ・格納式 7.5p連装パルスレーザー砲塔×10基20門 ‥‥‥ (両舷に5基10門づつ)
他装備――
 ・波動防壁
機関部――
 ・波動エンジン×1基
運用数――
 ・約170名
詳細――
 次期主力戦艦建造計画において、ヨーロッパ州のドイツ造船メーカーが開発した試作戦艦。
 潜水艦型または葉巻型とも言える艦体をしている。艦橋構造物はアンドロメダ級に準じている。外見上、艦橋以外の武装や構造物が見当たらないが、これは魚雷や爆雷、並びにミサイルを主力とした戦艦であることと、加えて全ての主砲や副砲、対空火器は格納式である為だ。何故、格納式なのかは定かではないが、ある意味では敵を油断させる効果もあるかもしれない。とはいえ砲撃戦では圧倒的に火力不足は否めない。
 だが、空間魚雷と各種ミサイルだけで154門を装備しているという、他国戦艦に比べて尋常ではない実弾火力を有しているのが最大の特徴。その為“ミサイル戦艦”とも呼ばれた。そして予備ミサイルも多く保有する必要があり、そのスペースを確保する為に主砲を削減したと言っても過言ではない。
 また、被弾した時の実弾誘爆の危険防止を施すと同時に防御力の向上も測られ、全体装甲はアリゾナ級よりも1.5割増しの厚みとなっている。故にミサイル戦艦とは別に、重装甲戦艦なる渾名も有しており、他国艦艇の中で尤も堅牢な防御を持つ戦艦として注目を集めたが、コスト高騰となり採用は見送られた。



艦級:ノーウィック級戦艦
艦名:〈エカチェリーナ〉〈セヴァストポリ〉
全長:290m
主兵装――
 火砲
 ・波動砲(拡散/収束)×1門 ‥‥‥(艦首に1門)
 ・35.6p三連装ショックカノン砲塔×3基9門 ‥‥‥(前部に1基3門、両舷に2基6門)
 ・20p三連装ショックカノン砲塔×4基12門 ‥‥‥(左右バルジ状構造物の上下に2基6門づつ)
 ・固定式 20p連装ショックカノン砲塔×3基6門 ‥‥‥(前部甲板、両舷に1基3門づつ)
 魚雷/爆雷
 ・四連装魚雷発射管×2基8門 ‥‥‥(艦首両舷に1基4門づつ)
 ・三連装魚雷発射管×2基6門 ‥‥‥ (艦尾両舷に1基3門づつ)
 ・六連装亜空間爆雷投射機×1基6門 ‥‥‥ (艦橋基後に1基6門)
 ミサイル
 ・VLS×16セル ‥‥‥(後部甲板に8セル、艦底に8セル)
 ・小型VLS×9セル ‥‥‥ (前部甲板に9セル)
 近接火器
 ・格納式 12.7p四連装高角パルスレーザー砲塔×6基24門 ‥‥‥(両舷に3基12門づつ)
 ・格納式 拡散型8.8p三連装パルスレーザー砲塔×3基9門 ‥‥‥ (艦橋基左右に1基6門づつ、後に1基3門)
 ・格納式 7.5p連装パルスレーザー砲塔×8基16門 ‥‥‥(両舷に4基8門づつ)
機関部――
 ・波動エンジン×1基
 ・補助エンジン×2基
運用数――
 ・約180名
詳細――
 アジア州管区ロシア造船メーカーが生み出した次世代型主力戦艦の試作艦。
 形式は、かなり古典的で、六角柱型のロケット型艦体と、左右に外殻パーツとして補助エンジンブロックを備え付けている上に、艦橋は埋没式という見た目からしてロケットである。打ち上げる方式も昔ながらの垂直発射システムを利用するため、どうしても見劣り艦は避けられない。それでも当時の最新鋭の技術を盛り込んだ戦艦である。
 シンプル故に基本構造はしっかりとされた上に装甲も厚いだけでなく、被弾に強いのが特徴だ。快速性もPOW級に勝るとも劣らない。
 ただし、純粋な戦艦としての機能を見た場合は劣らざるを得ず、どちらかと言えば巡洋戦艦という風格がマッチしている。



艦級:クレイモア級無人戦艦
艦名:
全長:303m
主兵装――
 火砲
 ・縦列式連装波動砲(収束/拡散)×1基2門 ‥‥‥(艦首に1基2門)
 ・38.6p四連装ショックカノン砲塔×4基16門 ‥‥‥(前部に2基8門、後部に1基4門、下部に1基4門)
 魚雷/爆雷
 ・連装大型魚雷発射管×2基4門 ‥‥‥ (前部両舷に1基2門づつ)
 ・三連装小型魚雷発射管×2基6門 ‥‥‥ (両舷バルジ状に1基3門づつ)
 ・八連装亜空間爆雷投射機×1基8門 ‥‥‥ (艦橋基後に1基8門)
 ミサイル
 ・VLS×10セル ‥‥‥(前部甲板に8セル、艦底に6セル)
 ・八連装舷側ミサイル発射管×2基16門 ‥‥‥(両舷に1基8門づつ)
 近接火器
 ・12.7p四連装パルスレーザー砲塔×6基24門 ‥‥‥(両舷に3基9門づつ)
 ・拡散型8.8p三連装パルスレーザー砲塔×2基6門 ‥‥‥(両舷に1基3門づつ)
 ・7.5p連装パルスレーザー砲塔×8基16門 ‥‥‥ (両舷に4基8門づつ)
機関部――
 ・波動エンジン×2基
運用数――
 ・0人
詳細――
 デザリアム戦役時に就役していたAI自律運用を目指して設計・建造された無人戦艦。ガトランティス戦役で建造された、無人式ドレッドノート級戦艦で得た経験をもとに造られている。無人艦隊計画に基づき建造された戦艦であり、純粋な火力面においては、まさに当時では春藍級に告ぐ火力を有していたと言える。艦体の基本構造は、概ねドレッドノート級であるが、ブリッジは無線傍受用アンテナが建っているだけ。そして艦首と艦尾は大きく異なる。
 珍しくも、波動砲射出口は、並列ではなく縦列に2つ並んでおり、メインエンジンも上下に並んでいる。無人兵器故の大火力ではあるが、搭載されたAI自律運用システムは、概ね人と同じ思考能力を有する完全自律制御となっている。が、あくまでも人間の指揮運用が前提である為、勝手な行動は出来ない様にプログラムされている。



艦級:ファントム級無人巡洋艦
艦名:
全長:260m
主兵装――
 火砲
 ・波動砲×1門 ‥‥‥(艦首下部に1門)
 ・20p連装ショックカノン砲塔×3基6門 ‥‥‥(前部上甲板に2基4門、前部艦底に1基2門)
 ・15p連装ショックカノン砲塔×1基2門 ‥‥‥(後部上甲板に1基2門)
 魚雷/爆雷
 ・三連装魚雷発射管×4基12門 ‥‥‥(艦首両舷に2基6門づつ)
 ・大型魚雷発射管×4門 ‥‥‥(艦首両舷に2門づつ)
 ・八連装亜空間爆雷投射機×1基8門 ‥‥‥(艦底部に1基8門)
 近接火器
 ・拡散型8.8p三連装パルスレーザー砲塔×4基12門 ‥‥‥ (指揮アンテナ周囲に4基12門)
 ・7.5p連装パルスレーザー砲塔×10基20門 ‥‥‥(両舷に5基10門づつ)
機関部――
 ・波動エンジン×1基
 ・補助エンジン×2基
運用数――
 ・0人
詳細――
 デザリアム戦役に就役したAI搭載型の無人式巡洋艦。ガトランティス戦役時に運用されたザラ級無人巡洋艦の運用実績に伴い、本格的な無人式巡洋艦として開発建造された戦闘艦。基本構造は断面が六角形になるような葉巻型で、艦外にあるのは武装と通信機能用のアンテナのみという、非常にシンプルな作りをしている。
 ただし、波動砲発射口は艦体と一体化している訳ではなく、発射口は艦首下部から、やや分離しているような恰好である。
※参考:『ヤマトよ永遠に』の小型無人艦



艦級:レイピア級無人重駆逐艦
艦名:
全長:180m
主兵装――
 火砲
 ・15p連装ショックカノン砲塔×2基4門 ‥‥‥(前部に1基2門、下部に1基2門)
 魚雷/爆雷
 ・四連装魚雷発射管×3基12門 ‥‥‥(艦首左右に2基8門、下部に1基4門)
 ・大型魚雷発射管×2門 ‥‥‥(艦首両舷に1門づつ)
 ・八連装亜空間爆雷投射機×1基8門 ‥‥‥(艦底部に1基8門)
 近接火器
 ・拡散型8.8p三連装パルスレーザー砲塔×1基3門 ‥‥‥ (指揮アンテナ後部に1基3門)
 ・7.5pパルスレーザー砲塔×8基8門 ‥‥‥(両舷に4基4門づつ)
機関部――
 ・波動エンジン×1基
運用数――
 ・0人
詳細――
 デザリアム戦役時に就役していた地球防衛軍の大型無人駆逐艦。前期に相当する無人式ザラ級巡洋艦の後継艦。艦型はザラ級とは異なるり、平べったい三角錐型の艦体をしている。何方かと言えば、吹雪級駆逐艦に近い。快速性は有人艦に勝り、過激な運動も可能。危険な突撃攻撃などに重宝されることもあった。
 クレイモア級と同様の完全自律制御となっているが、勝手な行動は出来ない様にプログラムされている。艦隊の手足となって戦う。



艦級:アンドロメダ級指揮戦略艦
艦名:〈アルデバラン〉〈アークエンジェル〉
全長:444m
主兵装――
 火砲
 ・連装波動砲(収束/拡散)×1基2門 ‥‥‥(艦首に1基2門)
 ・40.6cm三連装ショックカノン砲塔×4基 ‥‥‥(前部に2基6門、後部に2基6門)
 魚雷/爆雷
 ・四連装対艦グレネード投射機×2基8門 ‥‥‥ (前部左右に1基4門づつ)
 ・連装速射魚雷発射管×2基4門 ‥‥‥ (艦首ノズル上部の左右に1基2門づつ)
 ・八連装短魚雷発射管×2基16門 ‥‥‥(両舷バルジ状に1基8門づつ)
 ・連装小型魚雷発射管×4基8門 ‥‥‥ (両舷安定翼の上下に1基2門づつ)
 ・連装亜空間爆雷投射機×4基8門 ‥‥‥ (両舷に2基4門づつ)
 ミサイル
 ・四連装VLS×6基24セル ‥‥‥ (両舷上下に1基4セルづつ、艦底左右に1基4セルづつ)
 近接火器
 ・司令塔防護ショックフィールド砲×3基 ‥‥‥ (艦橋正面に1基、左右に1基づつ)
 ・近接戦闘用六連装側方光線投射砲×2基12門 ‥‥‥ (艦橋基部左右に1基6門づつ)
 ・12.7p三連装パルスレーザー砲塔×2基6門 ‥‥‥ (艦橋基両舷に1基3門づつ)
 ・拡散型8.8p三連装パルスレーザー砲塔×1基3門 ‥‥‥(艦橋基後に1基3門)
 ・7.7p三連装パルスレーザー砲塔×2基4門 ‥‥‥(艦橋左右に1基2門づつ)
 特殊火器
 ・重力子スプレッド発射機×4基 ‥‥‥ (波動砲発射口上下に2基づつ、計4基)
搭載機――
 ・コスモパルサー×34機
 ・内火艇×2機
 ・空間輸送機×2機
機関部――
 ・波動エンジン×1基
 ・補助エンジン×4基
運用数――
 ・約150名(元200名)
詳細――
 ガトランティス戦役時代の最強と称された大型戦艦。〈ヤマト〉を凌ぐ戦艦として、防衛軍の象徴もでもあった。
 人材不足の関係からオートメーションが進められ、200名での運用を可能とした(〈ヤマト〉は999名)。艦橋には艦長と副長、戦術長、航海長、機関長、通信長の6名のみで、これも第一艦橋に9名いた〈ヤマト〉に比して少ない。
 火器管制や通信管制等を高度な指揮AIによって高速処理し、瞬時に敵への対応を可能としているだけでなく、艦隊旗艦としての機能を盛り込まれたことから、通信機能や情報収集能力も高められている。そういったシステム化の推進(特に艦橋に機能を集約したこと)の引き換えとして、有人によるダメージ・コントロール機能が大幅に低下した難点もあるが、そこはロボットに対処させていた。
 打撃力も高く、波動砲は初の拡散波動砲を搭載し、収束と拡散の両方を使用できた。収束圧縮型衝撃波砲こと新型ショックカノンは、口径が小型化されたにも関わらず貫通力と速射能力の向上に成功。また、パルスレーザーなどの対空火器は少ないが、その代わりに近接防御用の防護フィールド砲や光線砲、ミサイル等が増設された。
 攻撃・防御・機動力共に随一と言わしめる戦艦だったが、当時の真田をして『血の一滴も通わない、メカニズムの結晶である』と言わしめる代物であった。だが誤解なくように補足するのであれば、地球における人口の不足から止む無く、自動化を促進化した経緯がある。
就役艦――
 ガトランティス戦役時代に1番艦〈アンドロメダ〉、2番艦〈アルデバラン〉、4番艦〈アキレス〉の3隻就役
 デザリアム戦役時に6番艦〈アークトゥルス〉、7番艦〈アレース〉の2隻就役。
戦没艦――
 1番艦〈アンドロメダ〉、ガトランティス戦役にて戦没。
 4番艦〈アキレス〉、デザリアム戦役にて戦没。
 6番艦〈アークトゥルス〉、ディンギル戦役にて戦没。



艦級:アンドロメダ級指揮戦略空母
艦名:〈アークエンジェル〉
全長:484m
主兵装――
 火砲
 ・連装波動砲(収束/拡散)×1基2門 ‥‥‥(艦首に1基2門)
 ・40.6cm三連装ショックカノン砲塔×2基 ‥‥‥(前部に2基6門)
 魚雷/爆雷
 ・九連装大型魚雷発射管×2基18門 ‥‥‥ (飛行甲板支柱の左右に9門づつ)
 ・四連装対艦グレネード投射機×2基8門 ‥‥‥ (前部左右に1基4門づつ)
 ・連装速射魚雷発射管×2基4門 ‥‥‥ (艦首ノズル上部の左右に1基2門づつ)
 ・連装小型魚雷発射管×4基8門 ‥‥‥ (両舷安定翼の上下に1基2門づつ)
 ・連装亜空間爆雷投射機×4基8門 ‥‥‥ (両舷に2基4門づつ)
 ミサイル
 ・四連装VLS×6基24セル ‥‥‥ (両舷上下に1基4セルづつ、艦底左右に1基4セルづつ)
 近接火器
 ・司令塔防護ショックフィールド砲×3基 ‥‥‥ (艦橋正面に1基、左右に1基づつ)
 ・近接戦闘用六連装側方光線投射砲×2基12門 ‥‥‥ (艦橋基部左右に1基6門づつ)
 ・12.7p三連装パルスレーザー砲塔×2基6門 ‥‥‥ (艦橋基両舷に1基3門づつ)
 ・7.7p三連装パルスレーザー砲塔×2基4門 ‥‥‥(艦橋左右に1基2門づつ)
 特殊火器
 ・重力子スプレッド×4基 ‥‥‥ (艦首波動砲口上下に2基づつ、計4基)
搭載機――
 ・コスモパルサー×180機
 ・内火艇×2機
 ・空間輸送機×2機
機関部――
 ・波動エンジン×1基
 ・補助エンジン×4基
運用数――
 ・約750名(元800名)
詳細――
 アンドロメダ級の派生型としと生まれた大型戦闘空母。艦隊戦力強化案として考案されたもので、〈ヤマト〉の艦載機運用の成果に鑑みて生まれた艦艇である。基本設計はアンドロメダ級そのものだが、特異な部分は、その巨大な飛行甲板にある。艦橋と一体化する形で、艦尾側に向けて巨大な格納庫兼飛行甲板を増設している。艦隊後部を丸々覆いかぶせる程の前後に長い飛行甲板であり、艦尾先端からはみ出した分、全長は長く取られている。
 その艦尾側へ大きく張り出した飛行甲板を支えるべく、後部甲板にある兵装をすべて撤去して、巨大な支柱を設置した。これによって後部への砲撃能力は皆無になっているが、それを補うに余りある航空機が搭載された。飛行甲板の内部構造も2階層になっており、斜め左右前方に向けて、計24基のカタパルト兼発進口が存在する。そのほか、艦体中央両舷のバルジ構造物(元短魚雷発射管)にも、格納式カタパルトが存在する。左右へスライド式に張り出すと、上下面にカタパルトが6基づつセッティングされ、一気に12機づつ射出可能。
就役艦――
 ガトランティス戦役時に、3番艦〈アポロノーム〉5番艦〈アンタレス〉の2隻就役
 デザリアム戦役時に、8番艦〈アークエンジェル〉の1隻就役
戦没艦――
 ガトランティス戦役時に、3番艦〈アポロノーム〉戦没
 ディンギル戦役時に、5番艦〈アンタレス〉戦没



艦級:旧ドレッドノート級戦艦
艦名:
全長:250m
主兵装――
 火砲
 ・波動砲(収束/拡散)×1門 ‥‥‥ (艦首に1門)
 ・30.5p三連装ショックカノン砲塔×3基9門 ‥‥‥ (前部に2基6門、後部に1基3門)
 ・六連装大型エネルギー砲×1基6門 ‥‥‥ (艦橋頭頂部に1基6門)
 ・四連装対艦グレネード投射機×2基8門 ‥‥‥ (前甲板両側に1基4門づつ)
 魚雷/爆雷
 ・四連装小型魚雷発射管×2基8門 ‥‥‥ (艦首両舷に1基4門づつ)
 ・六連装短魚雷発射管×2基12門 ‥‥‥ (両舷バルジ状に1基6門づつ)
 ・亜空爆雷射機×4基 ‥‥‥ (艦首両舷に2基づつ)
 ミサイル
 ・四連装VLS×2基8セル ‥‥‥ (艦底に2基8セル)
 ・多連装ミサイル発射機×4基16セル ‥‥‥ (両舷上下に1基4セルづつ)
 ・対空ミサイル発射機×1基 ‥‥‥ (前甲板のバルジ状に1基)
 近接火器
 ・司令塔防護ショックフィールド砲×3基 ‥‥‥ (艦橋前に1基、および基部に2基)
 ・近接戦闘用六連装側方光線投射砲×2基12門 ‥‥‥ (艦橋基部左右に1基6門づつ)
 ・12.7p連装パルスレーザー砲塔×4基8門 ‥‥‥ (艦橋左右に1基2門づつ、艦尾左右に1基2門づつ)
 ・拡散型7.7p三連装パルスレーザー砲塔×3基9門 ‥‥‥ (艦橋基部左右、後方部に1基3門づつ)
機関部――
 ・波動エンジン×主機1基
 ・補助エンジン×2基
運用数――
 ・約100名(元150名)
詳細――
 ガトランティス戦役時の主力戦艦で、宇宙艦隊の要として活躍してきた。
 艦体は葉巻型と長方体型の中間ともいえる形をした艦体をしている。〈ヤマト〉の戦闘データを基にして開発され、尚且つ、ガミラス帝国のガイデロール級なども参考されただけあって、戦闘能力は前世代だった金剛型戦艦を遥かに凌ぐ。ただし、急を要する艦隊再建計画から、単艦での戦闘能力は、これでも必要最低限のものである(それでも、破格の戦闘能力と言える)。あくまでも、数による集団戦闘を主軸におかれている。
 そして、この頃から、生産性とメンテナンス性が重視されており、その結果として1年余りに30隻以上もの数を揃える事が出来たと言っても過言ではない。同時に少人数による運用を前提とされており、当時は150名で運用を可能としていたが、現在ではシステムアップデートによって、100名のみで運用を可能とした。
 ガトランティス戦役後も、この生産コンセプトが十分に生かされたため、長い間に渡り改装を重ねながらも運用を続けている。ただし、現在では主力としての座は完全に降りており、辺境宙域の警備艦隊等に配属されることとなっている。



艦級:無人式ドレッドノート級戦艦
艦名:
全長:250m
主兵装――
 火砲
 ・波動砲(収束/拡散)×1門 ‥‥‥ (艦首に1門)
 ・30.5p三連装ショックカノン砲塔×3基9門 ‥‥‥ (前部に2基6門、後部に1基3門)
 ・六連装大型エネルギー砲×1基6門 ‥‥‥ (艦橋頭頂部に1基6門)
 ・四連装対艦グレネード投射機×2基8門 ‥‥‥ (前甲板両側に1基4門づつ)
 魚雷/爆雷
 ・四連装小型魚雷発射管×2基8門 ‥‥‥ (艦首両舷に1基4門づつ)
 ・六連装短魚雷発射管×2基12門 ‥‥‥ (両舷バルジ状に1基6門づつ)
 ・亜空爆雷射機×4基 ‥‥‥ (艦首両舷に2基づつ)
 ミサイル
 ・四連装VLS×2基8セル ‥‥‥ (艦底に2基8セル)
 ・多連装ミサイル発射機×4基16セル ‥‥‥ (両舷上下に1基4セルづつ)
 ・対空ミサイル発射機×1基 ‥‥‥ (前甲板のバルジ状に1基)
 近接火器
 ・司令塔防護ショックフィールド砲×3基 ‥‥‥ (艦橋前に1基、および基部に2基)
 ・近接戦闘用六連装側方光線投射砲×2基12門 ‥‥‥ (艦橋基部左右に1基6門づつ)
 ・12.7p連装パルスレーザー砲塔×4基8門 ‥‥‥ (艦橋左右に1基2門づつ、艦尾左右に1基2門づつ)
 ・拡散型7.7p三連装パルスレーザー砲塔×3基9門 ‥‥‥ (艦橋基部左右、後方部に1基3門づつ)
機関部――
 ・波動エンジン×主機1基
 ・補助エンジン×2基
運用数――
 ・0名
詳細――
  前代未聞の大戦力を有していたガトランティスに対抗する為、時間断層工場で緊急増産された、AI自律制御式のドレッドノート級戦艦。ほぼAIによって運用される艦艇だが、まだまだ未熟な部分も多いことから、人間の指揮が必要とされていた。ガトランティス戦役で大量に製造されたものの、同時に大量の損失艦を出すこととなった。



艦級:ザラ級巡洋艦
艦名:
全長:188m
主兵装――
 火砲
 ・波動砲(収束/拡散)×1門 ‥‥‥ (艦首に1門)
 ・20p連装ショックカノン砲塔×3基6門 ‥‥‥ (前部に2基4門、艦首下部に1基2門)
 ・12.7p三連装ショックカノン砲塔×2基6門 ‥‥‥ (後部両舷に1基3門づつ)
 魚雷/爆雷
 ・四連装魚雷発射管×4基8門 ‥‥‥ (艦首に4基)
 ミサイル
 ・六連装ミサイル発射機×1基6セル ‥‥‥ (艦橋後に1基6セル)
 ・四連装VLS×2基8セル ‥‥‥ (両舷に1基4セルづつ)
 近接火器
 ・7.7p四連装パルスレーザー砲塔×4基16門 ‥‥‥(両舷に2基8門づつ)
 ・8.8p連装パルスレーザー砲塔×6基12門 ‥‥‥(両舷に3基6門づつ)
搭載機――
 ・連絡機×1機
機関部――
 ・波動エンジン×1基
運用数――
 ・約50名(元60名)
詳細―
 ガトランティス戦役時代の巡洋艦(重巡洋艦)で、艦隊戦の中核的存在。葉巻型の艦体が特徴的な艦で、サイズに見合わないような重武装を施している。前型に当たる村雨型巡洋艦よりも、遥かに高い戦闘能力から様々な任務に就くことができた。
 後部両舷に取り付けられた砲塔により、上下も射界におさめるなど、広い射角を確保している。



艦級:無人式ザラ級巡洋艦
艦名:
全長:188m
主兵装――
 火砲
 ・波動砲(収束/拡散)×1門 ‥‥‥ (艦首に1門)
 ・20p連装ショックカノン砲塔×3基6門 ‥‥‥ (前部に2基4門、艦首下部に1基2門)
 ・12.7p三連装ショックカノン砲塔×2基6門 ‥‥‥ (後部両舷に1基3門づつ)
 魚雷/爆雷
 ・四連装魚雷発射管×4基8門 ‥‥‥ (艦首に4基)
 ミサイル
 ・六連装ミサイル発射機×1基6セル ‥‥‥ (艦橋後に1基6セル)
 ・四連装VLS×2基8セル ‥‥‥ (両舷に1基4セルづつ)
 近接火器
 ・7.7p四連装パルスレーザー砲塔×4基16門 ‥‥‥(両舷に2基8門づつ)
 ・8.8p連装パルスレーザー砲塔×6基12門 ‥‥‥(両舷に3基6門づつ)
搭載機――
 ・連絡機×1機
機関部――
 ・波動エンジン×1基
運用数――
 ・0名
詳細―
 無人式ドレッドノート級と同じく、足りない人材を補う為、かつ膨大なガトランティスの戦力に対抗する為に、緊急増産された無人戦闘艦。AI自律制御式だが、完全な独自判断は出来ないことから、やはり人の指揮が必要となる。
 人員が居ない分、過激な運動性能を可能としている。



艦級:アルジェリー級パトロール艦(軽巡洋艦)
艦名:
全長:188m
主兵装――
 火砲
 ・波動砲(収束)×1門 ‥‥‥(艦首に1門)
 ・20p連装ショックカノン砲塔×3基6門 ‥‥‥(前部に2基4門、艦首下部に1基2門)
 魚雷/爆雷
 ・三連装魚雷発射管×4基12門 ‥‥‥ (前部両舷に2基6門づつ)
 ミサイル
 ・四連装VLS×2基8セル ‥‥‥ (両舷に1基4セルづつ)
 近接火器
 ・7.5p連装パルスレーザー砲塔×2基4門 ‥‥‥(両舷に1基2門)
 ・拡散型8.8p三連装パルスレーザー砲塔×1基3門 ‥‥‥ (艦橋後に1基3門)
搭載機――
 ・連絡機×1機
機関部――
 ・波動エンジン×1基
運用数――
 ・約45名(元55名)
詳細―
  ガトランティス時代のパトロール艦で、ザラ級をベースにしたタイプ。武装を半数はオミットされて居る代わりに、レーダー機器を大幅に増設している。
 そのため事実上は軽巡洋艦に分類される。太陽系内外をパトロールし安全を守っている。現在も索敵機能を買われて旧型ながら、辺境区等で稼働している。



艦級:吹雪級駆逐艦
艦名:
全長:112m
兵装――
 火砲
 ・12.7p連装ショックカノン砲塔×2基4門 ‥‥‥(前部上下に2基4門)
 魚雷/爆雷
 ・大型魚雷発射管×4門 ‥‥‥ (艦首に4門)
 ・四連装魚雷発射管×4基16門 ‥‥‥(前部に4基16門)
 ・爆雷投射機×6門 ‥‥‥(艦底に6門)
 ミサイル
 ・四連装対艦グレネード発射機×2基8門 ‥‥‥ (艦橋基左右に2基8門)
 近接火器
 ・8.8p連装パルスレーザー砲塔×4基8門 ‥‥‥(後部にX字型配置で4基8門)
 ・7.5p連装パルスレーザー砲塔×4基8門 ‥‥‥(艦橋基左右に4基8門)
機関部――
 ・波動エンジン×1基
運用数――
 ・約30名
詳細―
 ガトランティス戦役時代に大量に建造された駆逐艦。葉巻型もといロケット型の艦体で、艦橋は他艦艇と違って、塔型ではなく半埋没型であることが特徴。その為、スマートさが印象に残る。
 火力面ではなく機動面に重点を置かれている。宙雷戦では、その快速性が如何なく発揮される他、時には護衛任務にも多用されている事が多かった。快速性が重視された反面、装甲は薄く、撃沈しやすい艦種でもある為、消耗率が高かった。
 ガトランティス戦では、かなりの数が戦没している。その後も、しばし再生産されたものの、大半が順次退役または予備役入りした。その保管された艦が、今回のブラックホールの一件から再稼働し、救助活動等に臨むこととなる。



艦級:無人式吹雪級駆逐艦
艦名:
全長:112m
兵装――
 火砲
 ・12.7p連装ショックカノン砲塔×2基4門 ‥‥‥(前部上下に2基4門)
 魚雷/爆雷
 ・大型魚雷発射管×4門 ‥‥‥ (艦首に4門)
 ・四連装魚雷発射管×4基16門 ‥‥‥(前部に4基16門)
 ・爆雷投射機×6門 ‥‥‥(艦底に6門)
 ミサイル
 ・四連装対艦グレネード発射機×2基8門 ‥‥‥ (艦橋基左右に2基8門)
 近接火器
 ・8.8p連装パルスレーザー砲塔×4基8門 ‥‥‥(後部にX字型配置で4基8門)
 ・7.5p連装パルスレーザー砲塔×4基8門 ‥‥‥(艦橋基左右に4基8門)
機関部――
 ・波動エンジン×1基
運用数――
 ・約30名
詳細―
  ガトランティス戦役において、ドレッドノート級やザラ級同様に、無人仕様として開発された駆逐艦。とりわけ一番の消耗率が高い戦闘艦であるが故に、無人艦の中では一番多く製造され、多くが戦没している。無人艦だからこそできる高機動戦術が可能であった。



艦級:プラント級護衛艦(フリゲート)
艦名:
全長:113.3m
主兵装――
 火砲
 ・波動砲(収束)×1門 ‥‥‥ (前期生産型・艦首に1門)
 ・40pショックカノン砲塔×1門 ‥‥‥(後期生産型・艦首に1門)
 ・12.7p連装ショックカノン砲塔×3基 ‥‥‥(前部に2基4門、艦首下部に1基2門)
 魚雷/爆雷
 ・大型魚雷発射管×2門 ‥‥‥ (艦首下部に2門)
 ・三連装魚雷発射管×4基 ‥‥‥(艦首に4基12門)
 ・爆雷投射機×6門 ‥‥‥(艦底に6門)
 ミサイル
 ・四連装ミサイル発射管×2基8門 ‥‥‥ (艦橋基左右に2基8門)
 ・四連装対艦グレネード発射機 ‥‥‥ (艦橋基左右に2基8門)
 近接火器
 ・8.8p連装パルスレーザー砲塔×4基8門 ‥‥‥(艦尾にX字型配置で4基8門)
 ・7.5o連装パルスレーザー砲塔×6基12門 ‥‥‥(両舷に6基12門)
機関部――
 ・波動エンジン×1基
搭載機――
 ・連絡機×1機
運用数――
 ・約34名(元44名)
詳細―
 ガトランティス戦役時に就役していた小型の護衛艦(フリゲート)。やはり葉巻型をした艦隊で、小さな艦体ながら波動砲を装備しているのが最大の特徴であり、速力も申し分ない。吹雪型駆逐艦と違い、艦橋は塔型である。
 護衛艦という特性から、輸送船団の護衛に多様されるほか、艦隊旗艦の直属部隊としても運用されることがあった。他にも、巡視艦隊等にも多数配備された事もある。
 後年になり、護衛艦の役目は駆逐艦が担うようになったことから、プラント級は生産を停止し、退役或は予備役入りとなった。



艦級:金剛改型戦艦
艦名:
全長:205m
兵装――
 火砲
 ・波動砲(収束)×1門 ‥‥‥(艦首に1門)
 ・36p三連装ショックカノン砲塔×4基12門 ‥‥‥(前部甲板に1基3門、前部艦底に1基3門、艦橋に1基3門、艦尾下部に1基3門)
 魚雷
 ・連装魚雷発射管×4基8門 ‥‥‥(艦首に4基8門)
 ミサイル
 ・四連装VLS×4基16セル ‥‥‥(前部甲板に2基8セル、前部艦底に2基8セル)
 近接火器
 ・8.8p四連装パルスレーザー砲塔×4基16門 ‥‥‥(両舷に4基16門)
 ・7.5p連装パルスレーザー砲塔×8基16門 ‥‥‥(両舷に8基16門)
搭載機――
 ・連絡機×2機
機関部――
 ・波動エンジン×1基
詳細――
 2178年ごろに就役した旧式宇宙戦艦の改良型。改良前の金剛型は、ガミラス戦役では主力艦艇として使用されるものの、その殆どが戦没してしまった。ガトランティス戦では改良され、波動機関とショックカノン砲塔、そして波動砲が装備され、ドレッドノート級の就役が完了するまでの間の、繋ぎとして運用された。そのほか、訓練艦として使用され続けた。
 訓練艦や護衛・巡視の任務に使われたが、その後は新鋭艦との入れ替えで予備役となり、長い間保管されてきた。その後の2220年の状況に鑑みて、救助艦として武装を取り外した状態で再就役。危機が去った後は、苦肉の策として予備戦力として改装を施された。
 主砲は砲身付きであるが、その長さは通常よりも半分程度。それでも波動エンジンによる陽電子主砲の威力は、現在でも十分に通じるレベルである。



艦級:村雨改型巡洋艦
艦名:
全長:152m
主兵装――
 火砲
 ・波動砲(収束)×1門 ‥‥‥(艦首に1門)
 ・20p連装ショックカノン砲塔×3基6門 ‥‥‥(前部甲板に1基2門、前部艦底に1基2門、後部に1基2門)
 魚雷
 ・魚雷発射管×4門 ‥‥‥(艦首に4門)
 近接火器
 ・7.5p連装パルスレーザー砲塔×6基12門 ‥‥‥(両舷に6基12門)
機関部――
 ・波動エンジン×1基
詳細――
 2170年頃に就役した旧式巡洋艦。ガミラス戦役で殆どが撃沈されたが、復興に向けての戦力として、改良型が一時期に再建造された。金剛改型と同じく、波動機関を備え、ショックカノンと、小口径の波動砲が装備された。
 ガトランティス戦役でも投入され、その後はしばし訓練艦や護衛任務などに使われたものの予備役入りとなった。その後、カスケードブラックホールが確認された状況に鑑みて、救助艦として再就役している。



艦級:磯風改型突撃駆逐艦
艦名:
全長:80m
主兵装――
 火砲
 ・12.7p三連装ショックカノン砲塔×2基6門 ‥‥‥(中央甲板に1基3門、中央艦底に1基3門)
 ・12.7p固定式ショックカノン×2門 ‥‥‥ (艦首装甲翼に2門)
 ミサイル
 ・八連装VLS×1基8セル ‥‥‥ (後部甲板に1基8セル)
 魚雷
 ・三連装魚雷発射管×1基3門 ‥‥‥(艦首に1基3門)
 近接火器
 ・7.5p単装パルスレーザー砲塔×6基6門 ‥‥‥(両舷に6基6門)
機関部――
 ・波動エンジン×1基
詳細――
 2170年ごろに就役した旧式駆逐艦。小型ながら冥王星まで行くことの出来た艦で、波動エンジンを搭載して尚の事、機動力が向上した。
 金剛改型戦艦や村雨改型巡洋艦ら同様に、予備役入りから救助艦へ再就役し、武装を換装させられている。



艦級:シュメイサー級鹵獲改造巡洋戦艦
艦名:
全長:320m
主兵装――
 火砲
 ・40cm四連装ガトリング・インパルス・キャノン×1基 ‥‥‥(艦首に1基)
 ・20cm三連装ガトリング主砲×4基 ‥‥‥(左右に2基づつ)
 ・12.7cm小口径ガトリング砲×4基 ‥‥‥(艦橋基周りに4基)
 ミサイル
 ・八連装ミサイル発射機×1基8門 ‥‥‥(艦橋後に1基8門)
 ・VLS×8セル ‥‥‥(艦底に8セル)
機関部――
 ・波動エンジン×2基
詳細――
 ディンギル帝国の艦船を鹵獲して大改造を施した戦艦。サイズにして地球艦を上回る規模で、弩級戦艦に分類される代物。平べったい三角柱の様な艦体だが、艦首先端は平らで八角形となっており、そこに4つの砲身が取り付けられている。
 また艦橋部分は、地球戦艦のものと取り換え、ガトリング砲はそのまま使用している。通常なら兵装も交換するところだが、ディンギルは地球文明に近いこともあり、エネルギー関係も完全に解析が可能であった。そこで、波動エンジンに換装して各兵装にエネルギーを供給し、テスト的な意味合いでガトリングを使用している。



艦級:ホワイトバトラー級鹵獲改造戦艦
艦名:〈ホワイトバトラーT〉
全長:310m
主兵装――
 火砲
 ・80cm固定式連装衝撃砲×1基 ‥‥‥(艦橋基に1基2門)
 ・40cm三連装ショックカノン砲塔×3基 ‥‥‥(前部に2基6門、後部に1基3門)
 ・20p固定式連装ショックカノン砲塔×4基8門 ‥‥‥(前部両舷に2基4門づつ)
 ミサイル
 ・VLS×8セル ‥‥‥(艦底に8セル)
 近接火器
 ・12.7p連装パルスレーザー砲塔×6基12門 ‥‥‥(両舷に6基12門)
 ・8.8p四連装パルスレーザー砲塔×4基16門 ‥‥‥(両舷に4基16門)
 ・7.5p連装パルスレーザー砲塔×6基12門 ‥‥‥ (両舷に6基12門)
機関部――
 ・波動エンジン×1基
詳細――
 ガトランティス帝国の保有していた300m級のヴェーゼラ級中型戦艦。艦前半が縦長の六角柱で、後半部が円柱という構造の艦艇。放棄されたもの中で、損傷度の低いものをベースにして大改装を施したものである。大幅に改装されたのは、艦橋、各種兵装、機関部、各個所の伝送系統。
 改装前の艦橋には、衝撃砲というガトランティス独自の兵器が装備されていたが、エネルギー消費の問題や規格違い、または伝送系統の問題から艦橋そのものが撤去。代わりに、地球製旧ドレッドノート級の艦橋を備え付けている。また、艦橋基の衝撃砲2門のみ残されている。
 兵装は、全て地球の砲塔に換装された。前部の第2砲塔に関しては、前方の第1砲塔と砲身が重なってしまうため、やや高さを上げる背負い式を採用。後部の第3砲塔は、周辺のフィン上構造物を撤去する事で、射界を確保するに至っている。



艦級:ホワイトスター級鹵獲改造巡洋艦
艦名:〈ホワイトスターT〉
全長:260m
主兵装――
 火砲
 ・36p連装ショックカノン砲塔×3基6門 ‥‥‥(前部に2基4門、後部に1基2門)
 魚雷
 ・三連装魚雷発射管×2基6門 ‥‥‥(艦首に2基6門)
 ミサイル
 ・VLS×8セル ‥‥‥(艦底に8セル)
 近接火器
 ・8.8p四連装パルスレーザー砲塔×6基24門 ‥‥‥(両舷に6基24門)
 ・7.5p連装パルスレーザー砲塔×8基16門 ‥‥‥(両舷に8基16門)
機関部――
 ・波動エンジン×1基
詳細――
 ガトランティス帝国が保有していたローセル級護衛巡洋艦。ヴェーゼラ級中型戦艦をサイズダウンさせたもので、艦体構造は概ね同じである。ただし、艦首の左右と艦尾にあった安定翼はない。艦橋衝撃砲も装備されていない。その反面、対空兵装が多かったようで、護衛任務が主ではなかったかとされる。
 艦橋を地球製戦艦のものを使用する他、武装、機関部も地球製の物と換装している。



艦級:ホワイトランサー級鹵獲改造巡洋艦
艦名:〈ホワイトランサーT〉
全長:285m
主兵装――
 火砲
 ・30p三連装ショックカノン砲塔×3基9門 ‥‥‥(前部に2基6門、艦底に1基3門)
 ・20p連装ショックカノン砲塔×4基8門 ‥‥‥(前部に2基4門、後部に1基2門、艦底に1基2門)
 魚雷
 ・四連装魚雷発射管×2基8門 ‥‥‥(半円型艦体前部に2基8門)
 ・四連装速射魚雷発射管×2基8門 ‥‥‥ (半円型艦体艦尾に2基8門)
 ミサイル
 ・四連装ミサイル発射管×4基16門 ‥‥‥(艦橋基両舷に2基4門づつ、艦底に2基4門づつ)
 近接火器
 ・12.7p連装パルスレーザー砲塔×6基12門 ‥‥‥(両舷に6基12門)
 ・8.8p四連装パルスレーザー砲塔×4基16門 ‥‥‥(両舷に6基16門)
機関部――
 ・波動エンジン×2基
詳細――
 ガトランティス帝国が保有していたラスコー級巡洋艦の鹵獲改造艦。上下対象に近い艦型で、半円型の艦体パーツを上下から挟むように、ロケット型艦体が接合されているような姿をしている。この巡洋艦がゴストーク級ミサイル戦艦のベースとなった艦とも言える。
 ただし、本級がミサイル艦と違うのは、武装の殆どを回転速射砲塔にしていた事であり、大口径砲だけでも12門も備え付けられていた強武装艦だった。戦艦の護衛役あるいは、駆逐艦隊の旗艦を担う事が多かった艦種のようである。
 ホワイトバトラー級同様に鹵獲されたものを地球が改造した。艦橋を地球製戦艦のものを使用する他、武装、機関部も地球製の物と換装している。



艦級:ホワイトパイカー級鹵獲改造駆逐艦
艦名:〈ホワイトパイカーT〉
全長:190m
主兵装――
 火砲
 ・12.7p連装ショックカノン砲塔×6基12門 ‥‥‥(艦首下部に1基2門、前部甲板に1基2門、後部にX字配置で4基8門)
 魚雷
 ・大型魚雷発射管×2門 ‥‥‥ (上部構造物の艦首に2門)
 ・三連装魚雷発射管×2基6門 ‥‥‥(下部構造物の前部側に2基6門)
 ・三連装速射魚雷発射管×2基6門 ‥‥‥ (艦尾に2基6門)
 近接火器
 ・7.5p連装パルスレーザー砲塔×8基16門 ‥‥‥(両舷に8基16門)
機関部――
 ・波動エンジン×1基
詳細――
 ガトランティス帝国の保有していたククルカン級駆逐艦。二段構造型の艦体構造をしている快速駆逐艦で、艦橋や機関部を乗せたロケット型の艦体と、その下部に二等辺三角形型の艦体が接合されている。ある意味で、これはラスコー級巡洋艦やゴストーク級ミサイル戦艦のサイズダウンに近い。
 鹵獲したものを改造し、地球戦闘艦として使用した。駆逐艦ゆえに快速性に優れ、地球駆逐艦よりも主砲搭載数も多いために、一撃離脱ではかなりの脅威となる。



艦級:ホワイトスカウト級鹵獲改造空母
艦名:〈ホワイトスカウトT〉
全長:330m
主兵装――
 魚雷
 ・三連装魚雷発射管×2基6門 ‥‥‥(艦首に2基6門)
 ミサイル
 ・平行ミサイル発射管×8門 ‥‥‥(下部構造物の両舷に8門)
 近接火器
 ・12.7p連装パルスレーザー砲塔×4基8門 ‥‥‥ (両舷に4基8門)
 ・8.8p四連装パルスレーザー砲塔×6基24門 ‥‥‥(両舷に6基24門)
 ・7.5p連装パルスレーザー砲塔×8基16門 ‥‥‥(両舷に8基16門)
搭載数――
 ・コスモパルサー×35機
機関部――
 ・波動エンジン×1基
詳細――
 ガトランティス帝国の保有していたナスカ級打撃型航宙母艦の鹵獲改造艦。こちらも二段構造となっており、艦橋と飛行甲板区画がある楕円型構造物が上部と、機関部や居住区などが集中するロケット型構造物が下部となっている。足の速さでは他の国家勢の中でトップ艦級に入る。その快速性を見込んで、防衛軍が改造を施した。対艦攻撃能力は総じて低いが、それは他艦の護衛を必要としていることを前提としているほか、装甲のある程度の追加も考えられていたためである。



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