その他


〜〜〜エトス編〜〜〜

==艦艇==



艦級:シーガル級大型戦艦
艦名:〈シーガル〉〈リーガル〉〈ミュレイネ〉
全長:600m
兵装――
 火砲
 ・大口径三連装高出力ビーム砲×3基9門 ‥‥‥(各艦首に1基3門づつ)
 ・大口径三連装速射ビーム砲塔×4基12門 ‥‥‥(中心軸の前部側に2基6門、左右に1基3門づつ)
 ミサイル
 ・VLS×20セル ‥‥‥(艦橋後に20セル)
 ・四連装大型対艦ミサイル発射管×2基8門 ‥‥‥(左右に2基8門)
 近接火器
 ・格納式対宙機銃×38基
機関――
 ・主機×1基
 ・補助×1基
詳細――
 銀河に君臨する大ウルップ星間国家連合の参加国の1つである、エトス星の保有する大型宇宙戦艦。艦隊旗艦としての役割を担っている。
 逆半円型の艦体に、三角柱型の長大な艦首(大口径砲を内部に備える)を、左右と艦底側に備えた大型三胴戦艦である。また、その三角柱の組み合わせや、白の艦体色によって“文鎮”や“大理石”に見える。艦体のやや後部に、やはり三角柱型の艦橋を建てている。
 生産数は、それ程多いものではないものの、指揮/通信能力、戦闘能力、防御力は極めて高い。
 砲撃戦では、長距離において、3つの艦首にそれぞれ内蔵されている大口径クラスで、かつ高出力の威力を有する三連装ビーム砲9門を放って牽制または撃破を狙う。中〜近距離戦も得意で、三連装速射砲等により敵艦を滅多撃ちにする戦法をも可能とするが、これは主力戦艦にも同じ事であり、この2つの戦法を使い分ける。尤も、それは司令官の運用次第で、長距離からのアウトアレンジを好む者もいれば、接近戦で翻弄するのを好む者もいる。
 エネルギー兵器のみならず、実弾兵器も持ち合わせており、四連装ミサイル発射管等は、左右両舷に備えられた速射砲塔の下に敷かれる様な形で設置している。このミサイルは破壊力というよりも貫通力を重視しており、このミサイル1発で戦艦を撃破させるに足るものである。だが、弾数が極端に少ないために、あまり使用されない。


艦級:エトル級主力戦艦
艦名:
全長:310m
兵装――
 火砲
 ・大口径二連装高出力ビーム砲×2基4門 ‥‥‥(各艦首に1基2門)
 ・中口径三連装速射ビーム砲塔×3基9門 ‥‥‥(中心軸の前部に1基3門、左右に2基6門)
 ミサイル
 ・VLS×16セル ‥‥‥(艦橋後に16セル)
 ・四連装大型対艦ミサイル発射管×2基8門 ‥‥‥(左右に2基8門)
 近接火器
 ・格納式対宙機銃×28基
機関――
 ・主機×1基
詳細――
 エトス星の主力戦艦で艦隊の中核として活躍する。白の艦体色をしており、半円型の艦体と、三角柱型の艦首(大口径の砲身を内蔵)を2つ、並列で組み合わせた双胴型戦艦。シーガル級の基礎となった戦艦でもある。
 大口径主砲を兼ねる艦首と、三連装主砲がシーガル級と比べてそれぞれ1門少ないが、その分機動力を高めている仕様である。
 因みに、三連装主砲の構造であるが、四角柱砲身を3本並べた様な感じの砲塔であり、艦橋部はシーガル級よりも低くなっている。
 他国に比べ砲撃能力の高さと、堅牢な防御力で定評があるが、対艦載機戦にはやや難があることで不安な声もある。


艦級:エルグ級巡洋艦
艦名:
全長:220m
兵装――
 火砲
 ・大口径高出力ビーム砲×1基1門 ‥‥‥(艦首に1門)
 ・中口径三連装速射ビーム砲塔×2基6門 ‥‥‥(左右に2基6門)
 ミサイル
 ・四連装大型対艦ミサイル発射管×1基4門 ‥‥‥(前部に1基4門)
 近接火器
 ・格納式対宙機銃×16基
機関――
 主機×1基
詳細――
 エトス艦隊の大半を構成する主力艦。逆半楕円型の艦体前方へ三角柱型艦首(大口径の砲身を兼ねる)を付けた様な、非常に簡素なスタイルを持っているのは、エトス艦で共通している。最も数が多く、地球で言う巡洋艦であり、機動性、加速性に優れる。敵艦隊への斬り込み役として、大いに威力を発揮する戦闘艦である。
 他国と比較すれば、高い砲撃精度や防御力は札付きの中型艦。が、やはり対艦載機戦となると不利に働く事で不安もあるもよう。



〜〜〜フリーデ編〜〜〜

==艦艇==



艦級:ブリテルン級大型戦艦
艦名:〈ゴルテクス〉〈バルカスカ〉
全長:460m
兵装――
 火砲
 ・大口径ビーム砲×12基12門 ‥‥‥(上部菱型構造物の左右に6基6門づつ)
 ・中口径ビーム砲×12基12門 ‥‥‥(下部ナイフ形構造物の後部両舷に6基6門づつ)
 ・三連装ビームカノン砲塔×2基6門 ‥‥‥(下部ナイフ形構造物の前部甲板に2基6門)
 ミサイル
 ・三連装ミサイル発射管×10基 ‥‥‥(艦上部――菱型構造物の中央に計10基、計30門)
 近接火器
 ・艦首衝角(ラム)×1基
 ・対宙機銃×30基
機関――
 ・主機×1基
詳細――
 フリーデ軍の旗艦専用として設計・建造された大型戦闘艦。フリーグ級と同様の構造であるが、ナイフ型の艦体部がフリーグ級よりも長く大きいのが特徴である。また、ナイフ型艦体の前部甲板には、三連装ビームカノン砲塔を2基搭載している。上部構造物の単装砲と合わせると、正面攻撃能力が大幅に強化された他、攻撃範囲の強化が成された。
 砲撃に特化した点で言えば、エトス艦に通じるところがあるが、手数が少なくても一発辺りの打撃力を求めたエトス艦艇と違い、フリーデ艦艇は威力は低くても手数で敵をひたすら圧倒しつつ、弱った所をラムを使った突撃で一気に打ち崩す戦術を基本としている。


艦級:フリーグ級主力戦艦
艦名:
全長:320m
兵装――
 火砲
 ・大口径ビーム砲×12基12門 ‥‥‥(上部菱型構造物の左右に6基6門づつ)
 ・中口径ビーム砲×12基12門 ‥‥‥(下部ナイフ形構造物の後部両舷に6基6門づつ)
 ミサイル
 ・三連装ミサイル発射管×10基30門 ‥‥‥(上部菱型構造物の中央に10基30門)
 近接火器
 ・艦首衝角(ラム)×1基
 ・対宙機銃×16基
機関――
 ・主機×1基
詳細――
 エトスと同様、大ウルップ星間国家連合の参加国フリーデの主戦力となる宇宙戦艦。二段構造となっており、機関部と巨大なラムを備えたナイフ型艦体を下部にし、その柄の部分に相当する位置の上面には、菱型を(ナイフ型に対して横向きにクロスさせるように)寝かせるように載せた外見である。艦体色は赤で統一されている。
 大口径ビーム砲の威力と、対艦ミサイルの威力は差ほど強力ではないにしろ、搭載数によって手数を増やす手法を重視している。また、本艦特有の戦法を有しており、手数で相手に弾幕を浴びせつつもナイフ形艦体の艦首にあるラムによる突撃を敢行する。


艦級:コンバルト級突撃艦
艦名:
全長:240m
兵装――
 火砲
 ・中口径二連装ビーム砲塔×4基8門 ‥‥‥(左右デッキの上下に2基4門づつ)
 ミサイル
 ・十六連装ミサイルポッド×2基32門 ‥‥‥(左右デッキの側面に2基32門)
 近接火器
 ・艦首衝角(ラム)×1本
 ・格納式対宙機銃×10基
機関――
 ・主機×1基
詳細――
 コンバットナイフをそのまま宇宙船にしたような、フリーデ軍の中型戦闘艦艇。ナイフで言う所のグリップにあたる部分に、小さめの艦橋ブロックを乗せている。また、艦橋とナイフ型艦体の接合面から左右に大きく張り出したデッキの先端上下に、砲塔を取り付ける他、その真横にミサイルポッドを取り付けているなど、簡素な造りとなっている。
 エトスのように突撃戦を重視し、正面攻撃力は強力である。ただし、軽快性と加速性などを追及した分、装甲の薄さが目立つのが難点。



〜〜〜ベルデル編〜〜〜

==艦艇==




艦級:ベルデレス級大型航宙母艦
艦名:〈ベルステル〉〈スペンデラル〉
全長:320m
全高:380m
兵装――
 火砲
 ・大口径ビーム砲塔×12基12門 ‥‥‥(楕円型艦体の前面に9門、後部下方に3門)
 近接火器
 ・対宙機銃×28基
 その他
 ・吊り型格納庫ハンガー×2基
搭載――
 ・ベルデルファイター×120機
詳細――
 ・主機×3基
詳細――
 艦隊旗艦として、ベルメル級を基礎に再設計した大型航宙母艦。楕円型艦体は、ベルメル級をそのまま拡大発展させつつ、特に変わったのは格納庫ハンガーの部分。三角錐型ハンガーではなく、高さが半減した台形型の大型ハンガーを、艦体上下面に一対装備している。これによって、上下バランスは大まかに取られている。
 また、上下にハンガーを分けている為に片方が使用不能になってももう片方で発着が継続可能になっている。


艦級:ベルメル級航宙母艦
艦名:
全長:240m
全高:320m
兵装――
 火砲
 ・大口径ビーム砲塔×9基9門 ‥‥‥(楕円型艦体の前面に7門、後部下方に2門)
 近接火器
 ・対宙機銃×24基
 その他
 ・吊り型格納庫ハンガー×1基
搭載――
 ・ベルデルファイター×100機
機関――
 ・主機×2基
詳細――
 ベルデル星の保有する主力航宙母艦。楕円形を寝かせた艦体の下部に、逆さにした円錐をくっ付けた様な外見が特徴の戦闘艦。参加国で唯一の艦載機保有国でもある。ベルデルファイターという艦載機を、逆円錐部に半格納状態で運んでおり、艦載能力は100機規模とされている。
 航宙母艦であることから分かる通り、艦載機攻撃を主にした戦法を採用する。ただし航宙戦艦(戦闘空母)としての能力は生半可のものではない。戦艦をそのまま航宙母艦に切り替えた為、母艦自体の火力も侮れないものがある。だが、下部にハンガーを取り付けた分、機動性が落ちてしまう。


艦級:デーラス級戦艦
艦名:
全長:240m
全高:120m
兵装――
 火砲
 ・大口径単装ビーム砲塔×11門 ‥‥‥(艦体前面に7門、後部上方と下方に各2門づつ)
 近接火器
 ・対宙機銃×28基
機関――
 ・主機×2基
詳細――
 航宙母艦と殆ど同じタイプの戦闘艦である。違うのは、艦体下部に取り付けられた逆三角錐型の格納庫を取り払っているところである。加えて、火力をやや増加させ、全周囲に対す砲撃範囲を広げている。フリーデ軍の思想は、全方向への万遍ない対応能力を求めている所にある。そのため、他国に比べて全周囲に対する砲撃力は優秀である。が、その反面で集中砲撃による破壊力はさほど高くは無い。


艦級:ベーレウス級護衛艦
艦名:
全長:130m
兵装――
 火砲
 ・中口径単装ビーム砲×7門 ‥‥‥(前部に3門、後部に2門、艦底に2門)
 近接火器
 ・対宙機銃×20基
機関――
 ・主機×1基
詳細――
 ベルデル軍の小型艦。幾分かスマートな楕円型で、何処なくボラー連邦の似ている。快速性はあるが、決定的な打撃力はない。主に航宙母艦の護衛、戦艦の護衛をしている。故にエトスやフリーデの様な突撃戦には、あまり向かない代わりに、対宙機銃が増設されている。


==艦載機==



機種:ベルデルファイター
全長:18m
兵装――
 近接火器
 ・対空レーザー機銃×1門
 ミサイル
 ・多目的ミサイル×6発
詳細――
 ベルデル国の主力戦闘機。細長い楕円の機体を前後に(ややずらして)繋げたような外見持つ。制宙圏を確保するためには必要不可欠な戦力であるが、対艦攻撃にはあまり向いていない。性能面としてはSUS戦闘機にやや勝り、コスモパルサーに劣るくらいである。



〜〜〜アマール編〜〜〜

==艦艇==




艦級:アマーリウス級旗艦戦艦
艦名:〈アマーリウス〉〈ガルネシア〉
全長:310m
兵装――
 火砲
 ・大口径三連装速射ビーム砲塔×4基12門 ‥‥‥(前部左右に並列配置で4基12門)
 ・中口径舷側多連装ビーム砲×2基64門 ‥‥‥(両舷に1基32門づつ)
 ミサイル
 ・八連装煙突ミサイルサイロ×2基16セル ‥‥‥(後部左右に2基16セル)
 その他
 ・艦首光子帆(シールド)×1基 ‥‥‥(艦首先端上部に1つ)
機関――
 ・主機×1基
詳細――
  アマール国の保有する旗艦専用の戦闘艦で、主力戦艦であるアマネイル級をやや大型化させたもの。水上船(特にガレー船)を彷彿させる様な艦体を持っており、白と水色の塗装の上に、黄金色の装飾が施されているのがアマール艦船全てに共通する特徴。安定翼フィンが、後部艦底にΛ型になるよう一対取り付けられている。艦尾にも、オールの様な安定翼が1枚付いている。
 艦首先端の甲板には、1つの巨大な光子マストがあり、それがより強力な電磁幕を展開する。その威力は、1隻でハイパーニュートロンビーム砲をギリギリまで防ぎきるほど。
 艦橋は、艦体の後部にあるが、地球のように塔型ではない。艦体と半分ほど一体化した半埋没式となっている。その艦橋後の左右側には、マスト(煙突)に似せたミサイルサイロがある。
 主砲は、〈ブルーノア〉のように並列配置法を採用し、小さな艦体に出来るだけ多くの砲を乗せようと言う試みが見える。また、舷側部分は大昔の海賊船よろしく、副砲がずらりと並んでおり、乱戦や対空戦闘で威力を発揮する。
 旗艦用かつシールドシステム自体も高価な物になるため、主力戦艦に比べて生産数は少ないのがネックでもある。


艦級:A型アマネイル級戦艦
艦名:
全長:260m
兵装――
 火砲
 ・大口径高出力ビーム砲塔×1基1門 ‥‥‥(前部に1基1門)
 ・中口径三連装速射ビーム砲塔×4基12門 ‥‥‥(前部に2基6門づつ並列配置で4基12門)
 ・舷側多連装ビーム砲×2基64門 ‥‥‥(両舷に1基32門づつ)
 ミサイル
 ・八連装煙突ミサイルサイロ×2基16セル ‥‥‥(後部左右に2基16セル)
機関――
 ・主機×1基
詳細――
 アマールの主力戦艦で、〈アマーリウス〉とほぼ同じ外見。違うのは光子帆による強力なシールド装置を装備しない代わりに、打撃力を誇る大口径砲を搭載していることだ。戦法は、エトス艦隊に似ており、集団による遠距離集中射撃、及び突撃からの蹂躙戦を常としている。
 因みに最低限の対ビーム用電磁幕は装備している。


艦級:B型アマネイル級戦艦
艦名:
全長:260m
兵装――
 火砲
 ・大口径三連装速射ビーム砲塔×4基12門 ‥‥‥(前部左右に並列配置で4基12門)
 ・中口径舷側多連装ビーム砲×2基64門 ‥‥‥(両舷に1基32門づつ)
 ミサイル
 ・八連装煙突ミサイルサイロ×2基16セル ‥‥‥(後部左右に2基16セル)
 その他
 ・艦首光子帆(シールド)×1基 ‥‥‥(艦首先端上部に1つ)
機関――
 ・主機×1基
詳細――
 アマールの主力戦艦の一種で、単装大口径砲を備えずにシールドである光子帆を備えたタイプ。旗艦級には届かないが、それでもしっかりとしたシールドこと光子帆を備えていることから、強靭な防御壁を築くことが可能である。
 そのことから、B型戦艦が全面に出て防御陣を造り出し、A型戦艦が後衛から砲撃を行うというスタイルを生み出すこととなった。A型とB型が揃って、より強力な矛と盾になり得る事が可能。


艦級:アリウス級巡洋艦
艦名:
全長:190m
兵装――
 火砲
 ・中口径高出力ビーム砲塔×1基1門 ‥‥‥(前部に1門)
 ・三連装速射ビーム砲塔×3基 ‥‥‥(前部に並列配置で2基、後部に1基)
 ・舷側多連ビーム砲×2基42門 ‥‥‥(両舷に1基21門づつ)
 ミサイル
 ・八連装煙突ミサイル×1基8セル ‥‥‥(艦橋後に1基8セル)
機関――
 ・主機×1基
詳細――
  アマールの中核となる巡洋艦。基本設計は戦艦と同じである。濃密な弾幕や、突撃戦をこなせる他、このタイプだけが、後方への砲撃を可能としている。



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