時空管理局
==航行艦船==



艦級:Z級大型正規母艦
艦名:1番艦〈アースラ〉(2代目)
全長:340m
兵装――
 火砲
 ・格納式単装魔砲×8門8門 ‥‥‥(甲板に4門、艦底に4門)
搭載――
 ・デバイス級×8隻
 ・ガジェット×40機
機関――
 ・新式魔導炉×2基
詳細――
 元SX級2番艦〈ラハウェイ〉を大改装した艦。大まかな外見は大差ないが、デバイス級を8隻搭載するための格納庫が8つ増設されている。格納場所は、艦の甲板左右と艦底左右にそれぞれ2箇所づつ(なおかつ縦向きに2隻づつ)格納している。ただし、完全に艦内に格納できず、どうしても機体の上面か、下面がむき出しになってしまう半格納状態となるのが欠点。
 ただ、そのまま露出したままでは危険のため、マウントボールの様な防壁シャッターがデバイス級を覆い隠す様に設けられた。格納シャッターを増設したお陰で、外部空間と完全に遮断でき、同時に格納庫内で整備補修も可能となっているが、全機の再発進までに1時間近くは要する。
 武装は、デバイス級を格納する都合上で半数が廃止され、アルカンシェルも同様に廃止されている。


艦級:改XV級正規母艦
全長:300m
兵装――
 火砲
 ・単装魔導砲×6基6門 ‥‥‥(甲板に4基4門、艦底に2基2門)
搭載――
 ・デバイス級×4隻
機関――
 ・新式魔導炉×2基
詳細―
 XV級をデバイス級が搭載できるように改装を施したもの。アルカンシェルなどの武装は格納庫増設の都合上、半数近くが撤去されている。


艦級:SX級次元航行艦
艦名:1番艦〈ラティノイア〉
全長:340m
兵装――
 火砲
 ・アルカンシェル×1門 ‥‥‥(艦首に1門)
 ・格納式単装魔導砲×16基16門 ‥‥‥(甲板に8基8門、艦底に8基8門)
機関――
 ・魔導炉×2基
詳細――
 平たい三角錐型の艦体をした、大型次元航行艦で最新鋭の艦として就役した。
 表面上は何にも無いように見えるものの、戦闘時には格納されている単装型の魔砲が姿を現すようになっている。また、アルカンシェル砲は外部に露出することはなく、発射時に艦首先端が左右に開放される仕組みになっている。
 期待を受けて就役したものの、タイミング悪く地球防衛軍やSUSが現れたために一段とSX級の評価は下がってしまった。


艦級:XV級次元航行艦
艦名:〈クラウディア〉〈アムルタート〉〈エピメテウス〉〈ラフィール〉……etc
全長:300m
兵装――
 火砲
 ・アルカンシェル砲×1門
 ・単装魔導砲×14基14門 ‥‥‥(甲板に10基10門、艦底に4基4門)
機関――
 ・魔道炉×2基
詳細――
 SX級が就役するまでの間は、時空管理局の最高位を頂く最新鋭艦であり、外見も従来のデザインとは異なった。曲線の多いデザインだったL級と違って、直線的なデザインである。デルタ型あるいは三角錐を腹合わせにしたうえに、もう1つ下方にくっ付けた三胴型にも思える。
 表面には目立った兵装は無いが、戦闘時に現れる格納式を採用しており、次元航行艦では随一の戦闘力を誇る。中でも、アルカンシェルは元から装備済みであるのも、今までとは違う点である。
 しかし、SUSを始めとした外部勢力の艦艇に比して、非力さが露呈してしまう。


艦級:L級次元航行艦
艦名:〈ラサンドラ〉〈アースラ〉〈メンフィス〉……etc
全長:240m
兵装――
 火砲
 ・単装魔導砲×10基10門 ‥‥‥(甲板に8基8門、艦底に2基2門)
 ・アルカンシェル×1門 ‥‥‥(オプション装備として、艦首に1門)
機関――
 ・魔導炉×2基
詳細――
 時空管理局の次元空間内における主力艦艇。デルタ型あるいは細長い三角錐に、半円をくっ付ける。それを2組、腹合わせでつなぎ合わせる事で、双胴艦型の艦に見える。
 XV級が就航するまではメインとして次元空間を往来し、パトロールを行っている。アルカンシェル砲は基からは装備せず、必要に応じて本局の工廠で取り付けたりする。リンディ・ハラオウンが〈アースラ〉に乗りこんでいのも、このL級であった。時空管理局内部では十分な戦力となり得ていたが、地球防衛軍やSUSに比べれば圧倒的な力の差がある。


艦級:LS級次元航行艦
全長:170m
兵装――
 火砲
 ・アウグスト×1門 ‥‥‥(艦首に1門)
 ・単装魔導砲×6基6門 ‥‥‥(甲板に4基4門、艦底に2基2門)
機関――
 ・魔導炉×1基
詳細――
 次元航行艦としては一番小型に類する艦艇で、XV級をさらに小型化した様な外見を持つ。武装は、対艦魔導砲アウグスト1門と、通常魔導砲6門と強いものではなく、これが一番、パトロール艦らしいといえばらしい存在である。ただし、、アウグストがSUSに対抗しうる唯一の武装でもある。また本級は、大気圏内を運用する事も考慮されているが、転移からの大気圏へ入る事が大前提であり、直接突入は不可能。


==戦闘艇==



艦級:デバイス級戦闘艇
全長:50m
兵装――
 火砲
 ・20p単装陽電子衝撃砲×1門 ‥‥‥(艦首下部に1門)
 ミサイル
 ・大型対艦ミサイル×4発 ‥‥‥(両翼に4発)
 ・対空対艦両用ミサイル×12発 ‥‥‥(両翼に12発)
 爆雷
 ・爆雷ポッド×10門 ‥‥‥(後部下部の兵装モジュールに10門)
 近接火器
 ・7.5p連装機銃砲塔×4基8門 ‥‥‥(前部甲板に2基4門、前部艦底に2基4門)
機関――
 ・波動エンジン×2基
詳細――
 管理局の技術部が、地球防衛軍の技術供与を受けて開発した、初の波動エンジン搭載艦。紡錘型の艦体に前進翼を一対付けた形をしている他、後部下方には逆さ台形をした兵装モジュールがつけられている。
 今までの管理局製艦船とは逸脱したデザインで、搭載兵器もご法度の実弾兵器類が大半である。防衛軍の助力がなくば、完成を見なかった。誰にでも扱えるものではなく、高ランク魔導師でなければ扱うのは厳しい。なおかつ、魔導師にとっては未知の高機動戦を体感することとなり、あまりの高重力が発生することから、専用の対Gスーツが必須となった。


==ドローン==



機種:ガジェット・ドローンF型
全長:3m
全翼:5m
兵装――
 火砲
 ・魔砲機関砲×2門 ‥‥‥(機体下部に2門)
詳細――
 人材不足に悩む管理局 陸の上層部が提案した再設計型の機械兵。元はジェイル・スカリエッティの開発したガジェット・ドローンUであるが、それを管理局の技術部が回収・改良したものがフライ型ガジェットである。スカリエッティが作り出したものには、レーザー等の光化学兵器を搭載したタブーの兵器であったのを、こちらは低タイプながらの魔導炉を搭載した魔砲を装備。全翼の機体でエイ型にも見える。


機種:ガジェット・ドローンT型
直径:5m
兵装――
 近接用
 ・格闘用アーム×6本
 火砲
 ・魔導砲×4門
詳細――
 F型ガジェット同様、人材不足を解消すべく開発した機械兵で通称はタンク型ガジェットとされている。スカリエッティのガジェット・ドローンVを再設計したタイプで、球体状の本体をしている。持ち前の防御力を武器に拠点防衛に使用され、魔砲による遠距離とアームによる近距離をこなす事が可能。


==陸上兵器==



名称:ガーゴイルT型戦車
全長:
兵装――
 火砲
 ・魔導砲×1門
詳細――
 管理局の陸が使用する、地上兵器こと戦車。魔導師世界では有力兵器ではあったが、かのナンバーズに奇襲攻撃で破壊されるなど、戦果には恵まれない不遇な兵器。SUS戦でも歯が立たなかった。


種類:ガーゴイルU型戦車
全長:
兵装――
 火砲
 ・魔導砲×1門
詳細――
 T型の改良車。幾分か機動性と火力の向上が見られたものの、SUSの前では風前の灯火であった。


種類:ガーゴイルV型戦車
全長:
兵装――
 火砲
 ・陽電子砲×1門
詳細――
 U型の更なる改良車。主に火力面で大きな進展を見せており、地球防衛軍の主力戦車タイフーンが使用する、陽電子砲を備えている。



==防衛兵器==



名称:局地防衛戦闘砲台〈アインヘリアルU〉
兵装――
 ・51p三連装魔導砲塔×1基3門
詳細――
 管理局が開発した、首都防衛システムの一環である迎撃兵器。外見は三連装主砲そのもので、角ばっている印象がある。初代〈アインヘリアル〉よりも威力は向上し、台数も3基から10基近くまで増産配備されているものの、防衛軍等が登場してからは強固な兵器とは言えなくなってしまった。



・2020年1月22日改訂



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