メカニック設定資料(日本海軍・陸軍)


==海軍==



艦級:〈日向〉型 航空母艦
艦名:〈ヒュウガ〉〈カツラギ〉〈イセ〉〈ウンリュウ〉
全長:330m
兵装――
  ・12.7p 連装パルスレーザー砲塔×4機 …… 中央(両舷)に4機8門
  ・20o CIWS×4機 …… 前後左右に4機
  ・VLS×36門 …… 艦橋基(前後)に18門づつ、合計36門
  ・八連装ミサイル発射機×2基 …… 両舷に1基、合計2基16門
防御――
  ・コスモナイト複合装甲、電磁防壁
搭載機――
  ・艦載機×80機
機関――
  ・ウォータージェット推進式水素エンジン×2基
詳細――
  国連海軍で正式採用されたアメリカ造船企業が設計した〈インディペンデンス〉級空母を、日本軍が流用して発展させたもの。
基本設計は同じだが、艦橋構造にかんしては、かの海上自衛隊が建造したヘリ空母と同じ物となっている。
これは他国も同じことで、規格を同じものとする事で、他軍港での修理も容易くする目的があるため。
〈赤城〉型宇宙空母よりも搭載数が多く、宇宙金属を混ぜて生成した装甲は旧来よりも遥かに高い強度を誇る。



艦級:〈天城〉型 イージス戦艦
艦名:〈アマギ〉〈ナラ〉〈ミカサ〉〈ハツセ〉
全長:250m
兵装――
  ・36p 三連装主砲 …… 前部に2基、後部に1基、合計3基9門
  ・VLS×64門 …… 前部に32門、後部に32門、合計64門
  ・三連装短魚雷発射管(格納式)×4基 …… 両舷側の内壁に4基12門
  ・12.7p 連装パルスレーザー砲塔×6機 …… 合計12門
  ・20o CIWS×4機
防御――
  ・コスモナイト複合装甲、電磁防壁
搭載機――
  ・〈シーガル〉×2機
機関――
  ・ウォータージェット推進式水素エンジン×2基
詳細――
  海軍最大の火力を誇る主力艦。アメリカ企業設計の〈ミズーリ〉級イージス戦艦の改良型である。時代遅れ感の強い戦艦だったが、時代の流れと共に再び存在が浮上。
宇宙戦艦が建造される時代だからこそ、舞い戻ったとも言える。特に光学兵器にはない、重力化の曲線運動が再度注目されており、ミサイルの次に有力な対地、対艦兵器とされた。
レーザー系統の場合、はるか先の洋上都市に命中する危険性を少なからず孕んでいるために、ともされている。



艦級:〈白峰〉型 イージス汎用巡洋艦
艦名:〈シラネ〉〈トネ〉……
全長:180m
兵装――
  ・20p 単装速射砲塔×3基 …… 前部に2基、後部に1基、合計3門
  ・VLS×80門 …… 前部に32門、後部に32門、合計64門
  ・三連装短魚雷発射管×2基 …… 両舷に2基6門
  ・8.8p 連装パルスレーザー機銃×2機 …… 合計4門
  ・20o CWIS×4機
防御――
  ・コスモナイト複合装甲、電磁防壁
搭載機――
  ・〈シーガルU〉×1機
機関――
  ・ウォータージェット推進式水素エンジン×2基
詳細――
  海軍の中核を成す主力艦艇。対艦、対潜、対空、対地、そつなく攻撃を行う事が出来るオールラウンダー。
従来のイージス艦よりも主砲攻撃力が向上した分、ミサイル兵装は多少だが減っている。



艦級:〈磯雪〉型 イージス汎用駆逐艦
艦名:〈イソユキ〉〈キク〉……
全長:150m
兵装――
  ・12.7p 連装速射砲塔×1基 …… 前部に1基2門
  ・VLS×32門 …… 前部に32門
  ・三連装短魚雷発射管×2基 …… 両舷に2基6門
  ・8.8p 連装パルスレーザー機銃×2機 …… 合計4門
  ・20o CWIS×2機
防御:コスモナイト複合装甲、電磁防壁
搭載機:〈シーガルU〉×1機
機関:ウォータージェット推進式水素エンジン×2基
詳細――
  海軍で最も製造された艦艇。日本支部においては、汎用型駆逐艦として再設計を施されており、そのため総合火力は左程でもない。
しかし救難活動のために出動することも想定されており、駆逐艦クラスにして1機の〈コスモシーガル〉を搭載可能としているのが大きな点である。



艦級:〈山波〉型 潜水艦
艦名:〈ヤマナミ〉〈タツナミ〉……
全長:150m
兵装――
  ・魚雷発射管(各種魚雷・トマホーク・機雷)×8門 …… 艦首に8門
  ・VLS×12門 …… 中央(上甲板)に12門
防御――
  ・コスモナイト複合装甲、音波吸収特殊装甲、マスカー発生装置
潜航深度――
  ・限界潜航深度:600m
機関――
  ・ウォータージェット推進式水素エンジン×2基
詳細――
  日本海軍が改良を加えて設計した主力潜水艦。典型的な葉巻型艦体で、艦前部に司令塔であるセイルを備える。
探知されにくいよう、音波吸収に特化した特殊装甲を纏い、音響においてもジェット推進によって騒音を抑えている。
また魚雷攻撃から身を護る為の、気泡発生装置――マスカーを備えており、これで自身の推進音を掻き消すことも可能である。



機種:空間汎用輸送機SC98〈シーガルU〉
全長:16.7m
各種コンテナ(任務別に選定)――
  ・兵員輸送型コンテナ …… 重武装兵士で24名、軽装備兵士で30名
  ・ソノブイ投下型コンテナ …… ソノブイを32機前後を搭載
  ・爆雷投下型コンテナ …… 爆雷を32発前後を搭載
  ・救助設備型コンテナ …… 約10名分の担架を積載可能
  ・指揮通信型コンテナ …… 通信設備を充実させたもの
機関――
  ・軸流式コスモエンジン(彗星5型2号)×2基
詳細――
  宇宙軍が開発した双発式の多目的汎用輸送機を、海軍技術廠が改良したタイプ。〈コスモシーガル〉とほぼ同じ性能を有している。
海上艦艇の狭い格納庫艦へ搭載することを踏まえて全長を短くした他、主翼を折りたためるようにしたためにハードポイントを廃止しているのが大きな違い。



==地上軍==



機種:99式空間戦闘攻撃機〈コスモファルコン〉 (愛称:ハヤブサ)
全長:15.9m
兵装――
  ・レーザー機銃×2丁
  ・機関砲×6門
  ・対艦・対空ミサイル×8発
機関:複合輻流式コスモエンジン(流星35型)2基
詳細――
  国連地上軍の技術廠が開発した極地戦闘機。宇宙空間での使用も可能なほか、ドッグファイト、対艦対地攻撃のどれもこなすことができる、まさに万能戦闘機。
また、ステルス性を考慮したデザインで、起伏の少ない形状となっている。ミサイル兵装は、すべて機内の兵装ベイに格納されている。
その性能ゆえ、ライセンスは地上軍にあるが、海軍や宇宙軍でも採用するほどである。



車種:70式多脚戦車〈雷神〉
全長:13.5m(砲身含め)
全高:7.2m(通常姿勢時)〜14.7m(直立姿勢時)
兵装――
  ・45口径120o ショックカノン砲塔×1門 …… エネルギー・実弾両用型
  ・連装対戦車ミサイルランチャー×2基 …… 砲塔後部(上面)に2基
  ・75o 対空自動バルカン砲塔×1門 …… 砲塔前部(上面)に1門
  ・12.7o 機銃×1門 …… 車体下部に1門
  ・三連装コスモクロー(鉤爪)×6本 …… 各脚先端にY字型で3本づつ、合計18本
駆動:六脚式 …… 車輪付き
乗車人数:2名
詳細――
  日本地上軍の技術開発部と、オーブ連合首長国のモルゲンレーテ社が共同開発した、初の歩行型機動兵器。が、形状から多脚戦車と呼ばれる事の方が多い。
形状は六角形型円盤を6本足の付け根とし、その円盤の上部に跳弾性を兼ね備えた八角形型砲塔を載せているような外見をしている。
兵装はショックカノンと実弾の双方を使用可能とした主砲。そのために砲塔も肥大化して、92式等よりも一回り大きい印象を与えている。
  足回りである6本もの脚は太目にされ強靭さを追求している。また、各脚の先端にはY字型になるよう、3本の鉤爪が備え付けられているのも特徴。
これは滑り止めになる他、MSに対しても最低限の格闘武器として使用できるようになっている。また、高速移動のために、爪の間に車輪が半格納状態にある。
格闘に持ち込まれた場合、全高は脚を延ばして直立しても、MSより低い。だが低さを逆手にとってMSの脚を掴み引きずり倒すことも可能。



車種:70式多目的型多脚戦車〈風神〉
全長:15.4m(砲身含め)
全高:7.7m(通常姿勢時)〜15.3m(直立姿勢時)
兵装――
  ・52口径155o リニアカノン砲塔×1門
  ・75o 対空自動バルカン砲塔×2門 …… 砲塔左右(上面)に2門
  ・12.7o 機銃×1門 …… 車体下部に1門
  ・三連装コスモクロー(鉤爪)×6本 …… 各脚先端にY字型で3本づつ、合計18本
駆動:六脚式 …… 車輪付き
乗車人数:12名(操縦者2名)
詳細――
  〈雷神〉のバリエーションタイプ。後方支援射撃と、兵員輸送、および歩兵支援をこなせる多目的戦闘車。
足回りは概ね同じだが、車体部は長砲身のリニアカノン搭載と兵員スペース拡充のため、より大型化されている。
鉤爪はあるが、あくまで荒地や滑りやすい氷の上を想定して使用するだけに限定している。格闘戦は避けるよう指示されている。



車種:91式戦車
全長:11m(車体全長:7.9m)
兵装――
  ・45口径 120o砲塔×1門 …… 徹甲弾、榴弾各種
  ・12.7o機銃×2門 (砲塔軸上)
駆動:キャタピラ式
乗車人数:3名
詳細――
  国連地上軍の技術廠が開発した主力戦車。92式の前期型とも言える戦車で、エネルギー弾ではなく実弾をメインとした戦闘車。
前期型ゆえに外見は砲身以外は同一。



車種:92式戦車
全長:11m(車体全長:7.9m)
兵装――
  ・45口径 120oショックカノン砲塔×1門
  ・12.7o 機銃×2門 …… 砲塔軸上に2門
駆動:キャタピラ式
乗車人数:3名
詳細――
  国連地上軍の技術廠が開発した主力戦車。キャタピラ式を採用した一般的な戦車で、主砲は実弾ではなくショックカノンを使用。
ショックカノンはエネルギー消費の高い兵器ではあるが、それを事前にプールするためのコンバーターを開発した事で解決。
事前にエネルギーを補充しておくのである。また短時間での充電は間に合わないため、必要とあればコンバーター部分を取り換える方法も可能。
最大で22発(最小エネルギーの場合は40発)が発射可能である。



車種:89式自走リニアカノン砲
全長:12.4m(車体全長:8.2m)
兵装――
  ・52口径 155oリニアカノン砲×1門
  ・12.7o機銃×1門 (砲塔軸上)
駆動:キャタピラ式
乗車人数:3名
詳細――
  国連地上軍の技術廠が開発した支援戦闘車。キャタピラ式を採用。長大な砲身を搭載するため、92式よりも車体は大きくなっている。
主兵装はエネルギー弾ではなく実弾であるリニアカノンを採用。はるか後方からの支援射撃で援護する。搭乗者達からは、数字を捩って〈ハック〉と呼んでいる。



車種:88式装輪装甲車
全長:7m
兵装――
  ・40o重機関銃×1機
  ・12.7o機関銃×1機
機関:8輪式
乗車人数:14名(操縦者2名)
詳細――
  国連地上軍の技術廠が開発した兵員輸送装甲車。典型的な箱型の車体で、車体前方のみ山形になっている。
車輪式の為に加速力がよく、特に舗装された地での運用には適面である。泥濘や湿地帯での運用も可能だが、速度は圧倒的に落ちる。



車種:94式指揮通信車
全長:6.2m
兵装――
  ・12.7o機関銃×1機
  ・7.6o機関銃×1機
駆動:6輪式
乗車人数:8名
詳細――
  戦場において部隊を直接指揮するために開発された特別車両。車輪式でタイヤを6つ装備している。
指揮能力が高く、電子戦にも長けており、現場指揮官にはかなり重宝する代物である。また、部隊指揮官の役割を担うために、91式を〈コマンダー〉と呼ぶ者も多い。



車種:87式地対空誘導弾搭載型トラック
全長:7.2m
兵装――
  ・六連装地対空誘導弾発射機×1 …… トラック荷台に1基6発
駆動:6輪式
乗車人数:3名
詳細――
  防空圏に侵入する敵機の撃墜、または弾道ミサイルの撃墜を目的とした迎撃誘導弾を運搬する車両。
トラック自体はバリエーションが多く、荷台に様々な武装あるいは設備を乗せるものが存在する。



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