魔法少女リリカルなのは
                  Accel  Knight


















第5話 VSもう一人の魔法少女





時刻は深夜。
暗くあっても、街灯などで少々明るい街に一人の金髪の少女がいた。
その子は、ある建物の屋上に立ち、眼下の街を見つめている。

「ロストロギアはここにあるのね……」

そして、屋上にはやや茶色めいた狼もいる。

「形態は青い宝石。一般呼称はジュエルシード」

そして、少女は誰かと話しているかのように言う。

「そうだね。すぐに手に入れるよ」

そこで、狼の遠吠えが街中に響き渡った。
この少女もランと出会う事で、その運命を大きく変えられる事となる。

























あれから数日経ち、今日は休日。
ランは、すずかに誘われ、月村邸に訪れていた。
いわゆるお茶会である。
正直、俺には似合わないが悪くないとも思い、こうしてなのは、アリサやすずかとお茶会を楽しんでいた。
しかしだ。

「すずか、これどうにかなんない?」

何故か俺の足元に猫達が群がっているのだ。
さらに膝の上にも二匹ほどいる。
別に猫は嫌いではないから、嫌ではないのだが、どうも違和感がぬぐえないのだ。

「ごめんね、ラン君。剥がしても、またくっついて行っちゃうから」

「だよな…。なら、仕方ないか」

ため息混じりに言った俺に、アリサは感心したように言った。

「どうしたらここまで懐かれるのかしらね」

「あ、あはは」

その言葉になのはは苦笑い。
そんな光景ながらも、楽しんでいた俺達だったが。

「キュー!」

悲鳴に近い鳴き声が聞こえたので、見てみると、ユーノが猫に追いかけられていた。

「ユ、ユーノ君!?」

「アイ、だめだよ!」

その時。

「はい、お待たせしましたー。いちごミルクティーとチーズクリームクッキーで〜す!」

タイミングの悪い事に月村家専属メイドのファリンがお茶菓子を持ってきた。
しかも、ユーノと猫がメイドのファリンの足元で追いかけっこを始める。

「あわわ…あわわ……」

何とかユーノと猫を踏まないようにするファリンだったが、逆にぐるぐると回っている内に目を回してしまう。
そこで、倒れかけたファリンだったが、俺がすぐに動いた。
素早く移動し、倒れかけるファリンの腰を左手で支え、トレイを右手で支える。

「大丈夫ですか、ファリンさん?」

「あ、はい。ありがとうございます」

ファリンは多少赤くなりながらもお礼を言ってくれた。
うん、決まったぜ。我ながら。
そして、身長差のせいか顔と顔の距離が近い。
いや、美人だね、ファリンさん。

「ああー!」

「ファリン大丈夫?」

「あんた達いつまでそうしてるつもり?」

なのは、すずか、アリサの声を聞きながら、俺は何事もなかったようにファリンを立たせて、席に戻る。
いや、こういう時はクールに対応するのが紳士ってもんさ。
そして、席に着いた途端また猫に群がられた。
俺、猫にモテるのね。
あれ…なんか空しい……。

そんな感じで楽しい時間が過ぎて行った。






















そして、そのまま楽しい時間が過ぎるかと思われたのだが……。

キィン!

「「「!」」」

ジュエルシードの波動を感知した。

[なのは……]

[うん……すぐ近くだ。ラン君は気づいた?]

その念話に俺はなのはを見て軽く頷いた。

[どうする?]

なのははすぐにでも行きたかったが、アリサとすずかがいる前では早々不用意な行動を起こせない。
それは俺も同じだった。

[そうだ!]

何か思いついたようにユーノが呟くと、机から下り、ジュエルシードの方向へと走って行った。
なるほど、考えたな。

「ユーノ君?」

なのはが言ったところで、彼女もユーノの行動の意味に気づいたようだ。
俺となのはは立ち上がる。

「ユーノ、どうかしたの?」

「うん、何か見つけたのかも。ちょっと探してくるね」

「一緒に行こうか?」

すずかの提案を俺はやんわりと断った。

「いや、大丈夫だろ。お前達はここにいて、楽しんでてくれ。ただなのはの運動音痴が心配だから、代わりに俺がなのはと一緒に行くよ」

「そう……?じゃあ、私達はここにいるね」

「ああ」

俺はそう返事すると、先に走って行ったなのはを追いかけて行った。

























俺となのはとユーノが走っている途中、ジュエルシードの発動を感知した。
ユーノがそこで止まったので、俺となのはも一旦止まる。

「ここだと人目が……!結界を張らないと!」

「結界?」

俺もそれは疑問に思った。
というよりそれは知らない。

「最初の時に使った空間。魔法効果の生じている空間と通常空間の時間進行をずらすの。僕が少しは得意なんだ」

という事は、俺も最初の時に結界内では自由に動けていた事になる。
これもメモリの作用なのかもしれない。
すると、地面に魔法陣が展開される。

「あまり広い範囲は無理だけど……この家の付近くらいなら…」

そして、結界が結構な範囲で張られた。
確かに、あの時と周りの雰囲気が同じだ。
その直後、右方向から光が発せられたかと思うと、そこから巨大な猫が現れた。
その光景に俺達は目が点になってしまった。
何だあれ……猫、だよな?

「にゃお」

ついでに声もでかい。

「あ、あ、あれは……?」

なんとかこの事態を把握するためになのはがユーノに問う。

「た、たぶん……あの猫の大きくなりたいって願いが正しく叶えられたんじゃないかな……?」

まだ驚きながらも、ユーノが答えた。

「いや、いくら大きくなるのが動物達の共通の夢だとしても、あれはでかくなりすぎだろ……。限度ってものがあるんじゃね……?」

それに俺も驚きつつ、ツッコんだ。
なのはもそれに同意する。

「そ、そうだよね……」

ってボーッとしてる場合じゃなかったな。

「とにかく、封印するぞ。いくらなんでもあのサイズはすずかも困るだろうしな」

「うん、そうだね」

そう言って、俺はドライバーを、なのははレイジングハートを取り出した。
だが、その時。
黄色い閃光が猫に直撃した。
俺達は発射された方向に振り返る。
そこ(電柱の上)には、黒い服を着た金髪の少女がいた。
その手には杖を持っている。

「バルディッシュ、フォトンランサー、電撃」

「Photon lancer, full auto fire」

その瞬間、黄色い弾が次々と発射された。
だが、俺は既に彼女の声を聞いた時から動いている。
既にドライバーを腰に装着し、メモリを構える。

【JOKER!】

「変身!」

俺は、ジョーカーメモリをレフトスロットにセットすると、飛び上がる。
空中で、装甲が形成され、ゲシュペンストに変身し、俺は飛び上がった勢いのまま、背中のバーニアで回転し、腕で猫への攻撃を防ぐ。

(魔力弾か……!)

手ごたえの感じはなのはの魔力弾の感じに似ていたため、俺はそう直感した。
そして、俺が攻撃を防いだ事で、相手も俺に気づいたようだ。

「何……?魔導士……?」

俺が猫に飛び乗った直後、さらに金髪の少女が黄色の魔力弾を撃ってくる。
俺は、再び飛び上がり、蹴りや拳の応酬で弾丸を防ぐ。
その時、変身したなのはが猫の上に飛び乗って来た。
おそらく、フライヤーフィンで飛んできたのだろう。
俺はすぐに指示を飛ばす。

「なのは、あの子は俺が引き受けるからおまえはさっさとジュエルシードを封印するんだ」

「うん、わかった!」

俺はトリガーメモリを取り出しながら、さらに言う。

「後、封印した後は加勢せずに俺の戦い方を見てろ」

「?…戦いを?」

首を傾げたなのはに俺は頷いた。

「ああ。あの時からなのはを見てきたが、どうやらなのはは中・遠距離タイプのスタイルだ。だから、俺がそれと同じスタイルで手本を見せてやる。今のおまえ では、あの子には勝てない。だから、よく見ておけよ」

あの時とは、なのはが初めてシューティングモードを起動した時だ。
そこから俺は既になのはの武器と戦闘スタイルを理解していた。
そして、これからその手本を彼女に参考として見せる。

「うん、わかった」

【TRIGGER!】

彼女が返事をしたのを確認すると、俺はレフトスロットを一旦立ててジョーカーメモリを取り出し、代わりにトリガーメモリをセットし、レフトスロットをもう 一度倒す。

【TRIGGER!】

その瞬間、ゲシュペンストの色が黒から青に変化する。
その様子に金髪の少女は驚いた様子を見せた。
そして、俺は胸部に出てきたトリガー・マグナムを右手で握る。
すると、驚きからすぐに立ち直った金髪の少女が近くの木の枝に飛び乗って来た。
そして、彼女は俺達を見て冷静に分析していた。

「同系の魔導士……。ロストロギアの探索者か。もう一人は……わからないけれど」

そして、近くで事態を見守っていたユーノも相手を分析していた。

「間違いない……僕と同じ世界の住人」

「なのは、封印は頼むぞ」

「うん」

俺はそう言って、猫から飛び降りると、金髪の少女の出方を待つ。
すると……。

「Scythe Form. Set up」

(来るか……!)

その瞬間、彼女の杖からエネルギーが放出され、鎌型の形状を取った。

「ジュエルシード、申し訳ないけど、頂いていきます」

そして、彼女は俺ではなく、ジュエルシードを封印しようとしているなのはに襲い掛かった。

「え!?」

いきなり襲い掛かってきた彼女になのはは驚く。
このまま行けば、彼女の鎌がなのはを捉えるのだが、俺がそうはさせなかった。
彼女の眼前にあえて飛び出し、トリガー・マグナムを向ける。

「っ!?」

ドゥン!!

俺はビームを撃ったが、彼女は寸前で身を倒す事でそれを避けた。

「悪いが、君の相手は俺だ」

一旦、飛び離れた金髪の少女がまた鎌を構える。

「Arc Saber」

今度は魔力エネルギーの刃が飛んできた。
狙いは俺。
どうやら俺に狙いを変更したようだ。
だが、それでいい。

「トリガー」

俺はその刃をビームで撃ち落とす。
爆煙が前方の視界を遮ったが、俺は気づいていた。
彼女は目の前にいる。
俺はあえて突っ込むと、彼女が振り下ろした鎌を間合いの内側に入る事で、その柄をマグナムで止めた。
互いにぎりぎりと鍔迫り合いの状態になる。

「何故ジュエルシードを狙う?」

俺が鍔迫り合いをしながら聞くと、彼女は答えた。

「たぶん、言っても…意味がない」

「そうか……」

そう言った瞬間、互いに離れる。
そこで俺はさらに言う。

「じゃあ、もう1つだけ言わせてもらう。何故、そんな寂しそうな目をする?」

「っ!?」

俺のその言葉に彼女は少なからず驚いていた。














一方、ジュエルシードの封印を済ませると、なのはは2人の戦いに見入っていた。
金髪の少女が何度も攻撃を仕掛けているが、ランはそれをことごとく相殺し、防いでいる。
しかも、銃で接近戦までこなしているのだ。

「すごい……」

なのははそう呟きながら2人の戦闘に見入っていた。












そして、ランも金髪の少女との戦闘を継続していた。
振り下ろされた鎌をマグナムで防ぐと、同時にそらして、銃口を彼女の顔面に向ける。

「っ!?」

ドゥン!!

予想外の近接戦でマグナムをぶっ放したため、当たったかと思われたが、彼女はなんとか避けていた。
スピードがかなり速い。
距離が離れた金髪の少女は近くの木の枝に、俺は地面に飛び降りてマグナムを構える。

「Device mode」

彼女が杖を一旦、元の形態に戻した。
俺は、トリガーメモリをレフトスロットから取り出す。

「Photon Lancer, get set」

【TRIGGER!MAXIMUM DRIVE!】

彼女が杖を俺に向けると同時に、俺はトリガー・マグナムの銃身にあるマキシマムスロットにメモリをセットし、下を向いていた銃身を引き上げ、銃口を彼女に 向け る。

「………」

「………」

互いに隙を見せずに、睨み合う。

(なのはや俺と同じ歳頃……。なのはに劣らずの美少女だな。ただ……何故そんなに痩せていて、寂しそうな目をする……?)

しかし、このままでは埒が明かない。
互いに隙を見出そうとしているが、その気配は俺も彼女も見せない。
なら、あえて見せてやるか。
俺はわざと何かを確認するように余所見をする。
すると、彼女が動きを見せた。
杖に魔法エネルギーが充填されていく。
しかし、それは俺の誘いだった。

「甘い」

「!」

「トリガー・バーストストリーム」

既にマキシマムにした時点で俺のチャージはできている。

「くっ!フォトンランサー!」

「Fire」

その瞬間、互いに高威力の一撃を撃ち出す。
そして、それがぶつかり、周囲は光に包まれた。


























「きゃっ!」

光と共に発生した衝撃波からなのはは顔をかばった。
そして、衝撃波が収まるのを感じると、ランがいた所を見る。
そこに、ランが立っていた。
無傷のままで。

「ラン君…!」

(良かった……)

私はほっとする。
そして、敵である金髪の少女を見ると、彼女は木の枝から吹っ飛んでおり、近くの木に叩きつけられ、座り込んでいた。
勝負はランの勝ちだった。
勝ったランは金髪の少女に近づく。
座り込んでいた彼女はきっとランを睨み付けた。

「俺の勝ちだな」

「くっ……」

少女は悔しそうに呻く。
しかし、ランはそんな様子に構う事なく続けた。

「今日は大人しく帰ってもらう。俺も君のような子にこれ以上攻撃したくないからな。マキシマムを使ったとはいえ、威力を抑えたからまだ動けるだろう。…… さっさと帰れ」

「っ……」

彼女はランに何か言いたそうにしていたが、よろよろと立ち上がると、魔法を使って飛び去って行った。
私はラン君に駆け寄る。

「ラン君!」

それに気づいたラン君は私に振り返る。

「大丈夫だったか?なのは」

「うん、私は大丈夫だよ」

「封印は?」

「それもちゃんと済ませたよ」

「そうか……」

すると、ラン君が真剣な声音で私に聞いてくる。

「で、俺の戦いを見てどう思った?」

そういえば、戦いをよく見ておけって言われてたね。
私は思ったまま答える。

「凄かったよ。銃で弾丸を撃ち消す所もそうだけど、銃で接近戦をする所が私は一番すごいと思ったよ」

「そうか。よく見ていたな。……なのは、中・遠距離型っていうのは、文字通り離れた距離からの攻撃を得意とするものだが、決して接近戦ができない訳じゃな い。むしろ、やり方によっては充分に接近戦も可能なんだ。さっきの俺のようにな」

「うん」

それはラン君のさっきの戦いを見てわかるの。

「だから、なのはもこれからは接近戦をある程度こなすようにしないとな。さすがに杖だから、俺の真似はできないが、そこは俺も手伝うから」

「うん、ありがとう」

そう言って、私は微笑んだ。
ラン君のそういう気遣いが私は嬉しかった。

「さて、あまり遅いとアリサやすずかも心配する。さっさと戻ろう」

「うん!」

こうして、私達は無事ジュエルシードを回収する事ができた。
でも、あの子は一体……それに……。
そして、月村邸に戻った私とラン君はまた楽しいお茶会を再開し、アリサちゃんやすずかちゃんと楽しく過ごした。

























俺はお茶会が終わった後、月村邸を出て自身のマンションの部屋に帰っていた。
自室のベッドに仰向けに寝転び、天井を見上げる。
ずっとそのまましていたが、脳裏に浮かぶのはあの金髪の少女の寂しい目と痩せた体だった。
ちなみに変態的な意味はないぞ。

「……あんな子がどうして戦っている…?」

俺は思わず呟いた。
どうも彼女と戦ってからやるせない気持ちがたびたび浮かんでくる。
その原因は、おそらく彼女で、その目を見て俺が思う所があったから。
なら……。

「あの子の戦う理由を知るのと……もしもの時は…助けてやるか……」

俺はそんな事を呟いた。
それは美少女とはいえ、俺が初めて敵に情けをかけた事。
そして、俺の信念の元にその決意があった。
かわいい子は見逃せないのと、かつての俺のような……寂しそうな彼女を放っておけないという心から。
そして、夜は更けていく……。























怪我をした金髪の少女「フェイト」は自身が借りている高級マンションで、自身の怪我の治療をした後、ソファーに座り込んでいた。
その時、茶色めいた毛の狼がこちらに寄ってきた。
フェイトは狼の頭を微笑んで撫でる。

「……大丈夫だよ。怪我は大した事ないから。今回は邪魔が入ってしまったけど、今度は失敗しないから」

心配そうに見上げる狼をフェイトは撫で続ける。
そのフェイトの脳裏に浮かぶのは、あのロボットのような装甲を纏った者の言葉。

(「何故、そんな寂しそうな目をする?」)

どうして、あの人はそう言ったのだろう。
どうして、わかったのだろう。
何度考えても、フェイトはわからなかった。
ただ、一つ言える事は、自分の本心を初めて会った他人に言い当てられた事に驚いたからなのかもしれない。

「ジュエルシード、いくつかは…あの人とあの子が持ってるのかな?」

未だに心配そうに見上げる狼をフェイトは撫で続ける。

「大丈夫だよ。迷わないから。……待ってて、母さん。……すぐに、帰ります」

ここに、彼女の戦う理由が垣間見えた。
彼女もまた、自分以外の大切な人のために戦う人だったのだ。























あとがき

もうすぐ今年も終わりですが、まだ続くぜ!という事で第5話でした。
ようやく休みに入り、忙しさもひと段落したので、もう一話更新する事ができました。
今回の第5話は予告通り、ついにフェイトの登場です!
しかも、なのはじゃなくてランと戦うという。
フェイトファンの皆さんにはようやくという感じですね。
それに対してランが勝った事には、なんとも申し訳ない感がありますが。
加えて今まで登場したJOKERとTRIGGERのフル活用。
さらにメモリチェンジも初めて出ました。
TRIGGERはあえて近接戦で使う事で、表現してみました。
射撃戦ながらも、接近戦という不釣り合いな状況ですが、一度はやってみたかったんですよね。
ちなみにランのゲシュペンストは非殺傷設定なんて便利な物はないので、ラン自身が加減して使っています。
その分からすると、主人公ランの強い感がより一層出てしまうかもしれませんね(苦笑)
まあ、設定が厨二臭いのは作者である私の傾向なんですけど……(汗)
なるべく強くなりすぎないように注意していきたいと思います。
タイトルは、今回のメインテーマに沿ったものですね。
見て頂ければわかると思います。
後、念話の際には[]を使用する事にしました。
また変わるかもしれませんが、[]のところは念話だと思ってください。
次回は、ほぼ原作通りの展開です。
ですが、あまり出ないモンスターズとの会話など違う点も色々とありますので、そこをチェックして頂けるといいかもしれませんね。
それとWEB拍手と感想をくれた方ありがとうございました!
またしていただいて、嬉しかったです。
この作品を始めてそこそこの人気ですが、このくらいの調子で頑張っていきたいと思います!
ちなみにあとがきの後にこれまで出た必殺技の紹介をしているので、気になる方は是非見てくださいね。
もうすぐで年始です!
皆さん、よいお年を!


















技紹介(1)


トリガー・バーストストリーム

ゲシュペンスト・トリガーのマキシマムモードの必殺技の1つ。
火力重視の必殺技で、威力に関してはトリガーの誇る技の中でもトップクラスに入る。
今回の話では、ランがかなりの手加減をして撃ったためフェイト自身に大きな怪我はなかった。
それでもフェイトのフォトンランサーに容易く押し勝つ威力を持つ。



ジェットマグナム

ゲシュペンスト・ジョーカーのマキシマムドライブの必殺技の1つ。
肉弾戦を得意とするジョーカーのパンチ系の必殺技で、最も出が速い。
左腕に付いている格闘戦用武装のプラズマステークにマキシマムドライブのエネルギーを集中させ放つ技であり、威力も十分に高い。
ただし、リーチが短いのが欠点。
第2話では、ジュエルシードで変化した化け物に使い、完全に倒せるに至らないまでも、その体を粉砕するには至った。



ゲシュペンストキック

ゲシュペンスト・ジョーカーのマキシマムドライブの必殺技の1つ。
ジョーカーのキック系の必殺技で、最も威力が高い。
右足にマキシマムドライブのエネルギーを集中させて、飛び蹴りを放つ技。
欠点は放つまでに多少の溜めと時間がかかる事。
本来この技を使う時にはTCOSが『SHOUT NOW!(今だ、叫べ!)』と指示していたので、ランはその指示に忠実に従っている。
そのため、この技を使用するとキャラが崩壊するのがお約束というか難点である。



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