うちは虐殺事件。それを実行した者の名は、『うちはイタチ』。7歳という史上最年少でアカデミーを首席で卒業。8歳で写輪眼を開眼させ、10歳で中忍となり、その後まもなく暗部入りを果たす。また、13歳の時には暗部の部隊長を務めるなど、伝説の三忍の再来か!!と言われていた天才忍者。

 そんな人物の起こしたこの事件は、木ノ葉の里に暗闇を落とした。

 7年前に起こった九尾の狐による襲撃事件。その事件の傷も未だに里の者達にとっては癒えない傷となっていたが、今回の事件もまた木ノ葉の里に『深い傷』という爪痕を残す事になったのだ。

▼ ▼ ▼ ▼

「はぁ……」

 忍者アカデミーの自分の机に額をつけて溜息を吐く。うちは虐殺事件が起こった日から早数日。忍者アカデミーまで来る途中、里中がピリピリしているのが肌の感触で分かった。それもこれも、イタチがやった事なんだけどな…。

 俺は火影低に向かった後、火影のじいさんが帰って来るまで木ノ葉丸と一緒に留守番をすることになった。だけどまぁ如何せん俺ってば、年齢=精神じゃないから木葉丸の部屋に有った玩具で遊びながら待つのは、苦痛以外の何物でもなかった。

 でもまぁ、何とか我慢して玩具で遊びながら待ってたんだが、じいさんが帰って来たのは夜も遅い時間だった。そのせいってのもおかしい話だが、その日は久しぶりに火影邸に泊まる事になった。寝る時になって木ノ葉丸が「ナルト兄ちゃんと一緒に寝るッ」と五月蝿いから、仕方なく一緒に寝てやったんだが…あいつ俺にヨダレ付けすぎ……。いくら小さい子どものだとしても、ヨダレはヨダレ。嫌な気持ちのまま寝ることになった俺は至極普通だと思う。

 翌朝、木葉丸のヨダレが付いた上着を脱ぎながら、一度家に帰って事件現場とサスケを見に行こうかなぁと考えているところに、ドアを開けて部屋に入って来たじいさんに「アカデミーは今日から3日間臨時休校になったから行かなくてもいい」と言われた。

 いやいや俺ってば、事件現場とサスケに会いに行くつもりなんだけど…。と、俺がそこまで考えたところで、父さんと母さんに今は変に動かない方がいいって言われてしまい、結局一日中修行をする事になった。

 確かに7才の子どもが事件現場に行くのは普通じゃない。九尾の事もあるし…暗部に要らない警戒心を持たれるよりは、今は我慢した方がいいかな。サスケの事は心配だけど…きっと大丈夫だろ。早ければ数日中に会えるだろうし……。

 んで、そんなこんなで待ちに待った今日。俺はサスケに会えたには会えたんだが…。教室を見まわしてみれば、異様な静けさが広がっているのに気付く。まぁ、察しのいい奴は分かるだろ?この教室の異様な静けさを作っているのは一人の生徒。……うちはサスケ。

 うちは虐殺事件唯一の生き残りにして、事件を起こしたうちはイタチの実の弟。

 てか、サスケが生き残ってて良かったぁ……原作を知ってるから生き残るだろうなっては思ってても、実際この事件が起きてからは心配だったからなぁ。

 だがしかし、この空気はまじで勘弁して欲しい……サスケの空気にあてられて、クラスの中でも一際(ひときわ)五月蝿いキバが今日は静かだし、何よりいつも「サスケくん、サスケくん」言って五月蠅い女子も、今日ばかりは遠くから(教室の扉のところから)見ているだけだし……。

「はぁ…」

 どうするかな…原作通り俺はドベで落ちこぼれっていう『役』を演じている。そのせいで同期生達には馬鹿にされるし、里の大人達には侮蔑されているんだけど……

 本当の実力を発揮してしまうと、里の上忍や暗部とかに危険だと判断されて、消されてしまうかもしれないから仕方ないとはいえ……流石にムカつく。

 ちなみに、俺がアカデミーに行っている間、影分身達が森の奥の方で忍術や幻術の修行をそれぞれしているので、今この時にも俺は忍術の経験値を稼いでいる。影分身は本当にチートだと思うしだいです。閑話休題。

 アカデミーで勉強する諸々なんて入学早々一日で一つもない事に気付き、ここに来る意味あるのかと思わされた。まぁ、ここに通わなければ下忍になれないから仕方ないか。

 それに…原作のナルトのように、友達がいない『ボッチ』状態でいたら確実に通わなかった自信があるし…。友達って大事だって改めて気付きましよ。割と本気で。

 とまぁ、そんな落ちこぼれ生徒である俺が、いきなり人気者であるサスケに親しく話しかけようとしたら、周りの奴らには邪魔されるだろうし、サスケ本人にも「近寄るな…」とか言われそう…。

 いや、間違いなく言われるな。何故なら、ついさっきクラスの一人の男子がサスケに話しかけようとしたら…

「俺に話しかけるな…屑がっ」

  …だもんなぁ。あんなの7歳の子どもが言われたら、心に傷を作ったとしても不思議じゃねぇって。精神年齢29のおっさんが言われても、おそらく立ち直るのに時間がかかると思うし。

「ホント…どうすっかな…」

「何をどうするんだ?」

「ん?それはまぁ…いろいろだって」

  俺の独り言に返してきたのは、IQ200のめんどくさがり忍者、奈良シカマル。俺の友達一号である。

「ふーん…ま、お前が静かに座ってるなんて珍しいって思っただけだ。気にすんな」

「そっか…サンキューな、シカマル」

 シカマルとは、アカデミーに入学して早々に友達になった。こいつと一緒にいるのって、かなり楽だったりするんだよな。ほら、仲良い友達って一緒にいても楽じゃね?性格も原作から好きだったから余計良かったのかもしれない。

 というか、奈良家、山中家、秋道家の旧家の人達は皆俺に良くしてくれている。だから、チョウジやいのとも実は仲が良かったりするんだなこれが。

 いのに関しては、原作みたいに「サスケ君、サスケ君」言ってない。はて?と不思議に思っていたけど、今となってはもう慣れてしまったし違和感は感じなくなっている。

 更に、油女家、犬塚家とも親しい関係だったりする。その理由としては、四代目火影こと俺の父さん、それから母さんがこの人達と仲が良かった事、そして九尾事件の時には最前線にいて俺の事情を知っている事、この二点の事から奈良家等の旧家と一緒に二家の人達は俺に良くしてくれている。

 俺が小さい時には大人達から匿ってくれたり、暴力を振るわれて怪我をした時には手当もしてくれた。俺は里の人達全てを好きにはなれないけど、この人達や火影のじいさん、それから、俺に優しくしてくれる人達は皆大好きだ。だから、俺は『そんな』皆を守れるように強くなる。…って話が逸れたな。

 あ、ついでにこれも話しておくか。忍者アカデミーって何年制とか何歳から入学とかって原作に無かったよな。んで、実際に入ってみたら5年制で、俺は今年入学したばっかりだ。

 原作のナルトが3回程、下忍試験?に落ちて、サスケ達と同じ教室にいた時って確か12歳っだような覚えがある。そう考えると、ナルトってサスケ達より年上なのか?と、そう疑問に思ったわけだが…入学してみて分かったけど、入学出来る年齢って正確には決まってないみたいなんだよな。そういう理由で、ナルトとサスケ達はタメなんだって納得した。

 てか、原作のナルトって無謀にもすんげぇガキん時に入学したってことだよな…馬鹿なのか?まぁ実際馬鹿なんだけど。

 この世界ではどういうわけか未だに不明だが、俺自身がナルトになっている。分別なり常識なりをきちんと持っている俺としては、試験を3回も落ちるなんてアホな事はしたくない。

 よって、俺はサスケ達と一緒の年に入学し、落ちこぼれを演じているってわけだ。まぁ、卒業試験では一発合格するつもりだし、その時までは我慢しようと思ってる。

 ま、今はそんな事考えてる時でもないな。この際だし、シカマルにアイデア出してもらいますかね。

「なぁシカマル…この空気なんとかなんねぇかな?息が詰まってヤバいんだけど」

「そりゃあ、俺だってこの空気は勘弁して欲しいけどよ。こればっかりは無理だろ。この空気の原因が『うちは』じゃあな」

 そうなんだよなぁ…サスケはこの学年のNo1。No2のシノに至っては無視を決めこんでるしなぁ…。

 なぁ父さん、母さん、九尾、俺はどうしたらいいと思う?

『友達になっちゃえばいいじゃない』

『今は、そっとしておいた方がいいと父さんは思う』

『わしには関係ない。それにうちはは好かんっ!』

 三者三様のご意見ありがとう…って違う違う!母さんも知ってると思うけど、俺は皆に嫌われてるの!そりゃあ、シカマルとかチョウジ、シノ、それから・・・・まぁキバも入れてもいいかな。この4人とは友達だけど、サスケは友達って言える程まだ仲良くないし…てか、話した事すらないんだけど。

『そう?私にはサスケ君は寂しそうに見えるんだけどなぁ』

 うん、俺もそう思う。でも、今は何を言ってもあいつには届かない気がするから…ごめん母さん。

『ナルトがそこまで考えているなら、もう何も言わないわ。頑張りなさい、ナルト』

 ありがとう母さん。九尾の意見は仕方ないと思う。だってうちはに操られていたんだし、自由を奪われたりしたんだからな。そう思うのは当たり前だ。ごめんな、辛い事思い出させて…。

『フン、お前が気にする事ではない。わしは、お前が無事ならそれで良い』

 ありがとな、九尾。んと、なら父さんの意見でいくよ。俺もまだ話しかけるのは早い気がするし…。

『ナルト、お前があの子の事をここまで考えているんだ。大丈夫、今は無理せずに少しずつでいいから仲良くなっていきなさい』

 分かったよ、父さん。

「よしっ!やってやるってばよっ!」

「な、何だよ、いきなり大声出しやがって…はぁ、やっぱりお前って変な奴だな」

 シカマルに苦笑され、教室の奴らに白い目で見られていると、やっと俺達の担任がやって来た。

「お〜いお前ら、席に着けぇ。授業を始めるぞっ!」

 イルカ先生、ナイスタイミング!

▼ ▼ ▼ ▼

 授業が終わり、昼休みになった。俺は母さんに作ってもらった弁当を片手に、いつものメンバーの所に向かう。

「お昼にしようってばよ」

「お〜う、なら行くか」

「むふふふ、ナルト今日もお弁当のオカズ交換しようね。ナルトのお弁当って美味しいからさぁ!」

「っし行くかっ!赤丸、競争だっ」

 ワンッ!!

「…賛成だ。腹が減っては戦は出来ないと、教科書に載っている昔の忍びが言っていた」

 シカマル、チョウジ、キバ、シノ、俺の5人はいつも一緒だ。家族ぐるみで仲が良いから勿論アカデミーでも一緒。そして、俺達がいつも一緒に食べている場所がここだ。

「ひゃっほう!!俺の勝ちだぜ赤丸!」

ワンワンッ!

「お前らいつもうるせぇなぁ…っと今日も屋上は空いてるな」

 キバと赤丸に苦笑を洩らしつつ、シカマルはいつもの定位置へと座る。それに続いて、チョウジ、シノ、俺が座ると、キバも騒がしくしながら座る。そして、母さん特製の弁当を食べて、4人と他愛のない事を話しながら、午後の授業が始まるまで時間をここで潰す。

「ねぇねぇ、教室の空気悪くなかった?僕、あそこにいるだけでカロリー直ぐに消費しちゃって、お腹が減って仕方なかったよ…」

「ッケ!うちはの野郎の機嫌が悪いってだけで、空気悪くなるとかっ!ああイライラするっ!」

「落ちつけキバ…だが、俺もその点に関しては同意見だ。個人的なイライラを周囲にまで向ける事は良くない」

「何だよ、無視してると思ってたシノが一番キレてんじゃねえか」

「みんな結構イライラしてたんだな。てか、俺もあそこにいるのは、きつかったってばよ」

 今日の話題は、サスケの事で決定みたいだな。俺達じゃなくても、あの教室にいた奴らは大なり小なり、何か思ってたのは確実だし、こんな場所でもなけりゃ話せねぇからな…

 だが、サスケの気持ちも分かる。自分以外の一族が全員殺されて、それを殺ったのが兄のイタチだったんだからな。そんな事があったんだ、サスケがああなるのも仕方ない。それに何より、俺達下忍にすらなっていない子ども達には、里で『そういう』事が起こったなんて知らされていない。だから、サスケの事を悪く言ってしまうのは仕方のない事だった。ま、溜まってた分は吐き出したみたいだし、これ以上酷くなる前に話を逸らしますかね。

「あ〜話の途中で悪いけどよ、午後の授業って何だったか覚えてるか?」

「ん〜?あぁ〜また授業中寝てたんでしょナルト。でも、僕もその時お菓子食べてたから覚えてないや。シカマルは?」

「悪い、俺もナルトと一緒で寝てたからわかんねぇ」

「俺は赤丸と一緒に廊下に立ってたから知らねぇぞ」

 ワンッワンッ!

「…お前らは、もう少しまじめに授業を受けるべきだ」

よしよし、いい感じに話が逸れたな。本当は内容知ってるけどな俺…。

「悪い悪い。次からはちゃんと受けるって。んで、午後は何やるんだ?」

「はぁ…午後は、女子達との合同サバイバル演習だ」

「げっ…いのと一緒かよ。ついてねぇ、めんどくせぇ、帰りてぇ……」

「シカマル…頑張ろうよ。僕も頑張るから…」

「チョウジ?お前どうしたんだよ。食い物の事しか頭にねぇお前がそんな事言うなんて…何か悪いもんでも食ったか?」

「キバ、失礼だぞ。チョウジにも何かあるんだろう」

「…いいんだシノ。この前どら焼き食べながら家に帰っている時にいのにばったり会って…『お菓子ばっかり食べてないで、ちゃんと勉強もしなさいよ。じゃないと秋道おじ様に言いつけるからね!』って言われて……お菓子が無くなったら僕は…僕は……」

「「「「成る程…そりゃ頑張るわな」」」」

 と、そんな事を話していると、昼休み終了の鐘が鳴った。はぁ…シカマルじゃねぇけど女子と合同なのは確かにめんどくせぇな。俺たちは渋々、若干一名ウキウキと中庭へと移動した。ウキウキしていたのが、キバだったのは言うまでもないよな。

▼ ▼ ▼ ▼

 中庭に着いたのは俺達が最後だったらしく、既にくの一の女子達と教室の他の奴らが集まって雑談をしていた。そんな中から俺達を見つけたのか、こっちに向かって物凄い勢いで走ってくる一人の女子がいた。

「ふぅ…あんた達遅いわよ。全く…私がいないと直ぐにだらけるんだから」

 その女子とは、俺の髪より薄い金髪をポニーテールにした山中さん家のいのさんでした。

 いのは、俺達の傍に来るとガミガミと説教をはじめた。これはいつもの事なので、それを聞き流しながら、俺は集まった奴らを見るともなしに眺めていた。早く説教終わらねぇかなぁ。

 と、そんな事を考えていると一人の女子と目が合った。綺麗な黒髪。恥ずかしそうにもじもじしている仕草。日向家の家紋を付けた服。日向ヒナタその人だった。

 俺というかこっちを見ていたようだったので、笑みを浮かべて小さく手を振ってみたら、急にそわそわし出して体の向きを変えて同期の奴らの中へと入っていってしまった。

 何だ?俺が悪いのか?……もしかして、嫌われたのか??………NARUTOの中で一番好きなキャラなのに…。

「何だナルト。日向の姫さんに一目惚れでもしたか?」

 俺と同じようにいのの説教を聞き流していたシカマルが、俺に意地の悪い笑みを向けながらそんな事をのたまいやがった。

「な、なななな、ナルトっ!ひゅ、日向は辞めときなさい。あそこは、一族内でしか結婚は許されないって聞くし。だ、だから、ち、近場で我慢しておきなさい!」

 いのはいので、噛みながら一気にそう言い終わると真っ赤にさせた顔を、俺とあと数センチ近付けばキスが出来る位の位置まで近付けて俺の肩に手を置いた。その肩に置いた指の爪が肩に食い込んで痛かったのはまた別の話しだ。

「くっくっく。ナルト、良かったじゃねぇか。近場にお前の事を好、んがゴフッ!!」

「キ、キバっ!?」

「………」

 いのの鉄拳と足刀が顔面と鳩尾に入り、苦しそうにのた打ち回るキバ。チョウジがそれを見て行ったり来たりと慌てるが、シカマルに「とりあえず保健室に連れてけ」と言われ、キバを担ぎ保健室へと連れて行った。そして、そんな様子を冷めた目で見ているのは…シノだ。

 何てカオスなんだ………。

 そうして、何とか復活したキバとキバを連れて行ったチョウジが帰ってきたところで、イルカ先生が瞬身の術で現れた。

「よし、皆集まってるな。これから男女合同でのサバイバル演習を行うに当たって、二人一組になってもらう」

 イルカ先生の言葉を聞いて、大半の奴らは好きな相手となりたいと思ったのだが、先生の次の一言でその感情はもっと強くなった。

「まぁ、その二人組についてはこちらで予め(あらかじめ)決めておいたがな。今から順に呼んでいくから、呼ばれた者は前に出て、組となる相手を確認してから右の方でまとまって座っているように!」

(((サスケくんとなれますようにっ!)))
くの一の女子の大半がそう願い…。

(((いのちゃんか、ヒナタちゃんとなれますようにっ!!)))
男子の大半がそう願う…。

 だが願われた、3人はそれらを意に介さず…。

 サスケは…(俺の脚を引っ張らない奴なら誰でもいい)と考え…。

 いのは…(ナルトナルトナルトナルトナルト……)と一人の幼馴染の名前を心の内で連呼し…。

 ヒナタは…(………ナルト君…)と一言だけ心の内で呟いた。

 隣の方から凄いチャクラのような負のオーラ?みたいなものを感じて、隣にいるこの原因と思われるいのに気付かれないように少しだけ距離を取り、自分の名前が呼ばれるのを待つ。

 いの怖ぇよ…。誰となりたいのか分かんねぇけど思われてる奴、頑張れ。キバも誰かとなりたいのか?何かぶつぶつ呟いてる。まぁ、シカマルとチョウジに至っては、いのだけは勘弁って考えてるのは丸わかりだけど。シノは…分かんねぇ。

 そんな事を考えている間に、イルカ先生から呼ばれた奴らが組を作っていく。さぁて、俺は誰となるかな…。

「次、うずまきナルトッ」

 お、やっと俺か。相手は…。

「日向ヒナタ。二人とも前に出ろ」

 ヒナタか…。まぁさっきのがあるけど、どうにかなるだろ。

 いのは、「なんでよ〜っ!!」とか言ってるし、キバも「ナルト死ねナルト死ねナルト死ね……」とか…うん。こいつ、あとで絞める。

 ヒナタは、「え、ええええっ!?」と一人顔をトマトのように真っ赤にして、悲鳴のような声を上げた。そんなに俺と一緒なのが嫌なのか?…何か悲しいです。



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