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猫との暁 2話想い人
作者:かなろび  [Home]  2023/05/05(金) 17:37公開   ID:dvekqpVUFys
自己紹介
ハオ・18歳
シハ・猫
幼馴染・享年17歳
ではどうぞー
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小学校からの幼馴染だった。
一緒に夢を叶えようとも言った。
だが、そいつは事故で死んじまった。
ちょうどその時俺は高校を中退した。
ピピピピピー
その着信音に合わせて飛び起きると
すぐに電話に出た。友達のコウからだった。
「なんだよ、コウか…」
『それよりさ、今日ハオの幼馴染?の命日だったろ?』
『墓に線香くらい上げに来いよ。』
コウは中学からの友達だったが、幼馴染の事は良く知っている。
(マジか、スゲータイミングだな)
さっきまで、アイツの夢を見てたっつーのに。
俺はスマホをベットに置くと、シハの方に目を向けた。
「シハも行くか?…って言っても分かんねえか。」
とりあえず、シハも連れて行く事にした。
俺は墓に着いた後、静かに手を合わせた。
俺も、事故に巻き込まれた。
俺は記憶の一部がなくなってしまって、
幼馴染の名前が思い出せない。
思い出に耽っていると、シハが小さく鳴いた。
俺はハッと我に返って、墓を後にした。
「いつか…思い出せるといいな…」
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俺は家に帰るとシハをキャリーバックから出した。
慣れない所にいたので、少し疲れている様だ。
「連れ回してごめんな…」
シハの餌の用意が出来たので部屋に持って行った。
シハは疲れていたものの餌にはそれなりに飛びついた。
こうやって見ると、アイツに似てて可愛いと思う。
(食べた後元気になるのもアイツ似だな)
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名前だけでなく顔も上手く思い出せない…
いつか、思い出してみたいな。
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どうしてこんな事に…
〜数時間前〜
朝起きると、シハが居なくなっていた。
「シハ…?」
棚の中まで探したが、やっぱり居ない。
窓を見てみると少し開いていた。
俺は古いスニーカーに足を突っ込んで
外に飛び出した。
少し探して見るとシハは
近所の公園に寝転がっていた。
「シハ!こんな所にいたのか…」
俺はシハを抱き上げて、公園を後にした。
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翌日、シハは、外に出なかった。
いつもは、出たそうにしてたのに。
窓を開けて見ても頑なに出ようとしない。
俺が、困るって分かってんのかな…
仕方ないので今日は家で遊ぼう。
新しいおもちゃを出すと、喜んで遊んでくれた。
たまにはお散歩しないのも良いかもしれない。
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今日は風呂に入れてみた。
情報を得ながら慎重に入れた。
シハは喜んでいる様だ。
入れてみてよかった。
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ここで切りまーす。
見てくれる方が居ると心強いです!
五話くらいで完結する予定です!
それでも見てくれる方はいるかな〜
来たばかりですが早く馴染めると嬉しいです!
ではまた3話でー
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