短編『次元震パニック』
(ドラえもん×多重クロス)



――日本連邦内部では、空軍で大西瀧治郎などの特攻を推進した記録がある者を高官に添える事を猛反対したが、海軍の高官らを入れないと人数バランスが保てないので、結局、人材育成から外れた部署に追いやるなどの懲罰人事を行った。また、源田ほど航空の現場に精通する者も海軍出身者にいなかったので、源田の空軍司令への就任は予定通り行われた。その結果、史実で初期に空自幕僚長となった佐官級参謀達が空軍の幹部の地位を充てがわれ、それぞれ中将/大将へ特進した。また、黒江の計らいで、自衛隊の指揮幕僚課程へ進む事となった大西は、自衛隊側が『中将が来るなんて困るんだけど…』と愚痴ったという。それと平行して、64Fが政治家にも肯定的に見られたのは、源田実の直属かつ、直接指揮下の精鋭飛行隊というセールストークが政治家にも受けたからである――




――日本人の多くは海軍に精鋭部隊が『一つしか』無かったから、防空戦に負けたと思っており、扶桑軍の内部の反対論を史実の悲惨極まりない結果を見せつけてぐうの音も出ないほど黙らせ、源田の人事案をそのままどころか、もっと豪華にしていいとお墨付きを与えた。そのためもあり、新撰組は特に人員が豪華となり、撃墜王部隊と渾名されている。だが、志賀少佐はこの人事に反発し、更にエース制度にも反対したので、正式移行前に部隊を離れ、その代わりに坂本が出向している。志賀少佐のように、海軍の古いウィッチは『撃墜王』と強くプロパガンダされてきたレイブンズに反発し、それで343空がある内に横須賀や筑波へ異動した隊員も多い。その代価として、64Fは正式発足時に雁渕孝美、西沢義子などのベテランを正式に配属させたため、海軍は撃墜王の殆どを持っていかれた事になった。



――言わば、中堅は日本が推し進めさせている『エース部隊』創設に理解を示さない事が多かったので、黒江達と親しいとされる古参がその代わりに集められたわけだ。しかもそれが『G』であったというオチがつき、黒江は策を弄ずとも、自分と親しく、腕の立つ者達を合法的に集める事に成功した。政治的にも、それは好意的に受け取られた。日本人向けのプロパガンダとしても、64は最適な部隊であったからだ。しかし、官僚出身の参謀などからは豪華な陣容を批判されてもいる。それらは日本側の一般人やコメンテーター、軍事評論家などに猛烈な反論をされ、叩きのめされ、泣きながら辞表を出して来る航空参謀が続出している。特に海軍系の航空参謀に多く、桜花や橘花という実例があるのもあり、海軍航空は立場的に暗黒時代を迎えていた――






――扶桑本土――

「戦力の集中は基本だ、64Fは個別の飛行隊が高い技量の持ち主で構成して、機動力を持ってあらゆる戦域にも一時間で展開可能と言うのだから分散配置は補給時の纏めての撃破を防ぐための分散以外には分散させる理由も有りませんな」


元陸上自衛隊一佐であった国会議員が扶桑の参謀たちを押し黙らせていた。彼らは経験不足もあり、航空戦の肝を彼よりも理解していなかった。扶桑軍、とりわけ海軍系の参謀たちは自軍の実働部隊の熟練者達の7割を引き抜かれた事もあって、64Fには批判的であった。だが、自衛隊出身者ならば、史実日本軍は搭乗員を消耗品扱いしていたのが仇となり、開戦時の人的資源を損耗し尽くした後は防戦すらままならなかったというのは良く知っているし、そんな事はインターネットで調べれば、すぐに出てくる時代が21世紀だ。参謀達は自分達が殆ど反論できぬまま、故郷がB-29に焼かれた光景を見せつけられたためか、すっかり意気消沈している。

「これはこちらでの旧軍の戦闘諸報です。ご覧になると良い。貴方方が今の思考回路で戦争を行ったらどうなるかよく見るといい。それと、これからお見せする映画は貴方方が海上護衛を軽視したばかりに沈んでいった商船の……」

彼は追い打ちをかけまくる。対馬丸の映画も見せつける事で、シーレーン防衛の重要性を叩きつけるのである。最も、シーレーン防衛は本来、海援隊の領分であったので、彼らにそれを求めるのも酷だ。海軍系参謀達は血の気が失せ、嘔吐しだす者までいた。精神的にぶちのめし過ぎたのだ。

「海軍本来の任務を委託することで行っている、海軍の一部である海援隊の仕事が自分達に関係無いと思うことが甘いのですよ。阿波丸、対馬丸……」

「やめてくれ、やめてくれぇ!」

「貴方方のその甘さが大和民族の同胞たちの多くを死なせ、海の藻屑にしたのですよ?輸送船団の悲劇は……」

悪魔のように、参謀たちに見える彼。しかし、史実太平洋戦争においては純然たる事実でしかない。彼の父母、もしくは祖父母達が経験した地獄。それが太平洋戦争なのだ。扶桑皇国海軍の現場は潜水艦を優先して沈め、それがリベリオン海軍、ひいてはウィッチ隊をもを窮地に追い込んでいるが、それは史実の太平洋戦争の戦訓によるものだ。リベリオンが航空機や船舶によるウィッチ輸送に切り替えたのは、リベリオンの主力であったタンバー級潜水艦のほぼ全てがウィッチごと沈み、後継のガトー級潜水艦は満足に就役していない有様という状況を知らされたティターンズが頭を抱えたからである。そのため、優良ウィッチを戦わずにして喪失したウィッチ閥は発言力を急激に減らしたが、ティターンズも現場の保守的な論調に悩んでいるのが現況である。その事を飲み込めないのが参謀たちだった――





――また、太平洋戦線が塹壕戦に陥った事が扶桑側の兵器更新が滞っている事に由来し、ひいては旧式兵器のライン閉鎖による稼働率の低下が原因であることは、連合軍全体を悩ませていた。特に、日本が陸上兵器の多くを強制的に自衛隊式へ切り替えようとしたら、今度は既存の陸戦ストライカーと弾の規格が合わない問題が起こったのは苦々しく思っていた。現場からのクレームに慌てた日本側は例外措置として、四式ストライカーや五式ストライカーの保守整備と砲弾の製造ラインは復活させたが、そもそもそれらは前線にあまり出回っていない『新鋭車』だったはずなので、チハストライカーの方が切望された。彼らの言い分はチハストライカーで75ミリ砲を持たせればいいとの事だが、対戦車用75ミリはチハストライカーでは発砲の反動でストライカーの足回りが悲鳴を上げるという問題もある。また、次世代型になると、90ミリ砲でも力不足、105ミリ砲が求められ、大型化は必然的と見られたため、そのストップギャップの意図のもと、生産が唯一再開された五式装甲ストライカーは75ミリと90ミリ砲を選択できるとして改良された。また、既存のチハストライカーには履帯の改良が施され、『ボフォース40mm L70』を持たせる事で決着を見た。これはチハ本来の最終型『チヌ』が生産中止されたのを受けた応急処置だった――





――前線のある塹壕――

「まったく、日本は何考えてる?チトやチリでも性能不足だから生産中止?ウィッチ用としては最新鋭だったのに!」

「曰く、敵戦車は90ミリ砲だから、らしいが」

「ケッ、俺たちウィッチは側面をつけるから、あんま意味ね〜ってのに」

ウィッチ達は未だに、チハストライカーで戦う者が多かった。扱いやすいのと、チトやチリの配備は本土の部隊が優先されていたからだが、それらを超えろと言われても、量産開始からそれほど間がないのを、次の世代と言うのは無理がある。また、生産のために確保していた魔導エンジンや携行する砲の部品が余っている始末なため、それらに改良を加えた改善型が緊急生産される事になった。それが陸戦ストライカーとしてのチリ改である。エンジンは旧式の液冷エンジンのデチューンでは無く、日本側の技術供与による大馬力ディーゼルエンジンが魔導仕様で積まれる事も検討されているが、前線の要望により、既存エンジンのデチューンではなくフルチューンモデルが搭載されるのが第一生産ロットとなった。(元はデチューンされた550馬力であったのを、フルチューンに変え、限界まで出力を上げた)これはエンジン在庫の整理の意図もあり、マ9エンジンのフルチューンである950馬力エンジンが積まれた。本命は改二型の1200馬力ディーゼルエンジンだが、それは実質的に別車になりそうなので、この形式が扶桑古来の機動力重視のストライカーとしては最後のモデルとなった。







――そのため、それらがない前線の塹壕では、当時の最新戦車のM48やM26をどうやり過ごすかが命題だった。第一次世界大戦がそうであるように、戦車は塹壕を乗り越えて行くので、そこを狙って撃破する手もあるが、搭載爆薬の高性能化もあり、それは推奨されていない――

「ああ、敵の新鋭戦車だ。90ミリ砲なんて積みやがって。おかげでカールスラントも顔面真っ青だぜ?」

「ティーガーも撃ち抜けるっていうしな」

当時、リベリオンは既に90ミリ砲搭載の新鋭戦車を配備しており、上陸部隊にもM48やM26が多数配備されていた。パナマを落としたとは言え、空路で運べるため、上陸部隊にも配備が進んでいる。そのため、扶桑軍も新兵器開発を急いでいるが、現状最新の61式相当の五式改型はまだ配備数が一個軍団の定数に足りない。ミッド動乱で従軍した部隊の損害回復に手間取っているためだ。これは日本の財務省が戦車の増産に難色を示し、旧式の戦車を処分しろと返したせいでもある。日本の財務省が戦争に無理解なのも、重大な政治的障害となった。これは財務省は戦時というものを理解していないのと、戦後日本は海軍国家である意識が強く、陸上兵力に冷淡なのが原因だった。

「日本は陸軍になんで冷たいんだ?」

「向こう側での陸軍が横暴だったからだと」

「傍迷惑だよな。私達じゃないのにな」

「ったく、今の上陸軍にこんな状態でどう立ち向かえばいいんだよ。こんな塹壕にいちゃ健康にわりぃよ」

「ココアシガレット持ってるー?」

「あるよー、干し芋かきや粉あめとなら交換しても良いよー」

「あんがとー」

ウィッチ達は愚痴るが、緊張とそうでないときが交互にやつてくる。これが塹壕戦である。この状況が日本の政治家の目に触れ、スキャンダルを恐れた彼らの手で新兵器の開発の促進の予算がつき、更に既存兵器の改善型が緊急生産されるのは、この時から更に半年以上の時間を必要とするのだった。





――欧州では、続々と501Bの隊員が自然と集まって来ていた。そこで、シャーリーBとルッキーニBは驚きの光景を目にした。シャーリーAがドレスを着て、ステージに上がった歌手のような格好をしていたからだ。(服装は美雲・ギンヌメールの衣装と同様のもので、メンバーの承認を得たらしい)

「え!?何やってんだぁぁぁ〜!?あ、あ、あいつ!?」

シャーリーBはいきなりの光景に腰を抜かした。なにせ自分自身がすごく派手な衣装を身に纏っていたのだ。まるでステージに上がった歌手のように。目がぐるぐる巻きになるシャーリーBだが、そこでルッキーニBも驚きの案件が起こった。

「へへー、よーし、一緒にうたおー!」

ルッキーニAがやってきたのだ。

「あ、お前来てたのか?」

「うん。サーニャの関係で三河に乗っててね。それで来たんだ」

14歳に成長したルッキーニA。Bと基本的には変わらないが、性格面や戦闘面では年相応に成長しているが、基本的には45年当時と変化はない。そのため、Bも『う、うじゅ!?あ、あたしがもう一人!?』とパニックである。

「お前、二号がパニックだぞ?」

「えー?まっ、それもそうか。サーニャの護衛は孫娘に任せてきたよ、シャーリー」

「お前なぁ。奴さん、脳みそパンクして目回してんぞ〜」

「あ!!」

「お、お前。ルッキーニだよな…?」

「正しくはこの世界のあたしって言えばいいかなー。細かいこと気にしちゃダメだよー、名前と姿は同じでも、別人なんだから細かいこと気にしてもムダムダぁぁぁ〜」

「にゃー〜!?」

ルッキーニBのほっぺ摘まんでもみくちゃにするルッキーニA。Aは戦功で大尉にまで昇進しており、相応に大人(G化したせいもある)となっている。しかし、根本は変わらないので、それがルッキーニらしさであった。

「にゃは、あたし、大尉になってるんだよね。見てよ、ズボンの模様」

「ほ、本当だ」

ルッキーニAのズボンは階級章代わりになっているロマーニャウィッチの規定に則り、大尉のそれに変化していた。問題児であったものの、G化で相応に大人となったため、大尉にはなれたのが分かる。

「それじゃ、お前」

「まっ、色々あったし」

「まー、詳しくはあ〜やにでも聞いてよ。そのほうがてっとり早いし」

「ここだと、坂本少佐の先輩のその人がいたんだっけ?ややこしいよなー。こっちだと関わり合いない人だし」

「いーや、あたしがいるんだし、あたしに聞けよ」

「あんた誰?」

「加東圭子。お前らの方で言うところの北方方面で教官してる『桂子』の同位存在だ。アフリカの隊長でもあった」

「つーと、あんたがこの世界のアフリカの?」

「そうだ。会わなかったのか?アフリカにいた時に黒江綾香と」

「いや、あたしとルッキーニがいた時は不在だって言うんで、顔は合わせてない。そうか、その人があたしらのところでのアフリカの…」

「そうなるな。お前らが聞いたと思う、桂子とは任地がまるっきり違ったから、特徴も違う。だから、わからねぇんだな」

圭子は若干ながら関心したような素振りを見せた。B世界では、黒江と自分の相当存在の任地が入れ替わっているので、本来、自分に出る特徴が黒江に出ていた。

「同位体って言っても、名前と出自が同じなだけの別人なんだなって実感するな。色味までポジとネガみてーだし」

「あんたが映像に映ってたレイブンズの一人なのか?それにしちゃ若々しいな」

「姿なんて記号的意味しか無くなってるから見た目の年齢は関係無いけど?」

「なぁ!?」

「27歳だしな、今年」

「おい、それってすんげ鯖読んでるような……って!うわぁ!?」

「あ!シャーリーの二号、それはケイさんに禁句…」

「あん?なんか言ったか?ガキンチョ」

「イタタタ!?す、スンマセン〜!腕が折れる〜!」

シャーリーと圭子は見かけの体格差があるが、パワーは天地ほどの差がある。ましてや、Bは通常ウィッチの域を出ないので、圭子には一瞬で締め上げられるのみだ。

「あー。遅かった」

「んなこと言ってないで、助けてあげてよ」

「無理!あの人、怒るとマーマ以上に怖いんだよ〜…」

圭子にシメられるシャーリーB。それを見ているだけのルッキーニAはBに懇願されるが、すぐに無理だと返す。シャーリーBのみっともない悲鳴が響き渡るが、幸いにもそれは赤松が収める。

「そのくらいにしておけ、小童」

「姉御……」

「あ、赤松大先輩……!シャーリー、ルッキーニ、ミーナ!敬礼しろ、早く!」

慌てて敬礼を指示する坂本B。坂本Bは赤松と面と向かって顔を合わせたのは今回が始めてであるのと、赤松はB世界でもご意見番として権威があるため、坂本Bが畏まってしまうのも無理はない。坂本が冷や汗タラタラで、固くなっている事がミーナに衝撃を与えた。

「姉御、こいつらが」

「うむ、話は聞いとる。坂本よ」

「は、はいぃぃ!」

声が上ずるなど、坂本らしくない事連発であった。まるで子供の頃に戻ったかのように、カチコチである。

「大変じゃったろう!」

「は、はい!まさかこのようなところで大先輩にお目にかかれるとは光栄であります!」

(ウソ、美緒が……まるで新兵みたいに)

「姉御、あまり遊ばないでやってくださいよ。これじゃ、まるで予科練在籍中のガキですぜ」

「スマンスマン。ちょっとからかっただけだ」

赤松は坂本Bが無条件で畏れるほどの権威がある。そのため、Bは助かったと言わんばかりの安堵した表情だ。階級が中尉である赤松に、少佐である坂本が敬語を使うという事が、ミーナ達に事の重大さを悟らせる。

「大先輩はどうしてここに…?」

「儂も出るからだ。ボウズのお目付け役でな」

「あの、ボウズとは?」

「黒江綾香の事だ。この世界では、奴がボウズの頃から面倒を見ておるからな」

「そ、そうですか……」

坂本Bは黒江と赤松が、この世界では直接の師弟関係にある事を知り、呆然としてしまった。赤松は海軍、黒江は陸軍で関連性はないように思えるが、B世界でもテスト関連で微妙に繋がりがあるが、A世界では完全に家族関係と言えるほどの間柄である。A世界では赤松はレイブンズの保護者を自認しており、あの圭子も赤松の言うことは素直に聞く。赤松はB世界では権威が独り歩きしているようだが、A世界ではレイブンズの抑え役として、源田や井上成美などに重宝されている最古参の一人である。その違いか、赤松はいたずらっ子の片鱗を覗かせる。(この側面が黒江に強く影響を与えた)

「さて、儂はそろそろ出なければならん。小童、坂本達で遊ぶんじゃないぞ」

「へいへい、わかってますよ」

赤松はEXギア姿であるため、VF-25S(アーマード)で出るのであろう。アーマードを大気圏内で乗り回すのは珍しい事だ。

「まっつぁん、アーマード使うな?あの人も贅沢だなぁ」

「加東、どういう事だ」

「ああ、見てれば分かる」

「あの戦闘機が?」

「えらく装備てんこ盛りだろう?あれ使ってんの、ルーデル大佐とまっつぁんだけだぜ」

「待って下さい、ルーデル大佐と仰られたのですか?」

「そうだ。ここに居るぜ?」

「えぇ!?」

「ほら、あそこ」

圭子が指差した方角に、ルーデルはいた。ガーデルマンを連れて。ガーデルマンは呆れているが、ルーデルは喜々としてバルキリーに乗り込んでいく。

「隣りにいるのは…、アーデルハイド少尉?」

「いや、ガーデルマン大尉。アーデルハイドとは別人だよ。大佐と一番付き合いの長い僚機で、大佐のパートナーたる軍人だ」

ガーデルマンはB世界では出会っていないか、存在しないらしいが、A世界ではルーデルと腐れ縁のGウィッチであり、個人的なルーデルの副官であると同時にストッパー役である。アーデルハイドと容姿や声も生き写しだが、ガーデルマンの方がとっつきやすく、人気もあるため、本国ではアーデルハイドよりも、彼女のほうがルーデルの僚機として有名である。

「彼女が…?」

「そっくりだろう?ルーデル大佐も心を許す珍しいお人だ。医者でもあるから、色々助かっている」

圭子の言葉に納得のミーナB。それを見て、調達は世界の違いを実感するのだった。



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