外伝その96『許されざる者』


――黒江が潜入捜査を命じられたのは、連合軍内の思想調査の対象となった部隊の基地であった。調の姿に変身し、『見学に来た扶桑人の一人旅の少女』を演じて潜入していた。

(機材の使用頻度……前線に配置されてる割には消耗度が低いな。整備のおっちゃんの話を聞いてみるか)

黒江は元々、親が歌劇団志望であり、幼少期に特訓させられた名残りで演技力に定評がある。それを補強するのが、月詠調の姿だった。黒江綾香としては、ウィッチ世界では有名すぎて『隠密行動』は不可能だが、月詠調の姿であれば可能である。それを活用し、黒江は思想調査の任務をこなす。場合によれば『粛清』も許可されている。言わば、旧東側世界で見られた『政治将校』と『秘密警察』を足して割ったような非合法的な事も仕事に入る。

(まっ、ペリーヌやリーネが聞いたら怒るような仕事なのは確かだな。だけど、これも戦争にゃ必要な事だしな)

この時期、ウィッチ部隊の多くはサボタージュを行う事例が頻発しており、兵力に余裕のない連合軍に取っては『許されざる事』であった。黒江は思想調査まで押し付けられ、その部隊の『間引き』も許された。演技と仕事を使い分け、調査を進める。

(なるほど。幹部級は全員、『間引き』が必要だな。御庭番衆式小太刀二刀流で充分に殺せるな)

黒江は暗殺術に活用されていた御庭番衆式小太刀二刀流を、調としての姿の際に活用している。調の姿では小柄である(黒江の変身としての姿では、オリジナルよりだいぶ長身にはなっている。160cmちょうどだ)都合、飛天御剣流よりも、御庭番衆式小太刀二刀流のほうが扱いやすい。

「さて、そろそろ動くか」

月夜のない夜こそ、絶好の暗殺日和。戸隠流で習った技能を使い、隊員の部屋に忍び込み、予め、空調設備に仕込んでいた『麻酔薬』の効用が出たのを確認し、色々な手段で謀殺していく。本来は直接殺すと混乱や事件扱いになるので、戦闘中のフレンドリーファイア(味方撃ち)で死んで貰うのが良いのだが、そう連続しては使えない手であるので、直接手を下す事も多い。(車の事故を装うなど)

「殺しのライセンス、ってか。このフレーズが実際に使われるとは思わなんだ」

……と、漏らしつつ、諜報員の領分の仕事もこなす。そして、目標が最後の一人になったあたりで麻酔薬がウィッチとしての体質の都合で効かない者であったので、御庭番衆式小太刀二刀流で斬り殺す。

「後は偽装工作だな。ティターンズの採用してたモデルの銃を通路に置いて、爆薬を起爆っと。」

と、偽装工作を行いつつ、撤収する。偽装工作は音声データ付き拡声器で襲撃の際に起こるであろう銃撃戦の音を録音したものを爆破と同時に流す『古典的』なものだが、対人謀略が発展途上のこの世界においては、発明当初の効用を発揮する。後は基地に置いてあったあった斥候用のオートバイを奪って姿を眩ませる。しかも基地の正門から敢えて出ることで、状況を知らない事を演出する。黒江は変身していても、バイクに乗る事は好むため、最後はバイクで立ち去る事を一種のルーティンとしていた。

「今回は薬物効かないとこだったから、派手にやっちまったな。ウィッチにはいるんだよな。薬が効かない代わりに自己治癒能力があるの。クソ、SISめ。薬をもっと研究しろってーの」

ブリタニア秘密情報部(SIS)が黒江たちの『裏稼業』のバックアップを行っているが、彼らは対人用の薬の備蓄が少なく、黒江は今回、麻酔薬しか支給されなかった。しかも、一部のウィッチには効いていなかった。その事を愚痴る。007シリーズの大ファンなので、スマートにやりたかったらしい。しかしながらシリーズでは派手にアクションを展開している作品も多いし、ジェー○ズ・ボンドもシリーズ通して見ると、派手に敵を倒したりする。(なお、黒江は車で移動する際には、メカトピア戦争後に鉄人兵団の同シリーズフリークの高官から接収した、映画仕様のアストンマーチンを使用する。ちなみに作品としては、『女王陛下の007』や『ロシアより愛をこめて』、『ゴールドフィンガー』などの初期作を好むとの事)



――黒江がこうした手法で裏稼業的な仕事をこなしている事は、501内では友と、側近と言える『グランウィッチ』のみが知っている。これはウィッチの倫理観として、『人殺しのためにウィッチの力はあるんじゃない』とするものがこの時代は根強く、ウィッチがスパイ活動をしているという事は嫌われるからという、当時の時代的背景が由来の倫理観に由来する。ウィッチが独自の社会を築いていたこの時代の倫理観は、当時を生きた者の多くが晩年に至るまで維持しており、それが黒江達が退役までの時間の大部分を前線勤務に費やす原因でもあった。この問題により、ウィッチの世代交代が一向に進まず、太平洋戦争終戦から10年以上が経過した60年代になっても、黒江達より上の世代が前線勤務を続けていた。ジェネラルズオブウィッチーズが受け入れられたのも、その倫理観が理由だ。基地を立ち去り、バイクで走っていると、圭子から電話が入った。

「お、どーしたケイ」

「別に大したことはないんだけど、のび太がエスプリのボンドカー仕様用意してくれたわよ」

「何ぃ、ロータス・エスプリだと!?いつの仕様だ!?」

「私を愛したスパイ仕様」

「ユア・アイズ・オンリーかと思ったぜ」

ボンドカーは実用性もあるため、のび太がメカトピア戦争後に連邦軍に依頼し、『実物』を用意させていた。車種は初期から中期のアストンマーチンとロータス・エスプリ。もちろん、それ以外では『ベントレーマークIV・コンバーチブル』、『トヨタ・2000GT』などの渋めの車種がのび太によってセレクトされており、ラジコン機能も備わっていたり、緊急脱出装置も備えている。ミーナは、のび太の手配で運ばれてきたボンドカーを『ハリウッド映画じゃあるまいし』と苦笑混じりにぼやいている。のび太はぶっちゃけており、『いや、ハリウッド映画のガジェットですから』と笑い飛ばしている。黒江が自衛隊の仕事で滞在中は『ダイ・アナザー・デイ』から『スカイフォール』が公開されており、いずれも公開日の週に見に行っている。過去作はスネ夫にDVDを借りたりして試聴しており、のび太が小学生の時代ではVHSでも見ている。のび太が11歳頃はDVDの黎明期であり、レンタルビデオが最も繁栄していた最後の時代でもある。スネ夫の家は双方の再生機を有しており、黒江はスネ夫の家で、のび太とドラえもんを連れてきて、休暇の暇つぶしに映画鑑賞をする事も多かった。その関係で、ボンドカーが渋い車種なのだ。


「任務の完了は報告しとくから、戻ってらっしゃい。入るときには元に戻っておいてね」

「わかってるわい。切るぞー」

電話を切る。基になった月詠調よりは長身の160cmちょうどの身長であるため、彼女が数歳ほど成長したような外見をしている。これは黒江が173cmの長身であった都合、維持に力を存外に使うため、あまり小柄に変身はできないためだ。変身を常時維持するためには、160cm程度が体格を変えられる限度である。(この時点では。シンフォギア世界で違和感を持たれた要因の一つは、この背丈の差だったりする。)

――黒江が姿を借りていた調は、お互いに姿を借りた縁で交友関係となったが、黒江の行いに驚いた事があった。『ギアを起動した状態でコスプレ喫茶でバイトした』事だ。シンフォギアは、人間とギアを構成する聖遺物とに隔たりがあることから、ギアから開放されるエネルギー負荷が装者を蝕むという代償を持つ。が、黒江は存在そのものが人ではなく、従神とは言え、『神格』となっていたので、シンフォギアがかけるはずの肉体的負荷はそもそも存在しない。ギアの展開時間に制限がないため、コスプレ喫茶でフルタイムでバイトしてもギアが解けない。また、当時の調当人よりもギアとの適合係数が高いため、ロックが幾つか解除されており、意匠も変化しており、白とピンクのツートンカラーとなっているなど、当時の調には不可能な事をやっていたことだった。

「切ちゃん、あの人、凄い事してたんだね……」

「そうデスよ……。事情は分かったけど、アテナを守る闘士で、従神だから、シンフォギアの負荷がない。反則デス…」

切歌は特徴的な語尾を持ち、黒江は『演じていた』当時、金剛を思い出したと述懐している。彼女たちは後天的な適合者であり、正規適合者である風鳴翼と違い、ギアの展開そのものに投薬を必要とする。後天的とは言え、正規適合者と遜色ないどころか超えている勢いの立花響と違い、展開時間にも制限があるなど、奏者としてのポテンシャルは低い部類である。黒江が苦もなく使いこなすのは羨ましい限りだ。何よりも『シャルシャガナ』は『イガリマ』との連携を前提にしているはずが、それを感じさせない強さで天羽々斬と同等に渡り合い、エクスカリバーさえ放った。切歌たちにとって、それが想定外の事態となったのは言うまでもない。

「あの人は歳の割に若々しくて、私達を煙に巻いてました。マリアもまるで歯が立たなかったし、凄い技を使えた。ギアの必要が無いってくらいにデス」

黒江は超光速の拳を放つし、聖剣持ちであるため、ギアに頼る必要がない。そのため、二度の決戦には自分の力の究極『黄金神聖衣』で臨んでいる。奏者達は大きな力の差を痛感している。『人々の唄を束ねたエクスドライブでも、神であるエリスには対抗が叶わず、黄金聖闘士の二人に託すしか選択肢が無かった』からだ。ナインセンシズに到達していた二人と違い、奏者のポテンシャルは常人をギアの力で底上げしているに過ぎず、神には到底及ばない。また、ギアもエリスの力であれば容易に無力化できるものであり、ガングニールを『グングニルのマガイモノ』と呼び、全力の一撃を弾いてみせた上で、響を半死半生に追い込んだ。

「あいつには、私達じゃ手も足も出なかった。こっちの攻撃の一切が弾かれて、ギアも限定解除だったのに……簡単に損傷……」

「あの人達の纏ったロストテクノロジーの産物『聖衣』に比べれば、ギアは現在の私達が聖遺物の欠片から再構築した『レプリカ』のようなモノだもの。聖衣は神の加護もついていて、人に限りなく力を与える。それに、あの人達は神の守護闘士だから、当然だよ。神々の戦の尖兵だから、神にとどめを刺せる力は有るしね」

「調、どうしてそんなに落ち着いて……」

「向こうで10年くらい過ごしてたせいかな……。友達になった子がいたんだ……。その子はその世界の強国の王だった。だけど、悲しい事情があるのに、見も知らない私を受け入れてくれた。だからその子に仕えた。だけど、その子は戦争で亡くなった。私はその最期を看取った……」

調は古代ベルカに飛ばされ、ヴィヴィオのオリジナルに当たる聖王『オリヴィエ・ゼーゲブレヒト』に仕え、その死まで仕えていた。その経験からか、騎士としての誇りに目覚めたのか、黒江の幼少期の姿になった際に、黒江の闘技の幾つかを得ていた。黒江が跳ばされたのは、調が古代ベルカで生きる内に募らせた切歌達への思いが起こした『奇跡』である。黒江には『マリア達を守ってくれた』恩があり、恩義を返すためにも、便宜を図ったのだ。友人のクローンのヴィヴィオの事を知らされた際は『その子を私が守る』と明言している。そのあたりは、オリヴィエに仕えた騎士としての矜持が10年間で形成されており、精神的成長があった表れと、悲劇的最期を迎えたオリヴィエへの想いが強かったからだろう。

「あの人が、私の姿を借りるのを許したのは、切ちゃんやマリアたちを守ってくれたからだよ。本当の姿を無くしても、あの人は自分の信じる正義と仁徳を貫いた。ベルカの騎士として、この恩は返さないといけない。そう思ったからだよ」

「調……」

「嬉しかったんだ。あの世界の未来で、あの子の遺伝子を受け継いだ子が生きてる。たとえクローンでも。だから、シャルシャガナの二個目を作ってた事を許したんだ」

調はヴィヴィオの存在が何よりも嬉しかった。そして悲劇を起こしたゆりかごの破壊に貢献し、(二度目に於いては、ゆりかご内部の艦は『吉野』でなく、同型艦の『畝傍』であった)ヴィヴィオを引き取ったなのはにも感謝していた。奇しくも、なのはが黒江の弟子筋であった事から、黒江の紹介で親子に対面できた。彼女は対面を堺に、シンフォギア世界での黒江たちの『協力者』となり、亡き友人の面影を持つヴィヴィオを守る事を生きる目的としたのだ。

「それでこの子と写真を?」

「うん。だから、私はこの子を守るって決めたの。オリヴィエを、あの子が想っていたクラウスを守れなかった私に出来るのは、その血を受け継いだ子たちを守る事。それが騎士だった私に出来る最後の役目なんだ」

調は、10年の古代ベルカ滞在で『ベルカの騎士』としての意識が醸成された。騎士として、ヴィヴィオを守る事を生きる目的にしたと切歌に告げる。ベルカの乱世に身を置いたが故の悲しみに暮れた騎士としての彼女が見出したのが、ヴィヴィオの守護だったのかも知れない。





――黒江は帰還途上、因縁がある相手と出会う。その人物は

「ほう。そんな姿になっているとはな」

「ゴロプ……隊長…!」

「ほう。まだ私を隊長と呼ぶか」

「あんたがバダンに下っていたのは知っている。ジュドに仕えたおかげか?前史の記憶があるなんて」

「そうだ。彼の方は私に与えて下さったのだ。全てをな。お前らなど、我が悲願を達成するための駒でしかないのだがな」

グレーテ・ゴロプ。バダンに下ったウィッチの中では一番の大物であり、黒江の上官の経験もある。その実は冷酷非道、極端な皇帝至上主義者であり、ジュドに魅入られた者だ。変身した状態の黒江を『黒江綾香』と認識しているあたり、ジュドから何かしらの力を与えられたのだろう。

「て、テメェ……!」

「彼の方の軍門に下れ。ワーム(虫けら)共に与する理由がどこにある?えぇ?」

「あんたの家族が、妹が辛酸を嘗めてるのを知ってるのか!?妹さんはアンタを信じてたんだぞ!?」

「フッ。家族など、今更何になる。彼の方を現世に戻すためのバダンニウムの一つになど」

「……!」

黒江はキレる。そして、首にかけていた『シャルシャガナ』を無我夢中で起動させる。エアと共鳴したか、最初からエクスドライブ相当の姿だ。

「それがテメーの答えだってんなら……私は……アンタを……殺す!!」

黒江は泣いていた。声色や容姿は調の姿であるが、その涙は『黒江綾香』としての涙だった。怒りと悲しみで少宇宙が滾っており、言わば、シンフォギア・エクスドライブ+セブンセンシズというブースト状態だった。そして。その手に召喚されるは。

「愛の心にて、悪しき空間を断つ!断空剣!!」

黒江は無我夢中で力を行使しているため、その信条を反映した剣を呼び出した。断空剣である。ゴロプはジュドの使徒と化していたため、これに『布都御魂剣』を呼び出し、応える。

「お前の国の聖剣だそうだな?彼の方から与えられし力を試させてもらう」

「その剣は……!?」

「布都御魂剣。なんでも、荒ぶる神を退ける加護があるそうだな?」

「スサノオめ……!」

布都御魂剣。日本神話において、建御雷神が用いたとされる剣。葦原中国を平定し、魔を退ける力を持っていたとされる霊剣。普通の日本刀とは逆に湾曲している、柄に装飾があるなど、明治期の発掘物の通りの形状だった。ゴロプがジュドの使徒になっていた事もあり、ギアとセブンセンシズが同時発動状態の黒江と対等だった。戦いにおいては冷静さを保つ黒江だが、断空剣と打ち合える実体剣がカイザーブレードやエンペラーソード以外にもあり、なおかつ完全聖遺物である事が衝撃であり、動揺は隠せなかった。

「ぐあっ……?!馬鹿な、光速の私の動きが見えるだとぉ!?」

「あいにくだが、こちらもセブンセンシズとやらには目覚めているのだよ!!」

布都御魂剣が光速を超える速さで打ち出され、誘導されるかのような動きで黒江を切り裂く。そして、ダメージで片膝をついたその瞬間、黒江はとっさに龍翔閃を放った。断空剣で、ある。当然ながら直撃だが、傷が塞がってゆく。

「傷が塞がっていく……ヴァチカンが持ってた『再生者』って技術か!?」

「あそこからは強力に支援を受けた事があるのでな」

ゴロプは、バダンのヴァチカン由来の施術で強力な再生能力を得た事を明言し、黒江の多少の攻撃を物ともせずに攻撃を続けた。黒江はシャルシャガナの攻撃も織り交ぜたが、鋸の刃飛ばしは布都御魂剣に分解されてしまい、意味が無かった。そのため、ダメ元で撃退するだけのダメージを与えられる技に賭けた。


『銀河の星々と共に……砕けろ!!ギャラクシアンエクスプロ――ジョン!』

精度は箒に劣るが、ギャラクシアンエクスプロージョンを放つ。銀河系を砕くだけの少宇宙の奔流をぶつけた。大爆発がゴロプを包み込む。流石にゴロプもかなりのダメージを負ったのか、霊剣はともかく、彼女の肉体はかなりの出血が起こっていた。

「さすがは霊剣……。今の爆発エネルギーを分散したか。だが……」

ギャラクシアンエクスプロージョンのエネルギーすら分散させた布都御魂剣。だが、完全ではない。黒江は『嘘だろ……!?』と瞠目し、完全に呆然としている。ギャラクシアンエクスプロージョンを食らって戦闘可能な者など、一輝でもないかぎりはいないはずだったからだ。

「伊達に、黄金聖闘士となったわけではない、か……褒めてやろう」

「何……情けのつもりか……!?」

「いや、褒めているのだよ。この私がな……グッフ……!」

吐血するゴロプ。ギャラクシアンエクスプロージョンのダメージはやはり大きいのがわかる。再生速度も遅れているあたり、膨大なダメージを食らうと再生が遅れるのは、古今東西の再生能力につきもののリスクである。

「今日は貴様に華を持たせてやろう。さらばだ…!」

と、姿を消す。黒江は拳を地面に叩きつけ、叫ぶ。倒せなかった悔しさから、ゴロプは完全に俗世への情を捨てていた事を転生しても見抜けなかった事。その感情の奔流により、黒江はいつしか雨が降り出したロマーニャの地で泣き叫んだのだった。シャルシャガナのギアを濡らす雨は、黒江が長年の間に心の隅で感じていた『ゴロプの裏切りは本意ではないはず』という僅かな希望を打ち砕かれた事への悲しみの象徴のようだった。



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