『サモンナイト2』二次小説

メルギトスシンドローム









第5話 「聖王都の片隅で」


























どうもみなさん、こんにちは。現在、家なき子状態で活気あふれる聖王都を徘徊中の辛気臭い面した女子高生、堀江 奈菜16歳です。

「ようお嬢ちゃん!い〜い果物が入ったんだけどひとつどうだい?帝国産のナウパの実だ!栄養満点万病に効くぜ〜!」

「い…いえ、今日は遠慮しておきます」

「お嬢ちゃんお嬢ちゃん!魚が安くなってるよ〜!ちょっと見て行かないか?」

「えと…今は必要ないので……」

「そこのかわいいお嬢さん。もっとかわいらしくなるためにアクセサリーなんていかがかな?」

「え、かわい……い、いえ!い、いりませんです!さよなら!」

人恋しさに、賑わう商店街へふらふらっと足を踏み入れてしまったのが失敗だったようです。

繁華街よりは安全とはいえ、道を歩いてるだけでさっきから声をかけられっぱなしだ。

不特定多数に安いよ安いよ〜とか言ってるだけならまだしも、明らかにあたし個人にあれが安いよこれが安いよと言われるのは困る。

特にあたしは中年の男の人(いわゆるおじさん)が苦手なのでできれば放っておいてほしいんだけど。

あたしが一文無しだと言ったらギブソン・ミモザ両先輩がリィンバウムの貨幣らしきもの(価値はよくわからない)を持たせてくれた。

先輩方はあたしがどこかの町の家に帰るための旅費のつもりだったのだろうが、
この世界ではこれから先ずっと家なき子なあたしにとっては心もとない金額だろう。

ちなみに服もミモザ先輩に譲ってもらった。

イオスにもらった服は全身血まみれで落ちそうもないということだったので、処分してもらってもかまわないと言ってある。

それにしても、やっぱりミモザ先輩の服は…胸の部分が…ね。トホホ。

ともかく、ここにいるといつか何かを買わされることになりそうなのであたしは急ぎ足で商店街を抜けることにする。

路地裏にでも入ればこの喧騒からすぐにも逃れられるのだろうが、さすがにあたしもその危険性を考えないほど考えなしじゃない。

路地裏とかの寂れた場所には何か危険なことが待ち受けているに違いない。

実際何か危ない目にあったことがあるわけではないが、これは常識というか、セオリーというか、いわゆるお約束というやつだろう。

そんなしょーもないことを考えていたら、いつのまにか商店街を抜けていた。

目の前に広がるのは大きくて清潔感の漂う市民の憩いの場、導きの庭園だった。

……いや、確かに導かれるようにしてここにたどり着いたけど、普通公園にそんな名前はつけないだろう。それとも何か特別な謂れがあるのだろうか?

それはともかく、その景色と雰囲気、その場に漂う空気自体が不思議な落ち着きをかもし出している。

日本ではちょっとこういう庭園にはお目にかかれそうにない。

中央に鎮座する大きな噴水、周りに茂る草木、人々が行きかう道端でさえ手入れがよく行き届いていて、美観を微塵も損なうことがない。

そしてその向こう側に見えるのはここからでもその威容が霞むことのない悠然たる滝を背景に背負う豪華なお城。

この聖王国の政治の中心、聖王の居城だ。おそらくフォルテも王族としてあそこに住んでいたのであろう(今はしがない冒険者家業だが)。

「きゃっ!?」

「わわっ!?」

よそ見しながら歩いていたら誰かとぶつかってしまったようだ。ちょっと田舎者みたくきょろきょろしすぎたか。

「ご、ごめんなさい!大丈夫……あ!」

「イタタ……もう!ちゃんと前見て歩きなさいよね!」

いや、そっちだって前を向いてなかったからぶつかったんだろうに。

痛そうに鼻を押さえて涙目でにらみつけて文句を言ってくるお子様は、おそらくみんな(って誰?)予想が付いてると思うけど、
マーン家のはねっかえりお嬢様、ミニス・マーンだった。

「ちょっと!聞いてるの!?」

「あ…うん、ごめんなさい」

突然の出会いに呆然としていたあたしはミニスの怒声に思わず頭を下げてしまう。こんな小さなお子様に怒られて頭を下げるあたしって……

さすがのミニスも素直に謝られては文句を言うこともできなくなったのか、ちょっと慌てたように言った。

「わ、わかればいいのよ。ほら、顔上げて。みっともないでしょ」

うう、大人な対応ありがとうミニス。あたしは余計に惨めになったけどね。

「もう、よそ見して歩いてたら危ないでしょ。何見てたのよ?」

それはあたしが言うべき台詞のような気がするんだけど……。

すっかりお姉さんポジションを陣取ったミニスは諭すようにあたしの不注意を叱る。ホントできたお子様で……

「え…と、公園の景色とか…お城とか……」

素直に答えるあたしもあたしだけどね。

「なに?ここの景色がそんなに珍しいの?あなたどこの出身?」

「え〜…どこっていうか……少なくともこういう景色は見れないとこかなあ?」

「なによ、はっきりしないわねえ……ま、いいわ。私も急いでるし。
 あ!そうだ!あなた、これくらいの緑色の宝石が付いたペンダント見なかった?」

シルヴァーナのペンダントのことだ。もちろんあたしはそれを今誰が持っているのか知っている。

しかしここでそれを教えてしまったら一連のイベントが起こらなくなってしまう。

「ん…と、見てない…かな?」

「…そう」

あたしがそう答えると、ミニスは肩を落としてため息をついた。

「そうよね。ここには何度も探しに来てるんだもん。見てるわけ、ないよね」

あたしがなんとも言えなくて黙っていると、ミニスはどんどん落ち込んでいって、次第にその両目に涙が溜まりだした。

まずい。傍目から見るとまるであたしがいじめてるみたいだ。

「…あの…あの…泣かないで。何か捜してるの?私も手伝おうか?」

ってそれはまずい。あたしが手伝っちゃうとミニスがアメルたちと出会わなくなっちゃうかも。

「な…泣いてなんかないもん。それに、見ず知らずの人に手伝ってもらうようなことじゃない」

あ〜、そういえばあたしまだ名乗ってもいなかったわね。

アメルだったらここで強引にでも自己紹介して’これで見ず知らずじゃありませんよ’とか言うんだろうけど……

「…元気出して。あなたがそんなにまでして必死に探しているんだったら、捜し物だってきっと見つかるよ。ね?」

嘘じゃない。ミニスがシルヴァーナを捜し続けていればシナリオ通りにペンダントを見つけることができるだろう。

そしてミニスは聖女一行にとってかけがえのない戦力、仲間になるのだ。

「でも…こんなに捜しても見つからないのに……」

「その……まだ捜してない所があるんじゃない?そこを捜せばきっと見つかるんじゃないかな?うん」

あたしはシナリオを思い出しながらミニスの思考を導くようなことを言った。

そう、ミニスがアメルたちと出会ったのは蒼の派閥本部。金の派閥である彼女にはどうしても捜せない場所だった。

「……捜してない所?」

「うん。どこか心当たりはないの?」

「……あ、そういえば……でも、あそこは……」

「心当たりがあったのね?」

「うん……でも……」

「まだ捜してないんだったらそこにあるかもしれないじゃない。そこを捜すしかないと思うな私は」

「………」

ミニスはしばらく無言で悩んでいたようだったが、ようやく決意をして顔を上げたときにはその目に涙は浮かんでいなかった。

「うん。私、行ってみる。私の不注意であの子を落としちゃったんだもの。どんなことをしてでも捜し出さなくちゃいけないんだ」

「うん。がんばって」

あたしは正直ほっとした。

あたしがギブミモ邸を出てからまだそんなに時間もたってないけど、おそらくそろそろネスティが蒼の派閥本部へ向かっている頃だろう。

そしてアメルたちはその彼の後姿を追って派閥へ向かい、ミニスに出会うのだ。

あたしの介入で多少の時間的誤差が生まれたかもしれないが、今からミニスが蒼の派閥に向かえば多分シナリオ通りのはずだ。

「ありがとう。私、もう行くね」

「うん。私も道すがら捜してみるよ」

「ありがと。じゃあね!」

笑顔で手を振りながら駆けていくミニスにあたしもバイバイと手を振る。

遠ざかっていく小さな人影が見えなくなってから、あたしは改めて静かで優しい雰囲気のこの庭園を見渡した。

なんだかすごく気分がいい。あたしは鼻歌など口ずさみながらご機嫌に広い庭園をしばらく散策した。
































「失敗だったかも……」

今更ながらに思い出した。あたしは家なき子だったのだ。ミニスの落し物の心配をしている場合ではなかった。

実家はファナンにあるとはいえ、ミニスは貴族の娘、しかも金の派閥議長ファミィ・マーンの愛娘である。

いくらなんでも野宿なんてしてるわけもなく、別荘だかなんだかに住んでいるのだろう。

ならばあたしはなんとかミニスに取り入ってその家に住まわせてもらえるよう交渉すべきだったのではないか。

そのことに思い至って、あたしはさっきまでの陽気な気分が嘘のようにとぼとぼと家々の立ち並ぶ道を歩いていた。ぬか喜びした分、落差が激しい。

「はあ、導きの庭園でだいぶ時間を潰しちゃったからもうミニスは蒼の派閥にはいないだろうなあ。
 庭園にいればいずれはアメルたちと一緒に戻って来るんだろうけど、アメルたちの前でミニスの家に住まわせてってお願いするのもなんだかなあ……」

いや、そんなに気にすることもないのか?

何かしら理由をつけて、’家には帰れないからミニスのとこにおいてくれ〜’とか。家出経験者のミニスならそういうの理解あるかもだし。

あ〜、でも導きの庭園にいるとあのイベントに巻き込まれるんだよな〜、ケルマイベント。

聖王都のど真ん中で真昼間から戦闘なんてしないでくださいよケルマさ〜ん…

あんな私闘まがいのことで死人が出るとも思えないけど、いくらなんでも素人があの場にいたら危ないよね〜。

弓兵とかテテノワールとかいるし。そういえばテテノワールって悪いテテってことなのかしら?

思考があっちこっちに飛んでいくのがあたしの悪い癖だ。

意味のないことを考えながら歩き続けていると、立ち並んでいた住宅街を抜けて広い場所に出た。

「ここは…再開発区か。…ってなんかさっきと同じ展開ね……」

別にゼラム観光してるわけじゃないんだからあちこち歩いて回ってもしょうがない。再開発区なんか特に用のない場所だ。

向こうにおそらく作りかけの召喚獣鉄道だと思われるものが見えるが、作業をしている人どころか人っ子一人いやしない。本当にさびしい光景だ。

「そういやリューグってよくここで訓練してるんじゃなかったっけ?もう帰ったのかな?」

もしくは他の場所で訓練しているか、ね。

あ、そういえばあたしリューグにお礼言わなきゃいけなかったんじゃなかった?でも今会っても剣呑な雰囲気になりそうだし、当分無理かな。

それにしても歩き疲れた。もう半日近く歩き回ってるんじゃない?いや、太陽の傾き加減を見ると今お昼ぐらいか。そういえばお腹すいたな……

ぐ〜

「………」

一乙女として人には聞かせられないような音を発してしまった。とっさに周りを見回す。って誰もいないんだっけ。ふう、よかった。

「……よくない。お腹すいた。歩き疲れた。家はないし、お金もない……」

お金はないこともないが、これでいつまで生活できるかもわからないし、使わないに越したことはない。

しかし物にあふれた現代日本でなに不自由なく暮らしてきたあたしだ(しかも意外と食いしんぼ)。

空腹に耐え切れず、ちょっとくらいいいかな〜って考えが鎌首をもたげる。

「……いや!だめだめ!これから私はこの異界の地でたくましく生きてかなきゃいけないんだから。一食抜くくらい……」

ぐきゅ〜

「………」

一瞬どうでもいいかって方向に思考が流れていこうとしたが、頭を振ってその考えを追い出す。

とりあえず頭も体も少し休ませる必要があるようだ。あたしは近くに積み上げられていた角材に腰を下ろして一息つくことにした。

ぐ〜

きゅ〜

ぐるきゅ〜

「……は〜……」

あたしの精神状態と反比例してお腹の虫たちが元気に大合唱をしている。こんなに体が求めているのなら無理して我慢することもないかもしれない。

少なくとも一食分くらいのお金はあるはずだ。先輩たちはそんなにけち臭くはないだろうし。いや、むしろ太っ腹と言ってもいいだろう。

だったら数日やっていけるぐらいの金額はあるのかもしれない。餞別にもらった巾着からリィンバウムの硬貨を一枚取り出して眺めてみる。

「確かリィンバウムの通貨ってバームだよね……これって何バームなんだろ?文字だか数字だかが書いてあるけど、ぜんぜん読めない……」

じ〜っとみつめてみたり太陽に透かしてみたり(透けないけど)手のひらの中で転がしてみたりしても状況は好転しない。

貨幣価値がわかるわけでもないしお金が増えるわけでもない。当然お腹も膨れない。

「それ、お金だよね?」

「え?」

あたしがお金で遊んでいる間にその少女は目と鼻の先にまで近づいてきていた。興味津々にあたしの持つ硬貨を覗き込む獣耳の少女。

「ねえ?それどこでみつけたの?」

「え……どこって……?」

「この世界では食べ物はお金と交換してもらうんでしょ?どこに行ったらお金みつけられるの?ユエルにも教えてよ」

そう。あたしの目の前にいるのはメイトルパの獣人・ユエルだった。

ユエルはまるで擦り寄って来る猫みたいにあたしにまとわり付いて匂いを嗅ぐようなしぐさをした。

「きみはユエルと一緒だよね?ここの世界の人間じゃないよね?」

「え……!?」

「ここの人間は嘘つきだから嫌い。でもきみは違うよね?」

思わず絶句してしまった。オルフル族は匂いだけでその人間の属する世界を区別できるのだろうか……

「ここではお金がないと食べ物が貰えないって言われた。ユエル、牢屋は嫌い。だから教えて。そのお金、どこでみつけたの?」

言われた…?誰に?マグナかトリスに?ということは……ユエルを仲間にするフラグが立ったってこと?

「ねえ、ねえ。教えてよ〜」

「え…その……えと……」

ぐきゅる〜〜

「あ!」

「?」

あう……聞かれてしまった……。お腹の虫が盛大に鳴くとこを……

「お腹すいてるの?」

「う……うん……」

「なんで?お金で食べ物もらわないの?」

「う、その……もう少し我慢しようと思って……」

「どうして?」

ユエルは本当に不思議そうにしている。節約のため、と言ってもお金の概念をまったく理解していない彼女には通じないだろう。

「……どうしてって……え〜と……」

「食べ物なら向こうのほうにたくさん並べてあったよ?お金があれば分けてもらえるんでしょ?」

「それはそうなんだけど……今持ってるお金だけじゃ、何日もつかわからないから……」

そう言うとユエルの顔に納得の色が現れたが、同時に新たな疑問が生まれてしまったらしい。

「だったらまたお金を見つけてくればいいんじゃないの?」

「う…」

まったくお金の概念を理解していないユエルではあったが、その言葉は正論である。お金が無くなったらまた稼げばいいのだ。

あたしだってそのことに考えが回らなかったわけではないが、
今までバイトすらしたことのない、ある意味お嬢様な(悪く言えば甘やかされていた)あたしとしてはあまり考えたくない事項だった。

「お金が無くなったらユエルも一緒に探しに行ってあげるからさ、とりあえずご飯食べなよ。お腹がすいてたら狩りもうまくいかないよ?」

「……うん……」

そうだなあ。ユエルの言う通りだ。というか、ユエルには失礼だけど反面教師でもある。

働きもしないで誰かに拾われるのを待ってるだけじゃ、ストーリー本編でのユエルのようになってしまう。

お腹がすいて食べ物を盗んで捕まり、お金が必要と言われて必死でお金を探すけど結局みつからずにまた盗みを働いて捕まってしまう、あのユエルのように。

「だったら行こ。この世界の食べ物は意外と美味しいんだよ」

「……うん、そうだね」

これからの苦労、そしてこれまでの苦労も知らぬげな心底明るい笑顔で元気に走り出していく獣少女の後姿を追いかけながら、あたしは密かに決心していた。

(働こう。すぐにお金を稼ぐのは無理かもしれないけど、この世界で精一杯生きていこう。
 ここは魂の楽園リィンバウム。あたしの憧れていた、優しさに満ち満ちた世界なんだから。大丈夫。あたしだって、やればできるはず……)




































あなた方のお名前はなんとおっしゃるのですか?

私はレイム。吟遊詩人のレイムと申します

いくら演奏が上手くても、それだけではダメなんですよ。本当の吟遊詩人に必要な、語るべき歌を私はまだ持っていないのです

ええ、歌です。まだ誰も知らない真実の物語です。どこかにあるはずのそんな歌を、私はこの手で見つけたい

ありがとうございます。そのときにはぜひ、みなさんにも聞かせて差し上げますよ

その日は近いような気がしています。あなた方には一番最初に聞いていただきたい

はい。私も楽しみですよ。真実の物語を、あなた方に、すべての人々に語りかける、その日がね

































全ての生きとし生ける者に、呪いあれ


















第5話 「聖王都の片隅で」 おわり
第6話 「アルバイター」 につづく


感想

ん〜ドリーム小説というのは知らないのですが、彼女がいわゆる何でもあり主人公ではないのはよく分ります。

どちらかと言うと平均以下な少女。

見た目は分りませんが、恐らく美人だとしても、一目で振り返られるような美人ではなく、そこそこ美人といったレベルでしょう。

そんな彼女が主人公だからこそ見えるもの、そういったものが書き出されているというのは純粋に感心します。

細々とした事、忘れがちになりそうな事。

でも、書き上げていけばきっと面白いと思います。

浮気者さんには今後も期待です♪

えと、今回のお話の目玉は彼女の視点から見た聖都ですね〜

私は帝国出身なので見た事はありませんが、きっと綺麗なんでしょうね〜

だって、あそこは一度は行って見たい観光地なんですよ♪

ヘ〜2に関しちゃよくは憶えてないけど、イベントは結構あった気はするね…

彼女の周りの世界は今のところ変化は無いですが…

アルバイトで何かを掴むかも知れません。

きっと大事な事だと思います〜

それは…予言?

まあ、いいけど…実際問題として彼女を見るときは必ずメギロートの影が見え隠れしてくる。

闇が何であるかが分らない恐怖。

これは、意外と効くものだし、彼女には闇を長い 間知らないで居て欲しいね。

でも、決着はきちんとつけないといけないだろうけど。

思いま何だか大変そうですね〜(汗)

まあ、アレだ、恐怖物を混ぜてあるという事だね…

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