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真・恋姫バサラ無双 第一章〜出会い〜
作者:鳥鳴き島の蝙蝠   2009/01/21(水) 15:35公開   ID:jNbIpJXFUtU
慶次「う、ううううん。良く寝た。」

慶次が起きるとそこは見知らぬ土地だった。

慶次「ここは、何処だ?」

辺りを見渡す、誰もいない。

慶次「俺は、確か秀吉と戦ってて、そんで光に包まれて・・・ああ思い出せねぇ。」

夢吉「ききー」

向こうから慶次の朱槍の鞘を持った小猿の夢吉が慶次の元にやって来た。

慶次「おお、夢吉無事だったか?」

夢吉「うきー」鞘を差し出す夢吉

慶次「ありがとな。」そう言うと鞘を受け取り、朱槍を収めた。

慶次「まっここに居てもしかたねぇしよ、とりあえず村でも探して飯にしようぜ」

夢吉は慶次の肩に乗り、とりあえず適当に歩き始めた。

夢吉「うきーー」

夢吉が慶次の肩から降りて、走っていった。

慶次「お、おい夢吉どうしたんだ? そっちに何かあるのか?」

慶次も夢吉を追いかける。
夢吉が止まった先に男の人が気を失って倒れていた。慶次は駆け寄り声を掛ける。

慶次「おい、大丈夫か?」

??「う、ううん」

慶次「どうやら、怪我はねぇようだな。」

??「あ、あなたは? それとここは何処?」

慶次は男を起こし立たせる

慶次「俺の名前は、前田慶次郎だ。こいつは相棒の夢吉。 悪いがここが何処なのか分からねぇ」

男は名前を聞いて驚いた。

??「前田慶次って、前田利家の甥の?」

慶次「おっ、良く知ってるねぇ。 ところでお前の名前は?」

??「あっ、俺の名前な北郷一刀。 よろしく慶次郎さん」

慶次「さんなんて付けなくても良いから、俺のことは慶次と呼んでくれ」

一刀「分かった。慶次」

慶次「それより、良くあてねぇなら、一緒に村を探さねぇか?」

一刀「良いかもしてないな」

夢吉「きーきー」一方の方角を見つめ鳴く。

一刀「どうしたんだ夢吉?」

慶次「下がれ、一刀。」

さっきまで笑顔だった慶次の顔が真剣になる。

アニキ「おうおう、兄ちゃん達、身包み全部置いていきな」

慶次「なんだい、なんだい、追いはぎかい?」

チビ「いいからとっとと置いていけ。」
デク「置いていくんだな」

慶次「夢吉も下がってろ」

アニキ「おい、兄ちゃんまだ死にたくないだろ、だからさっさと身包み置いていけ」

アニキは剣を一刀に向ける。

一刀「分かった。脱ぐから待ってろ」

アニキ「そうすりゃいいんだよ」

慶次「一刀!!」

慶次は、アニキの方に向かい、アニキを殴る。

アニキ「ぐはっ」

チビ&デク「アニキ!!」

慶次「一刀!」

慶次は足の下にあった木刀を一刀に渡す。

慶次&一刀「そう簡単に、渡すかよ。」

アニキ「てめっら、よくも・・・おい、デク、チビやっちまえ!」

そう言うとチビとデクが襲い掛かってきた。

慶次「こいつ等に朱槍を使う事もねぇな。」

そう言うと、慶次はチビを一発で殴り飛ばす。

一刀「くらえ!」

一刀は、デクに向かって木刀を振りかざすが全然聞かない。

デク「いたいんだな・・・・」

デクは一刀に圧し掛かった。

アニキ「へっ、手間かさせやがって」

アニキが一刀に切りかかる。

もうだめだ、と思ったとき、一刀は目を閉じた。

ガッキイイイイン

慶次「ようよう、やってくれるねぇ。大丈夫か?一刀」

アニキ「てめっ」

慶次は朱槍で攻撃を防いでいた。アニキは力いっぱい剣を 押すが全然歯が立たない。

慶次「もうお終いかい? それじゃ、さっさっと片をつけるぜ。 せいっ」

慶次が朱槍を一振りしただけでデクもアニキも吹っ飛ばされた。

慶次「まだやるかい? やらないなら、そこで伸びてる、二人を連れて帰りな」

アニキ「くそう、おい、お前ら立てかえるぞ、覚えとけこの長髪野郎」

そう言うと、3人は、慶次と一刀の前からさっていった。


         
                               〜第一章〜
                                 完





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