優子と別れた堀は自分の家(仮)の小太郎の小屋の前に着いた
「あーどうしようかな〜遅くなったから怒られるかな〜」と堀が不安そうな顔で言う
「怒られるだろうね〜うん!」と狩野がいきなり腕を組んで現れる。
「せやな〜うん!」と小太郎もいきなり狩野と同じポーズで現れる。
「だよね〜うん!」と堀も腕を組んで狩野と小太郎の言った事に納得する。
「……………………」三人は何かを考える、静かに。
「ウワーーー!!!!」堀は二人に気づいたのかびっっくりして後方に飛ぶ
「ワアアアア!!!!」狩野と小太郎が堀の声にびっくりして叫ぶ
「い いいいいいつのまに!!」堀が言う。
「あ〜びっくりした」狩野と小太郎は心臓を高鳴らせながら言う。
「てかいつのまにって…」狩野が言う。
「最初からいたで…」小太郎が笑顔で言う。
「そ、そうだったのか〜」と堀は冷や汗を流しながら言う。
「で…何してたんや?こないな遅くまで」小太郎はそんな堀の心境を察しているか楽しそうな顔で堀に確信をついた。
ギクッ「…え〜と」堀は確信をつかれ同様する。
「フ、まあええは。今日は寝ぇ!俺もねるは…ふぁ〜あ」小太郎は意地悪をやめた、眠いからである。
「じゃあおやすみ〜」狩野も部屋に戻っていった。
「あれ…怒られないんだ…じゃあ俺も寝よ!」堀も安心したのか、寝ることにした。
三人は寝ついた。その頃優子は、自分の家にまだ着いていなかった。
夜の一本通りをテクテク歩いていた。
「今日は楽しかったな〜♪明日が楽しみだな♪」
カァァァァ
その時、優子が通っている一本道の前方に謎の光が現れる。
「あれ?なんだろ、光…?」優子は恐る恐るその光に近づく。
キィィィィン!
その瞬間、光は優子に迫ってきた。
「えっ!?」優子はいきなりな出来事に言葉が出なかった。
キィィ……
優子は謎の光に包まれ、光は消えたがそこに優子の姿はなかった。そしてその日、優子は家に帰る事はなかった…
そして翌朝
「ふあ〜あよく寝た…」と堀が起きた。
「起きたのか?」狩野が堀に問いかけた。
「よー寝たな」小太郎が堀に言った。
「今小太郎君と修業してたとこだったんだよ」狩野は汗をかいていた。
「そうえば俺最近修業してなかったな〜」堀はふと気づいた。
「今じゃ狩野の方が強いもんな」小太郎は堀を焦らせるつもりで言った。
「マジで!?」堀は焦った。
「マジや」小太郎が言う。
「はは、かもなー」狩野は笑った。
「うぬ〜はっ!?そうだ!狩野、今日覚えてるか?ダブルデートの事…」堀はふと思い出し、狩野に問いかけた。
「まあいちよ…さっきコノカさんにもおねがいしてきた…」狩野は言う。
「そうか!じゃっ俺も優子に連絡とるかな…」堀は携帯を取り出した。
プルルルルプルルルルプルルルル
「あれ?出ないな?」堀は残念がる。
「どうした?」狩野は堀に聞いた。
「いや…仕方ない!直接、家に行ってくる」堀は家を出て行った。
「わかった!まあ早めにしろよ?」狩野は少し笑いながら言った。
「おう!」堀は力強く返事をした。
堀は急いで昨日優子と別れた場所へ向かった。
「はぁ…はぁ…確か優子は向こうに向かったな…家の場所ぐらい聞いとけばよ
かった…」そう、実は優子の家は大体でしか分からなかった。
すると道端に何かが落ちてるのに気付いた
「あれなんだろ…」堀は落ちてる物を拾いに行った。
「こっこれは!!!優子の鞄!!なぜ優子の鞄が…」堀は冷や汗は流した。
堀は急いで待ち合わせ狩野と待ち合わせてた場所に行く
「あれ?戻ってきたのはいいが…優子さんはどうした?堀?」狩野は不思議そうに堀に聞いた。
「優子が…優子が…誘拐された・・・かも・・・」堀が青ざめた顔で言った。
「何!!」狩野は驚いた。
「そんな…」コノカも驚いた。
「警察には?」狩野が言う。
「いやまだ…」堀は言う。
「ウチ、ネギ君呼んでくるなぁ」コノカがあわててネギを呼びに行った。
「まって!僕も一緒に行くよ!堀は小太郎君に…!」狩野が言う。
「わかった!」堀が言う。
三人はそれぞれ散った…
10分後
狩野とコノカはネギの元へ着いた
「じつは<説明省略>なんです」狩野は必死に説明した。
「だからネギ君に協力を頼みに来たんや!協力してやーネギ君!」コノカも必死にネギに頼む。
「ハイ!わかりました!では、急ぎましょう。」ネギは笑顔で協力に応じた。
「あ、ありがとうございます!」狩野は喜んだ。
「ありがとなーネギ君!」コノカも喜んだ。
そして堀も小太郎の元に着いた
「小太郎君!」堀は血相かいて小太郎を呼んだ。
「なんや?そうぞうしい…」小太郎は部屋から出てきた。
「じ・・実は<説明省略>で…」堀は狩野以上に必死に説明した。
「なんやて!よしどこや?案内しい!」小太郎もあわてて場所を聞いた。
そして、五人は優子の消えたと思われる場所に着いた
「これは…」ネギは異変に気づいた(?)。
「ああ…」小太郎も異変に気づいた(?)。
「どうしましたか?」狩野が尋ねた。
「まさか魔法使いの仕業…」堀は予測した。
「何もかんじません…」ネギは言う。
「ああ…」小太郎も同じ事を言う。
「あらっ!」狩野と堀は「ずるっ」とずっこけた。
「紛らわしい態度とんないでくださいよー」狩野が叫ぶ。
「そうだよー」堀も叫ぶ。
「はははスマンスマン」小太郎は笑って流す。
「ハハ・・・」コノカは半笑いする。
「じゃあ一体優子は…本当に誘拐された…」堀が言う。
ピカーーーー
そのときのことだった。急に空に巨大な魔法陣が出現する。
「!?」そこにいる五人はびっくりして空を見上げた。
「これは…」ネギはびっくりする。
「なんや…」小太郎は動揺する。
「なんだ…この光は…」堀は驚く。
「…まぶしい…」狩野は目が眩む。
「ひゃー」コノカも眩しさに目を瞑る。
「光がやんでいく…」ネギはじっと魔法陣を見ていた。
「魔法陣も消えていくで…」小太郎も見ていた。
パシュゥン
「完全に消えた…」狩野が言う。
「なんだったんだ…」堀が言う。
その頃、エウ゛ァの別荘に来ていた本人も含め茶々丸・ハカセ・チャチャゼロ・アルは冷静にこの光が何かに気づいた
「ふん…来たな…」エヴァが言う。
「そのようですね、マスター…」茶々丸が言う。
「いよいよですね〜」ハカセが言う。
「でも信じがたいですね」アルが言う。
「ケケ」チャチャゼロが笑う。
そしてネギ達に戻る。
「なんだろ…どこか懐かしさを感じる…」ネギが何かを思い出そうとしていた。
「懐かしさ?」小太郎が言う。
「なんだろ?」堀が言う。
「………」狩野も黙って何かを考える。
その時、ネギに何者かが話しかけてくる。
「久しぶりネ…ネギボウズ…」謎の声の主が言う。
「えっ!?」ネギは驚いた!
ー続くー