ポケモン不思議のダンジョン×鋼の錬金術師〜記憶の裏に〜 prologue−プロローグ−*扉の先に*
作者:七海
2010/07/21(水) 20:17公開
ID:Lt4Bnj2Rwig
*PROLOGUE−プロローグ−*
俺の名は、エドワード・エルリック。『鋼』の二つ名を持つ、国家錬金術師。
……現在の状況……
『真理の扉前。以上〜♪』
て…。
「おいこら真理!!!」
『ん?なぁに?』
狽ネぁにって…こいつ、いつからエンビィーみたくなった?
と、それは置いといて……。
「何の用があって、俺をここに呼びだしたぁぁぁー!!!!!!」
『まあまあ落ち着いて。』
この状況で、誰が落ち着けるかっ!!
『君には、あっちの世界に行ってもらいたくてさ。エド。』
「あっちの世界ぃぃ?どこの世界だよ。」
『それは、行ってからのお楽しみ☆懐かしい人にだって、会えるかもよ?』
「は?」
何言ってんだ、こいつ―――。
『じゃ、頑張って♪』
「おい、オレの言い分も聞けよ……て、狽、わあ!!」
あの時の黒い手!
『いってらっしゃーい。あと、生きて帰って来いよー。』
「お、うわぁぁぁぁぁぁ――!!!」
どういう意味だそりゃ!と叫びたかったが、もう遅い。
オレはそのまま、“真理の扉”に吸い込まれていった。
これが、とんでもなく長〜い旅(?)の始まりとも知らずに……。
*。*。*。
「速いよユーリ!待ってぇ〜。」
ピカチュウの後ろを走るのは、ペンギンポケモン・ポッチャマ。
『ユーリ』と呼ばれたそのピカチュウは、振り返って微笑む。
「だって、早く行かないと、クラブいなくなるじゃん。」
「そうだねぇ〜……もう、分かったよ!」
二匹は、足を急がせた。海岸に行く為に。
“出会い”に、“混乱”に、飛びこむかのように。
☆お・ま・け☆ CHARACTER〜キャラクター〜(この話〜)
・エドワード・エルリック<♂>
『鋼』の二つ名を持つ、史上最年少の国家錬金術師。
現在は、左足のみ
機械鎧。(元々は右腕も。)
なお、「小さい」事を意味する単語は、現在も禁句。
・ユーリ(ピカチュウ)<♀>
元人間の少女。探検隊・フェインズのリーダーでもある。
ダークライとの死闘後も、探検隊を続けている。
“時空の叫び”と言う名の特殊能力を持つ。性格は、元気+天然。
・ポッチャマ<♂>
ユーリのパートナー。元は臆病だったが、今ではすっかり勇敢になっている。
どんな事にも明るく前向き。人間を見ても、決して動じない。
…これも、ユーリのおかげだが。
- ■作者からのメッセージ
-
初めまして、七海です。
これの設定は、ポケダンでダークライ戦の後、鋼錬で第2期の最終回後(よく知らないけど)です。ちなみに、直後です。
こんなコラボあり得ねー!とか言わずに、読んでやって下さい☆
次回、ポケダン主人公&パートナー、エドと出会います。
テキストサイズ:1935