ここは全年齢対応の小説投稿掲示板です。小説以外の書き込みはご遠慮ください。

ロストコントロール 最終話『眠り』
作者:13   2011/06/12(日) 15:53公開   ID:JHZjjd6HxsM

 〜『処刑場』 皇帝〜
 

「さて行くとするか……」

 皇帝はそう小さな墓に向かって呟いた。

「始めようか青の取り合いを」
 
 後ろを向くと月白と緋色、後ろに茜が居た。

「青はどこだ?」

 皇帝は欠伸を手で押さえながらあごで指す。
 その先には青と鳩羽、白群がまとめて鎖に縛られていた。

「一応、反転は無効かさせてあるしその鎖はこの鍵が無ければ解けない」

 皇帝は腕に銃を展開させた。
 この銃、黒龍はサブマシンガンとアサルトライフルを合わせたような銃だ。アサルトライフルのようにストックは無くサブマシンガンのようにコンパクトではない。この黒龍はダマスカス鋼という木目状の金属で出来ている。そのためか、かなり頑丈に出来ている。

「さて、行くぜ」

 皇帝は体を一歩前に出す。


 グチャリと音を立て皇帝の体中に衝撃と激痛が走った。


 体を見ると腹部は貫通し穴が開いていた。
 ここから数キロある丘に萌葱が巨大な銃をレッド一緒に構ていた。
 
(コイルガンか、萌葱の能力を生かした武器だな……だが)
  
 一瞬にして萌葱のいる丘に移動しレッドの腹部に拳をめり込ませ、萌葱の両足に黒龍を打ち込む。

「急所は外した」

 萌葱を掴みそのまま月白のいる処刑場に瞬時に戻った。
 皇帝は萌葱を放り投げると月白の方を向いて、

「さて、お前たちはもっと頑丈か?」
 
 圧倒的な力を振りかざした皇帝が聞いた。


 ―― 萌葱、レッド 戦闘不能 ――


 
 〜『処刑場』 銀 〜


「遅かった……」
 
 それしか言えなかった。皇帝を倒そうとした男二人は幸い息をしているが骨は曲がってはいけない場所に曲がり、肉が切り裂け血が噴き出していた。
 幸いにも仲間の女は皇帝のポリシーであるいい女には自分から攻撃しないの圏内に入っていたらしい。
 銀は皇帝を睨み付けると黒い奇妙な形の二本の刀を展開させる。

「ひさしぶりじゃねーか銀」

「皇帝、今度こそテメェをぶっ殺す!!」 
 
 黒い刀を投げ、それを囮にし一気に距離を縮め別な刀を展開させ刃が皇帝の中央が貫通した腹部のわきに触れた瞬間刀を手放しさらに別な刀を展開させ背後を斬りつけ、宙を舞っていた刀をキャッチし正面から二本の刀で胸部を突いた。銀渾身の一撃だった。

「なかなかやるな、だが話にならねーぞ銀」

 銀ははっとして地面を蹴り距離を縮めた。
 皇帝は腹部に穴が開き、体には刀が二本刺さった状態で平然と立っていた。
 
 まるで痛みを感じていないようだった。
 さすがの銀も脂汗を垂らす。

「相変わらずの化け物っぷりだな」

「まぁな、なにせ最強の反転使いだからなオレ」

 鼻で笑いながら皇帝はかわらぬ表情でそう言った。


 ―― 月白 緋色 戦闘不能 ――


 〜『樹海』 蒼〜


 蒼はラセットの背中に乗り、ピンクの髪にボロボロのワンピースを着たアゲハが蒼に抱き着いていた。
 無邪気だなおい……

「ラセット、あとどの位で着く?」

「あと、三十分はかかる!!」

 鼻息を荒げながらラセットは韋駄天のように樹海を駆ける。

「蒼、こんなに急いでどこに行くの?」

 蒼は抱き着いていたアゲハを抱きしめるとこう言った。

「大切な、なにかを守ってくる」

 ただ、そんな気がしただけだった。
 蒼は胸の違和感を隠したままそう言った。


 〜『処刑場』銀〜


「そんなもんか? つまらない男だな」

 皇帝はそう口にはするが、体のダメージはかなりのはずだろう。

「じゃあ、オレは少し本気を出すぞ」

 皇帝はそう言って消えた。

 銀は後ろを振り向こうとしたが、振り向こうとした刹那、皇帝は銀の肩をポンと叩いた。

 皇帝はまだ本気というものを一割も出していなかった。
 銀はその大きすぎる壁にただなす術もなく立っていた。

「じゃあな銀――」

 皇帝はそのストックのないアサルトライフルに銃口を銀に向けた。


 ダンッと弾丸が打ち出された同時に銀は死を覚悟した。


 だがその弾は銀を襲うことは無かった。

 銀は眼を見開いた。
 そこに居たのは、金髪で紅い美しい瞳をした吸血鬼の少女、銀の主フランエルだった。銃弾を止めていたのはアテナだった。

「銀!!」

 そう言ってフランエルは銀の喉元に歯を立てた。
 吸血鬼は人間の血を吸って食事とする。フランエルの場合その食事の血を銀だけにしている。

「そう慌てるなフラン」

 優しく頭を撫で上を見上げる。
 そこに居たのはあまりに美しい吸血鬼、一見すればどこかの貴族と見間違えるくらいの気品だった。
 名をアテナ、最強の吸血鬼だった。
 
「久しぶりね銀、あなたはフランの食事に付き合いなさい、あとついでにそこにいる女の子を安全地帯へ」

 アテナはそう言って皇帝の前に立つ。
 銀はフランエルを抱いたまま、女を捕まえ戦線を離脱した。


 〜『処刑場』 アテナ〜


「貴方が噂の皇帝なのかしら?」

「そうだ、にしてもお前美人だな、オレの女にならないか?」

 皇帝は余裕の笑みを浮かべながらアテナに言った。

「強い男にしか興味ないの、貴殿が私を屈服させたら考えてもいいわよ」

 皇帝はへらへら笑いながら銃を構えた。

「じゃあ、半分くらい本気を出してやるか」

 アテナは後ろ向き、皇帝の瞬間移動を予測し体に埋め込んでいたダガーナイフを取り出した。
 カツンッと金属音が響き、皇帝が拍子抜けした顔で言った。

「なかなかの手慣れだな……だけどちょっと遅いかな〜」

 空中で体を捻り腕に蹴りを加える。
 バキリと鈍い音と共にアテナの腕が簡単に折れてしまった。

「あらら、随分と激しいのね、せっかちな男も嫌いじゃないけど今は気分じゃないわ」

「こんなの、ウォーミングアップにもならないぜ!!」

 皇帝は銀の刺した刀を引き抜きアテナに突き刺す。
 アテナの肋骨を貫通した、アテナはそれに動じることもなく皇帝の首筋に噛みつく。

「吸血か……おまえらひょっとして百年ぐらい断食してんじゃないか?」

 皇帝は血を吸われながら言った。 
 アテナが吸血を終えると皇帝は干乾びていた。

「流石に血を全部吸ったら死ぬわよね?」


 アテナは吐息を吐き身体を翻した。


「どこに行く?」

 そこに居たのは皇帝だった、しかも体にあった傷は消えピンピンしていた。
 アテナは背中の蝙蝠の羽を広げ後ろに飛び跳ねる。幸い開けた場所だったから空中移動は簡単なものだった。

「こっちの番だぜ?」

 皇帝は黒龍を構え乱射する。
 その一発が羽に当たりバランスを崩し落下する。

 それを見逃すまいと皇帝は距離を縮め腹部に弾丸を撃ち込む。

 流石の吸血鬼も回復が追いつかない。
 手足は千切れ、胴体は半分に分かれ、内臓が飛び出していた。

「ここまでやられると時間がかかるわね……」

 アテナは激痛に耐えられず気を失った。


「よく頑張ったなアテナ、あとは任せろフランには寝てもらっている一応、あの女に様子を見てもらっているから問題ない」


 影のコートを取り外し戦闘用のズボンにタンクトップ、露出した肌は刺青の如く埋め込まれた文様だった。


 ―― アテナ 戦闘不能 ――


 〜『処刑場』 銀〜


 銀は意識を集中させる。
 身体を這うように文様が手に集まる。指先から黒い液体がポタポタとこぼれだし、武器を形成し始めた。
 それは巨大な剣だった。剣の幅は広くバスターソードようにも見えるが片刃で峰の部分には鋸のような細かい歯があった。
 銀は影を使い天獄の重さを限界まで軽くさせる。

「行くぜ皇帝!!」

 刀身が五メートルほどある天獄を振りかぶり皇帝にその破壊力のある一撃を与えた。

「ダメダメ、全然だめ〜」

 土煙が落ち着き皇帝の姿を見ると銀は慄然とした。

 片手で剣を掴み欠伸をしていた。

「あのさ、前もこの武器使って駄目だったんだから今回も駄目に決まってんじゃん」

 皇帝は天獄を掴みそのまま放り投げた。

「チッ、駄目か……仕方ない出し惜しみ抜きで行くとするか」

 剣を形成した時とは逆に液体に戻し自分の体に纏わせる。
 
『Mind Body Weapon Tier……』体は武器 心は獣

 バキバキと耳障りな音を立て手を地面に着く。
 黒い液体が頭の先から足の指まで覆われていた。
 もはや銀という原型を留めおらず四足歩行の獣ような姿だった。

「やれば出来んじゃねーか」

 黒龍を構え皇帝は真剣な顔になった。

「じゃあーな銀――」

 ダァァンと黒龍のが火を噴いた。
 
 
 〜『樹海』 蒼〜


「あとどのくらいだ?」

「この速さなら十分くらいだ」

 蒼は眼を閉じ意識を集中させた、

『アシュラ・モード』

「もういい、後はオレ一人で行く」

「ここを真っ直ぐ行けば処刑場だ急げ」

 ラセットの背中を蹴り一気に樹海を切り抜けた。
 肩の紋章の効果はおそらく身体能力の向上なのだろう身体がさらに軽くなっていた。
 樹海を抜けると平地に出た、更にスピードを上げ処刑場まで走り抜ける。


 処刑場にたどり着いた蒼が見た光景は悲惨なモノだった。

「ウソだろ……」

 蒼が見たのは足から血を流した萌葱に、体中に傷を作った月白と緋色が倒れていたのだった。
 そして息をしているかどうかわからないくらい傷ついた銀が倒れていた。
 全員一応息はしているようだった。

「お前が最後の一人か……」

 そして、そこには傷だらけの男が立っていた。
 おそらくあれが皇帝と呼ばれる人間なのだろう。

「いや〜銀には驚いたよまさかオレを百回殺すなんて夢にも思わなかったぜ」

「ひとついいか?」

 蒼はポツリと聞いた。

「なんだ?」

「あんたを倒せばぜんぶ丸く収まるのか?」

「まぁ、大体は収まるな〜」

 蒼は頷いた。

「オレからもいいこと二つ教えてやろう」

 皇帝は笑いながら指を一本立てた、

「ひとつ目、オレは百八回殺さないと死なない、ちなみにオレの反転は『完全能力』オールコピーといって一度喰らった反転をある程度つかえるようになるぜ。もちろんお前の『水郷ノ理』メビウスも習得済みだ」

 蒼にひとつの疑問が浮かんだ、

「いつ、オレは『水郷ノ理』メビウスを喰らわせた?」

「お前が萌葱を助けた時警備員の一人に紛れていた」

 皇帝はにやりとあくどい笑みを浮かべ指を二本立てた。

「じゃあ、三つ目だ。知ってるか? 青の十四人兄弟の真実を。青は最初に生んだ黒衣の二人の子供を守るために後から十一人の子供をスケープゴートとしてあたかも自分の生んだ子供のようにしてたんだぜ、しかも死んでもだれも迷惑がかからないように、獄中出産の子供をつかってな、最低だろ?」

 蒼は首を傾げ、初めて青と出会った時を思い出し笑い出した。

「ぷっはは、駄目だな〜あんた」

 皇帝から余裕の表情が消える。
 それとは裏腹に蒼に余裕の表情が生まれていた。

「なにがそんなにおかしい?」

 蒼はさらに笑い声を大きくした、

「あんた、なにも知らないんだな無理もないか。さて立ち話あれだし始めようか?」

 天龍と蒼龍を展開させた蒼は皇帝に言った。

「来いよ、雑魚が」


 蒼は体を低くさせ一気に加速しながら蒼龍でダンダンと打ち込んだ。

 それに反応した皇帝は瞬間移動し蒼の背後を取り黒龍で頭を撃ち抜く。

 身体を捻じり天龍で弾丸を切り落とし、皇帝の腹部に蹴りを加えその反動で距離をとる。


「上出来、上出来〜」


 皇帝は黒龍を蒼に打ち込む。
 だがシュラ・モードの蒼には銃弾を目視で確認出来ていた。

(このくらいなら避けられる!!)

 身体を逸らし銃弾の当たらない位置に動く。

「え!?――」

 蒼の頬を銃弾が掠めた。
 血液がダラリと流れ出す。

 確かに銃弾を避けたはずだった。

「どうした?」

 蒼は嫌な汗を流した。
 皇帝の銃を見る、おそらくあれを奪えばなんとかなるかもしれない。

 地面を蹴り天龍を解除し両手で蒼龍を構え皇帝を襲う。

 数百発の金属片をかわし蒼との距離を縮め黒龍を腹にめり込ませた。

「流石にこの距離なら当たるよな?」

 皇帝はにやりと邪悪な笑みを浮かべていた。

 蒼は蒼龍を解除し黒龍の銃口に手をかざし、皇帝の手を蹴った。

 ダン!!と発砲音と激痛が蒼を襲った。

 手のひらは銃弾を受け止め貫通していた。
 蒼は意識を意識を集中させ武器を取り込む態勢に入った。

「おいおい、ウソだろ!?」

 皇帝が持っていた黒龍が今度は蒼が握っていた。
 黒龍で皇帝に向かって十発ほど打ち込んだ。

「百一回目の死亡だぜ」

 蒼は黒龍を見せつけ、

「フェアにいこうか」

 黒龍を解除し素手で皇帝に挑む。
 
『武器のスペックを身体能力にあてるぞ』

 頭の中でシュラが言う。 

 蒼は皇帝の顔面を殴ると、皇帝も殴り返す。

 流石の蒼も意識が飛びそうになった。
 歯を食いしばり体を捻りアシュラの力を限界まで引き上げる。

「――ッ!」

 殴り、殴り返しその繰り返しだった。

 皇帝は五回死に、蒼はその肉体も心も魂もすでに崩壊寸前だった。

「いい加減死ねや蒼ぉぉ!!」

「テメェこそとっと死ね皇帝ぃぃ!!」

 お互いに限界を迎えていた。

「皇帝か……ただの人間にここまでやられるなんて名折れだ。オレの名、ギルガメッシュ・ザンジバルと呼ぶ権利をくれてやる」

 そう言って皇帝は蒼の顔面拳をめり込ませた。


 〜『処刑場』 茜〜


 銀とかいう男の人にこの子を預かれって言われたけどやっぱり戻らなくちゃ。
 茜は無線で紫紺に連絡を取る。

『大丈夫でありんすか?』

「私は大丈夫だけど月白さんと緋色さんが……」

 茜はあの光景を思い出す。一瞬であの二人が倒されたあの光景を……

『私たちもそっちに向かう』

 そう秘色が言って無線は切れた。

 茜は自分の頬を叩き、

「「私ならできる!!」」

 そう叫んだ。
 

 戦場に戻り、青が拘束されている場所に向かった。
 鎖で厳重に青は拘束されていた。

「大丈夫ですか!!」

「大丈夫よ」

 茜は鎖を握り反転を発動させる。
 鎖はドロリと溶け出し青と鳩羽、白群を解放させる。

「貴方、名前は?」

 青はそう聞くと、

「茜です」

「ありがとね」


 〜『処刑場』 蒼〜


 あと二回で皇帝、いやギルガメッシュは死ぬ。

「うぉぉぉぉぉ!!」

 グチャリとギルガメッシュの顔面を殴り飛ばす。
 蒼も満身創痍、いつ死んでもおかしくない状況だった。

(あと一回!!)

 意識を腕に集中させる。

「終わりだギルガメッシュ!!」

 最後の一撃を蒼は決めた。 

「はぁはぁ……終わったか」

 蒼は安堵した。


「残念でした〜あと一回は大丈夫だったりするぜ!!」


 ギルガメッシュはむくりと起き上がり高らかに笑った。

「ウソだろ……」


 ――パキリ、蒼の心が折れた。

「これでオレ勝ちだ!!」

 ――パキリ、蒼の魂が折れた。

「言葉に騙されたお前が悪い!!」

 ――パキリ、蒼の体が折れた。

「こんどこそ、じゃあな!!」
 
 ギルガメッシュは隠し持っていた剣で蒼を上から叩き切る。


『リクドウ・モード』


 剣を親指と人差し指で白刃どりするとギルガメッシュを見た。

 蒼の目は据わっており、意識というものまるで感じなかった。


 言うなれば純粋な殺意だけを研ぎ澄ませたような状態だった。


 ギルガメッシュの頭を掴み地面に叩きつける。
 瞬間移動し距離をとったつもりだったのだが、蒼はすでに背後を取っていた。
 
 グチャリと蒼はギルガメッシュの心臓を抉った。


「お前の勝ちだ、流石のオレも勝てねぇな。紀元前二千六百年から生きてるがおめぇみたいなやつ二度と居ないな……」


 こうして青は救出され、兄弟全員が大怪我したし多少のゴタゴタは残ったものの黒髪家は大家族としてガイアの館で楽しく生活している。
 みんな楽しそうで何よりだ。ギルガメッシュと戦った最後の方はよく覚えていない。


 〜エピローグ〜
 

 そこはダウナー、蒼の故郷であり誰も近づかない不可侵領域。
 蒼は茜と過ごした洞窟にの中に入ると、気だるそうに座った。 
 目を閉じ意識を深いところに置く。

 蒼はギルガメッシュとの戦闘により魂が崩壊、今まで立っていたこと自体が不思議だったくらいだ。
 その魂を再生させるため途方もない時間をかけ、眠りにつくにふさわしいこのダウナーにやって来たのだった。

「真実は目が覚めてからでも十分間に合う……な」

 目が覚めたときのことを前向きに考えながら蒼は深い眠りについた。
 


         十五話終わり


■作家さんに感想を送る
■作者からのメッセージ
今までこのロスト・コントロールを回覧していただきありがとうございました。

 キャラ誕生の簡単な話

 蒼 
 自然をモチーフにし水、大地というイメージです
 ちなみにシュラ・モード、アシュラ・モードは戦の神、阿修羅をイメージしています。リクドウ・モードとは六道をイメージしています

 茜
 科学の発展をイメージした火、知識というイメージです

 紫紺

 イギリスの連続殺人鬼ジョン・ヘイグ、通称 硫酸男と呼ばれていた者をモチーフにしました。

 秘色、鳩羽、白群

 それぞれ、スピーカー、ヴォーカル、BGM、というイメージだったのですが能力がほとんど出てきていないね……orz

 とまぁこんな感じでキャラクターと作っています。そして全てのキャラクターに当てはまることなのですが名前がすべて色の名前です。

 これと言って面白くなくてごめんなさい



コメ返し

 黒い鳩 殿

完全に茜はおいてけぼりです。今後の反省にします。
初めての小説なのでかなり無理なところがたくさんありました。特にシナリオキャラとキャラの差別化が出来ていないという点深く反省しています。

以前にも言っていた兄弟同士のバトルも一応考えていたのですがうまくまとまらずあきらめてしまいました。物語中盤からやべーキャラ出しすぎたと思っていたのですがまさかこんなに響くとは思いませんでした。

 今後に反省を生かし新しい作品に取り組みたいと思います。
 その時も指摘等を心待ちにしております。ありがとうございました!! 
テキストサイズ:12k

■作品一覧に戻る ■感想を見る ■削除・編集
Anthologys v2.5e Script by YASUU!!− −Ver.Mini Arrange by ZERO− −Designed by SILUFENIA
Copyright(c)2012 SILUFENIA別館 All rights reserved.