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東方超螺旋戦役 episode9「超螺旋大戦開戦」ナインボール・セラフ戦
作者:ポトガス   2014/07/25(金) 19:31公開   ID:Tq12Dt6JFwE
ナインボール・セラフ
その名はとある世界にて確認された存在の一つ。
アーマードコアと呼ばれる機体の一つである。
ACとも呼ばれるこの機体はほかの機体とは違い人工知能を搭載してるから人格も意思も存在している。
しかも、この機体は可変機能がありその為、それに見合う武装を装備することになった。
しかも、背後への攻撃もチルノを取り込んだことにより発生した『氷の翼』でスキをなくした。
『…………風見幽香確認、最後のメッセージを連絡「私を止めてチルノを開放してくれ」……以上………………』
幽香「……………………わかったわ」
トウマ「幽香も覚悟を決めたか。………………しかしこんな所にいるとはな、セラフ」
霊夢「てゆうか、チルノと同化したの!?」
トウマ「それ以外にあるか?来るぞ!」
『ターゲット確認、排除開始』
その瞬間爆発が周りを覆った。
ただし、爆風が急速に塊始めたりしたがなんとか退避していた。
トウマ「射線から離れてくれ!!神機「天叢雲剣」+「EXガトリング砲」=インパルスエッジ「収束レーザー」」
トウマは背中にかけていた神機を武装変換し、収束レーザーを刀の下の銃口から連射した。
ブレード使いの特殊技………………インパルスエッジだ。
ビィィィィィィィン!!!!!!
『椀部武装エネルギーバスター特式『雹』』
インパルスエッジが発射された瞬間、ナインボール・セラフの腕の色が赤から青に変わり変化し氷のエネルギーレーザーを打ち込みインパルスエッジを相殺した。
トウマ「インパルスエッジを相殺したのか…………幽香、霊夢、お前らの攻撃はどうだった?」
実はインパルスエッジを発射された瞬間に霊夢と幽香も夢想封印とマスタースパークで攻撃してもらったのだが…………
霊夢「無理ね、あの氷の翼が弾幕ごと夢想封印も凍らせてくるから近づけないわ」
幽香「マスタースパークもあの氷の翼で拡散されたわ」
トウマ「………………『アレ』を使うか」
幽香「『アレ』?」
トウマ「凱………………お前の相棒借りるぜ」
霊夢「(凱?)」
トウマ「召喚『ジェネシック・ギャレオン』!!」
神機を地面に突き刺した途端、上空から巨大なメカライオン『ジェネシック・ギャレオン』が召喚された。
トウマ「フュージョン!!」
と、トウマが叫んだ途端にトウマがギャレオンの口の中に入りこみ、ギャレオンも同時に体の四肢を人の手足に変形させた。
この時の名前はガイガーと、呼ばれる。トウマとギャレオンはこの時融合状態である。
トウマ『来い、ジェネシック・マシン!!』
更に、空間を引き裂き機械の鷲、イルカ、鮫、モグラ×2の五体が現れてトウマに向かった。
トウマ「よっしゃあー!!行くぜぇぇぇぇぇぇえええええ!!」
霊夢「え、ちょなんで飛んでくの!?」
幽香「てゆうかなんか撒き散らしてるし何なの?」
『…………戦力増大、先に地上の敵を排除する』
いきなり機械の獣たちを呼び出したり合体したりしているのにツッコミを入れてたら、既にセラフが氷の翼で貫こうとしていた。
霊夢「や、やば!」
しかし、その瞬間!
『!!!!!』キュイイイイイイイン!!!
バリィィィィン!!
幽香「助けて…………くれたの?」
セラフが背中の氷の翼を霊夢たちに飛ばそうとした瞬間に、機械の獣たちの中のモグラがいきなりセラフの氷の翼の背後に現れ、先端のドリルで砕いていった。
そう、この機械の獣たちは自我を持ち援護行動を取るのだ。
そして大空高く舞い上がりトウマの所に戻っていった。








トウマ『サンキュー、ストレイト・ガオー。ファイナル・フュージョン!!』
トウマと合体したギャレオンの腰の部分が回転し緑の光を放ち始めた。ちなみに幽香が言ってたのはこれのことである。
ガイガーの胴体のライオンから光が放たれた途端に獣たちの姿が変わっていった。
モグラは、ドリルが後ろにせり上がりガイガーの足が収納され後ろ足に当たるところが金色の爪になる。
鮫とイルカ型の機体は、尻尾の部分がせり上がって奥から連結部分が出てきた。ガイガーの腕が後ろに移動されその空いた空間に鮫とイルカ型の機体は入りドッキングした。
付け根の部分から上腕部が現れ顔にあたる部分の下から腕を守るシールドが展開された。
更に、鷲型の機体は背中にドッキングして両翼のミサイル発射口と思われた部分が上腕部と接合され、中から回転しながら黄金の爪を持つ腕が出た。
更に頭の後ろからはオレンジ色の髪が生えて、胴体のライオンにも、鬣が展開され更に装甲で強化された甲を装備してその額から緑色で奥には『G』と発光する宝石が展開された。
トウマ『ガオ・ガイ・ガー!!』
此処に勇者の王が蘇った。

『勇者王・ジェネシック・ガオガイガー』

その名は『G(ジェネシック)』

その名は破壊神。

人類の大いなる遺産。

トウマが引き継ぎし異世界の英雄の力だ。

大きさはナインボール・セラフに合わせてセラフと同じくらいの大きさだ。
ヒュルルルルルルズドオオオオオオオオオ!!!!!!!!
トウマ『合体・完了!!』
その姿は機械的だが、何処か生物的である。
霊夢「それが、『アレ』の正体?」
トウマ『破壊神兼勇者王、ジェネシック・ガオガイガーだ。』
幽香「合体したの!?」
『その姿は『G』か…………』
霊夢「(G?何かの暗号なのかしら)」
トウマ『なぜ知ってるのか知らんがよて霊夢、幽香はこれで援護を頼む…………ガジェット・ツール!!』
すると、バックパックと化した鷲型の頭が飛び出し霊夢と幽香の腕に装着され、鷲の頭から緑色のソードが展開された。
霊夢「なにこれ?」
トウマ「ガジェット・ツール『ウィル・ナイフ』」
ズバン!!
幽香「つまり、ナイフと云う名のとてつもなく切れるソードね♪」
ボオオオオオオオン!!!
爆発音がして霊夢が幽香を見たら(トウマは結果は目に見えていたが)セラフのバックパックのミサイルコンテナの左側が輪切りにされて爆発したのだった。
霊夢「………………スキマも切れるのかしら?」
トウマ『スキマがどういうものか知らんが切れると思うぞ』
霊夢「…………凄いわね、それじゃあ行くわよ!」
トウマ『じゃあ右腕に乗ってくれ!!』
霊夢「理由は聞かないけどいいわよ」
霊夢は空を飛んでガオガイガーの右腕に乗った。
トウマ『ブロウクン・マグナム!!』
霊夢を乗せた右腕は真っ赤に染まり発射された。
ジェネシックガオガイガーの武装の一つ、ブロウクン・マグナムである。
その一撃はあらゆるものを打ち砕く。
霊夢「熱い熱い熱い熱い熱い熱い!!!!」
トウマ『霊夢!!その程度の暑さで音を上げるのか!?お前の力はそんなものか!?お前はこの幻想郷の『砦』だろ!!』
霊夢「…………やってやるわよ!!私は博麗の巫女よ、無茶も無謀もやってやるわよ!!どこに向かってるのこれ!」
トウマ『腕だ!!右腕はこいつ(ブロウクン・マグナム)で破壊するから、霊夢は左腕を切ってくれ!』
霊夢「わかった!!」
トウマ『幽香はそのままミサイルコンテナを切断してくれ!!』
幽香「それなら問題ないわ」
ズバン!!
幽香「今、終わったから」
『コジマジュネレーター起動、アサルト・アーマー起動!!』
バリバリバリバリバリバリバリバリ!!!!
トウマ『コジマァ!?やばい!幽香、今すぐ離脱しろ!!霊夢、左腕に………………』
霊夢「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
トウマ『飛べえええええええええ!!!』
みし、みしみしみしみしみしみしみしみしゴキャア!!
シャキン!!
トウマ『そのままこっちに飛べええええ!!!』
霊夢「分かってるわよーーー!!!」
幽香「その必要はないわね」
しゅるるるるる
幽香「植物で引っ張ってくればいいのよ」
ぶん!!
ナインボール・セラフの放つ光が解き放たれる瞬間に霊夢と幽香は後ろには入れた。
後は防ぐだけだ。
トウマは右腕をくっつけた後に今度は左腕を構えた。
トウマ『プロテクト・ウォール!!』
左腕が輝き、黄金の光の膜が貼られた。
ブロウクン・マグナムが『破壊』なら、これは『守護』の力である。
プロテクト・ウォール。
その光はあらゆる悪意から守護する。
バシュウウウウウ!!!!
『………………ターゲット確認……』
霊夢「た、助かったの!?」
幽香「凄いわね、このウィル・ナイフとかも、弾幕ごっこだと負けなしよこれ?」
トウマ『止めを刺す、10秒でいいセラフの足止めをしてくれ!!』
『氷の翼発射。』
ズドドドドドドドドドド!!!!
霊夢「連射なら負けないわよ!!『風魔針』!!」
幽香「なら、私は足止めね!!」
しゅるるるるる
『弾量増加開始』
バババババババババババババババババババババババババ!!!!!!
『放電開始』
ビビビビビビビビビビビビビビビビビビ!!!!
幽香「ぐぅぅぅぅ!!??」
霊夢「は、早くして!!」






トウマ『待たせたなぁ!!ガジェット・ツール!!』
グポポポォ……バシュウウウウウ!!!!
鷲の首の中の3つが外れて両腕を空にあげた。
そして、中の3つが光の粒子となり腕にかぶさった。
その姿は漆黒と黄金の爪を持っていた。
トウマ『ヘル・アンド・ヘブン!!』
ジェネシックガオガイガーの体が深緑の色になっていく。
両腕が赤と黄金の二つの色となる。
トウマ『ギル・ギム・ガン・ゴウ・グヴォグ!!』
腕を前方に突き出し、緑色のイナズマを放つ竜巻を放った。
『!!!!!!』
それに拘束されセラフの体が痙攣した。
トウマ『ウィィィィィィィィィィィタァァァァァァアアアア!!!!!!!』
両腕を突き出し突撃していく、そして……
バギキキキキ!!!
セラフの胴体から頭とコアを抉りとる。
そして、セラフの体が吹き飛んだ。
ジェネシックガオガイガーの勝利の力。
『第三の』ヘル・アンド・ヘブン
トウマ『これが、勇気ある者の絶対勝利の力だぁぁぁぁ!!!!』
霊夢「凄い…………」
幽香「成程……だから破壊神と勇者王とゆうことね。」
勝利の叫びが轟く中、二人は小さく呟いた。

だが、まだ始まったばかりだ。




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