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東方超螺旋戦役 episode1「助けを求める幻想へ。死んだ英雄達の新たな戦場そして合体へ」
作者:ポトガス   2014/04/01(火) 15:17公開   ID:A31t2cWiIsE
その世界は、一つの可能性だった。
それは、一つの奇跡だった。
荒ぶる神々[アラガミ]が生まれた世界で世界最後の日を迎えようとした[アーク事件]
荒ぶる神々が1つとなった、地球の最後の生命の初期化システム[ノヴァ]が、ゴッドイーターとノヴァのコアである『シオ』の手によって月に飛び、そのはずみで開いた、次元の門[アビス]によって異なる世界で死んだ英雄がこの世界で戦う意味を知り、戦い続け分かり合い遂に神と人が共存し言葉を交わし平和を得ることができた。
そして、遥か長い年月を生きた戦士の長は自らの全ての力を封印し命を絶ち、後の人類に未来を託した。
戦士は、死んだ。
長い長い時を生きた戦士は世界の役目を終えて、臨床に着いた。
その戦士の死は、直ぐに知らされ世界は英雄として彼等を崇めた。
その墓には、この名前が掘られていた。
神威トウマ、シモン、カミナ、野比のび太、ドラえもん、アポロ、シルビィア、シリウス、ヒイロ・ユイ、アムロ・レイ、シャア・アズナブル、刹那・F・セイエイ、リホンズ・アルマーク、流竜馬、神隼人、車弁慶、織斑一夏、篠ノ之束、空条承太郎、DIO、シン・アスカ、キラ・ヤマト。
この物語は、限りなく近く、限りなく遠い世界の幻想の物語である。

生と死の狭間

ここは・・・どこだ?
俺は、死んだはずたが何も見えない。
だが、何かが聞こえる。助けを求める声がする。何かがその世界を消そうとしている。
行かなければ、戦いを止めるために。

そして、俺は光に包まれた。
そして、俺は見た。
神崎コウマ。もう一人の俺、そうか、無限の中のパラレルのひとつか。
そして、俺は見た、分からなかった俺の記憶を、本当の種族を!

???「それが俺が、お前に施した最後の鍵だ・・・」

目の前に現れた男・・・黒髪のセミロングをしっかりと整えた、中性的な顔が特徴の中くらいの背でそれでも引き締まった筋肉があるのを理解させる腕を持つ青年・・・・・・並行世界の無限の中の俺の1人『神崎コウマ』だった。

トウマ「そっちの世界は平和か?」

コウマは頷き映像を見せてくれた。
どこかの自然豊かな世界・・・・・・そこで生きる俺の知り合いたちや、大切な家族たち。

とても懐かしく・・・・・・今ではもうとっくの昔に死んでしまったアリサやソーマ達極東支部隊員の姿が見える。

リンドウは半ばアラガミだったから不老不死に成っている。まぁ俺の跡を継いでくれたからいいけど・・・・・・

「コウタの奴、恋人できたのか・・・・・・あれ?年の差カップルだよな?」
トウマの言葉を聞いてコウマも失笑していた。

コウマ「それより、そっちの俺よ・・・そっちの世界の『幻想郷を頼んだぜ?』」

トウマ「・・・・・・ふ、俺を誰だと思っていやがる?」

コウマ「…………!そうだったなお前は『俺』だったね、またいつか…………」

そう言いながらコウマは消えていった。

トウマ「…………幻想郷か。意味としたら『忘れられた者や幻想となった者たちの最後の楽園』て事だよな?」

そう言いながら、前を向いて歩いてると魔法陣を見つけた。

しかしトウマはこれの正体を知っていた。
封印されたはずの命を絶ち、来てほしい人物たちを召喚する術式だった。

そして、世界は英雄を幻想の世界へ誘う。

一緒に生きてきた戦友たちを導き、戦士は転生する。



[幻想郷]
それは忘れられた者の楽園。
妖怪の賢者[八雲紫]によって作られた世界。
美しくも、残酷で、全てを受け入れる世界だった。
異変と呼ばれる事件を、[弾幕ごっこ]と呼ばれる遊びで解決してきたのだが、
だが、
楽園は突然、終わりを迎えた。
幻想郷過去最悪の異変で全く未知の敵が現れたのだ。
能力でも何とか撃退出来るが、撃破出来ない機動兵器に妖怪ではない化け物・・・
力を持つ物は最後の防衛戦で戦っていた。例えその身が滅びようとも戦っていた。
幻想郷最後の砦[博麗神社]で。

博麗神社[儀式の間]
そこには、赤い文字で書かれた札が五芒星の結界に貼られていた
それは明らかに普通の術式でないことは明らかだった。

???「霊夢、これでいいのかよ!お前が死んだらあいつらはどうするんだよ!」

黒白の服で、怒鳴っているのは幻想郷元最速の魔法使い[霧雨魔理沙]。
「魔法を使える程度の能力」で多種多様な魔法を使える。

???「これしか、もう方法が無いのよ!?異世界からの最後の英雄に託すしか無いじゃない!!」

反論するのは、紅白の巫女。
楽園の素敵な巫女の二つ名をもつ[博麗霊夢]。
幻想郷最強の巫女であるが、その姿は既に血まみれだった。
彼女が使おうとしたこの儀式は使用者の命と引換に異世界からの英雄を召喚する儀式なのだ。
今回の異変は、幻想郷の戦力で解決できなかったのだ。
次々と現れる機動兵器に、妖怪ではない化け物の謎の力に敗れて行ったのだ。
今も、外では戦闘が始まっておりもう此処も何時まで持つか分からなくなったのだ。
オオオオオオオオオオン
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!
今度は、ミサイルが爆発したのだろう。
しかし此処で最悪の展開になってしまった、儀式の間を覆っていた結界が破壊されたのだ。


???「スペル・ザ・グングニル!」

赤い槍がミサイルを破壊するが更に飛んできたミサイルが赤い槍を投げた人物を撃ち落としていた。

霊夢「ありがとうね、レミリア。」

そこには、白い服赤い目を持つで蝙蝠の羽をもつ少女がいた。
レミリアスカーレット、博麗霊夢が関与した異変『紅霧異変』の主犯となるブラド・ツェッペリの子孫である吸血鬼だった。
レミリア「お前は、何で一人で解決しようとするんだ!私たちを頼ってもいいだろう!?」

霊夢「あんたも、魔理沙と同じ事を言うのね・・・」

レミリアは、それに反論しようとするがその時・・・
メキメキメキメキメキメキ・・・ビコーン!
単眼の緑色の鋼の巨人──────何とか鹵獲した一体から『ザクU』の名前を知った────がバズーカを構えていた。

レミリア「こ、こんな所にもだと!?」

バシュ!!

レミリア「く……!」
バズーカから出された弾頭を上空に打ち返し弾幕で消し去ったあと、再びグングニルを放とうとしたが、ザクUの胴体から何かがせり出してるのに気がつかなかった。

ガガガガガガガガガ!!!!

レミリア「(が、ガトリング砲…………こいつ新型か!?)」

ガトリングと呼ばれる空間制圧兵器には慈悲もなくレミリアを即座に地面に撃ち落としていた。

ここで弾幕について…………幻想郷では弾幕ごっこは霊力、妖力、魔力、神力などで構成されたエネルギーを打ち出して美しさなどを競うゲームだったが、スピードはうまく見ればしっかりとよけれるスピードだが、それには欠点がある。
まず、速さの感覚がずれることだ・・・・・・弾幕は大きさや質によってスピードが変わり、大きく高エネルギーであれば早いことが多いために、銃弾などでもそのスピード基準で避けようとする癖ができてしまう。
その為よけれる攻撃もよけれ無くなるという非常事態が起きてしまった。

さらに悪いことに、ザクUは万能故に様々な新型機の素体になる。
地上侵攻用の物や、拠点攻略、エース用等の各種によってはとても危険なものまである。

特に、このザクUは改良型のザクF2で一年戦争のガンダムに匹敵するものでかなり驚異的になる。

レミリアが撃ち落とされた時に霊夢は術式の最終調整を済ましてしまっていた。

霊夢「じゃあ魔理沙、皆を、紫を頼むわね」
霊夢が、儀式を始めた。術式が赤く輝き始めた。
それと同時に霊夢の体に命を喰らう呪印が現れた。

魔理沙「霊夢、止めろぉぉぉぉぉぉぉお!!!」

誰もが、諦め……霊夢の命が尽きようとしていたその時!
キィィィィィィィィィィィィィィィィン!!!!!!!
まだだ…まだ終わらんよ!

君はそんなところで終わっちゃうの?

諦めたらそこで終わりだ!

逃げるな、生きることから逃げるな!!

霊夢「(こ……え?だけど私は死ぬんだし……………皆ごめんね…………!)」

霊夢の後悔の涙が落ちた───そこから光が現れた。

ザクUが最早死のまぎわに立っている霊夢にバズーカから換装したマシンガン───────ザクマシンガン、ハイパーライフルとも呼ばれる───を構えた時に異変が起きた。

レミリア「こ・・・この光は・・・・・・一体!?」

七色の光が儀式の中央からから溢れた、そして。

???「裂天刃!!」

一人の男が現れ、ザクUを縦に切り裂いた。
ズジャア!ボオオオオオオオ!!!!

???「ここか、俺を呼んだのは?」

その男は、全身装甲で顔の部分だけ口のところが出ていた。

レミリア「(今の炎は・・・・・・いや、神力に魔力の炎を司る剣『レーヴェテン』!?)」

レーヴェテン・・・・・・神話の炎の魔剣で、時には使用者にも牙をむくとされる魔剣の一つだ。
因みにレミリア・スカーレットの妹である、フランドール・スカーレットもレーヴェテンを持つ。

何か考えていた男はレミリアの方に向かって何かを投げた。
それは口の中に入ってレミリアの意識を刈り取った。
これはとある世界で開発された瞬間医療用ナノマシンカプセルだが、苦すぎて気絶するほどである。

魔理沙「レミリア!?あ、あんた何やってるんだよ!」

「医療用ナノマシンカプセルだ、暫くすれば怪我も治る・・・・・・この術式を使ったやつは!?」

魔理沙「そ、そうだ!!使用者は中央にいる裾だしの巫女で霊夢てゆう名前の巫女だぜ!!」

「・・・!少し離れてろ!!」

男は霊夢に駆け寄り、左腕に赤い槍を展開していた。
その槍は神力だけでできた赤い槍だった。


魔理沙「ま、まさかグングニル!?」

「オーディーンが使ってたやつのオリジナル(原型)で、お前の言うとうりこいつはグングニルだよ」

それは、レミリア・スカーレットが使う、神話の勝利を約束するグングニルとそっくりだが細部が細かくできているのが理解できた。

「目を覚ませ・・・・・・お前に一言言いたいことがあるんだ、呪いなんかに負けるな!!」

それを霊夢に突き刺し、霊夢の体を覆っていた呪印を消し飛ばしていった。

霊夢の精神世界

霊夢の意識の奥底…………精神世界は呪印に飲み込まれずぶずぶと霊夢は飲み込まれていた。

おい、俺の声が聞こえるか!!


霊夢「誰?」

お前の本当の望みはなんだ!!お前の・・・・・・一人の人間としてのお前の願いを!!

霊夢「私は…………」
霊夢の心に浮かぶのは…………皆と、幻想郷のみんなで生きた懐かしい思い出……!

霊夢「皆と・・・皆と生きたい!」

よく言った!!
霊夢の意識が飲み込まれようした瞬間赤い槍が呪印の文字の大群を消し飛ばしていった事から始まり、更に赤い槍から放たれた小さなクナイのような物がかけらも残さず呪印を破壊していた。そしていつの間にか遥か長い長い夕陽が出てる荒れた荒野の中でたっていた。

幻想郷では見られない壮大な景色だった。

霊夢「綺麗・・・・・・でも、私は死んだの?」

「死んじゃいねーよ。」

男の声がして後ろを向くとそこには、意識が失う前に聞いた声の人物がいた。
顔はバイザーで隠れているが青を貴重とした装甲に見を包んでいたのは理解できた

「まさか、あの術式を使える奴がいるとはな・・・・・・君はすごいね」

霊夢「けど、良い事なんて何もなかったわよ・・・・・・人里からは白い目で見られてさ・・・私は『博麗の巫女』としてしか見られなくなったわ・・・・・・」

「だけどその若さで俺を呼び出したのは凄いよ、あとなんで泣いてるんだ?」

霊夢「…………嬉し泣き……ね。私を認めてくれたのはほんの僅かだったから……」

「…………嬉しさか…………羨ましいな。」

霊夢「え?」

「俺には、嬉しさが無いんだよ…………仲間が死んで、死んでも戦い続けてよぉいつからしか感情が分からなくなっちまった、だからとても懐かしく思えたんだ。」

その瞬間、霊夢の頭の中に映像が流れてきた

見たことのない兵器たちが飛び交い、人が跳ねられ、爆殺され、星が滅び、砕かれ、多くの人間が殺される、幻想郷に現れた化物や機動兵器やザクUの近いタイプのものが大量に降下してきて更に戦争が続いていた。

その中に目の前に現れた男もいた。その男の前には多くの墓があった。
その中には親しかった者たちが死んでしまい悲しみが広がっていく。

霊夢「そんな・・・・・・貴方はなんで!」

「俺にはこれしか道がなかった、けどお前たちは違う道を作れる、だからおれは、お前の剣になり盾となろう。」

霊夢「……………………あなたを支えて見せるわ、だから私も支えてくれる?」


「…………俺を誰だと思っていやがる?」

霊夢「…………『英雄』でしょ?」

「ああ!・・・・・・・・・ちなみにこの場の言葉は多分忘れてしまうからね」

霊夢「…………ふふ!先にいいなさいよ」

「ごめんね、じゃあ行こうか!」

霊夢が目を覚ますと目の前には男が剣を地面にさして叫んでいた。

その姿は赤い武者のような姿で今度は顔も装甲で覆われており頭には一部が切り落とされた様な黄色の輪が添えられて、胴体にも顔がありサングラスをかけていた。

「行こうぜ、お前ら!」

叫んだ途端に、緑色に輝くドリルが飛び出してきた!

しかし、ただのドリルではない・・・・・・最初に現れた男の頭のパーツと同じ姿をした頭からドリルが突きでていた。

地面に突き刺さり頭のパーツが消えた後、そこにいたのは男も含めた21人の戦士だった。
(推奨BGM、Liberiamefromhell、空色デイズ)

「いくぜ、皆。合体だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

男が叫び、戦士たちはまた緑のドリルになり男に突っ込んでいった。

霊夢「あ、危ない!!」

しかし中心にいる男から緑の光が放たれて、腕、足、胴体、様々なところに移動して飲み込まれいった。

そして、男の叫び声・・・・・・いや、複数の声が聞こえた

コアドリル・スピンオン!!

そして、全てのドリルがひとつとなった。
その瞬間、幻想郷は宇宙となっていた。
その日、博麗神社からとてつもなく巨大な巨人が現れた。
その姿は、各所に顔があった。
肩の部分には、赤いグラサンを付けた髑髏が描かれていた。
体からは、優しい緑の光を放っていき傷ついた者の傷を癒していった。

因果の輪廻に囚われようと

残した思いが扉を開く!!

無限の宇宙に捕われようと!!

この血の滾るが運命を決める!!

それは、願いと共に想いをのせて、怒り、悲しみ、希望、様々な願いの言葉を詰め込んだ願いが形となる。

神社の上空に姿を完全に現した。

天も次元も突破して!掴んで見せるぜ、己の道を!!

巨人の叫びが幻想郷に轟いた、その声は幾つ者の声が重なっていた。
天元突破グレンラガン!!

俺たちを、誰だと思っていやがる!!!!!!!

全てを込めて1つの巨人が現れた。
[天元突破グレンラガン]
天を覆いし紅き巨神の誕生だ。
究極の巨人が、幻想郷で復活したのだ!

そして、前方の空間から漆黒の巨大な顔の塊が現れた。
その機体は、たくさんの手や足を収めていたけど、どこか生きてる気がして恐怖を覚えた。
かつてある世界であらゆる知的生命体を滅ぼし、恐怖の代名詞としてこう呼ばれていた機体だった。
[多元進化生命反螺旋突撃機動艦隊アシュタンガ級]
かつてこう呼ばれていた。
この機体が博麗神社を攻撃していた者たちの本体だったのだ。
そのアシュタンガ級の顔の一部に人が埋め込まれていた。

???「なんで、アシュタンガ級があるの?!束さんは理解不能だよ!」

???「それよりも、人が捕まってるようだな・・・助けるぞ!」

赤き巨人──────天元突破グレンラガンを構成する人の意志の声が聞こえた。

巨神は走る・・・・・・世界を守るために!!



博麗神社では。
「な、なんなのあの巨人は、あれが英雄なの!?」
霊夢は理解できなかった。術式が光ったら単眼の巨人が破壊されたのに更に20人召喚されてきて、それが合体して、巨人になったのだ。

しかし何かが忘れていた気がする。

しかもその巨人が放っている光で傷が治ったのだ。
魔理沙「霊夢ーー!」

魔理沙が来た。意識を失う前まではボロボロの姿だったがあの巨神───天元突破グレンラガンと言っていたが、巨神でいいだろう───の光で傷がなくなっていた。

魔理沙「紫が、いたんだよ。あのさっき出てきた訳のわからないのに捕まってて!」

話を聞いて絶句した。紫はこの異変が始まってから行方不明だったのだから。
そして、巨人の声が聞こえた。

「おい、そこの白黒の女の子!!」

魔理沙「な、なんだ!?」
まさか、あんな大きさ──────幻想郷を覆い尽くすほど───の巨神が喋り、しかもいきなり指名してくるなら驚くのも無理がないだろう。

「あいつの額の顔の一つに紫色の服を着た金髪の女の人が捕まってるけど助ければいいんだよな!?」

あの言葉からしたら間違いなく、行方不明になってる紫しかいない。

魔理沙「そうだ!私たちの知り合いでこの世界を愛してるやつなんだ!」

「わかった、なら直ぐに助けてやる!のび太ぁぁぁぁ!!!」

『天元突破、ショックガン!!』

そう言いながら巨神は体中から、両腕も含んで弾幕────────誰も出したことがないような弾幕でできた光の海をぶつけていた。

そして、アシュタンガ級は怯んで硬直した。

「その人を、返してもらうぞ![アシュタンガ級]!、一夏、超次元アンカーだ!」

「分かってます、超次元アンカー!!」

一夏と呼ばれた意志の1つがそう言うと、巨人からドリルのアンカーが発射された。
アンカーは、アシュタンガ級と呼ばれた化物に巻き付き動きを止められた。
そして、巨人の手が握られると紫が捉えられたところが消滅して、いつの間にか紫が霊夢の隣にいた。
気絶している様だが、命に別状はなかった。
霊夢は、そう確認したら巨人の戦いに目を戻した。

「その人は無事か!?」

霊夢「ええ、気絶してるだけよ!」

「わかった、これで全力で戦える!」

あの巨人が英雄なら、この幻想郷を救ってくれる事を信じて。

アシュタンガ級が腕から青い玉を投げて、それを弾幕で消しさることを繰り返し、動いたのはアシュタンガ級だった。

アシュタンガ級は腕を伸びして地表を殴り地震を起こそうとした。

しかし、天元突破グレンラガンはさらに腕を生み出して対抗した。

『天元突破世界の腕(ザ・ワールドアーム)!!』

『天元突破星の白金の腕(スタープラチナアーム)!!』

黄色にピンクのハート型の装甲に覆われた腕と、プラチナともいうべき色の星を型どる装甲に覆われた腕を生やし、ラッシュを起こした。

『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァァァァァ!!!!!』

『無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁぁぁぁぁぁ!!!!』

耳をつんざく様な叫び声と共にグレンラガンとアシュタンガ級のラッシュは空間が揺れるほどの大きさだった。
しかしアシュタンガ級のエネルギー弾も弾いていき本来の腕ではない腕は破壊されてしまった。

『天元突破フィンファンネル!』
『天元突破ファンネル!』
『天元突破フィンファング!』
『天元突破ソードビット!』
『天元突破スーパードラグーン!』

と、そこにグレンラガンの体内の腕と足から無人兵器が躍り出た。
自立兵器たちがアシュタンガ級を翻弄してる間に今度は二つのライフルを持った。

『天元突破ツインバスターライフル・・・発射する!!』
さらに、山吹色の光を放つライフル─────ツインバスターライフルが発射された。
その光は額の顔をすべて破壊した後さらに武装を変えてソードピットが収納され、背中から一対の攻撃性のある羽を出した。

『天元突破バトル・ウィング!!』
そう言いながら紫と緑の竜巻とかしたグレンラガンは空高くにアシュタンガ級を放りあげた。

アシュタンガ級は口からミサイルを吐き出したがグレンラガンには勝てなかった。

『天元突破、名刀電光丸!!』

『天元突破、無限拳!!』

『うおおおおおおおおお!、天元突破アロンダイト!!!』

そう言うと、アロンダイトの天元突破型と名刀電光丸を展開、そして再生させた腕から手を撃ち放ち、アシュタンガ級を切り上げ、地面に叩きつけられ、さらに、アロンダイトで、逃げれないように固定された。

「くらえええええええええ!!!」

天元突破グレンラガンが動いた。

必殺!天元突破!!

胴体のグラサンを投げた、投げたグラサンは二つに別れアシュタンガ級を縫い合わせた!

ギガァァァァァァァァアドリルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!

その時、幻想郷で戦っていた者はこの光景を見ていた。
グレンラガンの右手に巨大なドリルを展開し、アシュタンガ級に構えたまま突撃していく!

ブレイィィィィィィィィクウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥウ!!!!!


しかしアシュタンガ級は直撃しようとしたドリルからアシュタンガ級の多元確率振動を制御するシステム『ランダムシュレーディングワープ』で大空高く移動していた。

アシュタンガ級の目が開き、口から大量のミサイルや明らかに大き過ぎる大型弾頭ミサイルに何処からもなく隕石を投げつけてきた。

更に止めと言わんばかりに巨大な赤いエネルギーの塊としか言い様がないビームを吐き出してきた。

それは正に破滅の光景としか言いようがなかった。

『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!』

巨神は立ち止まらない、それでも突き進む!

『俺達は止まらない・・・・・・・・・諦めない心がある限り!!』

アシュタンガ級の攻撃を飲み込んだギガドリルを突き出し全てを砕いて突き進む!!


『この戦いを止めて、この世界を守ってみせる!!』

天に聳えるアシュタンガ級に──────天元に向かって突き進む!!

アシュタンガ級がドリルで貫かれていき砕けて消えた。

異変で初めて完全に敵が倒された瞬間だった。

「俺の・・・俺達のドリルは・・・・・・天を創るドリルだぁぁぁぁぁぁ!!!!」



そして、幻想郷の反撃の狼煙が揚がった瞬間となった。










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■作者からのメッセージ
どうも、この話は作者のもうひとつの話のパラレルワールドの物語です。
とゆうよりは、最初の作品の原案の物語でもありました。
(2014/08/09 17:58:42)一部変更
テキストサイズ:18k

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