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東方創生録 創生編 1話 遠い日の始まり
作者:暁 優香   2014/08/22(金) 08:02公開   ID:atxyxk2whgY
これは東方の二次創作です
現実→オリキャラの転生物語です
少し原作と違う、他のオリキャラ、主人公最強、スペルカードがほとんどオリジナル
以上の事が大丈夫と言う方は先へ、ダメと言う方はブラウザバックしてください


この日はなんてことない普通の日だった

俺、北嶋 春斗は高校に入学して2年目である。2年生になりもう2ヶ月を過ぎた頃だった
高校になって買った携帯で親友である小野 健 と遅くまでメールをする毎日を繰り返していた
そのメールの中で、面白そうなイベントに行かないか? と言うものだった
俺はもちろん行くと送った
健とは小学生からの付き合いだ、あいつといて楽しく無かった時などほとんど無い
俺は一週間後のイベントがとても楽しみだった、そのためか学校の勉強が手につかなかった
そして一週間が過ぎた
俺は待ち合わせ場所の駅に行くために愛用の自転車にまたがり走っていた
交差点に着くと駅が見える、そこには俺に気づいた健が手を振ってるのが見えた
気持ちが焦ったのだろう信号が変わる前に横断歩道へでてしまった
あ!と思い横を見る、そこにはトラックが来ていた俺は死ぬと確信した
「う、うーん 」
目を開けると空が見えた、もしやと思い起き上がるとそこは歩道だった
「お!まさか奇跡的に生きてる!?」
だが変だなと思うあそこまではっきりとトラックの前にいたのに歩道にいるのはおかしい
うーんと首を傾げてると
「いい加減ワシを待たせるのはやめてくれんかのぅ」
「あぁゴメン、待っててよ・・・・・」
その瞬間その場から飛び退く、アスリートも顔負けの速さだ そこまでじゃないか
「だだだだだ、誰!?」
「そう、焦るなワシは神様じゃぞ!」
「神様?」
「そうじゃ、おぬしは死んだのじゃ ほれそこを見てみよ」
言われた場所を見ると 俺が 倒れてた
「あ、本当に死んだんだ」
ショックだった、心底
「こんなとこ死ぬなんてぇぇぇ!!」
叫んでから気づく
「あれ?俺なんでここにいて神様と話してるの?」
「うむ、おぬしは若くして死んだ 可哀想に思い生き返らせてやろうと思ってな」
さすが神様!!
「よし!これでイベントに行けるぜ!」
ガッツポーズを決めてると
「いや、この世界じゃないぞ」
思いがけない言葉に俺は一瞬にしてガックリとした
まぁ分かるよ一度死んだ人間が生き返ったら怖いよでもねぇ
クヨクヨしても仕方が無いので前向きに考える事にした
「で、俺が行く世界はどんなところなんだ?」
「そこは鬼、妖怪、妖精などか普通いる世界じゃ」
絶句した
「多分そこ行ったら一週間以内に俺死ぬよ?」
「じゃから死なない様に能力を与えるのじゃ」
「能力?」
「そう能力じゃ」
「わしが適当に選んどくから大丈夫じゃよ」
「絶対大丈夫じゃねぇだろ」
「大丈夫じゃ、その代わり新しい名前を決めろ」
「新しい・・・名前?」
「そうじゃおぬしの今までの名前ではダメじゃ」
「でも急には決められないよ」
「世界へ行ってからでよかろう」
「それもそうだな!じゃあ、ありがとうな神様!」
「気をつけてな」

そこから俺の記憶は無い

「・・・・・・・・・」

「うーん」
俺は目を覚ました、無意識に発した声が自分のものだと気付くのに一分ほどかかった
「はあぁぁ!?」
何てことだ・・・俺の声が少女になってる・・・
「状況を整理しよう」
信号無視で死んだ「これは分かる」死んだら神様がいた「これはわかんないな」
神様が生き返らせてくれると言った「これはマジで無い」生き返ったら(転生したら)少女だった「絶対あり得ない」

「て言うか、ここどこ?」
俺は いや少女だから私は の方がいいのか?
とにかく情報が欲しい、 私は、少し周りを散策することにした
少女散策中・・・・

私は村らしきものを見つけた だが既にこの村は廃れていた
村の入り口でどうしようかと悩んでいると
「何をしてる?」
背後からの声に驚く それは図太いものだった 振り返るとそこには鬼がいた 額に1本の角を持った鬼だった
これで死ぬ この世界に来て間もないのに・・・・
「なぜ、お前の様な妖力の強い妖怪がここにいる?」
は?妖怪?え、俺って妖怪!?
「えっと、その なんでもないです」
「そうか?俺はこれから寝ぐらに帰るところだったのだが」
「そうなんですか?私、見た通りに服がちょっと」
「確かにそうだな、だが人里に近づくなよ じゃあな」
そう言うと鬼は行ってしまった、やれやれこの村に服無いか探して見るか

数時間後
この村の村長の家だろう 一つだけ大きな家があった
「ここなら、あるのかな?」
少し埃っぽいが着物程度ならありそうな家だあるだろう
数分後
私は、着物を着ていた もちろんこの家から失敬したものだが
人里に近づくな?どういう意味なのだろう

その時だった 何者かの気配を感じた
「何!?」 気配のある方向、を見ると 人間がいた
私は近づいて見た。そうすると
「ひあ!よ、妖怪だぁぁぁ!」
驚かれた そんなものなのだろうか
私は 腰を抜かしてる人間に声をかけて見た
「何してるの?」
「・・・・・・」
完全に白目剥いてた つまり気絶していた
「とにかく人里って場所に送らなきゃダメだよね」
私は人里に向かって歩きだした

私が妖怪であると言うこと、それはどんな意味を持つのだろう まだわからない
新しい命なのだ、大切にしなきゃと思う ともあれ 名前がまだ無いんだった
名前なんてまだいいや そのうち決まるでしょ!
気楽に行こう、だって私は妖怪なのだから
続く

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■作者からのメッセージ
初めまして暁 優香です、東方創生録はどうだったでしょうか?
面白かったらいいのですが
是非感想ください!直した方がいい点がありましたら教えてください
では創生編 2話で会いましょう
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