ここは全年齢対応の小説投稿掲示板です。小説以外の書き込みはご遠慮ください。

東方創生録  創生編 4話 旅だち〜そして諏訪湖へ〜
作者:暁 優香   2014/08/25(月) 15:31公開   ID:atxyxk2whgY
やーやーどーも 京香だよー
まずは私の能力についての授業だよ!

私の能力
あらゆるものを無に返す程度の能力
これはねーチートなんだよー
敵の攻撃を無に返せるし、死ぬことも無に返せるんだよー
だから、私に攻撃は当たらないのさ! 他にも用途はあるけどねー

それでは本編はっじまるよー

とある秋のことだった 私は旅にでることにした
「じゃあ、風香行って来るねー」
突然、私の神社の巫女 風香に旅に行くことを告げた、そしたら・・・・
「そんな!京香様が旅に出たら、私!どうしたらいいのですか!?」
私の頬にすりすりしながら言われた いくら私の頬が柔らかいからって・・・・
「いろんな出会いをしてみたいのさ」
「京香様・・・・」
「まかせるよ、神社のことを あと次の代の巫女、探しといてね」
私はこう言って立ち去った
「いってらっしゃいませ、京香様」
私は幸せだった、そう幸せだったのだ 思い出す、楽しかった毎日を きっと風香は死ぬのだろう それが人間の定め 仕方が無いことだった

私は神社から降りる途中に泣いた、この世界に来て初めて泣いた 季節はもう冬だった
冬の大三角形が綺麗に見えるはずなのに、私の視界は心の汗でいっぱいで見えなかった
里からでて振り返る、私の神社が見える 中の光が漏れていた
私は見た 風香が手を振ってるのを また私の頬に『涙』が伝った


そして、私が旅に出て1年が過ぎたころ、私は村に着いた
小さな村だった
「何かあったんですかー?」
興味本位で門番に聞いてみた そしたら
「む?お前は人間では無いな この村に何の用だ!」
警戒された、当然だけど 銀色の瞳を持ってるだけなのに・・・・
入った、門番無視した
「何かあったんですかー?」
先程と同じ質問をぶつけて見た そしたら
「山に妖怪がでて困るんですよ」
「そうなんですか、大変ですね」
私は村から出た←おい!
だってだってー戦いたく無いもん!
で、結局、村に泊めてもらう代わりに退治しに行った
退治って言っても簡単なことだけどね、強い妖力を出して追っ払うだけ、なのにその妖怪はかなり遠くに行ってしまった 別に空の上とかじゃないから!

そして私は村で諏訪湖の情報を手に入れた そう言えば何故諏訪湖に行く理由を言ってなかったね 何故ならそこには神がいるとのこと だから行くことにしたのさ
ここから東に進んだ所にあるらしい
村から出発する、それは里を出てから5年経った日のことだった

「独りってやっぱりさみしいもんだね」
私は歩きながら呟く
「そうなんだよねー」
「だ、誰!?」
「おっとこいつは失敬、私は洩矢 諏訪子だよ」
「・・・・あぁ、ゴメン 私は京香だよ 白霊 京香様」
「いい名だね、あんたと一緒さ独りだよ」
「そうなんだ、やっぱりさみしいね」
「あぁ、独りは嫌だ」
「実はね私は神なんだよ」
「知ってるさ、隠し切れてないもの神力」
「あ、忘れてた」
「ははは、あんたといると楽しいよ」
「私もだよ・・・・諏訪子」
こうして私と諏訪子は仲良くなった

どんな言葉で言えば伝えられたのかな

私は思う、そう何時も・・・・ もっと風香と、話したかった 、遊びたかったなのに
あいつが!あいつがッ!全てを奪って行った!

この夢は久しぶりだ・・・・ あの日のことを思い出してしまう

ある夏の日 風香は10歳になったばっかだった
私が神社を掃除してる時に、風香は1人で山に行ってしまった
そしてある妖怪に襲われた 記憶を操る程度の能力 やつの遊び半分のちょっかいで、
風香の幼いころの記憶が無くなってしまった
今は影響は無い だけど だけどッ! 子供のころ私と遊んだ風香は、戻ってこなかった!
風香を発見して妖怪を追い払う なのに風香は私に怯えていた

当たり前に流れていく日々なのに、ただまっすぐ歩くことなのに 大事だと気づかされた

そう、知り合いの人間から言われたことばだ 2代目の風香 それを満足に守ることも出来なかった そう落ち込んでる時に言われた 嬉しかった
だから 私は前を向いて生きていく そう決めた
今からでもいい風香と思い出を作ろうと決めた

そして風香は18歳になった 私は思った 風香と出会えて 良かったと

あの日のことは忘れない、本当に大事なことを知った日だから

どんな言葉で言えば伝えられたのか それは、あの日の自分に言いたい

目を覚ますと見たことのない天井だった
「あれ?私・・・・」
「あ、起きたね」
近づいてきた者 諏訪子だと気付くのに時間はいらなかった
「ねぇ諏訪子は誰かに励まされたことある?」
「私かい?無いね そんなことは」
そう言う諏訪子の横顔は何処か寂しげだった

「命は素晴らしい だから消えると悲しい」
「どうしたんだい?」
「私の神社の先代の巫女が死に際に言った言葉だよ」
「そうか・・・・京香も大変だったんだね」
「うん」
私達は長い間一緒にいた まるで互いが独りにならないようにしている様に

風香が生きてるなら私はそばにいる だけど風香が死んでも私はそばにいる
だって 命は素晴らしいから
続く


■作家さんに感想を送る
■作者からのメッセージ
感想ありがとうございます
これを書きながら そこに在るもの と言う曲を聞いてました
いい曲ですね^_^
次回は・・・・内緒です
テキストサイズ:4003

■作品一覧に戻る ■感想を見る ■削除・編集
Anthologys v2.5e Script by YASUU!!− −Ver.Mini Arrange by ZERO− −Designed by SILUFENIA
Copyright(c)2012 SILUFENIA別館 All rights reserved.