前回
一年一組クラスの担任決定戦と、クラス代表決定戦の内クラス代表決定戦が始まる。
試合に出たのは、霊夢の操るストライク、幽香のローゼス、凱のジェネシック・ガイガー、セシリアのブルーティアーズ、篠ノ之箒の打鉄、一夏の白式改、秋人の白式、晴人のラファールリヴァイブであった。
しかし凱が使用したコネクタ・ツールによって凱が動けなくなった所を秋人の白式の雪片二式の零落白夜が貫く、更に一夏の白式改も外部からミラージュコロイドウィルスのハッキングを喰らって凶刃に倒れる。
霊夢は二人を救おうとするため攻撃を開始、しかし秋人の口から語られた東風谷早苗の外の世界におけるトラウマ等の行為の主犯が秋人であることを知ると怒りをぶちまける攻撃をするが秋人には効かず、凶刃に倒れるかと思いきや…………幽香が戦っていた晴人のラファールリヴァイブがEXAMシステムを発動しブルーディスティニー1号機に変質、霊夢を庇い凶刃に倒れる。
三人を援護するため幽香とセシリアが攻撃をしてる中、凱はガイガーの深層領域に意識を落とし、そこでかつての宿敵ソール11遊星主の長であるパルス・アベルとパルパレーパに出会う。
二人に促され、更にガイガーに眠る凱の命の恩人でもありガイガーに宿る緑の星の指導者にして、ガイガーとジェネシック・マシンを作り出したカインの言葉に意識を取り戻す。
凱の目に映るのは瀕死の霊夢達を守る血だらけになり装甲が破損した晴人のブルーディスティニー1号機の姿であった。
そして送られてきた通信からはともに戦ったGGGの仲間たちの声が聞こえた。
そして幻想郷に残ったトウマ達が再開発し強化してガオーマシンとファイナルフュージョンする事により勇者王ガオガイガーとして復活。
仲間たちの思い、そして何よりも悲しみを植え付けられた大切な人やその人達を目の前で守り続けた晴人の為に破壊神として篠ノ之箒と織斑秋人を撃破したのであった。
本編開始
[勝者、勇者王獅子王凱!]
[救護班急いで下さい!!]
波乱に続いたクラス代表決定戦は流血ざたとなりながら凱に決定した。
凱「…………命、そっちにソール11遊星主はいるのか?」
命(いえ、遊星主達は既にいないわ)
凱「そうか…………命、また後で話そう。今度はゆっくり話がしたい。」
命(……うん!)
P!
通信が切れたようだ、しかしなぜソール11遊星主が現れたのか、何故敵対していたGGGを助けたのか…………まだわからないことだらけだ。
しかし今は会えたことと勝利した事に感謝することを優先させた。
一年一組観客席
コウマ「…………あのやろう、家族に手を出しやがって!!」
シモン「医療班にピッコロさんが向かったらしい、仙豆を食べればなんとかなるらしい」
ヴィラル「しかし、何故織斑晴人は霊夢達を守ったんだ?」
X「…………どうやら何かあるらしいけど口封じを図られたようだね」
コウマ「…………織斑晴人には後で話そう、それよりもロジャーはどこ行った?」
???(……あ、やっと繋がった〜)
コウマ「家族とは話はできたか?シンタロー」
シンタロー…………本名は如月伸太郎。
カゲロウデイズの世界の人物の並行世界の人物。
前の世界で別れたシンタロー達とは違い、このis世界の人間で政府の人体実験の被検体として妹の如月桃を逃がしたところで捕まる。
その後脱走したところを現地調査していたピットと万事屋とサーペントテールに保護され幻想入り。
この世界でも何らかの目の力がある様だがまだ覚醒には至ってない。
is学園では妹が4組にいることを知り入学してきた。
専用機はシャアから譲り受けたナイチンゲール。
原作とは違い、メカクシ団メンバーとは接点がないだけではなく、一部記憶喪失になっていたようで誰かの名前が思い出せなくなってしまった。
シンタロー(はい、久しぶりに会えて……二人で泣きましたね)
コウマ「そうか、仲良くやれそうか?」
シンタロー(やれそうです……妹が話があるそうなので変わりますね?)
コウマ「おう、わかった。」
モモ(…………は、はじめまして!如月桃です、お、お兄ちゃんを助けて下さって有難うございます!)
コウマ「初めましてだね、神崎コウマだ。君の事は伸太郎から聞かされてるよ。『大切な妹』と聞いてるよ」
モモ(兄が言ってたんですか?)
コウマ「ああ、それはそうと君も目の力があるようだ。」
モモ(!…………はい『意識を集める』能力です。)
コウマ「今週の終に人を送るから来てくれないか?力のコントロール方法を授けるよ」
モモ(兄を助けてくれただけではなく、こんなに良くしてくださるなんて…………)
コウマ「これは俺の自分勝手な行動だがな……誰かの力になれるなら安いもんだ俺はシンタローを支えた、今度はお前を支えてやるさ」
モモ(…………もう一度言わせてください…………ありがとう!)
コウマ「そうだな…………どう致しましてだ」
P!
ヴィラル「如月は無事に会えたようだな」
コウマ「ああ、しかし…………問題がね」
[準備ができたようなので今から第二試合。織斑千冬対ロジャー・スミスの対決が始まります!]
会場が興奮の声に包まれる。
引退されたというブリュンヒルデと男の対決だ。
いじめ試合にして欲しいとゆう気配がビンビン感じてくる。
[選手入場]
カタパルトから織斑千冬が出てきた。
その機体は暮桜…………ワンオフアビリデイーは零落白夜。
そしてロジャーは、カタパルトから…………飛び降りた。
人間なら普通に高いところこら落ちればザクロになるだろう。
しかしロジャーは人間を軽い感覚で辞めてるので当たり前のように着地した。
コウマ「…………やっぱりそう来たか」
コウマの言う問題とは?
一年一組サイドアウト
一年四組サイド
セル「…………」
セルの額には一筋の汗が流れていた。
簪「せ、先生?」
セル「簪、これから起きることは何も驚く必要はないからな?」
簪「え?」
千冬「貴様、機体はどうした?」
ロジャー「今すぐ見せるよ」
ロジャーはそう言うと左腕につけた時計に向かって言葉を叫んだ。
ロジャー「ビッグオー……アクション!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
すると大きな揺れが会場をおそう、それはどんどん大きくなりまるで地上に突き進むかのような揺れだ。
???「先生、何が来るんですか?」
セル「なぁに、古の巨神が現れるだけだ……生徒会長更識楯無…………その腕の隠し刀はしまった方がいい」
セルの背後に来たのは更識簪の姉でありロシア国家代表の更識楯無であった。
正直セルはこの生徒が嫌いだった。
急に現れては知ったかのように話しかけて振り回す。
そうゆう話を聞いていたので、簪とここまで異なるのは何があったのかとセルが、考えさせられる程だ。
楯無「そうですか、しかしあなたは謎だらけです正体不明……存在も不明なのが妹にいると心配に…………」
セル「なら、何で妹から嫌われるか知ってるか?」
楯無「…………いえ」
セル「私は彼女の心の支えになりたいだけだ…………君とは違う方法でね。君のやり方で君は嫌われたのだ…………」
既に更識楯無の姿はなかった。
セルは目の前の光景に目を戻した。
そして地面が割ると黒い巨人が現れた。
その頭は人を模した姿で赤いクリスタルを装備、ボルトで補強している。
特徴的なのは何と言ってもその腕だ。
明らかに肥大化した腕は正に巨大な鉄塊のように厚く、変わった構造をした腕であった。
そして、コックピットがせり上がりロジャーはそこに入った。
そしてアリーナの電光板にはこの文字が現れた。
[CAST IN THA NAME OF GOD,]
(我、神の名においてこれを鋳造する)
[YENOT GUlLTY.]
(汝ら罪なし)
モニター表示が出た。
[is暮桜VSメガデウス[陸のTHE・ビッグ]ビッグ・O]
[試合開始]
そのコールがなった瞬間。
暮桜が地面に叩きつけられていた。
ビッグオーはその大きさに似合わずとにかく早い。
その腕の速度は既にハイパーセンサーでも捉えきれない。
地面から抜け出した千冬はすぐさまビッグオーに切りかかるがビッグオーの肩がせり上がり
ロジャー「プラズマ・ギミック!!」
黄金に輝くビッグオーから電撃が放たれる。
会場は静寂に包まれる…………世界最強と言われ続けたisが目の前で……世界最強の人間が操る機体が、いとも容易く触れることもできないのだから。
そしてそれを実現させたisではない漆黒の鋼の巨人の圧倒的力。
だが生徒たちの中にはこの戦いを真剣に見始めた者がいる…………時代を変えるかもしれないこの決闘を。
ロジャー「どうしたのだね、織斑千冬。その程度なら笑わしてくれるよ!」
千冬「黙ってろ!!」
千冬の姿が消えた。
瞬間加速(イグニッションブースト)だ。
千冬「頭ががら空きだ!!」
ロジャー「対策済みだが?」
ビッグオーの両腕が上に上げられる腕をぶつけ合うとクリスタルが光り輝いて特大のビームが放たれた。
Oサンダーだ。
暮桜の姿はもうボロボロだ。
装甲のほとんどにヒビが入り溶け崩れてるところもある。
ロジャー「それでも…………来るつもりかね?」
千冬「誰が……誰が貴様なんかに…………私は、私はブリュンヒルデ…………世界最強だぞ!」
千冬はビッグオーのコックピットを狙って零落白夜を振るうが…………
バキィィィィィィン!!
ビッグオーの装甲に触れると砕け散った。
ロジャー「君が零落白夜を見せたなら私も盛大にお返ししておこう!!」
ビッグオーがバックステップを取ると腰の部分からアンカーが飛ばされる。
そのアンカーは暮桜を捉えるとものすごい勢いで振り回され始めた。
ロジャー「織斑千冬…………君の敗因は実に簡単な事だよ……とゆうわけで……」
アンカーが解除され、ビッグオーに向かって飛ばされてきた暮桜を数回殴りつける。
そしてビッグオーの肥大化した腕が…………パイル部分が伸びてその腕を暮桜に殴りつける!
ロジャー「これが、地を割る剛腕の威力だ!!サドン・インパクト!!」
叩き付けられた瞬間にパイル部分が押し出されその衝撃がアリーナを覆い尽す!!
煙が晴れたあとには地面に叩きつけられて暮桜が解除された織斑千冬の姿であった。
ロジャー「…………バイバイ!」
[勝者!!ロジャー・スミス!!]
会場は興奮の声に包まれた!!
is学園では初めての世界最強の教師のisVS新任教師の機動兵器の対決は、新たな世界最強の教師誕生の瞬間となったのだから!!
後の歴史にはこの時の映像のことを『ロジャーショック』と呼ばれる事はまだ誰も知らない