ここは全年齢対応の小説投稿掲示板です。小説以外の書き込みはご遠慮ください。

運命の翼 【序章】 第一話 少年と赤服
作者:キラくん・フリーダム  [Home]  2017/12/08(金) 01:29公開   ID:YTWupaqQJxI
アフターコロニー193年8月6日
神聖ブリタニア帝国による世界進行によって地球の大半を支配下に置き
地球圏を圧倒的武力を背景に支配していきついに地球連邦を発足させるに至った
それに恭順の意思を示すことなく徹底抗戦の結果日本は征服されてしまった……

「……眠ってしもうたか……」

コクピットの中で目を覚ました俺は、また日本が征服された時の夢を見ていた
あの日の悪夢を今だに見てしまうが、それも今日までだ

「おいおいエイジそんなジオンのザクとザフトのジンのパーツの寄せ集めで連邦に仕掛ける気か」

機体の外で馴染みのオヤジがいるのをモニターで見る
何処か小馬鹿にしたような表情であきれ顔を見せている
確かにオヤジの言う通り中破したジオンのザクUにジンの左足と右手を足し
バーニアは連邦の戦闘機の者を流用しているガラクタだが、それでも俺にはやるべき理由がある
俺の祖国である日本を武力で征服した連邦に一矢報いるその事を考えて
このコロニーでやって来たのだ。そこに起きたジオンの独立戦争
この気に乗じていっちょ連邦に一泡吹かせてやろうと行動を起こしたのだ

「当たり前だ!!俺はやってやる連邦に、そしてブリキ野郎に一泡吹かせてやるんや」

標的はもう決まっている連邦の新造艦ホワイトベース
情報ではジオンの赤い彗星をしのいだ後ザフトのコロニーであるプラント
ユニウスセブンを撃破したのち月に向かったと言う
農業用のプラントだったユニウスセブンは一方的に殲滅されたと言う
連邦のやり方に怒りを覚えると共に、ここで撃たなければならないと決意したのだ
現状はジオンのコロニー落としとモビルスーツの性能で押していた反連邦勢力だったが
地上戦にもつれ込んでいこう連邦の中心国であるブリタニアのナイトメアの抵抗で
思うほど攻勢は進んでいない。そこに連邦もモビルスーツを量産されれば国力の差がものを言い出す
地球連邦により祖国を奪われさらに宇宙までもが蹂躙させる未来を止めるために
俺はホワイトベースへの奇襲に出る事を決めたのだ
ザクUとジンの寄せ集め機ザンを輸送船に搭載し輸送船をユニウスセブンから月に向かう
そのルートに向けて発進させた


 そして二日がたち情報屋の言うポイントに近づきた時目の前にホワイトベースへの
攻撃を開始しているザフトのナスカ級高速戦闘艦の姿を目にする事になった
ジンそれも俺の物とは違う純正のジンがホワイトベースを取り囲むように仕掛けていた
中でも動きが全く違うオレンジ色のジンに目を奪われる隊長機だろうか?

「こうしてはおられん!!連邦艦からもモビルスーツが出てるアレが新型なら」

俺は輸送船のコクピットを出てザンに乗り込み輸送機の扉を開けて機体を発進させる

「飛鳥エイジ……ザン出る」

バーニアを噴かせて機体を発進させるコロニーの外壁作業とは違う初の実戦
しかし目の前に連邦の新型がいる以上引くなどと言う選択肢は俺にはなかった
連邦の白い奴と右手に追加武装を搭載したジンが戦闘に入っている

「ナチュラルにしてはやる様だが、しかし試作パルマフィオキーナ掌部ビーム砲で!!」

「くぅ〜相手はコーディネーターなんだ人間じゃないんだ僕だって」

追加武装付きのジンがその右手を真っ赤に燃やし勝利を掴もうと近接戦に持ちこもうとする
しかし距離をとりビームライフルでジンを撃とうとしていた
そのビームライフルを急降下し不意をつき重斬刀で切断してやった
本当は腕を貰うつもりだったが、寸前の所でビームライフルを手放したのだ
思った以上に勘の良い奴らしいそれともエース級の奴なのだろうか?
突然の乱入者である俺に対してザフトから通信が入ると自身の目的が連邦の新型の破壊だと
そう告げて白い奴に仕掛けるも恐ろしいまでの正確な射撃にザフト側のジンが堕とされていく
最後まで粘っていた右手に試作兵器を搭載していた奴も帰還したようだが
こちらもザクマシンガンは弾切れの上機体は限界に近い……

「このまま何もできずに終わるのかよ……父さんや母さんの仇も取れずに」

「そこのガラクタよく持たせたぜ」

艦の方に仕掛けていたオレンジ色のジンが艦の火器を無力化し
こちらの救援に来てくれ戦闘に入る
こちらも何とか援護をしたいところだが、レベルが違いすぎる機体もパイロットも
はるかに格上の二人の戦闘が続く中で俺はザフト艦に救助される運びになり
今回の所はどうにかこうにか生き残る事が出いたがやれた事と言えば不意打ちで武器を破壊した
それだけだった後は終始白い奴に押されていただけだった。
そんなみじめさに打ちひしがれながらも半壊した機体から降りた俺はザフト兵の案内で
艦のコクピットに案内されるそこにいたのは上位の者が着る言う白服を纏う仮面の男と
彼に付き従うかのように見えたトップガンのみが着れると言う赤服に身を包んだ
5人の少年達だった反連邦活動のファーストミッションでの彼等との出会いが凶と出るか吉と出るか
それはまだ分からなかった


■作家さんに感想を送る
■作者からのメッセージ
どうもキラくんです。
同好会の奇妙な冒険で初創作でそれも完結していないのに
調子に乗って別シリーズを書いてしまいました
作者はスパロボが大好きな奴ですので頑張ってやっていきたいです
オリ主人公がでるのは同好会の奇妙な冒険と同様ですが、中心率は
こちらの方が高いですよタイトルの運命の翼はガンダムWの翼と
種デスの運命からとってます。

今回は同好会の奇妙な冒険の5話と同時投稿しました
こちらも見てくれると嬉しいです。

〜ちょっとオリ主人公紹介〜
名前:飛鳥 エイジ
歳14才
容姿:赤毛の長髪だが切っていないだけ首の後ろでまとめている
服装:宇宙時は青いオリジナルのパイロットスーツ
地上時:黒いTシャツにジーパンそれと黒のベストに黒い安全靴
寒冷地では白いコートを上に着ている
装備品:腰の後ろにナイフ バックにH&K MP7
所有機体:ジンとザクのパーツから作ったオリジナル
テキストサイズ:3979

■作品一覧に戻る ■感想を見る ■削除・編集
Anthologys v2.5e Script by YASUU!!− −Ver.Mini Arrange by ZERO− −Designed by SILUFENIA
Copyright(c)2012 SILUFENIA別館 All rights reserved.