ルポは朝食が終わった後のエンジェルルームから
エンジェルルームから右京だけはちとせとヴァニラの説得で追い出しては、右京には内緒でミーティングをしようとしているところだ
もちろんエンジェル隊のメンバー・6人はむろん、ウォルコット中佐も軍服を着た姿でミーティングが始まろうとしている
ちなみに今日は右京が最後の研修日なので、どうやって締めくくるか
当然、ミルフィーユはパーティを提案する
だがちとせと中佐以外のメンバーは全員却下
それでもミルフィーユはあきらめない
「だったら、私と中佐とミルフィーユさんの3人でパーティーって行きましょうよ」
「ダメですよ〜みんな一緒じゃないと意味がありませんー！！」
ちとせはミルフィーユに対して優しく諭す
でもミルフィーユはダダをこねるように反論した
その時、エンジェルルームのテレビ電話に着信音が鳴る
これを聞いてヴァニラがノーマッドを抱えたまま向かう
そして
「エンジェル隊のヴァニラ・Ｈです！！」
「オーホッホッホ。マリアお嬢様ですわ！！ミントは？」
ヴァニラは着信を受け入れると、キッチリ対応した
するとアールグレイト家の次女お嬢様が高笑いの後、名乗ってミントに代わることが出来るかどうかを聞き求める
「少々お待ち下さい」
ヴァニラはこの後も丁寧に対応した
そっから席を立って、ゆっくりとミントのところに向かう
そして
「ミントさん」
ヴァニラがしっかりとした口ぶりで話しかける
するとヴァニラの声が聞こえたミントは頭につけている耳がピクンと上がって
「何ですの？」
ミントは浮つきながら聞き求める
「あの意地悪お嬢様からお電話です！！」
「そうですよ。まったく、ミントさんの同い年の従姉妹とか冗談は顔だけに」
ヴァニラは正直に用件を話した
するとノーマッドが同感し、マリア嬢の悪口を言い始めた
その後、当然ノーマッドはミントから鉄拳を食らって、吹き飛ばされる
「わかりましたわ。すぐ向かいます」
ミントは開き直って、テレビ電話に向かうことを決意した
「マリア。一体何の用ですの？」
ミントは敬意を払いながらマリアお嬢様に用件を聞き求める
「河原町　右京の研修デーも実質、今日でおしまいですよね！！？」
「まぁ」
アールグレイト家のセカンドお嬢様は、右京の研修が実質今日でおしまいかどうかを問いただす
するとミントは正直に返事を返す
「それはラッキーですわ！！河原町　右京がミントやちとせ様と同じ釜の飯を食う仲では、私も胃痛が致しますのでね」
アールグレイトの第2お嬢様は、思わず笑顔になって段々微笑ましくなる
「で、マリアは今どこで何を？」
「フランスでミントとちとせ様の両名に美味しく食べてもらいたいスイーツを探し求めているところですわ！！」
ミントはマリア・アールグレイトに今どこで何をしているか聞き求める
するとマリア嬢は、バカ正直に話した
「そうですの」
ミントはサラッと撫で下ろした
で、ミントとマリア嬢の話はまだまだ続く

同じ頃、パーティーの話で意見が分かれ続けるミルフィーユ達とランファ達
その時、エンジェルルームの扉が雀の涙ほどの距離で開く
これをのぞき見するのが右京
右京には見ていて見苦しい光景だったので
「止めないか虚け者共〜！！」
で、右京が喧嘩両成敗のため、木刀を両手持ちして、ミルフィーユもランファ達も叩きつけるつもりで、急に飛び出すように姿を現した
するとちとせとウォルコット中佐以外のメンバーは、全員右京によって成敗された
「全く。少し目を離している隙に文句の言い合い。私は恥ずかしくて情けのうございます！！」
右京はストレスを発散するように言葉を言い散らかした
「あの姉さん」
「何だ？」
ちとせが慌てて右京に話しかける
すると右京がピリッと対応する
「実は右京姉さんを主役にパーティーをしようと話し合っていたんです」
「そうか。では、このパクト型のロストテクノロジーを使って、私の研修の最終日パーティーと行こうではないか」
ちとせは言葉を必死に一言一言噛み締めるように絞り出した
すると右京は撫で下ろし物わかりが良いかの如く、パーティーを始めようとするため言葉を発した
その後ミルフィーユにはスイーツと御飯におかずを作るよう指示する
それからちとせは右京にコーチなってもらうことで、ストレートでストライクが入るようにするための投球練習を始めようとする
ちなみに
でランファは彼氏とのデート
フォルテは拳銃の整備
そしてミントはミルフィーユもランファ達も右京に成敗された後で戻って来て趣味で時間をつぶすことに
そして夜になるとパーティーが始まる
ちなみにランファとフォルテとミントは渋々だが仕方なく出席することに
そしてパーティーは無事終わった
そして右京は研修レポートをまとめた