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彼方がいます―NARUTO暁―
はじまりの始まり
(NARUTO)
             はじまりの始まり

『「リヨちゃん!!とうとう下忍だねー!!!ェヘヘ…額当てにあうかな…?」
「似合っていると思うよ。」
リヨと呼ばれた女の子は本名かぐやリヨ。音隠れの里から逃げてきた、
大蛇丸の実験台だった。
「あっ!そろそろ集合の時間だね〜行こう」
「うん。」


「で、何でこのあたしがお前らと組まなきゃならないっての…?」
怒りを含んだ声でリヨは言った。
「まぁーこれもなんかの縁だから良いじゃねぇかよ☆」
「足引っ張るんじゃねーよ…」
「誰がお前ェの足引っ張るかこの野郎!!」
リヨは初対面なのに偉そ面してる同じ班の少年を怒った。
「…遅れて御免なさいね、えーと今日から第6班の担当上忍になる『寿』よ
、ほら自己紹介して。」
「リヨです」(苦笑
「オレ雷光!!」(本笑
「風多。」(ふてく面
「まずは鈴取りやってもらうから、ルールは簡単。この私が鈴を二つ持ってる、つまりその鈴を奪うのよ。でも鈴は二つだけ…」
「一人はもしかして…」
「あそこ行き…とか…?」
「正解☆それじゃぁ、始めっ!!!」


「あっはっはっはっはっは…にしし…予言通りだったねぇ…」
「うっうるせーこんちきショー…」
「まぁ、今度鈴取れれば良いじゃん、ね?雷光?一緒に強くなればいいじゃん!」』



 思えば懐かしかった…
 でも…あたしは行かなくちゃ
 約束したんだ、犯罪者と、約束、約束
 ためらっちゃだめ…
 大切な約束だから……
                    …さようなら…
あたしは天地橋に向かった。
作者: 伊予 (ID:********)
Home Page:http://blog.goo.ne.jp/sasodeilove/
投稿日:2008/09/20(土) 19:02
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