※本作品は『異世界の伝道師』0話からの分岐IFルートです。 先に『異世界の伝道師』の本編0話をご覧になることを強くオススメします。



【Side:太老】

「ちょ、ちょっと待ってください。少し休憩を……」
(りん)ちゃんは情けないですねー」
「はあはあ……た、太老様に肩車をしてもらっている、(ふう)に言われたくないぞ」
「ここは風の特等席だからいいのです。そう思うのなら、稟ちゃんも抱っこしてもらえば良いじゃありませんか〜?」
「そ、そんな破廉恥な真似が出来るか!?」
「では、稟ちゃんは自分の足でついてくるですよ〜。風は、もうちょっとオヤスミします……ぐぅ」
「寝るなっ!」

 俺の肩に乗っていびきを掻いている、膝下まで届きそうな長い、ちょっと癖っ毛のある金髪の小さな少女は、名は『程立(ていりつ)』、(あざな)は『仲徳(ちゅうとく)』、真名(まな)を『(ふう)』と言う。ちなみに、彼女の頭の上にちょこんと乗っている妙なヌイグルミは、こんな姿でも『宝ケイ』という名の立派な相棒らしい。どこからどう見てもヌイグルミなのだが……俺もマシュマロ生物を二匹ほど、いつも肩に乗せていたので余り他人の事は言えない。
 そして、彼女達の呼び合っている『真名(まな)』というのは、心を許す親しい友人や家族や、本人が認めた相手だけ呼ぶ事が出来る神聖な名前の事で、赤の他人が迂闊に口にしてしまうと、殺されても文句を言えないという、物騒極まりない、この世界独特の風習だ。
 現在、俺が最も気をつけよう、と思っている注意点だったりする。
 うっかり口走って、剣や槍を突きつけられては、正直命が幾つあっても足りるモノじゃない。

「太老様も、風を甘やかしてばかりいないで、何か仰ってください!」

 そして、この後髪を結ったセミロングのメガネっ娘。名は『郭嘉(かくか)』、字は『奉孝(ほうこう)』、真名を『(りん)』といい、風とコンビ漫才を結成中の相方……と言うと怒られそうなので敢えて黙っているが、二人は見聞を広めるために旅をしているそうだ。
 幽州(ゆうしゅう)の外れで、山賊に襲われていたらしい二人と出会って、そこからずっと行動を共にしている。
 らしい、と言うのは、気が付けば二人を襲っていたという盗賊は全員が気を失っていたので、実際にはよく分かっていなかった。二人は感謝してくれるのだが、ぶっちゃけると空から落下してきて、その足下に連中がいただけの話で、助けようと思って助けた訳ではない。というか、あんなに大きなクレーターが出来ていたにも拘わらず、俺はともかく連中はよく生きていたものだ、と感心したくらいだ。

「でも、風ちゃんの歩幅じゃ、俺達の足について来られないし。本当に歩けないなら、風ちゃんの言うとおり、俺が抱えて街まで行ってもいいけど?」
「た、太老様に……抱っこ……ぶはっ!」
「え? ちょっ、稟さん!?」

 急に鼻血をだして倒れ込む稟。地面に倒れ、大量の鼻血をだしてピクピクとしていた。
 何を想像したか知らないが、そんなに抱えられて行く事が、恥ずかしかったのだろうか?
 確かに、衆人の前でそんな事をすれば見世物だろうが、ここは見渡す限り何もない、だだっ広い荒野だ。
 厚意のつもりで言ったのだが、それでも稟にとっては刺激が強かったらしい。恥ずかしがり屋も、ここまで来ると天然記念物だ。

「お〜い、稟。大丈夫か?」
「…………」

 全然、大丈夫そうじゃなかった。





異世界の伝道師外伝/天の御遣い編 第1話『天の代行者』
作者 193






 俺が、この世界に来たのは十日ほど前の事だ。

 ***

 地球で何者かの奇襲を受け、気絶させられた俺は、目を覚ませばどこか見知らぬ街の上空に居た。
 そう、落下していたのだ。どんどん、どんどん、近付いてくる地上。魎呼との特訓でも、何度か経験がある事とはいえ、重力に身を任せて落下するのは本当に嫌なモノだ。
 落ちたら痛そうだな、下に人が居なきゃいいな、と呑気に考え事をしていると林道のような物が近付いてきて、そこに二つの人影が見えた。
 重力に任せて落下している最中の俺に、急に方向転換など出来るはずもない。

「な、何だ!?」
「――何だとっ!?」

 二人の男の悲鳴が聞こえる。何とか、頭から落ちることなくクルリと回転し、着地には成功した。
 しかし、その衝撃から巨大な轟音と共に小さなクレーターが出来上がる。そして、俺の足下で粉々に砕け散っている高そうな骨董の鏡。
 クレーターを挟んで、ポカンとしている二人の視線は、俺の足下の鏡に向けられていた。

「貴様っ! 鏡を――」
「うっ……いや、態とじゃないんだけど……ごめん」

 次の瞬間、俺やそこに居た男達は、砕け散った鏡から漏れ出た光に呑み込まれていく。
 何となく、どこか記憶にあるような光景。白い光に包まれていく中、男二人が何かを言っていた気がするが、俺の耳には何も届いていなかった。

 ***

 ――そして、今に至る。
 光に呑み込まれた俺は、再び空を、今度は更に物凄い勢いで落下していた。そして気付けば、地面に激突していて盗賊達を吹き飛ばしていた、という訳だ。
 突然、人間が空からクレーターを作る勢いで降ってくれば、誰だって驚くのは無理もない。
 完全に気を失って、ピクリとも動かなくなった盗賊達。ポカンとした表情で呆けている美少女二人。
 それが俺と、風と稟、おまけに宝ケイの――三人プラス一匹の出会いだった。

「申し訳ありません……あんなところで気絶をしてしまって」
「俺も配慮が足りなかったし、気にしなくていいよ。でも、もうちょっと耐性は付けた方がいいな」
「返す言葉もありません……」

 街に着いた俺達は、適当な酒場を見つけ、食事を取っていた。
 こちらの世界に飛ばされたばかりで、こっちの事を何も知らない俺からしてみれば、二人の知識に助けられている部分がかなり大きい。
 博識というか、見聞を広めるために旅をしているというだけあって、二人は色々な事に詳しかった。まず、教えて貰ったのはこちらの世情や、最低限の常識や文化、そして地名など、旅をするのに必要不可欠な情報の数々だ。真名の件もそうだが、何も知らないで済まされる話ではない。国を隔てただけでも伝統や風習、常識や価値観でさえ、多かれ少なかれ違うのが普通だ。ましてや、ここは俺にとって全くの未開の地。大きなミスをしでかす前に、風と稟に出会えて、本当によかったと思う。
 その事を考えたら、街まで二人を担ぐくらい当然の事だ。何かと世話になっているし、寧ろ、礼を言わなくてはならないのは、俺の方だったりする。

「しかし、何だか物々しいな」
「恐らく、街の警戒が厳しくなっているのは、最近世間を騒がせている匪賊の所為でしょう」
「そういえば、ここに来るまでに散々襲われたもんな……この辺りってああいうのが多いのか?」
「あれは、幾ら何でも遭遇しすぎとは思いますが……」

 この十日ほどで盗賊や山賊に襲われた回数は十回を超す。一日一回は襲われている計算だ。
 まあ、そのお陰で奴等を役人に引き渡した報奨金や、ここに来る途中で助けた街や村からの御礼などで、路銀の方はかなり潤っていた。
 何をするにも、まずは金が必要だ。あっちでは海賊討伐なんて事をやっていた俺が、異世界で『匪賊』と呼ばれる犯罪者集団を捕まえて生活の糧を得ているのだから何ともおかしな話だ。で、ここが異世界という事に何故気がついたかというと――
 地名や人名など、三国志に出て来る物と共通している点があるにも拘わらず、肉まんやラーメンといった、どこか近代的な食べ物や、レースの下着や洋服まであったり、挙げ句にはよく知る武将や軍師と同じ名前を持つ人物が女の子だったりする。そんな世界を、俺は一つしか知らなかったからだ。

(ここって間違いなく、『恋姫†無双』だよな……って事は、最初の林道に居たのが左慈(さじ)と、主人公の北郷一刀(ほんごうかずと)か)

 そして、俺の目の前に居る『風』と『稟』が、後に魏に仕える事になる軍師なのは間違いない。
 しかし、あのシリーズは二作あって、この二人は確か二作目の『真』の方にしか登場しなかったはず。
 だがそれだと、あそこで左慈が居るのがおかしい。明らかに、色々と混じっていた。だとすれば、原作知識に頼りすぎるのは危険だ。
 こうなった原因は間違いなく、鷲羽(マッド)だと思われる。今のところ帰る手段もない事だし、ジタバタしても始まらない。幸いにもここには鷲羽(マッド)も鬼姫もいない。そこら中を匪賊が跋扈(ばっこ)していたり、色々と物騒極まりない世界だが、俺にとってはあの二人が居ないだけでも、まだマシな世界と言える。長い休暇と思って、迎えが来るのを待つしかないだろう。
 ただの厄介払いならいいが、そう簡単にあの鷲羽(マッド)と鬼姫が、俺を自由にしてくれるとは思えない。
 何か思惑があって、こんな事を企んだに決まっている。だとすれば、そのうち何らかのアクションを取ってくるはずだ。

「それで太老様、これからどちらに向かわれるのですか? やはり、どこかに仕官に? いえ、太老様のお力なら、乱世に乗じて一国の王になる事も、夢ではないでしょう」
(これだもんな……)

 どういう訳か、俺を『天の御遣い』だと言い張る二人。特に、稟はずっとこの調子だ。
 俺にその気はない、と何度説明しても、乱世を鎮めるために天より遣わされた御遣い、と信じて疑わなかった。

「お兄さんも、いい加減に諦めてください。あれだけの状況証拠を見せられれば、普通は誰でもそう思いますし〜」
「確かに空から降ってきたのは確かだけど……盗賊の件は不可抗力だと」
「そのつもりがなくても、一瞬で盗賊達を倒したのは確かではありませんか! それに、あの勢いで地面に激突したというのに無傷だったばかりか、ここに来るまでも数え切れないほどの盗賊・山賊達を退治し、匪賊に怯え苦しんでいた庶人を大勢救ってきたその実力は疑いようがありません!」

 地面に激突して無事だったのは、ああいった事には慣れているからだ。
 魎呼の攻撃に比べたら、あんなものは災難にすらならない。知ってるか? 人間って生身で大気圏を突破しても大丈夫なんだぜ?
 それに盗賊討伐の件も、どういう訳か行く先々に盗賊が居て襲われたから反撃しただけの事で、別に村人を助けようとか、そんな崇高な目的があった訳ではない。善意で人助けをして回っている訳ではなく、取り敢えず行く当てもないので二人の旅に付き合っているだけなのだが、いつの間にか旅の目的がすり替わっていた。
 今では官軍に代わり、困ってる人々を助けて回っている天の御遣い御一行だ。それ、どこの水戸黄門だよ……。

「そういうのは主人公に任せておきたいんだが……」
「主人公?」
「ああ、こっちの話……取り敢えず、今はそんな気分じゃないから」
「なるほど……まだ、その時期ではない、と仰りたいのですね」

 まだも何も、ずっとそんなつもりはないのだが……もう、稟を言い聞かせるのは不可能だと悟った。
 一度思い込んだら一直線。俺の話など、耳に入っていない感じだ。

(でも、これからどうするかは考えないとな)

 いつまでも宿無し生活という訳にもいかない。落ち着けるところを探さないと。
 漢王朝(かんおうちょう)もそれだけ末期という事か、匪賊がこれだけ多く跋扈している様子からも治世が余り行き届いていない事は確かだ。
 だからこそ、反乱が起こったのだろうが……いや、待てよ? 『真』が混ざってる、って事は原因はあの三姉妹なのか? だとしたら、ちょっと彼女達のコンサートを見てみたい、と思うと同時に緊張も薄れ、何だか締まりのない話に思えてきた。
 何れにせよ、どんな間抜けな出来事が発端であれ、これからこの大陸は戦乱へと突入し、益々物騒になって行く事だろう。いっそ、外国に避難する方が安全かもしれない。
 いや、でも……そうすると、ここ以上に外の事情など分からない状態では、今以上に苦労する可能性は否定出来ない。
 それなら、比較的治安の良い場所に移動するのが利口か?

「治安が比較的良い場所ですか? 今は、どこも同じようなものだと思いますが……」
「それなら、陳留(ちんりゅう)はどうですかー?」
「なるほど、あそこには確か……」
「はい、稟ちゃん憧れの曹操(そうそう)様がいらっしゃいますし〜」
「風!?」

 風の一言に顔を真っ赤にして、狼狽える稟。そういう分かりやすい反応をするから、遊ばれると言うのに……。
 しかし、曹孟徳(そうもうとく)か。確かに、現状で考えれば悪い選択肢ではない。別に、誰が覇権を握ろうが、それはこの世界の問題であって、俺には関係のない話だ。しかし、ここが本当に『恋姫†無双』の世界なら、一度、陳留に向かうのも悪くないかもしれない。
 どこが安全という事はないが、理想や志は高くとも、現状では財力も兵力も十分に揃っていない義勇軍紛いの劉備(りゅうび)の元にいけば、何だかよく分からない内に、この争乱に巻き込まれるのがオチだ。
 それは呉の孫策(そんさく)も同じ事だ。未だ国の復興は成らず、袁術(えんじゅつ) の下に降っている状態では心許ない。そのうち、袁術から国を奪って呉を復興するのだろうが、今はその時ではない。下手に呉にいって、あの蜂蜜(はちみつ)幼女≠フ我が儘に振り回されるのも嫌だし、触らぬ神に祟りなしだ。
 その点、曹操は財力にも兵力にも恵まれている。それに正史の曹操はどうか知らないが、こちらの曹操は『覇道』を口にしてはいるが、それは為政者として最善の行動を取ろうとしているだけの事で、無駄な戦いや犠牲を強いるような人物ではない。治安の問題からいっても、曹操が州牧を務める陳留が比較的安定していると考えて間違いないだろう。

(そういえば、北郷一刀はどうしたんだ? やっぱり、こっちに来てるのかな?)

 こちらの世界に来ているとすれば劉備の元に身を寄せているのか、それとも呉の孫策か、これから向かう曹操の元か……。
 色々と似ているようで、俺の知っている世界とは細部が違っているので、全く見当がつかない。
 それでも、ここよりは大きな街があるだろうし、陳留に行けば何らかの情報が入ってくるだろう。

「よし、陳留に向かおう」
「曹操様の元にですか? なるほど……」

 何が『なるほど』なのか、一人納得した様子の稟。俺が陳留に向かう理由など決まっている。そこが現状で一番安全そうだからだ。
 今が乱世だというのは理解しているつもりだが、自分から進んで危険に首を突っ込もうとは思わない。
 だったら、比較的安全な場所に退避しようと考えるのは真っ当な考えだろう。それに、少なくとも赤壁の戦いが起こるまでは、曹操のところが一番安全なはずだ。史実とは違うし、『恋姫†無双』の原作では時間経過など詳しく描かれていなかったので、どのくらいの時間的余裕があるかは分からないが、現状では一番利口な方法だろう。

「それじゃあ、準備が出来たら、ここで一泊して陳留に向かうか」

 俺の提案に頷く二人。別に陳留に行ったからといって仕官するつもりもないし、盗賊のお陰で路銀もたっぷりある事だし、のんびり気楽に行こう、と考えていた。

【Side out】





【Side:稟】

 ――正木太老様。武力・知略共に優れ、言葉とは裏腹に、その行動は常に弱者の事を考えた立派なものばかりだった。
 旅の途中で立ち寄り、救った村や街は数知れず、捕らえた匪賊に至っては千を軽く越す。しかも、それらの成果を誰の手も借りず、たった一人でこの短い期間に成されたというのだから、驚かずにはいられなかった。
 まるで、盗賊達の動きを予知しているかのように、常に相手の先をつく行動。あれだけ真剣に、この辺り一帯の地理を尋ねられていたのにも合点がいく。私達から得たこの世界の知識や情報を元に、盗賊達の動きを予測されたに違いない。あの方に比べれば、私の知略など、まだまだ未熟である事を痛感するばかりだ。

(だが、これで天の御遣い≠フ事を知らない者はいなくなる)

 あれだけの出来事が立て続けに起これば、噂が広がるのも早い。
 幽州の人々の間では、既に『天の御遣い』降臨の噂は、現実の物として囁かれ始めていた。大陸全土に、この噂が広まるのも時間の問題だろう。望む、望まないに拘わらず、この乱世の時代が太老様を放っては置かない。
 そして私は、天より龍の如く舞い降りた、太老様の雄姿を見た瞬間より、この御方こそ天の御遣いに違いない、と確信していた。

「ああ、こっちの話……取り敢えず、今はそんな気分じゃないから」
「なるほど……まだ、その時期ではない、と仰りたいのですね」

 まだ、その時期ではない、と仰る太老様。何か、私には及ばない深い考えがお有りになるのだろう。
 漢王朝は腐り、変革の時期を迎え、時代は新たな王を欲している。私は、それは太老様が成るべきと考えたのだが、太老様はその私の考えを否定された。
 王に成られる気はない。では何故、太老様は地上に降臨されたのか?
 深く考えるまでもなく、その答えは簡単なところにあった。

「よし、陳留に向かおう」
「曹操様の元にですか? なるほど……」

 自ら、王になるつもりはない。しかし、現に太老様は既に大勢の人々を救っている。ならば、考えられる事は一つしかない。
 太老様は、やはり天の御遣いなのだ。次の時代を背負う王を選定し、その者を導き、乱世を鎮められるために舞い降りた天の代行者。

(だとすれば、太老様は曹操様を……)

 曹操様の噂は私も存じている。この旅には、見聞を広めるため事は勿論だが、私達の知略を活かせる場を見つけるため、この乱世を生き抜いていくために、自分達の仕官先を見定める、という重要な目的があった。
 その第一候補として、目を付けていたのが曹操様だ。本来であれば、もう少し時代の推移を見定めてから行動するつもりだったが、太老様が仰るのであれば異論はない。
 曹操様の元に向かわれる、という事は、次の時代を託すに値する人物かどうか、自分の目で見定めるつもりでおられるのだろう。

(やはり、私の考えていたとおりの御方だ)

 太老様に出会えた幸運を、私は天に感謝していた。天の御遣いが降臨された事こそ、新時代を告げる兆し。
 漢王朝の腐敗。官への不信から人心は乱れ、今や大陸中で争乱が絶えないその様は、乱世の幕開けを意味していた。

【Side out】





 ……TO BE CONTINUED



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