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猫との暁 1話シハとの出逢い
作者:かなろび  [Home]  2023/05/03(水) 22:05公開   ID:dvekqpVUFys
自己紹介
ハオ・男、18歳
猫(シハ)・捨て猫
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俺はハオ。18歳、ただのフリーターだ。
親元を離れ、バイトなどをして金を稼いでる。
人の多い大通りを抜けて路地裏に入ると、小さな鳴き声が聞こえた。
「…猫だ」
蜜柑の箱に入っていたそれは白い猫だった。
「めちゃくちゃ可愛いな…家で匿ってやるかな。」
俺は猫の入った箱を持ち上げ、家に急いだ。
「コイツ軽っ!?痩せてるな…」
そして俺は家に入った。
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そして箱を床に置き、キッチンへ向かった。
「待ってろよ、牛乳あっためてやるからな。」
俺は、牛乳を人肌温度に温めると、皿に入れて猫に与えた。
猫は初めて見るそれに興味を示した。
やがてそれが食べ物だと分かると、ぺろぺろと舐め取っていた。
俺は友達に連絡した。
遠くにいる、大切な人。
俺は、少し休憩すると、猫の餌などの買い出しに出かけた。
俺は生き物を飼った事がないので、猫に関する記事を読みながら
慎重に餌を選んだ。喜ぶといいな…
帰って見ると猫は部屋に興味深々なのか、
うろちょろとあたりを見据えていた。
一通り準備を済ませて猫を見てみると、
すうすうと寝息を立てて寝ていた。
俺も布団に入ってそっと目を閉じた。
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俺は今日は休暇を取って、猫と居る事にした。
キャットフードをあげながら過ごす時間は結構楽しかった。
「可愛いなーこんにゃろー」
とちょっかいを出してたら
ふと、名前の事を思い出した。
(流石に名前は決めなきゃな…)
名前を考えていたが良いものが思い浮かばない。
少し、外を見てみると、クローバーを見つけた。
見に行くと珍しく四つ葉のクローバーがひっそりと咲いていた。
俺の中で猫の事が思い浮かんだ。
(名前…決まった…!)
俺は猫を抱き上げた。
「シハ、お前の名前はシハだ。」
そう言ったが自覚がないのか猫はキョトンとしていた。
でも、俺にはニッコリと微笑んだ様に見えた。
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名前を決めた翌日、覚えてもらえるように
何回も名前を呼んでみた。
猫も、ほんの僅かに反応を示した。
軽く話しかけていたが少し嫌気が差したみたいで
ちょっと距離を置かれてしまった。
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でも名前が決まってシハも嬉しそうだった。
俺は、買ってきた皿に名前を書いてやった。
そしたら、昨日より餌を沢山食べてくれた気がした。
やっぱり猫にとっても、名前は大切なのかもしれない。
俺は猫の妨げになりそうな物を片っ端から片付けていった。
猫は、沢山食べたからなのか、とても良く寝ていた。
それを見ていると、俺も疲れたような気がして、
一緒に寝ていた。
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俺は夜間バイトから帰って来たら、猫と遊ぶ事にした、
猫じゃらしを使って、じゃれてみた。
凄く興味があったみたいで、最初のうちは
ぴょんぴょん跳んで遊んでくれた。
でも最後の方は届かなかったみたいで
座り込んでしまった。
俺は猫じゃらしを床に置いて
一人で遊ばせた。
夜になると、急にシハがえずきだした。
猫は飲み込んだ毛玉を吐く事があると聞いた事があったので
見守っていたが中々出なかったので少し背中をさすってやった、
やっと吐いたが毛玉が無かった。
病院に行こうか迷ったが、
善は急げなので病院に行く事にした。
そして医師から
「おやつの食べ過ぎだよ!」
と叱られてしまった。
具合が悪くなってはいけないので
おやつは少し控えようか。
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ハオと猫の物語を是非お楽しみにしてください!
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