真・恋姫バサラ無双 第五章〜戦場へ〜
作者:鳥鳴き島の蝙蝠
2009/01/22(木) 15:14公開
ID:jNbIpJXFUtU
愛紗「御二人共、村人もあなた方の言葉で勇気がわいたでしょう。私は感動しまししました。以後、私の事は真名でお呼びください。私の真名は愛紗といいます」
鈴々「なら鈴々は鈴々でいいのだ」
桃香「私の事は、桃香と呼んでください」
慶次「あいよ。愛紗に鈴々に桃香か、三人とも可愛い名前だ」
愛紗「そ、そんな可愛いだなんて。」
鈴々「にゃははは、可愛いっていわれたのだ」
桃香「ありがとう。慶次さん」
一刀「でも、愛紗本当のことだよ」
さらに、愛紗は頬を赤くする。
愛紗「そ、それより鈴々黄巾党の奴らの居場所を足の速い者を数人つれて探ってきてくれ」
鈴々「がってん、承知なのだ」
一刀「気つけて、鈴々」
鈴々「じゃ、行ってくるのだ」
そう言って、鈴々は走っていった。
愛紗「少しお聞きしたいのですが、よろしいでしょうか?」
慶次「なんだ?」
愛紗「御二人は、戦場で闘った事はございますか?」
一刀「俺はない、と言うより俺のいた世界じゃ、戦争なんてないんだ。おれの周りではね」
慶次「俺は、あるけど」
愛紗「そうですか」
桃香「お猿さん」
桃香は、慶次の肩から桃香の肩に乗っかっている夢吉と遊んでいる。
慶次「俺は少し街を周ってみる、手伝えるかもしれねえからな」
愛紗「桃香さま、夢吉と遊んでばかりではなく、少しは話を・・・」
桃香「だって、可愛いんだもん」
愛紗はため息をつき、鈴々が戻るのをまった。
一方、慶次はある恋人達を見つけた。抱き合い別れる二人を見て、男の方に向かい男に話しかける。
慶次「よっ、どうしたんだ」
男「こ、怖いんだ、闘って死ぬのは、でもアイツを守りたい。」
慶次「・・・恋は良いもんだよ、温かくてさ、人として生きる意味をくれる。」
男の震えが止まり、慶次の方を向いた。
男「ありがとう。あんたのお陰で気持ちが少しらくになった」
そう言って男は武器庫の方に走っていった。
慶次が戻るとそこには、鈴々が戻ってきていた。
慶次「よう。どうだった?奴らの調子は」
鈴々「数はやっぱり奴らのほうが多いのだ」
一刀「よし、なら挟み打ちだ」
愛紗「ですが、それは危険です」
慶次「ところがどっこい、山からの奇襲だろ?」
一刀「その通り、黄巾党の軍は山の間だ。だから、山を通って奴らが油断した時つまり明朝に奇襲を掛ける1000人ずつに分けてな」
愛紗「その手がありましたか、それはいい考えですね。私は賛成です」
鈴々「鈴々もいいのだ。」
桃香「私も、賛成です。」
慶次「よし、じゃぁ、決まりだ。」
作戦は終わり、もう日が暮れていた。
一刀「皆、明日に備えて早く休むように」
その後皆は、その場で、寝てしまった。起きているのは慶次だけ、慶次は空を見る
。
「一暴れするか」
翌日、明朝。村人は準備が整い出陣の準備が出来た。
一刀「皆、これに勝てば黄巾党の戦力は崩れる。・・・だからがんばろう」
村人達「おおおーーーーーーー!」
愛紗「皆の者出陣だーー」
そうして慶次達は黄巾党と闘う為出陣したのだ。
〜第五章〜
完
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