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真・恋姫バサラ無双 第八章〜蜀の軍師二人現る〜
作者:鳥鳴き島の蝙蝠   2009/01/28(水) 16:02公開   ID:jNbIpJXFUtU
愛紗「では、軍議を始めます。」

慶次「じゃ、近況報告からだな。」

一刀「で、どうなんだ?」

愛紗「はい、黄巾党は公孫賛と退治しているようです。」

桃香「えっ公孫賛が、」

慶次「二人って知り合いなのかい?」

鈴々「桃香お姉ちゃんは、公孫賛の昔のがくゆ〜なのだ」

多分、鈴々は学友という意味はしらないのだろう。

慶次「次は俺だな、黄巾党の首領が分かった。首領は、張角と言うらしい。その下に張宝、張梁の三人だ。闘い慣れはしていないらしい。」

一刀「よく調べたな。慶次」

慶次「ま、簡単だったけどな。」

鈴々「で、これからどうするのだ?」

桃香「公孫賛を助けに行きましょう。」

愛紗「ふむ、わかりました。他のご主人様、慶次様、鈴々はどう思います。」

一刀「俺は言いと思う」

一刀に続き、頷く慶次と鈴々

慶次「で、どのくらいで着くんだい?」

愛紗「半日あれば、いけると思います。」

一刀「よし、今から出陣だ。準備はどの位かかる?」

慶次「そんな事だと思ったぜ、もう昨日で準備満タンだ。 後は俺達の準備が整えば出発できる。」

桃香「すごいですね。」

愛紗「では、出発は一刻後ということで、軍議を終わります。」

それから、解散した一刻後、一刀、桃香が率いる琢郡は出発したのだ。
太陽は空高く上がっていた。

夜になり、公孫賛の陣に着いた。

兵「公孫賛様、劉備玄徳というものが軍を連れて逢いにきたといっていますが、どうしましょうか?」

公孫賛「桃香が、よし、通せ、」

桃香「白蓮、久しぶり、元気だった?大丈夫?」

公孫賛「ああ、なんとかね、でもあんたまだ、街の統治しかしてないなんてねぇ。私は、もう魏や呉と並んでてもおかしくないと思ってたんだけどね。 で、そこにいるひとたちは?」

桃香「この人たちは、右から関羽、張飛、天の御使いの北郷一刀さん、そして、そのお友達の風来坊の前田慶次さん。 この前の黄巾党の退治に協力してくれたんだ」

それを聞いて公孫賛は一刀を足の爪先から頭まで見つめる。

公孫賛「へ〜あんたが、あの天の御使いねぇ。あたしは公孫賛よろしく、北郷。」

一刀「ああ、よろしく。」

?「公孫賛殿、どうかしたのか?随分と騒がしいが、」

すると、声の方向から髪を一本に束ねた少女がやってきた。

公孫賛「ああ、趙雲か。紹介しよう、前に話した、学友の劉備だ。」

桃香は趙雲に少し会釈をする。

趙雲「で、そちらの方達は?」

愛紗「我が名は関羽字名は雲長よろしくな趙雲殿」

鈴々「鈴々は張飛なのだ。」

慶次「俺は前田慶次。慶次と呼んでくれ、そしてこいつが天の御使いの・・・」

一刀「北郷一刀だ。よろしく、趙雲さん。」

趙雲「趙雲でよい、なるほど貴方が天の御使いか。」

慶次「まっ自己紹介はここまでにして、軍議でもしようや。」

一刀「そうだな、公孫賛、あなたの所の兵数は、こっちは七千と言う所だが。」

公孫賛「こっちは八千しめて、やく一万五千か。」


こうして軍議は、長い話し合いとなり、ようやく終わったのだ。

慶次は一足早く抜け出し、木の上で酒を飲んでいた。

趙雲「おお、慶次殿、そんな所で酒とは変わってますな」

慶次「趙雲か、もう軍議はおわったのかい?」

趙雲「ああ、先ほど終わったばかりだ。」

慶次は酒を持ったまま木から降りた。

慶次「どうだい、一緒に飲まねえかい?」

趙雲「では、お言葉に甘えて。」

酒を飲みながら慶次は趙雲に聞いた。

慶次「あんた、客将だってな、兵から聞いたよ、公孫賛に仕える気はねぇのか?」

趙雲「あの方は、無理だな、この乱世を収めるのは、この乱世を収めるのは、貴方の軍だと思いますぞ。」

慶次はふっと笑う。

いろいろと話した後、趙雲は少しその場で酒を飲み去っていった。

翌日。

慶次は桃香と一刀の護衛にまわった。愛紗、鈴々は敵と交戦中。趙雲といえば一人で黄巾党に突撃してしまった。

兵「街の住民の避難完了しました。」

公孫賛「そうか、ご苦労、一先ず一安心だな、北郷。」

慶次はその場で横になっている。

桃香「ん?あれ、なんでしょう。人のように見えるけど。」

一刀「あれは、人だ。逃げ遅れたんだ。慶次助けにいくぞ。」

慶次「あいよ、寝てる場合じゃないってね。いくぞ、桃香、一刀」

慶次は超刀を持ち、桃香、一刀の後を追った。

人のいる場所まで行くとそこには二人の少女とお年寄りがいた。

老人「お譲ちゃんたち私の事はいいから、先にお逃げなさい。」

少女「いやです。」

少女「そうです。朱里ちゃんの言うとおりです。お婆さん頑張って。」

老人「やさしいねーお譲ちゃん達は」

そんな話をしていると複数の黄巾党がやってきた。

少女「はわわわわわ」

少女「あわわわわ」

敵「よう、有り金だしな。」

切り掛かろうとする男に慶次が割り込んだ。

慶次「なんだい、あんた等はこんな少女やご老人を殺そうとするなんて。そういや
あんた等前にあったな。」

敵「うわってめーは!!」

敵三人は驚く

慶次「一刀、桃香は三人を少し離れたところへ」

一刀と桃香は少女達を連れ少し離れた所まで行く。

慶次「さてと、たのしいね〜」

敵「かまわねえーやっちまえ」

慶次に襲い掛かる敵。慶次は超刀を鞘に入れた状態で闘う。
数分後、敵は逃げていったのだ。


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