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機動戦艦ナデシコ 火星奪還作戦<ルビコン> U オービタルエンゲージ
作者:カムナビ   2009/03/06(金) 23:11公開   ID:iaPEQKDccoA





要塞は戦艦に負けたから消えたわけではない。

ただ、どちらも天を駆るものたちに駆逐されただけだ。

〜とある砲兵出身の将軍の手記より〜





機動戦艦ナデシコ 火星奪還作戦<ルビコン>U
〜オービタルエンゲージ〜






2198年 6月 フォボス 某所
「よーし、そこでストップ!!しばらく固定しておいてくれ!!」

目の前の作業用に改造されたマジンが巨大な筒状の物体をその場で保持しつつ停止する。

下ではさらに細かいパーツを背中に積んだバッタが飛び跳ねつつ作業員の近くへと移動していく。

経過は好調。
(順調ではない。逆説的にいうならば順調な軍事作戦なんてものは存在しないのだが)

「所長!!」

視界にポップアップが立ち上がり、通信画面が展開。

うん?おや、アンダーソンくんではないかね。どうしたのかね?

「第参ドッグに動力炉搭載の特設貨物船が入りました!!」

ほうほう、それはすばらしい・・・3日遅れだがな。
まぁ、それでこその戦争だからね。

「では参ろう、我がいとおしき・・・」

白衣を翻し、片眼鏡をくいっと上にあげる。

「『巨人の男根』に会いに、な」

彼女、木連軍技術開発総局第4局局長は満面の笑みを浮かべつつ言い放った。





2198年 11月24日(D−dayマイナス4日) 13:02 火星近傍領域 
<ルビコン>作戦発動より72時間 
連合宇宙軍 第一機動艦隊 戦略指揮母艦及びに旗艦<リリー・マルレーン>


「第一機動群より入電、第3次攻撃隊発進を開始、ランチエアクラフト」

「軌道爆撃集団より入電!! 『我、敵方ノ迎撃ヲ受ク。救援ヲ!!』」

「護衛艦がすでに向かっていると伝えろ!!ついでに『我、31ノットデ急行中!』とつけてな!!」

怒声とモニター。それぞれがリンクして、刻一刻と変化する状況を映し出す。

現状総括。ほぼ予定通り、ただし・・・

「事前攻撃が足りなかった、とみるべきかな?」

「Hi−Low−Hi爆撃可能な艦はそれほど多くないですからね」

先の戦略偵察で確認された新型航空機や地上からの対弾道弾ミサイルを改造した対成層圏ミサイルの『縦深陣地』は軌道爆撃に、ひいてはその後に待ち受けるD−day、軌道降下部隊による強襲揚陸に極めて多大な影響をもたらしていた。

「例のゼンガー計画、予算を通すようにいっておくべきだったかな・・・」

「馬鹿いわんといてください」

ゼンガー計画、いわゆる水切り爆撃専用の大型・超高速爆撃機の開発計画は火星占領後に本気で検討されたことがある。

まぁ1機が維持コストも含めて駆逐艦より高い、という議会に叩いてくれといわんばかり要素(とゼンガー教授の科学者として致命的な正直すぎる性格)
が邪魔をして結局『将来への応用研究』程度の予算しか与えられていない。
それに彼が苦笑しつつ、副官へウィットの効いたジョークで答えようとした、その瞬間。

ポップアップ。最優先。緊急入電フラッシュ

その場に走る緊張。フラッシュ、何故?という瞬時の疑念を凝結とともに振り払い最初に行動したのは、軌道爆撃を担当するオペレーターの一人。

「緊急!! フォボス軌道外縁で戦闘中の第二艦隊からです!!」

フォボス? そんなところに一体なにがあるというのだ?

疑問の答えはレーダーに現れた。

「外縁のピケット艦より、急速接近中の物体あり!! 数・・・150以上!?」

さらなる情報。それが判断の致命的遅れを生み出した。

後世において、『この場で緊急回避ということで指揮権を委譲しておけばよかった』という意見が聞かれたが、彼がその場にいたのならばこう反論しただろう。

「あの状況で艦隊の指揮権委譲は、作戦計画全体を遅延させる可能性がある。」

当時の状況を考えればそれは当然の判断であったのだ。

もっとも彼は…





同日 13:03 火星衛星軌道 木連軍 <軌道要塞フォボス>管制本部
それはケプラー・ドルスムの地下500mに存在する。

かつて地下空洞があると噂されたフォボスの地下に建造されたその施設は、まさしく宇宙人の秘密基地。

その正体は…




「第一投射、命中判定。直撃12!! K弾、敵艦予想進路上に展開を開始!!」

「砲戦距離400!! 第2投射、いけます!!」

虚空より飛び込んだ電波・光学双方の情報から瞬時に状況を割り出し、あらかじめ決定された行動を出来うる限り正確かつスムーズに各位へと伝達する。

そのための巨大な電算複合体を中心にすえ、木連軍火星方面宇宙艦隊及びに軌道要塞フォボス(機動戦艦の名をもったかつての仇敵、ナデシコへのあてつけを込めた名称、ただし普段はフォボス要塞、第一軌道要塞とだけとばれている)の管制・通信・指揮を行う方面総司令部。

それがこの施設の正体であった。
そして、現在連合宇宙軍第一機動艦隊が陥っている煉獄を演出した者達の住む『万魔殿』でもある。

その中心。

それを指導する人物はおおむね満足した状況でうなづいていた。

白衣をまとった女性。
要塞砲を含めたフォボス要塞建設に携わった木連軍技術開発総局第4局局長、その人であった。

「いいね、すばらしい」

すばらしき地獄が現出しつつある、まったくもってすばらしい。

「しょ・・・いえ提督」

ん?なにかね?アンダーソン君、今はいい気分なのだ。邪魔はしてもらいたくはないのだがね。

「電波傍受の結果ですが、なかなか愉快なことになっているようです」

ほ、ほう・・・。もちろんその記録はとってあるのだろうね。

はい、という返事代わりに彼女は差し出されたヘッドホンを耳にする。

1秒。

2秒。

3秒。たっぷりとたってから口元を笑みの形へと変えて…嗤った。大声で。

何事かと振り向くオペレーターや渋面の副官を放って彼女は嗤い続けた。

そしてひとしきり笑ったあと…すぐさま行動を開始した。
とてもいいことを思いついた子供のような無邪気な、だが彼女の場合は外道な笑みを浮かべつつ。

『悪の宇宙人』、宇宙人ね…

聞いた内容を頭で反芻する。

すばらしい、我々はやっと人になったわけだ。トカゲという存在から!!

では、『悪の宇宙人』らしく…その評価に応えることにしよう。

「フォボス軌道要塞のお披露目だ。ようこそ、地球人。 
…カタパルト砲、全門投射継続。 目標 …!!」




同日 13:04 <リリー・マルレーン>
「くそ、損害報告!!」

直撃は・・・ない。

『<山茶花>艦橋直撃!! 通信途絶!!』

『<クリスマスローズ>轟沈した!! 轟沈した!!』

続々と入る僚艦の撃沈、操作不能の報告。

内心の動揺を抑えて彼は倒れたままの副官をたたき起こす。

「!? ・・・提督?」

「気がついたな。すまんが医務室に運ばせてやる時間も惜しい。」

その言葉で副官の顔が引き締まる。
よし、一つ失点は取り戻した。
さあ、挽回せねばな。

「で、なんだと思う?」

この場において主語は不要だ。

「・・・一部有人艦が搭載している無限砲、いわゆる重力カタパルト砲でしょう。この規模を考えると重力マスドライバー兵器といったほうがいいかもしれませんが。」

第二撃。ネルガルより供給された准オモイカネ級コンピューター<エンキ>が瞬時にスラスターを噴かせて直撃弾を回避。

うち数発が近接信管が仕込まれていたのか、炸裂する。

軽い衝撃、だが装甲区画のゲル緩衝材が正常に働いているため損害はない。

「補給艦<ラビアンローズ>、エンジン直撃の模様!! 沈みます…ッ!!」

真空は音も衝撃も伝えない。だが、暗黒の宇宙に咲く大輪の花ははっきりと視認できた。

安心した、という思考を一瞬で後悔へ。ええい、目標が遠過ぎる!!

「回避に全力を注げ!! 同時に敵特火点特定を急がせろ!!」

地獄の蓋は開いたばかりなのだから。
この地獄を乗り越えても、それは続く。
その蓋をふさぐには敵味方双方の血をもって行うしかないだろう。




同日 14:57 木連軍 <軌道要塞フォボス>
あちらにおいて本当の意味の地獄の蓋が開いていたとするならばこちらは別の意味での煉獄が現出しつつあった。

「第54射、投射完了!!」

「162砲台、砲身冷却間に合いません!!」

「第50射、効果判定!! 目標艦、依然健在!!」

出来うる限りのマンパワー導入とクリムゾンからの情報リークにより入手したオモイカネ級電算機を模した(コピーできたわけではない、オリジナルより遥かに巨大化しているため艦船に積むようなマネができない)新型電算機による管制も一衛星単位での砲撃管制を行うと流石に飽和する。

なら、より小さい規模にして分散処理すればいい?
できることならやっている、科学者の矜持としてそれができるなら当たり前のごとくやっている。

だが時間も予算も足りなかった。
正面装備にばかり金を取りすぎた付けが今頃回ってきたのだ。
だが、これは相手の鹵獲技術の応用やらなんとやらの工夫次第でなんとかなる。

一番問題なのは、人だ。

『木連は滅びかけている』
このままの推移で行けば、3年以内に国民の3割、5年以内に7割が飢餓線以下の状態に陥る。
それほどまでに先軍政治が進んだ結果、元々人材豊かでなかった一次・二次生産産業に明らかな生産低下を見せ始めたのだ。
理由は明白。専業軍人を除けば、予備役・軍属はその担い手たちが7割を占めるのだ。
ならば解決策を導くのも簡単。

すなわち…

「一刻も早く、この泥沼の戦争を終戦に導く。 つまり、今のこの戦役は『戦争を終わらせるための戦争』というわけだね」

くくっ、と彼女は笑いつつコーヒーを口に含む。
うまくない。
やっぱり代用コーヒーでは、な。

「そのための、『協定』というわけですか。」

傍らに控える副官がつぶやく。

「そう、この要塞も『ルビコン作戦』も。 すべては『協定』に帰結する」




『協定』

それは何か?

それは今触れるべきことではない。

だが、あえて言うのならば…

「『それが勝利の鍵だ』、というわけさ」

さほど面白くもなさそうに彼女は再びコーヒーを口に含んだ。

コーヒーはすでに冷え切っていた。




「ところで…」

彼女は気分を変えるために副官にたずねた。

「そろそろ時間だが、『ヴォルテール』は順調かい?」

新たな単語。

それが新たなる血の惨劇の撃鉄を引く。




同日 14:58 火星近傍 『リリー・マルレーン』

状況は改善しつつある。
そう判断できた。

投射される隕石砲弾の数は変わっていなかったが、来ることが判っていればピケット艦による対処は十分可能であった。

「やっと落ち着いてきた、かな?」

「でしょうな」

副官は額に巻かれた新しい包帯の位置を少々気にしつつ応える。

砲撃開始から約2時間、護衛艦とよばれる高速フリゲートを脇に戦列を組んだ<リリー・マルレーン>は通常砲弾にまぎれて投射されてきた核機雷とECMポッドによる即席の要害を抜け出しつつあった。

「やっと反撃ですかね」

「ああ、そうゆうことだ。あちらは軌道上に回るしかない要塞。こちらは戦艦。要塞砲が戦艦主砲に勝てないことを教えてやるさ」

思わず口元がつりあがる。あわててそれを隠す。

副官は気付かなかったようだ。しかし、とつけて普段どおりに発言した。

「先ほどから攻撃の手数が少なくなっているのが気になります」

「む…」

先ほどから砲撃がどうゆうわけか散発になりつつある。

気になるのは確かだが…。

「第2艦隊もチューリップから出現した敵艦隊の撃退を完了したそうだ。今度は我々のターンということさ」

「そうだといいのですが…」

煮えきらない、もしくはどうにもひっかかるという態度で副官は言葉を終える。

「何かあるのならば…」

言ってみたまえ、といったところで艦のオペレーターがそれを伝えてきた。

「まもなく、ダイモスが火星の影からでます!!」

その言葉にモニターに目を向ける。

フォボスよりも小型の火星に二つしかない衛星が火星の影から飛び出てくるのがわかる。

あちらからは砲撃してくることはない・・・ようだな。

「よし、各艦。第1戦速!! 一気に…」

「待ってください!! ダイモス周辺に動体反応!! さらに赤外線・レーダー波増大、これは・・・!!」

なに!?

「敵機です!!」





同日 15:00 木連軍 前衛特務部隊<剣> 隊長機
獲物は網にかかったか。

「奇襲、とは行かんが…まぁ、悪くはないか」

爬虫類に似ていると自他共に認めるその顔を彼、北辰はゆがめた。

彼はこうみえて映画を好む。

だからこそ、たとえ強襲に近い状態でも言いたい文句があった。

「さあ、地球人。より高く飛べば超えられるぞ? 我を失望させるなよ…!! 
こちら『ヴォルテール』、『トラトラトラ、我奇襲ニ成功セリ!』」

彼は乗機、赤色に塗られた98式人型戦術機、四神の固体燃料ブースターに火を入れ、機体を前傾させて加速させた。

それに続くかのように紫と黒に塗られた四神が十数機ほどの集団に別れて、第一機動艦隊へ突入した。

総数、250機。

現在生産されている四神21型の8割を投入した乾坤一擲の作戦。

そして新たなる局面における地獄の釜がついに開かれたのだ。





〜〜〜〜〜



…結果を述べるのならば、この戦闘において<剣>部隊は戦没者151名、機体完全損失181機を出して壊滅した。

だが、それの得た戦果は大きかった。

1500名を超える犠牲者、第一機動艦隊の5割が撃沈・大破、さらに3割が損傷により工作艦・簡易工廠による整備では間に合わず月・地球やラグランジュに存在する工廠設備への『転進』を余儀なくされたのだ。

こうして火星奪還作戦<ルビコン>は大幅な遅れをきたすこととなった。

なお、第一機動艦隊の残存艦艇の中に<リリー・マルレーン>の名前はなく、生存者に大佐以上の人物はいなかった。

彼は責任の所在を知る男だったのだ。

火星をめぐる攻防という名の獣はこうして解き放たれ、檻の中へ帰るための報酬として血肉を生贄に求めた。
そして、その獣はまだ満足をしていないのだ。


〜〜〜〜〜







メカニカル
戦略指揮母艦<リリー・マルレーン>
正式名称は<アストライア>級戦略指揮母艦<リリー・マルレーン>、同クラスの3番艦にあたる。
本級は双胴船体を持つ大型宇宙艦艇であり、建造されたのは2174年。建造はクリムゾン・マリン・システムズが行った。

比較的大型の船体をもつことから多数の指揮・管制装置、レーダーなどの観測機器を積載することができるため、本クラスは揚陸作戦や艦隊指揮用の母艦として運用されている。

また、勝利の女神を冠した一番艦の名から、その存在はありがたがられることも多い。
97年に行われた第三次近代化改修FRAMVにより、ヘリ・連絡艇以外にエステバリス3機の搭載能力を得たが、あくまで搭載できるだけで運用には厳しい制限がある。

用途上、艦隊の中心で使用されることから自衛装備以外の武装は装備していない。

*元ネタはWW2中に流行したドイツの歌謡曲の名前です。
…まぁむしろ出之さんのOp.Bagrationでシーマ様が出てたからかもしれませんが(ぉ
実際の艦船としてはブルー・リッジ級揚陸指揮艦のオマージュです。



軌道要塞フォボス
木連軍がフォボスのケプラー・ドスラムを中心に建造した要塞線とそれに付随する砲台・地下都市の名称。

無数のミサイル・旋回式半固定グラビティ・ブラスト砲台・港湾・飛行場設備に加え、ジャイアント・コックス(巨人の男根)の隠語で呼ばれる隠蔽式1200mm無限砲(重力カタパルト砲)180門を備え、さらに大半の設備が地下埋設されたクローズド・バイオスフィア型地下都市であり、補給なしの単独でも3年間の持久戦闘が可能なほどの設備を備えていた。

初期計画ではさらに8000mm級のナナフシ改型戦略ブラックホール砲も3門備える予定であったが、誤射で火星を攻撃しては堪らないということで配備はされなかった。
(むしろ運用・整備に手間のかかるナナフシの配備を現場が嫌がったのが原因のようだが)

同じく軌道要塞として建設されたダイモスとともに、7次にわたる攻略作戦が実行されたものの難攻不落を誇り終戦まで火星駐留軍の支援を行い続けた。

戦後は重力カタパルトや港湾設備を拡充し、さらにジャンプ用のチューリップ複数を備え付け、木連=月・地球間の中継貿易拠点として活躍した。

*趣味に走った軌道要塞です。
リアルに考えると使い勝手悪すぎです。
まぁロマンってことでよろしく。
ついでに言うと、この世界におけるヒサゴプランの代わりのジャンプ設備にもなりますね。



98式人型戦術機<四神>
木連軍がエステバリス・ショックと呼ばれる機動兵器ギャップを思い知った挙句に開発に乗り出した小型有人機動兵器。
重力波スラスターや対G・対衝撃抗堪操縦席(いわゆる木連製アサルトピット)の設計などに各所にエステバリスの影響がみえる。
が、換装機構の採用は一部だけにとどめ、ミッションごとで兵装セットを簡便に変更できるミッションパック方式と97式航空強化装備のようなモジュール構造を採用した。

エステバリスと比べると動力に燃料電池に加え、小型の核融合炉(後に小型相転移エンジンへ換装)を備え付けているため二周りほど大きく、メインフレームも動力炉保護のために頑丈かつ強靭に作られていた。

それに加え、エステのように高性能のためにひたすら軽量化・小型化を狙わなかったために動力の換装や装備の換装で改修がやりやすく、より強力なレールガンのオプション装備など多彩な装備が可能だったため、その後も木連軍内部で長く主力として使われることとなった。
なお、後期型(32型)以降はIFSも装備したが、マスタースレイヴ方式と音声入力も補助として相変わらず採用されている。
(このこだわりが後に、EOSを発展させた機載型AIの開発を木連の技術者に決意させることになった遠因の一つであるといわれている。酒の席での冗談、としてではあるが)

なお、設計者のクルト博士(木連では珍しい金髪碧眼の男性)は「兵器は軍馬でなければならない」をモットーにしている人物であり、後に木連とクリムゾングループとの合弁会社<ジュピター・アームズ>社の副社長兼任主任技師の一人として、<四神>改や<ステルンクーゲル・ヴァリアント>開発に関わった。

*一応木連製エステバリスっていったところですかね。
私がエステに足りないと思ってるものを追加した妄想の産物(設計者含めて)とも言いますが(笑
あと話の中で出てきている<ステルンクーゲル・ヴァリアント>は無印<ステルンクーゲル>の改良型みたいなもんです。
性能は似たり寄ったり、ただミッションパック方式とモジュール構造をさらに徹底してより換装や修理・整備がやりやすくなっています。
この世界にはエステバリス系列は生き残れるか微妙なことになってまいりました(笑


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■作者からのメッセージ
あとがき
イポニェーツの皆さん、Здравствуйте(ズドラーストヴィチェ)!!

同志カムナビスキーから少し早いホワイトデーのプレゼントです!!

・・・まぁ似非ロシア人風の挨拶はこれくらいにして。

ゆっくりプロットを半分無視して書いた結果がこれだよ!!

ええ、初期プロットでは別の話の予定でした。でも何故か違う話ができたんです、い、今起きたことを(ry

まぁマイファーザー、北辰を出せたので満足です。

やっと女性も出せましたし・・・次は陸戦書きたいなぁ。

ではまた次のお話で。

更新記録
09・03・06:重大な間違いをしてたので修正。ご迷惑をかけてもうしわけない。
テキストサイズ:14k

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