ここは全年齢対応の小説投稿掲示板です。小説以外の書き込みはご遠慮ください。

異次元の平行世界 第十四話 堀、ぶらり臨死体験旅行!救出に逝く馬場!
作者:愁影   2009/11/14(土) 00:16公開   ID:4sOgFJEDX0c
エウ゛ァ「…で…クワネル、馬場をなんで連れてきた?」
  アル「ハッハッハなんでって…面白くなるかなぁ〜と思いまして!」
エウ゛ァ「面白くないわー!」
 コノカ「…それより大丈夫なん…?そっちの人…」
  アル「大丈夫です さあ帰りましょう馬場君」
  馬場「いーやーだー」
エウ゛ァ「ったく一体何しに来たんだアイツは」
  ネギ「はは…」



馬場がアルに拉致られてるころ、狩野と堀は高畑の世界珍味麺のせいで倒れていた。



狩野「うわぁぁぁ!!はぁ…はぁ…」
優子「あっ狩野さん…目が覚めたのね」
狩野「朝田…さん…ここは?」
和泉「保険室やで」
狩野「保険室?そうか…珍味麺を食べて…そうだ!堀!堀は!」
優子「堀はまだ…」
狩野「そうか…」
和泉「堀さんは珍味麺を食べてあまりの不味さに気を失ったと考えるのが妥当や    な…でも不味さで気絶するなんて高畑先生はどれだけ料理が下手なんやろ    な?



その頃、現況である高畑本人はと言うと?



高畑「ハックショーーィン!!ふっこれは僕の珍味麺を甘いという噂を誰かがして
   いるな」



自分が作った毒物になんの疑いもなかった



狩野「うん…あれは下手だよ!」
優子「ははは(汗)」



そして、その頃堀は臨死体験中であった



堀「うわぁぁ!どこだここはー!あの川にこの追い掛けてくる白服のババァ…もし
  かしてサンズの川!?死んだのか俺?!ああ死ぬ前に優子とデートしたかっ   た…」


タッタッタ


白服のババァ「ま〜て〜」
     堀「誰が待つかー!!」
白服のババァ「ま〜て〜」
     堀「くっしつこい!何だよあのばあさんは!一か八かだ!瞬働術!


バヒュン!


白服のババァ「ま〜…て…」
     堀「おおみるみるババァから離れていく。
       しかしあの世でも瞬働とかは使えるんだな」



危機を逃れたかのように見えた堀だが、それはあくまでも、臨死中の堀であり、現実の堀には、異変が起きていた。



優子「キャア堀の顔がどんどん真っ青に…」
狩野「何!?」
和泉「ウチ、先生呼んでくる!」
アル「ハッハッハその必要はありません!」
狩野「あ、あなたはアル…じゃなくてクワネルさん」 
アル「馬場君!」
狩野「馬場?馬場ってまさか」
馬場「あれ?狩野!」



アルが連れてきたのは、馬場がマキエを追いかけていった時依頼の再開である。




狩野「久々だな」
馬場「そうだな」
アル「知り合いですか?まぁそれはそうと馬場君!」
馬場「はい!アル師匠!」
狩野「お前凄い人を師匠にしてるな」
馬場「まあな」
アル「さあ行きますか馬場君!」
馬場「どこへですか?」
アル「どこへ?って堀君のとこへ」
馬場「ビクッ ちょっと僕、塾が…」



馬場は、なにかを察したのかその場から逃げようとする。



アル「重力の檻」



アルは、さらっと重力魔法を使い馬場を拘束した。



馬場「ぎゃあああ!!」
アル「すいません…やりすぎました。これはほんの詫びです。
   どうぞ食べてください」



アルは、どこからかラーメンを取り出し、馬場に上げた。



馬場「おお!ラーメン♪いただきまーす!」


チュルチュル!スポン!ズーズー!ゴックン!ゴックン!


狩野「・・・。(うわー汚い食い方…)」       
和泉「・・・。(てゆうよりだらしない…)」
優子「・・・。(サイテー)」
アル「良い食べっぷりです(キラーン)」
馬場)ふぅごちそうさま…うっ!? 
アル「(キラーン)かかりましたね。」
馬場「うっ・・・し…師匠…苦…しい
アル「ハッハッハ」
狩野「クワネルさん…まさか…そのラーメン…」
アル「えぇ、ご想像通り…そのラーメンはタカミチ君が作った珍味麺です。」
狩野「ガーン」
馬場「ガガーン!な、なぜ・・・うぼぇ…ぐぇーー!!ぎゃぁごがぁぶはっ!ひゃ   っひゃっひゃ・・・・・・・・・ぐぎゃあああああ!!!!」
 皆「ひぃぃぃ!」
狩野「断末魔だ・・・」
アル「馬場君!何としてでもサンズの川に行き堀君と一緒に帰って来なさい!」
馬場「ぎゃふうっふうっふうふぉぉぉー!!!」


バタン


皆「死んだ………」



その頃、馬場はサンズの川へ真っ直ぐ猛スピードで向かっていた。
その速さ特急列車並の早さだと言う。



    馬場「いててて…まさか本当にサンズの川にきちまうとは」
白服のババァ「こっちに来るのじゃー」
    馬場「ひぇー山ンバァだー!!」
     堀「ん?今誰かの声が…てか向こうから何かが走ってくる音がするな…       まさか白服のババァ!!」


ドドドドドドドドドド!!!



    馬場「いーやーー!!」
     堀「ってお前かよ!?」
    馬場「おお!堀!迎えに来たぞ」
     堀「迎えにってあの世にかぁ!!」
    馬場「ハア?何いってんだ 助けにだよ!」
     堀「だったら後ろのババァを何とかしろー!」
    馬場「無理(キッパリ)!」
     堀「ウォーイ!!無理ってなんだ!無理って!」
    馬場「いや無理だから」
     堀「役にたたねーー(ガーーーン)ちっまだ全然魔法使えないんだがな       ー仕方ねえ必殺、瞬働体当たり!」


ヒュォッ!どがっ!


瞬働体当たりは命中した


白服のババァ「うわーぁん!」
     堀「おおお〜やったぜ!」
    馬場「堀…お前いつのまにシュンドウを…」
     堀「おっ!なんでシュンドウの事を知ってるんだ?」
    馬場「いや〜いろいろあって魔法を覚えようかなぁ〜と思って」 
     堀「へぇ〜、で、誰に習ってんの?魔法…」
    馬場「アル…じゃなくてクワネルさん…」
     堀「えええ!!あの「紅き翼」のアル・ビレオイマさんかよ!凄い人を       師匠にしてるな!お前!」
    馬場「ハッハッハ!まあね」


ズドーン


二人「ん?」


ズドーン


堀「なんかもの凄い足音が聞こえね?」


ズドーン!


馬場「確に」


ズドーン!ズドーン!


二人「なんか近付いてきてるー!!」



その頃、現実世界では



優子「きゃあ 二人の体が痙攣しだした!」
アル「マズイですね これは奴ですね」
狩野「奴?」
アル「あの世の使い…白夜者(しろやしゃ)…」



そして、あの世では



  堀「んだよ…こいつは…」
 馬場「聞いてないよ〜クワネル師匠ぉ〜」
白夜者「オオオオオ!!」
 馬場「なんだよ…コイツ…」
  堀「強そー・・・」
白夜者「オオオオオ!!!」
  堀「来るぞ!気を付けろ!馬場!」
 馬場「えっ!?」
白夜者「オアア!」


ズォッ!ドッカーン!!


二人「うわぁぁぁぁ!!」
 堀「大丈夫か馬場ー!」
馬場「大丈夫…なわけあるかー!」
 堀「ちぃ化け物め!…マジでむかつく・・・最大出力!瞬働体当たり!」


ビュオ! ドガーン!!


白夜者「おあああ!よ…く…も…」
 馬場「なんだ喋れるのか」?
白夜者「く…ら…え…」



白夜者は、ふところにさしてある、刀を抜いた



 二人「なっ(刀!?)」
  堀「よし!いけ馬場!」
 馬場「はっ!やだよ。 お前がいけ!」
  堀「いやだ!お前がいけ!」
 馬場「やだ!」
  堀「俺もやだ!瞬働!」



堀は瞬働術で逃げた



 馬場「ああ!きたねえぞー」
  堀「ふん…逃げるが勝ちさ」



堀は、その場を離れた

白夜者「コオォォォ」



だが奴は追ってきた



  堀「ひえーなんで俺!?てか馬場の方へ行けよ…ってもうやられてるし…」
 馬場「ぐふっ…」
  堀「てかヒトコマとヒトコマの間にやられるなんてどんだけ弱いんだよ!なん    で?なんで最強の師匠がいるのにそんな弱いの!?教えて!」
白夜者「ホォォォ」 


ザシュウ


  堀「グベラっ…やられたー」
白夜者「オオオオオ!」
 馬場「テメエ調子に…のる…なよー!!アイ・ラブ…マキ・マキ…アイシテル…    セプテンドーアイルランドーヘガティ 馬場の怒り発動!!」
  堀「うわ…なんか突っ込みどころ満載だな〜てかムカツク…」
白夜者「オオオオオ!!し…ね…」
 馬場「負けるかー!!」


ドクワシャアーン!!


白夜者「ぐふっ…」


ドサン


馬場「やった…ゴスペラァガハッ…」


ドサン…


 堀「うぉーい馬場ぁー!」 
馬場「いや…大丈夫だ」 
二人「!?」


ブゥーン


アル「二人とも早くそのワープホールに入って下さい…死にますよ?」
 堀「わかった!」
馬場「えっ…?」



二人はワープホールに入る そして現実世界では?



二人「はっ…ここは 戻ってきたー!」
馬場「ちょっと師匠!あんな魔法があるのら俺がいかなくても…」
アル「あぁ、それは〜アナタを行かせた方が面白そうだったからですよ!」
馬場「なにー!」
アル「重力の檻!」 


ガキーン


馬場「ぬぁぁ!またかー!」
 皆「・・・。(学習しようよ…)」
アル「さあ帰りましょう!」
馬場「はーなーせー!!」
優子「行っちゃったね…」
 堀「だな… そうえば狩野はどこへいったんだ…」
和泉「あの人なら学園長のとこへ…」
 堀「そうか」
優子「のさ…堀これか明日時間空いてる・・・?」
 堀「空いてるよ(キッパリ)」
優子「ハヤッ! 即答?」
 堀「俺も言おうとしてたし(笑)」
優子「そ…そう!」
 堀「じゃあ行こうよ」
優子「うん!」


ー続くー

■作家さんに感想を送る
■作者からのメッセージ
はい!どうもこんばんはです!


今回はいつもより長く作っていマース!
この十四話は堀が世界珍味麺を食べた(食べさせられた)事によって、半分死んで、臨死体験をして、それを、馬場が助けに行くという話でした。
たまには、馬場の出番を入れとかないと大変ですから(笑)


ちなみに次の話も長く作るつもりです。主役は、堀と優子です!
戦いやギャグばっかでしたので、そろそろ恋愛系も入れていこうと思ってるので。


それでは、これからもよろしければ異次元の平行世界を見続けてやって下さい(笑)
テキストサイズ:7298

■作品一覧に戻る ■感想を見る ■削除・編集
Anthologys v2.5e Script by YASUU!!− −Ver.Mini Arrange by ZERO− −Designed by SILUFENIA
Copyright(c)2012 SILUFENIA別館 All rights reserved.