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正統派大和撫子いとこンニャク 第二本目〜ヴァニラ大先輩との交流〜
作者:カメ大王   2012/02/12(日) 16:07公開   ID:h9/hf8U/ytc
今回はヴァニラの部屋からのスタート
ノーマッド抜きのヴァニラと右京がお祈りをしている
で2人ともお祈りが終わるとヴァニラは右京に顔を向けては
「河原町、連れて行って」
「どこへでしょうか?」
ヴァニラはしっかりとした口調でねだる
すると右京はヴァニラに顔を向けては目線を合わせて小気味良く感じさせるように対応する
「京都へ」
「承知致しましたわっ!!」
右京が訊ねた直後ヴァニラはしっかりとした口調で喋る
すると前者はお安い御用ですわと感じさせる口調で対応した
というワケで2人とも格納庫に向かっては到着すると紋章機に乗る
右京がヴァニラを京都へ連れて行くための先導役で引き続きノーマッド抜きのヴァニラが右京の後をついて行く

エンジェル基地から宇宙さらに場所を移して京都に着いた右京とノーマッド抜きのヴァニラ
前者の案内で紋章機を適当な場所に駐車した
いかにも日本の政令指定都市といわんばかりの建物が立ち並び数多くの車が行き交いをしている
右京は生粋の京都市民なのでとっくに見慣れきっている光景だが
「ここが(本当に)京都?」
自分のイメージとはあからさまに違う光景が目に入って疑問めくヴァニラ
「いかにも右京が生まれ育った京都市内ですわ!!」
右京はヴァニラに顔を向けては笑顔で受け答える
ヴァニラは右京の返答を聞いて黙り込む
1つ上の文章の前者はこれを見兼ねて
「平安神宮へ参拝しましょう!!」
右京は丁寧な口調で誘う
するとヴァニラは機嫌を取り戻そうと感じさせるためにうなずいた
で右京はヴァニラを平安神宮へと案内する
で平安神宮のドデカい鳥居に到着した2人
右京がヴァニラの様子を伺うと後者には全然鳥居のドデカさ圧倒されることがないと感じた
で2人ともスタスタと歩きながら鳥居をくぐる
その後まずは手の清め処へ
右京が先にお手本を見せる
右手に尺を持って水を汲み左手にかける
でかかった水で洗うように手をこする
それをヴァニラはじっくりと見る
右京がお手本を見せ終わると次はヴァニラが前者のマネをする
2人とも手を清め終わると次は賽銭箱があるところへ右京がヴァニラを案内する
賽銭箱などがある場所へ到着すると
「大先輩、お賽銭を入れた後は『生かして頂いて有り難う御座います』と心の中で言い聞かせるのが的確ですわ!!」
右京はヴァニラに対して顔を向けしっかりとした口調で丁寧に説明する
ヴァニラはコクリとうなずく
でお賽銭の入れ処に到着すると右京は5円玉をヴァニラに渡す
「5円」
「“御縁”がありますように…という願いにちなんで5円玉をお賽銭にするのがよろしゅう御座いますわっ!!」
「なるほど」
まずヴァニラが5円玉をジーと見てポツリとつぶやく
すると右京が引き続き?ヴァニラに顔を向けて5円玉1枚をお賽銭にする理由を解説する
その後ヴァニラが納得がいったと感じさせるように喋る
でお賽銭を入れる順番についての話では
「それでは大先輩からどうぞ」
「いいえ、大後輩で先導役の河原町から」
右京はヴァニラに顔を向けて笑顔で優先する
するとヴァニラも右京に顔を向けては視線を合わせては遠慮して右京が先に行くように説得する
その後右京はドギマギしながら
「本当に右京から先にいってよろしゅう御座いますか?」
「ええ」
「それではお先に行かせて戴きますわっ!!」
という対話になって右京からお賽銭を賽銭箱に入れる
その後パンパンと手を叩いてお祈りをしながら
『河原町家の娘として生かせて頂いて有り難う御座います!!』
右京は生かしている神様に対して感謝の言葉を心の中で発した
でお祈りが終わると
「次は大先輩の番ですわ!」
右京はヴァニラに顔を向けて丁寧な口調で諭す
するとヴァニラは力強くうなずいた
でヴァニラもお賽銭を賽銭箱に入れる
その後パンパンと手を叩いてお祈りをする
お互いにお祈りが終わると右京はヴァニラに対してここで待っているように指示を出す
前者はお守りなどを売っている店に行き縁結びのお守りを2つ購入
で右京がヴァニラの元に戻り後者に対して顔を向けては差し出す際に
「ヴァニラ大先輩はノーマッドやちとせ達・エンジェル隊の皆様との永遠の縁結びのために持参して下さいませ」
「ありがとう河原町、いつまでも大切に持っている!!」
「大先輩にそういわれて素直に嬉しゅう御座いますわ!!」
前者(右京)は優しい口調で諭す
するとヴァニラは右京に顔を向けては視線を合わせ心を込めてお礼の辞をし、宣言までする
その後右京は笑顔になってうれしさを噛み締める
さらに右京は平安神宮の見所を案内
案内が終わり右京が腕時計を見て午前11時頃と確認すると
「で、お昼はどうなさいますか?」
「河原町と一緒に京都市内で食べろと」
「承知致しましたわ」
『流石はヴァニラ大先輩!生粋の良き理解者だと大感心するっ!!!』
右京はヴァニラの顔を見て高揚する気持ちを抑えながら尋ねる
するとヴァニラは神様からのお告げがあったから郷に従う口調で喋る
その後右京は快く承知する
さらに右京は自分に対してヴァニラを心からたたえる言葉を並べる
「で河原町は料理が得意?」
「もちろんですわ!!」
「じゃ、河原町の手料理が食べたい!!」
「お任せ下さいませ」
という対話になってヴァニラの軍服にある通信機を借りてちとせの通信機につなげる


所変わってエンジェルルームにいるちとせ
ピーピ
ちとせは軍服につけてある通信機の音がして聞こえたのでキャッチする
「はい、烏丸 ちとせです!!」
「右京お姉様だ、ちとせ!!」
ちとせがボタンを押して対応する
すると右京はしっかりとした口調で言葉を発する
「姉さん、あなたが何故?」
「ヴァニラ大先輩から発信権を頂戴したからだ」
出出しあきれ気味に喋って疑問めくちとせ
右京は威厳のある口調で答える
「そうですの…でどんな用件なんです?」
「『右京お姉様とヴァニラ大先輩は京都で昼食を摂るから…』とミルフィーユ・桜葉に伝達してくれ」
「わかりましたわ」
という対話になって通信は終わり
でちとせはミルフィーユに近づき声をかけて
「何ですかちとせさん」
「ヴァニラさんはいとこのお姉さんと共に京都で昼ご飯を食べるそうです」
「エーそうなんですかぁ〜」
ミルフィーユはワクワクしながら対応する
するとちとせは丁寧な口調で伝達する
その後ミルフィーユは驚いた口調で喋る


一方で右京とヴァニラは河原町家の屋敷
ヴァニラは食事を摂る部屋にて待機
で右京が一人前サイズのお好み焼きを乗せた白い皿を両手に持って登場
「お待たせ致しました大先輩、河原町家が栽培した九条葱を主役に右京が作った葱焼きというお好み焼きですわ!!」
「美味しそう、メッチャ!」
右京は一流の高級レストランの店員と感じさせるようにおもてなし
的確な位置に置く前からものすごく食欲をそそるニオイがしてヴァニラはワクワクしながらつぶやいた
「いただきます」
ヴァニラは食事をする前のあいさつをしてネギ焼きを食べ始めた
するとメチャクチャ美味なので箸が止まらない
でネギ焼きを平らげると
「他には」
「まだありますのでお待ち下さいませ」
ヴァニラはポツリとつぶやいた
すると右京は丁寧な口調で対応した
再び右京は厨房に向かう
厨房に着くと再び調理してこれが完了した一人前の土鍋とこれを支えるための道具を持ち歩く
でヴァニラが食事を摂るための部屋に向かう
右京はヴァニラが食事を摂るための部屋に到着すると今回も的確な位置に置く
で右京がふたを開けて
「お次は1丁1500円はくだらない河原町家自家製の御豆腐を入れた湯豆腐ですわっ!!」
右京はヴァニラに顔を向けて丁寧な口調で解説する
その後ヴァニラは丁寧な手さばきで豆腐を皿に移し変えて食べる
これもメチャクチャ美味で箸が止まらない
で完食すると
「河原町の手料理、ネギ焼きも湯豆腐もものすごく美味しゅうございました!!」
「あっ、ありがとうございますわヴァニラ大先輩!!」
ヴァニラは右京に顔を向けてお礼の言葉を発した
すると右京もヴァニラに顔を向けたままの状態で感謝の言葉を発した
「で、デザートは如何なさいましょう大先輩」
「ごちそうしてくれるの」
「もちろんでございますわ!」
「じゃ、お願い」
「承知致しましたわ」
というワケで河原町家の台所に向かう右京
その後食事係の係長で右京の母親である清美(きよみ)に対して崇高な大先輩からのスイーツの注文があると食事係の係員に伝える
その後20代後半から30代前半の若さに見える顔つきをした清美が姿を現した
ちなみに右京の母親の名前の由来はカメ大王が中学時代、1年時の担任のファーストネームが清美で中学時代の3年間は一番良い先生と思っていたことで名づけた
「私に何を作って欲しいの右京」
「ケーキと抹茶パフェを作って下さい!!崇高な私の大先輩のために!!!」
「わかったわ」
というワケでキレのある手さばきで2種類のスイーツを作り始める清美
完成後、右京は抹茶パフェを手に持って、清美は8分の1にカットした苺のショートケーキを皿に乗せてヴァニラの元へ持っていく
でヴァニラが待っている部屋に到着すると
「締めにデザートとして京都発祥の抹茶パフェと苺のショートケーキをご用意致しましたわヴァニラ大先輩」
「これも河原町が?」
「いいえ、母の手作りですわ!!」
「そうですよね、お母様」
「まぁ」
右京は丁寧な口調でおもてなし
するとヴァニラはこれも右京が作ったのってな感じでぼやく
すると右京は的確に対応する
その後右京は母親である清美に対して顔を向けては確認する
清美はバッチリ対応する
でパフェもケーキも的確な位置に置かれるとヴァニラは味わって食べ始める
で完食すると
「河原町 右京の母である私の手作り・スイーツ。美味しかったかしら?」
清美はしっかりとした口調で尋ねる
「ものすごく美味しゅうございました!!貴女の娘さんとヒケをとらないくらい」
「うれしい。で、あなたはミルフィーユさんと同じエンジェル隊のメンバーよね」
ヴァニラは感謝し、右京と対等のレベルと評した
すると清美はうれしさを感じて確認する
「はい、ヴァニラ・H(アッシュ)といいます。貴女の娘さんの大先輩でもあります」
「私は河原町 右京が母親の清美(きよみ)よ!よろしくね、ヴァニラちゃん」
「こちらこそよろしくお願いします。清美さん」
ヴァニラは清美に顔を向けて自己紹介をする
すると清美もヴァニラに顔を向けたまま自己紹介をしてあいさつ
さらにヴァニラもあいさつを返して握手を交わす
「ヴァニラちゃんは何で右京とちとせがいとこなのか知っているかしら」
清美は丁寧な口調で尋ねる
するとヴァニラはブンブンと首を振る
「ちとせのお父さんと右京の母親である私が姉弟だからよ」
「なるほど」
清美は淡々と解説する
するとヴァニラは納得がいったサインで返す
他にもいろいろと話す清美
その他にもいろいろとあってヴァニラがエンジェル基地に戻る際に右京も付き添う
付き添いが終わると右京は自宅に戻る


で再びエンジェルルーム
エンジェル隊のメンバーからは
「おかえり」
という声が続く
「ただいま」
「ああ、ヴァニラさん。あなたが私をハネにして河原町家の娘と交流するもんですから気が気じゃなかった」
「そう。ただいまノーマッド」
「おかえりなさい、ヴァニラさん!」
という対話になる2人
「おかえりなさ〜いヴァニラさん。でお昼は何を食べたのですか?」
「私の大後輩や彼女のお母さんの手料理」
ミルフィーユは高揚しながらあいさつをして尋ねる
するとヴァニラはポツリとつぶやく
「美味しかったですか」
「メッチャ(美味しかった)」
ミルフィーユはワクワクしながら聞く
するとヴァニラは丁寧な口調で対応した
その一方でちとせが大量の書類を抱えては焦っては急ぎ足で仲間達の元へ向かう
「どうしたちとせ」
フォルテが何があったのか尋ねる
「それが姉さんのことで書類仕事なんです」
「何だとオラー」
ちとせは慌てふためきながら主張する
するとフォルテはそれに対して怒り爆発
「フォルテさん。どうしたんですか?」
「そうですわ!何があったのか説明してくださいマシ」
ランファがフォルテに顔を向けてダダをこねるような口調で尋ねる
さらにミントもフォルテに顔を向けて相槌を打ち怒り爆発の要因の説明を求める
「あのクソイカれ女がここに現れたせいでアタシ達・エンジェル隊は始末書を書かされることなったんだぜ!!しかもヴァニラとちとせ以外のエンジェル隊全員の任務として」
「何よそれー」
フォルテは怒り爆発がいかにも収まるわけがないといわんばかりの口調で解説する
するとランファもそれに釣られて反発する
でミルフィーユが顔を出すと
「あのーみなさん!一体何があったっていうんですかぁ〜」
「聞いてくれよミルフィーユ!ヴァニラとちとせ以外のエンジェル隊全員はメンドクサイ仕事をすることになったんだぜ!」
「そうよ、そうよ!アタシ達は書類仕事なの!!」
ミルフィーユは気になって仕方がない口調の下で尋ねる
するとフォルテは抑えながら何があったのかを説明する
その後ランファが相槌を打ち解説する
「エー、デスクワークなんですかぁ〜!?」
ミルフィーユは心外な口調の下で嘆く
「こんな仕事、面倒だからサボっちゃいましょ!」
「そうだな。やってられねーし」
「さんせーい!!」
まずランファが先陣を切ってサボタージュを促す
するとフォルテが相槌を打つ
最後にミルフィーユが同感する
で各自、目の前の仕事をそっちのけで自分のやりたいことをやろうとする場所に向かおうとすると
「お待ち下さい!!」
ミントが強気にミルフィーユ達を制止する
「面倒臭くても仕事である以上は割り切ってやりましょう」
「ミントてめぇ〜!!」
「落ち着いて下さいフォルテさぁ〜ん!」
ミントは仕事優先な口調で口調で促す
するとフォルテは怒りの矛先をミントに向ける
その後ミルフィーユが制止し
「大変よ!この書類の見出しにはサボった時のペナルティーまで書いてあるわ!!」
ランファはいつの間にか書類を見ていたように伝達した
でペナルティーの内容をじっくりと見通すフォルテとミルフィーユ
それを見て
「チッ、こうなるんならやるしかねーなぁ!」
「マジでやりたくないのに」
フォルテは舌打ちをして割り切ってやることを決意した
ミルフィーユは涙目で嘆く
「仕方ないでしょ?アタシだってこんなこと本当はやりたくないけどやりたくない気持ちを抑えて片付けるんだから」
「ハーイ、じゃあ私もやりますぅ〜」
ランファは強気に攻める口調で言い放った
すると皆様がやるならという感覚になったミルフィーユも仕方なく仕事に励むことを宣言した
でミルフィーユとランファとミントとフォルテは各自個性を出しながらも始末書を書き始めた

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■作者からのメッセージ
正統派大和撫子いとこンニャクの第2話である
<ヴァニラ大先輩との交流>
はギャラクシーエンジェルの自作小説のオリキャラである看板娘・右京のためのサブタイトルにして右京とヴァニラが交流する話を作りたい
というワケで書きました
とはいえヴァニラがちとせから正統派大和撫子いとこンニャクの第2の主役の座を乗っ取るカタチになりましたが(笑)
テキストサイズ:11k

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