六月四日のあの悲惨な事故から一週間、高林郁夫は久々に学校に登校する事となった。
戸倉佳乃の事故を目辺りにした郁夫と七瀬理央と栗山典子はショックのために学校を休んでいた。
同じ日に戸倉の母親の多恵子も乳がんで急死し、戸倉も即死だったようで母子ともに助からなかった。
郁夫のもとに入ってきた情報と言えば、そのくらいだと思う。
あれ以来、仲の良かったクラスメイトの七瀬とも連絡が付かず、同じように八神龍も福島美緒も自宅に電話をしても応答はない。
お調子者でいつも明るかったあの七瀬が学校をショックで休むなんて、皆驚いたことだろう。
郁夫は榊原志恵留(シエル)にも一応連絡を入れようと思ったのだが、志恵留の自宅の番号も携帯電話の番号も知らない。
自宅の住所も分からず、郁夫は志恵留の自宅は榊町のあのギャラリーの近くだとは知っている。
志恵留とはここ数日話をしていないので、次に会った時に聞き出そうと考えている。
郁夫はいろんな思いを背負いながら、学校に行くのだが、教室は重苦しい空気が漂っている。
戸倉と母親のことはもう噂として広まっていて、そのためにこんな事になっているのだと思う。
学校にはずっと休んでいた七瀬と栗山も来ているのだが、以前のような振る舞いはできていない。
そして二時間目の数学の授業開始前に担任の風見智彦から正式な事実を告げた。
「二組の戸倉さんとお母様にご不幸がありまして……」
あれから一週間もたってしまったのだが、学校側もいろいろバタバタしてて言えなかった。
風見が話を始めた途端、教室を押し包んだ異様な静寂はまるで生徒全員が息を瞬時に凍りつかせてしまったようだ。
よりによってそんタイミングで、志恵留が教室に入ってきたのだ。
遅刻を詫びるでもなく、別に気まずそうなそぶりを見せるでもなく、黙って郁夫の隣の席に静かに座る。
クラスの誰一人として志恵留のほうに目をやる者はいない、もちろん風見もだ。
ただ、皆が注意を払うのは志恵留ではなく、窓際の一番後ろの空いた席のアサミ≠フ席だけ。
事故の直前に戸倉はアサミはいる≠ニ言うような発言をしている。
―――いるんでしょ?三組のアサミ=B
やはり本当にアサミ≠ニ言う生徒の事が見えていないのは郁夫だけなのか。
郁夫は二時間目の数学の授業が終わると、すぐに席を立って隣の志恵留に話しかける。
「ねえ」
そう声をかけて周囲の耳を気にしながら質問をする。
「戸倉さんの、件は知ってる?」
「一応……事故で亡くなったんだよね?同じ日にお母さんも……」
「知ってたんだ」
「噂でチラッと耳に」
志恵留は一瞬青ざめたような顔をすると、眉根を寄せて目を泳がせる。
郁夫は教室の出入り口付近に数人の生徒がたまっている。
クラス委員長の八神、副クラス委員長の常本夏帆、福島、杉本誠、野々村飛鳥、栗山典子、雪村理奈。
そしてあまり話した事のない米倉拓郎、田中俊二、椎名ふれあ……その中にまじって七瀬もいる。
郁夫は学校に来てから彼ら彼女らとはまだ一言も口をきいていなかった。
遠巻きにこちらの様子を窺う視線がちらちらと飛んできたのは分かっていた。
おそらくそれは何らかの対策≠フため、郁夫がそれを破ってしまうのを恐れているからかもしれない。
しかし、郁夫にはその対策≠ェよく分からず、どうしても志恵留に事情を聴きたくも思う。
郁夫が入り口付近の生徒たちに気を取られている間に、志恵留は忽然と姿を消していた。
「あ、あれ……?」
郁夫は志恵留の座っていた机に周囲の目を気にするのを止めにして、自らその席に座ってみた。
至って普通の机と椅子、郁夫の座っている席とは何の変りもない。
しかし、見た感じ最近になって記されたとも思われる文字の並びが目にとまった。
青いペンで机の右端に小さく書かれている、筆跡やら何やらはむろん判定しようのない事だが、見つけた途端郁夫はこれは志恵留が気したものだと直感した。
非在者≠ヘ、誰―――?
死者≠ナはなく非在者≠ニ書かれている、それはそんな一文だった。
五時間目は音楽だったのだが、音楽教師の梅原香織は今日は休み。
授業の初めに美術教師の見崎鳴からその事実は知らされたのだ。
休み原因は定かではないのだが、戸倉の事故が原因だとは考えにくいだろう。
鳴は自習を指示し「各自、プリントをする」といかにも面白みのない課題。
配られたプリントは全部で三枚、どれも有名な音楽家の名前を書けとか音符の記号を書けなどと言うもの。
テスト形式ではないのだが、郁夫のやる気は限りなくゼロに近かった。
他のクラスメイトも同じで、プリントをほったらかしにして思い思いに友人と会話をしている。
郁夫はシャープペンシルで最近出来るようになったペン回しをしながら、プリントをしげしげと眺めているだけ。
音楽室は三階建てのT棟の二階にあり、室内は教室よりも広くて黒板の前には教卓の代わりに大きなグランドピアノがある。
それに向き合うようにして教室と同じ配置で机が並んでいる。
「梅原先生……大丈夫かな?」
ボソッとそう呟いたのは郁夫の左斜め後ろにいる福島だった。
福島もプリントをするつもりなどないふうにプリントを裏向けて置いている。
「何か病気にでもかかってなきゃいいけどね……高林くんはどう思う?」
「どうって、うーん、大丈夫なんじゃないの?梅原先生、しっかりしてるし」
郁夫は咄嗟にそんな事を軽々しく言ったのだが内心は心配だった。
福島はいかにもホッとしたような声で続ける。
「そっか、そうだよね。めったにない事だし」
「そんなに心配?」
「やっぱり、青崎くんが亡くなって、今度は栗山さんのいとこ≠フ戸倉さんとお母さんでしょ?だから……」
「何か、関係あるの?」
郁夫は福島にここぞとばかりに切り込んでみた。
しかし福島はその後は口をつぐんでしまい、逃げるように目を反らして口をモゴモゴさせる。
郁夫は「ハァ」と思いっきりため息をつくとスッと席を立つ。
「高林くん?どこに……」
「あ、ちょっと調べものに……」
郁夫はわざとそっけなく答えて音楽室から出て行った。
福島には「調べもの」と言っておいたのは、正直な答えだ。
郁夫は二階から階段を下りて、一階の美術室へと向かった。
今日の五時間目は授業がないらしく、美術室には美術教師の鳴だけがポツリといた。
郁夫は美術室のドアをノックして入ると、鳴はシャギーのロングヘアーの横髪を撫でて「何の用」と言うふうな立ち振る舞い。
相変わらずな鳴を見て郁夫は美術室に入るとまず鳴に一礼をした。
「あの、ちょっと調べ物を」
「何?」
鳴はそっけない口調で聞くと郁夫はめげずに正直に言う。
「卒業アルバムを……えっと、歴代の卒業アルバムはここにあると聞いていて」
朝見南の卒業アルバムはなぜか美術室の準備室に保管されていると聞いている。
鳴は郁夫に向かって幾分考えるそぶりを見せる。
「ご両親がここ出身なの?」
「は、はい……義理なんですけど、母が……あと、父と死んだ母も義母の担任と副担任だと聞いていて」
「何年前?」
「えっと、二十八年前です」
鳴は郁夫の言葉を聞くと少々眉をピリッと眉をひそめる。
そして黙って準備室から二十八年前の卒業アルバムを引っ張りだしてくると出入り口の近くの大きな机に置く。
「朝見山南高校」という銀の箔押しがされた表紙を捲る。
初めに三年三組のページを探し、まもなく見つかったその開きにはカラーの集合写真がレイアウトしてあった。
生徒の数は今よりも多く、一クラス四十人以上はいる。
集合写真のバックは学校の正門前で、みんな冬服を着て笑顔だがどことなく緊張しているのが分かる。
郁夫はとりあえず義母の智恵を探した。
写真の下に印刷された氏名を参照して智恵を探す。
「あった」
知らず声が漏れていた。二列目の左から三番目の現在の制服と変わらない紺のブレザーを着て、今と変わらないロングの黒髪は二つに結んだみつあみ。
氏名には「川上智恵」と智恵の旧姓も記されている。
三列に並んだ生徒たちの一列目の中央に二人の男女の教師がいる。
男性教師の方はりりしい顔立ちで黒ぶち眼鏡をかけていて、灰色のスーツを着ている。
女性教師の方は胸元まで垂れた黒髪を左側で一つに結んでいる。
氏名は「高林敏夫」と「高林郁代」とこの頃からすでに二人は夫婦仲だったようだ。
「お母さん、何組だったの?」
「えっと、三組でした」
鳴はそう問うと眉をひそめて机の端に手をついてアルバムを覗き込む。
「どの人?」
「この人です」
郁夫は集合写真の智恵を指差すと、鳴は少し目を細める。
「川上……智恵さん?生みのご両親はこの二人ね」
「はい……」
「けど、あなた夜見北の時は沼田≠チてお母さん方の性を名乗ってたけど……」
「日本を発つときに、父のほうに預けられまして……」
鳴は「ふうん」と言うと机から離れて悩ましげに眉根を寄せる。
「よりによって二十八年前か……」
ボソッと呟いた鳴の言葉が郁夫には何かの暗示のようにも聞こえる。
郁夫は美術室にある黒板の上に掛けられた時計を見ると、もうすぐ五時間目の授業が終わる時間。
郁夫はそろそろ音楽室に戻ろうと鳴にアルバムを返した後で美術室を出た。
郁夫が音楽室に戻ると、まだ五時間目が終わっていないと言うのに生徒が誰一人といなかったのだ。
見ると机の上にはプリントと教科書やペンケースが無造作に置かれていて、早くに終わって帰ってしまったなさそうだ。
全員でどこか別の場所へ移動している、そうとしか考えようがない。
郁夫は驚きと共に自分はどうすればいいのか困惑して音楽室を見渡す。
すると、ようやく五時間目の終わりを告げるチャイムが鳴る。
今日は五時間目までしか授業がないので、これで掃除とホームルームが終われば部活のない郁夫は帰宅する。
だけど、この状況ではどうすればいいのか、教室に戻った方がいいのかと考えてしまう。
そうこうしているうちに「高林くん」と呼ぶ聞きなれた男性の声がした。
音楽室の出入り口に風見が立っていた。
「先生……あの、みんなは?」
「三階の第二教室で会議をしてました。もう帰ってもかまいません」
「はあ……」
「青崎くんと戸倉さんたちの件はショックだろうが、あまりくよくよ悩む必要はない」
「……えっと」
「そのためにもクラスの決めごとは守るように=v
風見はそう言うと銀緑の眼鏡のブリッジを押し上げると同時にゆっくり目を閉じて開く。
そして郁夫に向かって軽く微笑んだ。
その日の放課後、正門前で福島と雪村が話をしながら歩いていた。
すると正門付近で帰る途中の郁夫と出くわし、二人は足を止める。
ほんの偶然の出来事だが、福島は場が悪そうに眉をひそめて周囲を気にするそぶりを見せる。
一方福島の隣にいる雪村は福島同様に戸惑っているが、表情はどことなくキョトンをしている。
結局、そこから一緒に下校する事となり、杏里町の住宅街を並んで歩いていた。
「五時間目の途中、会議してたんだって?」
「うん、第二教室でね」
そう答えたのは両手でカバンを持っている雪村。
「第二教室?そんなのあるんだ」
「T棟の三階に、学年ごとに一つずつあって……そこで会議とかするの」
これは福島、やはり何かを気にしているような表情で俯いている。
「こっちに来て、いろいろ不審に思う事あるでしょ?」
「教えて、くれないの?」
「……ゴメン」
「夜見北とは何か違うの?同じような件なら、もう榊原さんをいないもの∴オいをしたって意味ないんじゃ……」
「なんだけど、ちょっと違うの」
福島はそれ以降は口をつぐんでしまい、雪村も郁夫とは目を合わせようとはしない。
郁夫は二人の反応に深くため息をつくと雪村が郁夫の方を見る。
そして雪村は歩いていた足を止めると、それに続いて郁夫と福島もピタッと足を止める。
雪村は何かを言いたげに上目づかいで郁夫の方を見るとゆっくりと目を閉じ、そして開く。
「ねえ、福島さん、おかしいと思わない?」
「おかしいって……雪村さん」
「だって、そんな……何も知らずに明日からなんて、無理だよ」
「ちょ、ちょっと」
雪村は一歩前に出るとキッと郁夫を睨みつけて口元を引き締める。
「高林くん、気になっている事、あるでしょう?」
「うん」
「教えてあげる、全部とはいかないけど……おおまかに、起きている事は」
「えっ」
「ちょっと、雪村さん!正気なの?そんなことしたら……」
雪村の言葉を阻止しようと福島は雪村の腕をつかむが、雪村はお構いなしに話を続ける。
郁夫はゴクリと息を呑むと深呼吸をする。
「いいの?そんな……」
「大丈夫、私は大丈夫だから」
「じゃあ、一体何が……」
「二十八年前のアサミ≠フ話は知っているでしょ?アサミ≠ェ死んだ後、そのクラスでね……」
「クラスで、何?」
郁夫がそう言った瞬間、雪村はピリッと眉をひそめて下唇を噛む。
すると大きく目を見開いて「ぐぁ」とか「んぐ」とかうめき声を上げ始める。
そして両手で持っていたカバンを地面にドサッと落とすと雪村も地面に膝をついてその場に崩れ落ちる。
左胸をうめき声をあげながら抑えてうずくまり、福島が「雪村さん!」と言って雪村の肩を揺さぶる。
郁夫は自分の目の前で倒れた雪村に呆然と立ち尽くし、呆然としたまましゃがみ込んで「雪村さん」と声をかける。
すると、雪村はかなり強い力で郁夫の半袖の開襟シャツの左肩の部分を掴んでのろのろと上半身だけが起き上がろうとする。
雪村に掴まれた勢いでやっと我に返り、身を震わせる。
雪村は眉をひそめて口元を引き締めて、目は少し赤く充血していて涙が流れているのも分かる。
雪村は震えるような苦しそうなうめき声のような言葉で言う。
「ひ、ざいしゃは……だれ?」
郁夫はその言葉に志恵留の机の落書きが脳裡でフラッシュされて浮かび上がる。
「たり、ない……」
「足りない……なにが?」
「せいとが、ひとり……たりな……」
その言葉が終わると同時くらいに、雪村の強い力が左肩から抜けて行く。
スルッと掴んでいたシャツから雪村の手が滑り落ちると、起き上がろうとしていた上半身がバタリと地面に崩れ落ちた。
苦しそうなあのうめき声も消え、地面に倒れた雪村の体は少しも動かない。
郁夫は慌てて呼びかけ、身体を揺さぶってみたものの全く動かない。
死んだ―――
郁夫はその時咄嗟にそう思った。
六月十一日の雪村の急死から翌日、郁夫はショックを隠せないまま学校の2号館の階段を上がっていた。
その時、丁度階段を下りている梅原と偶然会った。
昨日は休んでいたので、今日はもう大丈夫なのかと思って声をかけてみた。
「梅原先生、大丈夫なんですか?昨日は休んでて……」
おそらく梅原には聞こえていたと思うのだが、梅原は郁夫の言葉を無視して通り過ぎてしまった。
郁夫は小首を傾げながら教室に入ると、昨日とは真逆の驚きを感じた。
まだ予鈴も鳴っていないと言うのに生徒全員が席についている。郁夫と志恵留を除いて。
郁夫は何となく皆よりも遅れた事に詫びるように席に座る。
教壇には風見が立っていて、昨日の雪村の件について話している。
「昨日の雪村さんの事は本当に悲しい事です。けど、皆で乗り越えられるように……そのためにも決めごと≠ノは従うように」
その話を聞きながら郁夫は前の席の田中の背中を突っついて「何かあったの?」と聞くのだが、返事はない。
もう。―――と、少々口を尖らせるが、これは田中だけに留まらなかった。
ホームルームが終わってから、福島に「ねえ」と声をかけたのだが、福島は周囲を気にしながら慌てて教室を飛び出す。
いささかムッとしたのだが、次に八神に声をかけたのだが無反応。
これは例の一つにすぐなかったのだ。つまり―――
クラスの誰一人として、郁夫に話しかけてくる者はいなかった。
郁夫の方から話しかけても、田中や八神のように無反応だったり、福島のように顔色を変えて逃げたり。
廊下で七瀬とすれ違った時「七瀬さん」と呼びかけるも、通り過ぎてしまう。
「ゴメン」
七瀬はすれ違い際にそう言い残すと通り過ぎて行ったのだった。
授業中も、この日は一度も教師に指示されてテキストを読んだり、問いに答えたりなどはなかった。
郁夫は一度だけ、試しをしてみたのだ。
風見が担当の数学の時間、風見が黒板に方程式を書いている間に郁夫は席から立って勝手に教室を出た。
しかも、椅子から立つときに思いっきり音を立てて、普通なら風見が叱るはずだ。
なのにそんな声は聞こえず、郁夫が教室を出た後も、若干のざわめきを生まれたものの風見は何事もなかったように授業を進める。
「やっぱり……」
その日の放課後、郁夫は今日の出来事を整理しながらカバンに教材を詰めた。
万が一のために郁夫は机の中に手を突っ込むと、何か紙のようなものに手が触れた。
それを引っ張りだすと、郁夫には見覚えのない紙が二枚。
一枚はこのクラスの名簿、そして二枚目は何かの文章が書かれている。
二枚目の最後には小さく緑のペンで「雪村理奈より」と記されている。
雪村に五月に「名簿のコピーが欲しい」と言った覚えがあり、きっと雪村が死ぬ前にこっそりと机に入れていたのだと思う。
雪村の二枚目の紙の文章はこうだ。
「いろいろ不快な事があるかもしれないけど、ゴメンね。
本当は言っちゃいけないんだけど、黙ってはいられないから、今度会う時に全部話すね。
このクラスの事、二十八年前に何があったのかも。
言っちゃうとね、本当は死ぬ確率が極めて高いの。だから、もしかしたら自殺行為かもしれない。
けど、私は高林くんと同じ病気で、でもってね、この間担当の医師から余命まで宣告されちゃって。
だから、言おうと思うの。どうせ、言わなくても近々死んじゃうことくらいは分かってるし。
けどね、でも、本当はね……死にたくない。」
郁夫はそれを読み終えると紙を握りしめて下唇を噛みしめる。
雪村の最後の優しさが、この紙の文字から滲み出てくるような気がした。
二〇十三年度 二年三組クラス名簿
1:青木美穂 18:曽輪蘭丸
2:青崎竜輝 19:高林郁夫
3:井川隆二 20:高橋直子
4:奥村千穂 21:田中拓郎
5:柿原涼子 22:谷川綾香
6:川村直美 23:辻原龍馬
7:神崎千代里 24:常本夏帆
8:岸本竜太郎 25:七瀬理央
9:栗山典子 26:西川博人
10:榊原志恵留 27:野々村飛鳥
11:沢渡哲也 28:福島美緒
12:椎名ふれあ 29:本庄誠也
13:志村礼二 30:松本蓮
14:澄川陸 31:八神龍
15:杉本誠 32:雪村理奈
16:瀬野薫 33:蓬生修
17:瀬和隆登 34:和田理沙