「俺は、CNo.39 希望皇ホープレイで、
真紅眼の
闇竜に攻撃。ホープ・ソード・カオス・スラッシュ!」
「ぐぁぁぁぁぁぁっ」
ダークネス:4300→1200((3900−3000)−(2500+1500))
よし。これなら次のターンには............
「私のターン、ドロー!
私の墓地には、黒竜の雛、真紅眼の闇竜、
真紅眼の
闇竜、計三体の闇属性モンスターが存在する。そして、このモンスターは、自分の墓地の闇属性モンスター三体の場合のみ、手札から特殊召喚できる。闇に染まりし竜よ、いまこそその姿を現わせ!ダーク・アームド・ドラゴン!」
そ、そんな...................このタイミングで、そのモンスターを引くなんて............
「あ、ありえない」
「私は、ダーク・アームド・ドラゴンの効果を発動。自分のメインフェイズ時に自分の墓地の闇属性モンスター一体をゲームから除外する事で、フィールド上のカード一枚を選択して破壊する。私は、墓地の黒竜の雛を除外し、CNo.39 希望皇ホープレイを破壊する。ダーク・ジェノサイド」
あ............あ..................
「これで終わりだ。バトル、ダーク・アームド・ドラゴンでダイレクトアタック。ダーク・アームド・バニッシャー!!」
「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ、あ、はぁ、はぁ」
俺は勢いよく飛び起きた。そして、自分が保健室のベッドで寝ていたことを思い出し、ベッドに倒れ込む。体中から嫌な汗が噴き出す。動悸も荒い。
「また、か」
ここ数日、自分が敗北する夢を見て夜中に飛び起きる。あのデュエルは、俺の心に、死の恐怖をしっかりと刻みつけていた。あの時のことを思い出すと、今でも手が震える。
その時、扉が開き、誰かが入って来る音がした。俺の周りのカーテンが引かれると、そこには先輩が立っていた。
「よ!三沢、調子はどうだ?さっきの叫び声でなんとなくわかるけど」
「最悪、ですね。今日は寝起きに見るのが、先輩の顔になってしまったので」
「お前も少しは言うようになったな。これでようやくお前と漫才コンビを組めそうだ」
「それで、こんな時間に一体何の用ですか?」
先輩の冗談に付き合わない方がいい。俺はそう学んでいる。
「セブンスターズ第二の刺客、吸血鬼のカミューラが現れた。見に行きたいか?」
◆
「私の先攻よ。ドロー」
お、もう始まってるのか。てか、やっぱりクロノスVSカミューラになるのか。
「私は手札から、強欲な壺を発ど
ピンポンパンポーン 〜しばらくおまちください〜
「待たせたわね」
うん。登場シーンからもう一時間は経っちゃってるね。
「いっけえ、M・HERO 剛火でダイレクトアタック!」
「きゃぁぁー!」
「アニキー、もう来ちゃったっすよ」
あまりにも暇だったからか、デュエルを始めてしまった奴らもいる。
それにしても、まさか制限改訂前にデッキを渡されていたとは。そのせいで俺は、アンデッド族関連のカードを寮まで取りに走ることになってしまった。代わりに、カミューラが負けたら超高待遇でI2社に雇えることになった。世界の平和的にはそれが一番いいはず。ついでにI2社の警備とか情報戦とか、そういう点でも割と役立つしね。
「「デュエル!」」
「待たせたお詫びよ。先攻は譲ってあげるわ」
「ありがたく受け取っておくノーネ。私のターン、ドロー。
私は、
古代の機械兵士を、攻撃表示で召喚。
そして、 装備魔法
古代の機械戦車を、
古代の機械兵士に装備させまスーノ。これにより、
古代の機械兵士の攻撃力は600ポイント上昇し、1900となるノーネ。
私はこれで、ターンエンドなノーネ」
「私のターン、ドロー。
モンスターを一体セットし、ターンエンド」
「あれだけか?」
「何が狙いだ」
「ハハッその裏守備モンスターは攻撃を躊躇わせるためのブラフですね。見え透いていまス―ノ。私のターン、ドロー。
私は手札から、
古代の機械騎士を召喚。
さらに手札から、
古代の採掘機を発動。自分の場に、アンティーク・ギアと名のついたモンスターが存在する場合、手札を一枚捨てることで、デッキから
魔法カード一枚を自分フィールド上にセットすることができるノーネ。ただし、このターンその魔法カードを使用する事はできないノーネ。私はデッキから、テラ・フォーミングをセットしまスーノ。
バトル、
古代の機械兵士で、裏守備モンスターを攻撃。プレシャス・ブリット」
「ちっ、ゴブリンゾンビの効果を発動。このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、自分のデッキから守備力1200以下のアンデット族モンスター一」体を手札に加える。
私はデッキから、ゾンビ・マスターを手札に加えるわ」
「続いて、
古代の機械騎士でダイレクトアタック、プレシャス・スタブ!」
カミューラ:6000→4200
「見事な先制攻撃です、クロノス教諭」
「ホホッ、やはり、デュエルに関してはただのド素人なノーネ。私はこれで、ターンエンド」
「今回はそれほど苦戦はしなさそうですね、先輩」
三沢は、ホッとしたように、俺に話しかけてくる。が、甘い。
「いや、ヤツのデッキをなめるな。あのデッキは俺が用意した最新のアンデッド族モンスター満載のデッキだ。なめてかかると光の速度であの世行きだ」
「............普通のカードだけを渡しておけばいいのに、あなたって人は」
だってそれじゃあ面白くないじゃん。って、三沢に言っても無駄なんだろうなー。困ったヤツ。
「私のターン、ドロー。
私は手札から、フィールド魔法 不死の王国−ヘルヴァニアを発動!」
お、強いから制限カードにしたアニメのオリカか。
「へ、ヘルヴァニアなノーネ!?」
「ふふ、知っているのなら説明はいらないかしら?
私は、手札のアンデット族モンスター、ゾンビ・マスターを墓地に送り、ヘルヴァニアの効果を発動!」
不死の王国−ヘルヴァニア。その効果はなんと、フィールド上の全てのモンスターの破壊。これにより、クロノスの場の二体のモンスターは破壊される。場にモンスターがいないカミューラは当然ディスアドバンテージ無し。良い2:2交換(仮)だ。
「くっ、
古代の機械戦車の効果を発動。
このカードが破壊され墓地へ送られた時、相手に600ポイントダメージを与えるノーネ」
「ちっ」
カミューラ:4200→3600
「ふふん、やはり浅はかなノーネ。たとえ私の場のモンスターを破壊できたとしてーも、ヘルヴァニアの効果を発動したターン、モンスターを通常召喚する事はできないノーネ」
まあ、そこはそこそこ痛いよなー。でもさすがに、手札五枚もあれば、特殊召喚方法の一つぐらいあるに決まってる。
「ふふ、おバカさんね。それで本当に先生なのかしら。
私は手札より、
魔法カード
生者の
書−
禁断の
呪術−を発動!
自分の墓地のアンデット族モンスター一体を特殊召喚し、相手の墓地のモンスター一体をゲームから除外する。私は、墓地のゾンビ・マスターを特殊召喚し、
古代の機械騎士を除外。
さらに、特殊召喚したゾンビ・マスターの効果を発動。1ターンに1度、手札のモンスター一体を墓地へ送る事で、自分または相手の墓地のレベル4以下のアンデット族モンスター一体を特殊召喚することができる。
私は、手札の
紅血鬼を墓地へ送り、墓地の紅血鬼を特殊召喚。
バトル、紅血鬼で、ダイレクトアタック」
「ぐあっ」
クロノス:6000→4300
「(くっ、この痛みは!まさか、本当に闇のデュエルだとでも言うノーネ!?)」
「さらに、ゾンビ・マスターで、ダイレクトアタック、イモータル・カーニバル!」
「ぐぁぁぁっ」
クロノス:4300→2500
「どう?我が不死の僕達にいたぶられた気分は。でも残念。どうせいたぶるなら私、あちらの彼が良かったわ」
「おいおい、敵さん、
カイザーが目当てらしいぜ」
「今からでも遅くないわ。こちらはチェンジOKよ」
「冗談では無いノーネ!彼は私の大事な生徒。指一本触れさせはしませン―ノ」
「クロノス教諭......」
「そして私は、栄光あるデュエルアカデミア、実技担当最高責任者。断じて闇のデュエルなど、認めるわけには行きませン―ノ」
「けど、あんたぼろぼろだぜ」
「ヌッ、心配はいらないノーネ。デュエルは光。私が正当なる光のデュエルで、闇を葬ってみせるノーネ。覚悟、シニョーラカミューラ」
「ちっ、まぁいいわ。すぐにあなたを倒して彼の相手をすることにするわ。
私は、レベル4の紅血鬼とゾンビ・マスターをオーバーレイ!二体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!ラヴァルバル・チェイン!」
おおっ、いい感じに使いこなしてる。これはいいデュエルになりそうな予感。
チェインは守備表示か。まぁ、妥当なとこだな。
「ラヴァルバル・チェインの効果を発動。1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を一つ使い、デッキからカード一枚を選んで墓地へ送る。
私はデッキから、
馬頭鬼を墓地へ送るわ。ターンエンド」
「私のターン、ドロー。
私は、フィールド上から、テラ・フォーミングを発動。デッキから、フィールド魔法
歯車街を手札に加え、発動するノーネ」
よしよし、これでヘルヴァニアは破壊できた。うまうま。
「なんだこのフィールド魔法は!見たことも聞いたことも無いぞ!」
「まさか、先輩......」
「ふっ、三沢、覚えておけ。盛り上げるにはパワーバランスこそが肝心なのだよ」
元々渡すつもりだったけど、カミューラの蝙蝠に見られないように、さっき渡したのだ。カミューラがあんな失態をしでかしてくれなかったら、デュエル直前に渡すことになってただろう。グッジョブ!
「そして私は、手札から、
古代の機械獣を召喚するノーネ」
「!?レベル6の上級モンスターを、生贄無しで召喚ですって!?」
「ふふっ、
歯車街が存在する限り、アンティーク・ギアと名のついたモンスターを召喚する時に必要な生贄を一体少なくする事ができまスーノ」
「なんですって!」
うんうん、こっちはこっちでなかなか使いこなしてる。後半の効果が強すぎて、ついつい前半の効果忘れがちになるんだよねー。
「バトル、
古代の機械獣で、ラヴァルバル・チェインを攻撃、プレシャス・ファング!」
「ちっ」
「私は手札を一枚セットして、ターンエンドなノーネ」
「なかなかやるじゃない。でも、お楽しみはこれからよ。
私のターン、ドロー。
墓地の、
馬頭鬼の効果を発動。自分のメインフェイズ時、墓地のこのカードをゲームから除外する事で、自分の墓地からアンデット族モンスター一体を特殊召喚することができる。甦れ、ゾンビ・マスター!」
「ヌヌ、またなノーネ」
「アンデッドは何度でも甦る。まさに不死身のモンスター。
さらに私は手札から、ヴァンパイア・バッツを、守備表示で召喚。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分の場のアンデット族モンスターの攻撃力は200ポイントアップする。これにより、ゾンビ・マスターの攻撃力は、2000となる。
バトル、ゾンビ・マスターで、
古代の機械獣を攻撃」
「馬鹿な、相打ちだと!?」
「どうしてエクシーズ召喚しないんすか!?」
うーん、確かに変に思える。
だが、ここはアニメの世界。
意味がないわけがない。
「ならば私は、速攻魔法 リミッター解除を発動。これにより、
古代の機械獣の攻撃力は二倍の4000ポイントでスーノ」
「ちっ」
カミューラ:3600→1600
「そうか、カミューラはこれを見越して!」
「なるほど。素晴らしいタクティクスだ」
「私はこれで、ターンエンドよ。
エンドフェイズ時に、あなたの場の
古代の機械獣は、リミッター解除の効果で破壊されるわ」
「そんなこと、百も承知なノーネ。
私のターン、ドロー。
私は手札から、
魔法カード
古代の整備場を発動。自分の墓地の、アンティーク・ギアと名のついたモンスター一体を手札に戻すことができるノーネ。私は、墓地の
古代の機械獣を手札に戻し、召喚。
バトル、
古代の機械獣で、守備表示のヴァンパイア・バッツを攻撃するノーネ!」
「ヴァンパイア・バッツの効果発動。このカードが戦闘またはカードの効果で破壊される場合、デッキからヴァンパイア・バッツ一体を墓地に送ることで、破壊を免れる」
「ターンエンド」
「すさまじい攻防だ」
「やっぱクロノス先生ってすっげー強ぇーな」
「ああ、そうだな。これならきっと......」
「私のターン、ドロー。
私は、モンスターを裏守備表示でセット。
ターンエンドよ」
「私のターン、ドロー。ふむ、いいカードを引いたノーネ。
私は手札から、
魔法カード 大嵐を発動しまスーノ」
「なんだと!?」
「フフッ、気でも狂ったのかしら。今フィールド上にある
魔法・
罠カードは、あなたの
歯車街だけよ。それを破壊するというのかしら?」
「いかにも。私は、大嵐の効果により、フィールド上の
魔法・
罠カードを、全て破壊するノーネ!
そしてこの瞬間、
歯車街の効果が発動しまスーノ!」
「なんですって!?」
「そうか!破壊されることで効果が発動するカードか!」
「その通り。
歯車街が、破壊され墓地に送られた時、自分の手札・デッキ・墓地のいずれかから、アンティーク・ギアと名のついたモンスター一体を特殊召喚できるノーネ!」
「よし、
古代の機械巨人だ!」
「いや、
古代の機械巨人は特殊召喚できないモンスターだ。ここで呼び出すことはできない」
「じゃあ、クロノス先生は一体何を呼び出す気なんだ?」
「私はデッキから、このモンスターを呼び出しまスーノ。出でよ、
古代の機械巨竜!」
やっと、か。待ちくたびれた。使われないままデュエル終わるなんてことは思ってなかったけど。
「こ、攻撃力3000!
古代の機械巨人と同じ!?」
「すごい、クロノス先生.............」
「さらに私は、
魔法カード
古代の機械爆弾を発動。自分の場の表側表示のアンティーク・ギアと名のついたモンスター一体の、元々の攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与えるノーネ!」
うん、いい手だ。このカード、OCGだとモンスターを破壊する必要があるけど、こっちでは無いし。うんうん、いい手だ。
この場面で無ければ。
「私は、
古代の機械巨竜の攻撃力の半分、1500ポイントのダメージを与えまスーノ!」
カミューラ:1600→100
「バトル、
古代の機械獣で、裏守備モンスターに攻撃しまスーノ。プレシャス・ファング!」
ん、伏せモンスターは不死のワーウルフか。戦闘で破壊された時、デッキから不死のワーウルフ一体を攻撃力は500ポイントアップで特殊召喚できるモンスターだな。
「ふむ、不死のワーウルフですノーネ?考えが甘すぎまスーノ。
古代の機械獣が戦闘によって破壊した効果モンスターの効果は無効化されまスーノ」
「チッ」
「続いて、
古代の機械巨竜で、ヴァンパイア・バッツに攻撃、プレシャス・ブレス!」
「ヴァンパイア・バッツの効果!戦闘またはカードの効果で破壊される時、デッキのヴァンパイア・バッツを墓地へ送ることで、破壊を免れる!」
「これで、デッキのヴァンパイア・バッツはもういませんノーネ。次のターンで決着をつけてあげまスーノ。
私はこれで、ターンエンド」
よしよし。フラグ建ては順調っと。
俺は三沢のほうを見る。予想通り、しかめっ面だ。
「さて、三沢、一つ予言をしてやろう」
俺は、たっぷりと間を置いてから、宣言する。
「『お前の嫌な予感は的中する』」
「!!」
「私のターン、ドロー。
フフッ、遊びはここまでよ」
「ふん、負け惜しみはやめるノーネ」
「言ってなさい。私は手札から、
酒呑童子を守備表示で召喚し、効果を発動。1ターンに1度、自分の墓地のアンデット族モンスター二体をゲームから除外する事で、デッキからカードを一枚ドローすることができる。
私は、墓地のヴァンパイア・バッツ二体を除外し、ドロー!」
さて、どんな面白いものを見せてくれるのか。
「いいカードを引いたわ。このモンスターは、自分のライフが2000以下の場合、手札から特殊召喚する事ができる。出でよ、
茫漠の死者!
茫漠の死者は、召喚・特殊召喚に成功した時、攻撃力は相手のライフポイントの数値の半分になるわ」
「むむ?私の残りライフは2500。つまり、そのモンスターの攻撃力は1250になるノーネ。どうやら私の勝ちのようですーネ」
そう、
茫漠の死者では突破できない。
だがそれは、
こいつはフィニッシャーじゃないというだけにすぎない!
「いいえ、私の勝ちよ。
私は、このモンスターを特殊召喚するわ。
不死の魍魎共を喰らい、冥界より現れよ、
火車!!」
!!!!!! か、火車!!?!
え、あ、ちょ、ま、待て待て。素で驚いてるから。効果覚えてないから!!
「火車は、通常召喚できず、自分の場にアンデット族モンスターが表側表示で二体以上存在する場合のみ特殊召喚する事ができるモンスターよ。
そして、効果発動、
冥界入口!このカードが特殊召喚に成功した時、フィールド上に存在する、このカード以外のモンスターを全てデッキに戻す!」
「な、なんですと!?」
おおおおおおおおお!すげー。そんな効果だったのか。これでクロノスの場のモンスター全滅だな。
で、攻撃力は?どうせ上がるんだろ?
「さらに、このモンスターの攻撃力は、この効果でデッキに戻したアンデット族モンスターの数×1000ポイントとなる。
私がデッキに戻したのは、ヴァンパイア・バッツ、
酒呑童子、
茫漠の死者の三体。よって攻撃力は、3000となる!」
いぇーーーーーーーーーーい!!いいぞカミューラ、かっこいいぞ!やっちまえ!
三沢がものすごく白い目で見てくるが気にしない。残りライフ100にしたヤツが悪い。
と、クロノスは諦めたように力を抜くと、生徒達に語り始める。
「生徒諸君、私は闇のデュエルなど信じないノーネ。
なぜなら、デュエルとは本来、青少年に希望と光を与えるものであり、絶望と闇をもたらすものでは無いノーネ」
「それで、闇のデュエルなど存在しないと」
「存在してはならぬと言っていたのか」
「諸君、よく見ておくノーネ。そして約束するノーネ。たとえ闇のデュエルに敗れたとしても、闇は光を凌駕出来ない。そう信じて、決して心を折らぬこと。私と約束してくださーイ」
「クロノス教諭......」
「クロノス先生......」
「最後の授業は終わったのかしら、クロノス先生!」
「いーつでも来いなノーネ!!」
「それでは死へのロンド。
私は火車で、ダイレクトアタック、火炎車!!!」
「くっ、ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ」
クロノス:2500→0(−500)
「ボーイ! 光の、デュエルを......」
「ジ・エンドよ」
「クロノス、教諭......」
「カッコよかったぜ、クロノス先生」
後で火車デッキ作っとこ。カミューラカッコよかったから。