ここは全年齢対応の小説投稿掲示板です。小説以外の書き込みはご遠慮ください。

ONE PIECE ONLINE 第10話 「準決勝:VSダシン 前編」
作者:波良田瑛太   2013/03/24(日) 13:02公開   ID:ic3DEXrcaRw


「今大会も盛り上がってまいりました。それでは準決勝、出場選手を紹介します。1人目は、その斧で何人も亡き者にしてきた、ダシンんんんんっ!・・・・・・2人目は、やられてもやられても立ち上がる不屈の男、シイグぅぅぅぅうううっ!!・・・・・・3人目は、マッチョで美少女の完全なるミスマッチ、ルリぃぃぃぃいいいいいいいい!!!・・・・・・4人目は、伝説の悪魔の実を食べた、ルイぃぃぃぃいいいいいいっ!!!!・・・・・・以上の選手で準決勝を進めていきたいと思います」


司会の選手紹介も終わり、準決勝が始まった。


俺の相手はあのダシンとかいうやつだな。ダシンは2メートルを超えるかという大男で、肩幅が広く肉付きもいい、筋骨隆々といった感じか。手には持ち主の身長に迫るほど大きな斧を持っている。俺の刀と筋肉じゃ絶対に押し負ける・・・・・・さて、どうすっかな


俺がどうにかできないかと考えてるうちに試合の時刻はきた。試合会場でダシンと向かい合う。・・・・・・なんだろう、闘気というかそういう威圧的なものをひしひしと感じる。正直いってものすごく恐い。


「準決勝第1試合、開始ぃっ!」


とりあえず、様子見だな。


「一刀流 三十六ポンド砲っ!」


俺の飛ばした斬撃が、渦を巻いてダシンを襲う・・・・・・はずだった。


「くだらんっ!」


その一言とともに斧を横に薙いで、斬撃を霧散させた。


・・・・・・・・・・・・はっ?


「その程度の攻撃でわしを殺せると思ったのか?


 ――――なめるなぁぁぁぁあああああっっ!!」


深い怒りの声が会場に響く、ダシンが怒り任せに振りおろした斧は地面に亀裂を入れる。そして俺を睨み付け、言った。


「・・・・・・・・・殺す」


おぉーーー、・・・・・・恐っ


やべぇ、背中の冷や汗がとまんねぇ。


「わっはっはっはぁ、どうした?ビビッてるのか。だが、おんしは何の心配もしなくていい。・・・・・・一撃で決めてやるからな」


き、きたぁーーーーーーーーーー!!突っ込んできたぁーーーーーーー!!!


「食らわんかいっ、打・隕石割り!!」


ダシンは斧を頭上に持ち上げ、俺に向けて力の限りで叩き付ける。


「う、うわぁぁぁぁあああああああああああああああああ!!!!」


俺は必死に避ける。俺が元いた場所はえぐれていた。


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


もうなんもいえねぇ


「なんだぁ、おんしは逃げてばかりなのか?」


ちっきしょーなめやがって。だが、事実か。


・・・・・・そろそろ反撃しますか


あの身体とあの斧、ゼロ距離なら機動力は半減するはずだ。


考えたら即行動。ダシンとの距離を詰め、花恋を振る。





















ダシンは腕で止めた。


もうイヤっ


「わっはっはっはぁ、わしの自慢の身体に刃は通らんわい。わっはっはっは」
「くそがぁ、だったらその身体に刃が通るまで強くなればいいことだろうがっ!」


俺がつい言ってしまった言葉にダシンの目が細くなった。


「・・・・・・やってみろ」
「や、やってやるよ」


こ、ここまできたら、も、もう恐いもんなんかねえよ。HAHAHA・・・・・・


「さっさと死なんかいぃぃぃぃいいいいい!!!斬・衝天激っ!!!」


ダシンは斧の先を地面に引っかけ、振り上げる。斧からできた斬撃が地面をえぐりながら飛んでくる。


速いっ、避けきれないか。


花恋で斬撃を止めようとするが


「うぅ、くそぉぐあぁぁぁぁあああああああぁぁぁ・・・・・・・・うっっ!!」


思いっきり弾かれた。会場の壁に背中を打ち付ける。ダシンは飛んで行く俺に追撃をする。何度も何度も斧を振り、俺を攻撃してくる。


「ぐっ・・・・・・はぁっ・・・・・・うっ・・・・・・・・・・・・」
「ほんとに、おんしはしぶといなぁ。だがまぁ、ここまでじゃなっ?」





















「斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ斬れ」


「お、おんし、大丈夫か?」
「・・・・・・斬れ、狂い死ねぇぇぇえええええええええ!!」
「お、おんし目が赤く、な、なんじゃこれは、か、身体が、動かぬ」
「フフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ、オレの名は、黒き狂乱龍デネプラ・ドラコ、デネプラでいい。それでもってお前は用済みだ。・・・・・死ね」


デネプラと名乗るシイグの身体は立ち上がり、動けないダシンを斬った。



■作家さんに感想を送る
■作者からのメッセージ
どーも、お久しぶりです。波良田瑛太です。
今回はなんかキリがいいのでここまでで、それでは。
テキストサイズ:6470

■作品一覧に戻る ■感想を見る ■削除・編集
Anthologys v2.5e Script by YASUU!!− −Ver.Mini Arrange by ZERO− −Designed by SILUFENIA
Copyright(c)2012 SILUFENIA別館 All rights reserved.