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超混沌!のコウマの過去の話 二つ目の出会い「あんたの思いはいつか叶う、理由?可能性を信じているからだ。」
作者:ポトガス   2014/05/27(火) 06:36公開   ID:HrpHLhcaIGQ
主人公はかなりの確率で異世界に飛びます。


フェンリル極東支部
コウマ「……風見幽香か……」
コウマはあれから、風見幽香がしっかりと頑張っているのかを心配していた。
「どうしたんだぁ?」
コウマ「おお、ブロリーか!!」
そこにいたのは、[伝説のスーパーサイヤ人]のブロリーだった。
コウマ「…………そうだ!!ブロリー、もう一回[ギガンティックミーティア]をぶつけてくれないか?」
そう、もう一回会いにいくのだ。
ブロリー「……まぁいいか?じゃあやるぞおおおおおおおおお!!!!!」
ギガンティックミーティアを投げつけてきた……
コウマは、直撃する瞬間にブロリーを引き寄せた!!
コウマ「今回は、一緒に行こうぜブロリー!!」
この二人、実に生物を超えているから仲がいいのだ。
ブロリー「…………まあ、いいか!!ふっふっふっふっふ!!」
そして、また違う世界に飛んだ。
ズーーーーン
デーーーーーーーーーーーーーーーーーーデーーーーーーーーン!!!!




???
「待てえええええ!!!」
私は、自分の能力[スキマ]の修業中の際にほかの妖怪に見つかってしまった。ここらの妖怪は、最近人里を襲う計画を立ててるらしく、自分を利用するつもりのようだ……けどこの力は悪用したくないし、人を襲う為に使われたくない!!
「きゃ!?」
何かに躓いて転んでしまった。どうやら奴等が仕掛たようだ……スキマの修業はかなりの力を使うために、力が落ちてしまう。
「捕まえたぞ!!…………お前、使えそうだしボスに慰めものとして献上するか」
「!!」
ここで、私も終りなのだろうか?……夢も叶えられず……
そんな時だった。
ポーピーー!!
そんな音ともに、恐ろしいほどの力を集めた奇妙な妖力弾でもない[ナニカ]が、飛んできた。
「何だこ」
ズーーーーン、デデーーン!!!!
そんな音ともに、妖怪が消滅した。
「大丈夫ですかぁ?」
「間一髪だったな」
私と同じ人の姿だが、馬鹿にならないくらい恐ろしい力を持った巨大な白目の金髪大男と、私よりも大きいが大男の半分に届くかどうかの、何故かしら有り得ないほどの神力と妖力に魔力等の力を持った、黒髪の青年がいた。



コウマ「何とか、間に合ったか……しかし、今度はあの花畑の近くではないし、平安時代のちょいと前か……」
今回のエリアは近畿の富士山の近くだった。
今回も、もしやと思いブロリーに「スローイングブラスト」を悲鳴の方に投げてもらったら案の定、やっぱり当たっていた。
今回も、結構な美女だったが前回の如くやっぱり服がボロボロで破けていたので目のやり場に困った。
「っあ、ありがとうございます\\\」
流石に恥ずかしいので、顔が赤くなっていた。
てゆーか転移先は、必ずこのパターンになりやすいのはお約束になりそうな気分だったが、やはりなれないものだった。
てゆーか、人妖はスタイルが良すぎだろ……
ブロリー「…………コウマ、服を着せてあげてくださいですぅ……見るのが恥ずかしいですぅ……」
ブロリーは、サイヤ人でも筋金入りのピュアな奴だったので早く服を着せるように言った。
コウマ「そうだったな、服をどうぞ 」
コウマが着てるのは、四季折々の環境に対応できる服なのであるが、更にオラクル細胞の強化でかなり壊れにくい。
「い、いいんですか!?これかなり高いですよね!!」
コウマ「いいよ、これのサブは持ってるし……先に周りの妖怪をどうにかしないとな……とゆーわけでー」
ガシッ!!
「ふぇ!?」
コウマ「いくぞ、ブロリー!!……ギガァアアドリルゥゥゥ」
コウマは人妖の女性を引き寄せて、全身に螺旋力を纏いドリルを展開した……
そして、ブロリーは手にエネルギー弾をチャージした。
ブロリー「トラップ…………」
カッ!!
コウマ「マキシマムゥウウウウウ!!!!!」
ブロリー「シューターー!!」
コウマは、ギガドリルフルドリルライズの全領域一掃型「ギガドリル・マキシマム」で、妖怪たちを、貫き、ブロリーはかつて、新惑星ベジータで悟空を苦しめたデデーン球の連射型「トラップシュータ」を貫いた妖怪たちにぶつけた。
そして、その場にいた人里を襲う計画を立てていた妖怪たちは消滅していった。


時間はたって夜。
夕飯は、近くの川の魚と季節の木の実などを調理したものだった。
コウマ「さて、貴方はなんで襲われていたんだ?」
女性の人妖に襲われていた理由を訪ねた。
「私が襲われる理由は、この力です……」
ブウン!!
コウマ「…………これは、[スキマ]か?…………[境界を操る程度の能力]とでも言うべきか?」
「っ!?なんで、分かったんですか?」
コウマ「理由?俺も似たようなやつ持ってんだよ」
そう言いつつコウマも、スキマににた[ナニカ]を、展開した。
そのスキマに似たナニカは、人妖が出したスキマが目と紫の空間で空間のはしがリボンで止められるのに対し、コウマのは正に宇宙が見えていたのだ……
「?……それは、何ですか?」
コウマ「こいつは、認識実態隔絶超螺旋宇宙と呼ばれる物で、まあ何だ……一つの宇宙だ」
「う、宇宙を!?……それだとしたらかなりの力が、いや、もう生物としては限界を超えるし……神でも、月人でも無理なのに……」
コウマ「ほぅ?かなり頭が良いんだな、これは生物が持つ進化の力「螺旋力」……まあ、進化を止めた、妖怪や、神、月人とかじゃ使えないけどな…………」
コウマの言うとうり、螺旋力は生物が進化をするための力で、進化を止めた者には二度と発生しないのだ……
「そうなんですか…………」
コウマ「あ、ちょっとそんなに落ち込まないで!?螺旋力は再び進化をする────前に進む意思を持つ奴には、種族に関係なく使えるようになるから!!」
「ほんとですか!!」
コウマ「ちょ、顔近いよ!?」
「あ、すみません」
ブロリー「…………なんか、悩み事でもあるようだなぁ?」
「わかるんですか…………ちょっと愚痴みたいなんですけど、聞いてもらっていいですか?」
そう言い、話を始めた。
彼女は、人と妖怪は対立する仲だが中には共存したり結婚したりしているものもいる。
しかし、陰陽師がこういう人達を殺そうとしたりするが陰陽師にも、こういう考えに賛成して、守ってくれる人もいるそうだ。
そんな中で、彼女は人と妖怪や様々な種族が生きて行けるために一つの世界を作るために修業中の身で、既にその予定地は既に土地神の龍の最高神「龍神」と話をつけて、用意してくれたそうだ……
ブロリー「それで、この状況と? 」
「はい、その通りです」
コウマ「龍神?…………ああ、あの時の龍坊か!!いやー懐かしいなー! 」
「…………え?龍……坊?」
コウマ「ん?そう言えば忘れてた。龍神は俺の弟子だよ」
「ええ!?龍神様の師匠ですか!!」
コウマ「ああ、あいつに力の扱い方を教えたのは俺だ……弟子が世話になるな」
「あ、ど、どうもこちらこそ!!」
ブロリー「それで?どれくらい進んだんですかぁ?」
「それは、……まだ始まったばかりですが、いつか叶うことを信じてます!!」
そう言い、怒鳴っているように感じた……
「あ、すみません。この話しで否定されてばかりだからつい……」
コウマ「叶うよ」
「え?」
コウマ「お前なら、出来るぜ……」
「…………貴方は、どうして言えるんですか?」
コウマ「んー?そうだな…………俺は可能性を信じているんだ」
「可能性……?」
コウマ「ああ、ある例え話をしよう…………ある星のとてつもない赤ん坊はその星の王様に殺されてしまいました…………その赤ん坊は必死に助ける様に求めた父親ごと殺されかけ放置されました……」
「……」
コウマ「……その赤ん坊はその星の終の時に、力を覚醒させ蘇った……やがてその力のままに暴れ始めたその子供は、父親によって感情が封印され父親の道具にされました……やがてその父親はかつての王様の息子の殺害する道具として息子を使おうとしたら、息子が暴走し父親を殺してしまいました……そして、息子は敗れて、死んで別の世界に現れて、そこであった人達のおかげで感情を取り戻し父と和解出来ました……その息子がブロリーだ」
「!?」
ブロリー「はい……」
コウマ「たから、最後は可能性に掛けたんだブロリーも皆……だからさ、俺達は応援してるぜ…………お前の夢を」
そう言いながら、体が透けてきていた……タイムメリットのようだ。
ブロリー「……時間だな、お前なら出来ると……俺は信じています……」
コウマ「短い間だったけど、また会おうぜ!!」
「あの!!…………また、また会えますよね?」
コウマ「…………ああ、会えるさ……可能性を信じる限りな、……頑張れよ、え〜と」
「……ゅ」
コウマ「?」
「ゆかり、……私の名前は……「八雲紫」です!!」
コウマ「……紫か……わかったよ、また会おうぜ紫!!」
ブロリー「頑張れよ♪」
紫「…………はい!!」

バシュ!!
そして、コウマとブロリーの時を越えた後の妖怪の賢者との出会いは終わった。






















幻想郷博麗神社

コウマ「懐かしい夢を見たな……」
ブロリー「そうだなぁ……」
悟空「どうしたんだぁ?」
のび太「……昔の思い出ですか?」
コウマ「まあ、そうだな…………所でのび太、」
のび太「なんですか?」
コウマ「お前は可能性を信じるか?……[特異点]としてのお前ではなく、[野比のび太]としてのお前で……」
のび太「……僕は、こうして皆さんと出会えた可能性を信じます。」
コウマ「………………そうか、それなら良い……」
ブウン
紫「どうしたの、コウマ?」
コウマ「ん?懐かしい夢を見たんだよ…………」





コウマ「いつか、俺のあとを継ぐのだな……あいつらが…………」






コウマ「次なる次世代に可能性を託す事が………………」



























コウマ「俺の全てを引き継ぐ、心優しき者達が世界に人の心の光を見せるその時まで……」







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■作者からのメッセージ
二つ目の出会い……それは可能性の願い……
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