ここは全年齢対応の小説投稿掲示板です。小説以外の書き込みはご遠慮ください。

東方混沌勇者伝 番外編「とある日のハロウィン」
作者:ポトガス   2014/12/01(月) 18:45公開   ID:PS83bvrFUu2
Fromジナイーダ
titleレイブンへ

内容
今日はハロウィンだから皆で仮装をするそうだ。
他のリンクスや隊員たちも参加するそうだがお前はどうなんだ?

いい返事を待っている

メニュー
返信する
お気に入り
保存
破棄←

メールを破棄しますか?
Yes←/NO

メールを破棄しました。


????
「………………」

ピリリリ!!

カチャ

メニュー

インターネット
設定
電話
Gmail←
GPS
カメラ

From苗木誠
titleレイブンさん

内容
皆レイブンさんが参加するのを楽しみにしてますよ?

メニュー
返信する←
お気に入り
保存する
破棄
送り先、苗木誠
title…失望した

内容
お遊びがしたいなら勝手にやってろ餓鬼共、ジナイーダやジャック達に言っておけ…堕落したお前達に失望した。俺は《ラストレイブン》、誇りも何もない貴様らとは違う。最後まで俺の勝手にさせてもらう。次メールを寄越したら殺す。

メールを送信しますか?

Yes←/NO

メールを送信しました


10月31日
ハロウィンだが、男は鬱屈とした気分だった。
その男は《ラストレイブン》、生まれ持った戦いの天才『ドミナント』である男。
バーテックスとアライアンスの対立時において何処にも所属しなかったレイブンだ。

考え方は正に職人傭兵だが、この極東支部において最も非道な男とも呼ばれている。
常に戦場を渡り歩いており、戦い以外何も必要としない考え方をしたので、アリーアル・サーチェスや数多くの戦士たちが束になっても勝てなく、ガンダムも全て撃墜しており勝てる者はほぼいなかった。生身においてもサイヤ人すら足蹴にし、それ以来トラウマになる者たちが数多くいる。超高速移動をするVFもマシンガンで狙撃するなど人間の限界を超えていた。
しかし問題点がある……それはエリア内に来たものを無差別に襲いかかる事だ。
過去の戦闘で民間人保護作戦ではターゲット以外全てを破壊した結果、味方を含めて重軽傷者894名の犠牲を出した。

それでも何とか止めようとしても瞬く間に撃墜されてトラウマを増やすしかなかった。


なぜ止められないか……それはそうだ……無限に進化を続ける機動兵器『パルヴァライザー』と、その統括機構『インターネサイン』を一人で破壊し、誰もが一騎当千の他のレイブンを一人残らず全滅させたのだ。更には能力を備えていたのだ、《武装を換装する程度の能力》《あらゆる敵対対象を凌駕する程度の能力》、正に傭兵が使うには最強の能力を二つ備えていたのだ。

その時には心は荒み、信じてるのはオペレーターのシーラだけになってしまった。

ピリリリ

Fromシーラ
title依頼よ

内容
依頼主は榊博士、ターゲットは零号神機兵の撃破。
作戦エリアは嘆きの草原、他のアラガミは零号神機兵に捕食されてるから心配しなくていいわ、侵入者がいたら誰でも排除してもらっても構わないわ
今回の零号神機兵はロシアで確認された《UNKNOWN》が融合した存在らしいけど、もしかしたらあなた好みのターゲットかもしれないわよ。

報酬
600000fc

依頼か…………まあ戦えるならそれでいい、しかし俺好みだと?最高じゃねえか!

レイブンはパイロットスーツを着て直ぐに格納庫に移動していた。

《AC用ガレージ》
そこはアーマードコア用の倉庫である。

しっかし、どいつもこいつも変な色にしてやがる………………レイブンであることを忘れたのか?

???
「レイブン、メールを見てなかったのか?」

目の前の機体…………紫色のクレスト製ACのカスタム機《ファシネイター》からの声が聞こえた、ジナイーダだった。

「俺にはハロウィンなんてもの興味はない」

ジナイーダ
「しかし…………苗木達は!」

「戦場も知らない奴で生温い殺し合いをした程度の奴らが何を言うか……!他人を守ろうとするとは……貴様らも落ちぶれたものだ」

そう言いつつレイブンは自身の機体《アーバレス》を起動させた。
《メインシステム起動オペレーションsystem『アーマードコア』起動》

『俺は貴様らが求めた《ドミナント》でなければならない…………お前達が決めた事だろうが!』

バシュッ!!

アーバレスの肩パーツから小型弾が発射され倉庫が火の海になった。

《AC用ガレージにて火災が発生!至急消化作業を開始せよ!》

ジナイーダ
「ナパーム弾、しかもキサラギ製の超高熱タイプかっ!?」

火災が消化されたのはキサラギ製MT《タイクー》を消防作業用にした《フロスター》が到着したあとだった。


ジナイーダ
「行ってしまったか…………」

???
「駄目だったんですか?」

ジナイーダ
「その声はしずかか。済まない、今年もレイブンは参加しないそうだ」

しずか
「残念ですね…………今年は参加してくれると思ったんだけど」

レイブンをハロウィンに誘ったのはしずかだったのだ。
今日はハロウィンだ。この世界ではハロウィンや様々な祭りなどを行っているのはもはや極東支部しかなかったのだ。

折角だから皆でやろうというムードの中で必ずといっていいほど参加しない人もいた

コウマは本部やほかの支部の対応で追われているのでこの時期は基本的にダメ、もう一人がレイブンであった。

???
「今年もダメだったか」

しずか
「あ、きのこ先生!」

ジナイーダ
「きのこか」

???
「だから俺はきのこじゃなくて『グリーンホーン』だと言ってるだろ・・・もう慣れてるからいいけどな」

やって来たのはきのこ先生と呼ばれる《グリーンホーン》と呼ばれるレイブンだ。
機体構成は重装備の両腕に装備したENマシンガン主体の重量タンク型の機体《ホットスパー》である。
レイブンに真っ先に潰されたレイブンで、自身がリーダーとする武装組織の頭でもあるがグループもレイブンに潰されている。今では重作業車両として工事現場で活躍している。

あだ名の由来は彼のセリフで『そんなんじゃあ、この先生きのこれないぜ』→『この先生きのこれないぜ』→『先生きのこれないぜ』→『先生きのこ』→『きのこ先生』に変化したからだ。


グリーンホーン
「お前らに悪い知らせだ」

ジナイーダ
「悪い知らせだと?聞かせろグリーンホーン」

グリーンホーン
「年少組の奴らが資源採取の依頼で嘆きの草原に今いるんだ、しかもレイブンの依頼先も嘆きの草原……言いたいことがわかるだろ」

年少組とは幻想郷住民など 極東支部に所属してから3年以下のグループの事である

ジナイーダ
「っ!!しずか、急いでグラパール隊とリンクスと幻想郷メンバーを連れてこい、このままだと───」

しずか
「このままだと?」


ジナイーダは切羽詰った表情で叫んだ

ジナイーダ
「レイブンに皆殺しにされる!」

過去にレイブンに挑み虐殺に近い攻撃を受けたからこそ言える言葉だった。














ビュオオオオオオオオオオオオオオオオオオ・・・・・・





レイブンが到着した場所は遥か昔は大都市のビル群であったであろう場所だったが、今は大地は荒れ果て草木も生えず道路標識や道路の跡地や信号機の残骸が残っている。
更には中央には常に漆黒の竜巻が渦巻き、非常に危険なアラガミが誕生する場所であるアラガミとの世界トップクラスの激戦地区・・・その場所こそが

《嘆きの草原》

到着…………システムスキャンモードに移行

・・・・・ターゲット確認、周辺数キロに小型アラガミは確認できず、それ以外に年少組の反応があり。

OS
『敵ターゲット確認、零号神機兵です。全体的にアラガミとしては大型の部類で神機兵のプロトタイプです。右腕の格納ブレードには注意してください。全距離対応型ですが機動力で撹乱して弱点である頭部、胸部、右腕を破壊してください。弱点属性は火属性と神属性です。周辺にUNKNOWNの反応がありますがどうしますか?』


「・・・一応攻撃ターゲットに加えておけ」

OS
『了解、システム戦闘モードに移行します。』

武装一覧
左腕
CR-WL06LB4(レーザーブレード)
右腕
WH04HL-KRSW(ハイレーザーライフル)製作元《ミラージュ》
肩内蔵火炎ナパーム『I03RN-CORAL』製作元《キサラギ》

機体パーツ
YA10-LORIS(腕)EN耐性強化5、冷却強化2、実弾耐性3
CR-YCO10/UL2(コア)冷却強化10
YH15-DRONE(頭部)ECM強化10
CR-B83TP(ブースター)重量軽量化10
ANANDA(ラジエーター)EN強化10
MF03-VOLUTE2(FCS)

オプションパーツ
実弾強化
EN強化
ECM強化
ブレード強化
ジュネレイター容量強化
レーダー範囲強化

オラクル細胞抽出…………完了

シーラ
「作戦開始」

その言葉と共に、エリアの端にいた神機兵のプロトタイプ《零号神機兵》にKRSWを発射した。

カォア!!カォア!!カォア!!

「●●●●●●●●!!!!」

弱点である頭と胴体に直撃、同時にFCSのロックに捉えすぐさまナパームを発射した。
オラクル細胞を神機兵と同じようにセットしてあるこの世界のACはアラガミとも戦える。

その為対アラガミ戦闘では属性攻撃が可能なキサラギ製のパーツが飛ぶように売れるのだ。

(全く、いい仕事してくれるよ変態共が!)

異形の者である零号神機兵の右腕からブレードが展開された。
それはどんどん伸びて神機の『チャージクラッシュ』と同じ光を放ち始めた。

それが下ろされた瞬間、ブレードとブレードがぶつかり合いすぐさま互いに背後に移動した。

すぐに動いたのは零号神機兵だった、零号神機兵は口からエネルギーを吐き出し周辺を光球に変えていった。

すぐさまエネルギーが届かない高度まで移動して今度は地上に向かってブースターを吹かした。

アーマードコアのブレードは空中では3倍から4倍まで攻撃力が上がるのだ。

そしてそのブレードは神機兵の左腕を切り落とした。

「●●●●●!!!!」

怒り活性により速さが増し、苦しみ紛れの突進を喰らったが問題ない

電磁防御フィールドAPが半分持ってかれた・・・・・・流石上級アラガミ、命の駆け引きが辞められなくなる!!だが・・・その行動は間違いだぞ!


「怒りに任せてくるからだ!」
武装を即座に変更、KRSWから肩の火炎ナパームに変更、発射、左腕部ブレードにブースト切りを作動、エネルギー波を発射、頭部に甚大な損傷を与えた。

「●●●●●●●●●●!!!!!!!!!」

その叫びから装甲が弾け飛び、零号神機兵の姿は次第に細くなっていった

シーラ
「あの零号神機兵のコアはもしかして神機兵!?」

シーラが言うとうり細くなっていった零号神機兵の姿は多少姿が変わって身長が大体2メートルぐらいになって、左腕がない神機兵であることがわかった。

その姿は神機兵としては異形の者、限りなく人に近い機械じかけの造られし神《デウス・エクス・マキナ》

通常の神機兵なら俗に言う第二世代型神機の、『大剣型』か『長刀型』を持つ

しかしこいつは既に満身創痍で異様に細い日本刀のようなモノで第二世代型の特徴である、ガンナーパーツを持たない第一世代神機─────太刀型神機を振るのが限界のようだ

だがあいつの目は純粋に勝負を望む、本物の『戦士』の目!!

普通の神機兵の目ではない、赤い色ではない緑色の目の色!!

ピピッ

なんだ?この通信は『キコエルカ、アジアノツヨキモノ』インターネサイン!?

『インターネサインデハナイ、ワタシハジガヲモッタプロトタイプジンキヘイノコア』

「なんでインターネサインを知っている?」

『ワレワレコアハジクウニカンショウスルチカラヲモツ、ソレヲシルナドゾウサノナイコトダ』

「食えないやつだなお前」

『ソレモソレデイイダロウ、ソレヨリワタシハモウアトサキガナガクナイ』

どういう事だ?

『ワタシハフェンリルホンブニカイシュウサレテキョクトウ、ニホンヲオソウツモリデカイゾウサレタノダ』

極東支部を襲うだと!?どこまでも腐ってる奴らだ・・・!

『ホンブガホッスルノハソノキョウダイナグンジリョク、ワタシモドウホウガイキルトチヲオソイタクハナイ、シカシイマノワタシハモウカレラニトメラレナイホドツヨイ、ソコデコアネットワークヲトオシテワタシヲトメラレルモノヲサガシテイタ』

「それが俺なんだな」

そうだと言わんばかりに神機兵は首を縦に降ろした

『ワタシハウマレタトキカラヒトヲマモルタメニツクラレタヘイシ・・・シカシワタシハ《センシ》ニナリタカッタ、ダカラオネガイダ』

神機兵は太刀型神機を構えた


『ワタシヲ・・・ワタシガイキテイルアイダニ・・・センシトシテ、タタカウモノトシテワタシニ、ソノアカシヲシメサセテクレ!!』


シーラ
「レイブン、あの神機兵の願いを叶えてあげて…………彼を『戦士』として眠らせてあげて・・・!」

当たり前だ、奴は『戦士』として死ぬのを望んでいるからな!

直ぐにKRSWをパージしてブレードにエネルギーを集中させた。

奴が走り出した

早い!

何時の間にかヘッドパーツが損傷してやがる、いや、足や、腕も今の一瞬で切りやがった!!

OS
『頭部損傷、右腕切断、脚部損傷、ターゲット大破寸前あと少しです』

奴が血を吐いた、体はもう何時崩れてもおかしくなかった、もう体が震えている……それでもまだ立ち上がってくる。

アーバレス、俺達の魂を……《ラストレイブン》として《ドミナント》としての力を示してやろうじゃねえか…………アラガミでもねぇ、零号神機兵でもない、神機兵の一人の『戦士』のために!!

アーバレスのブースターが最大出力で吹き出された。

無意識だろうか、それとも戦士としての意地がそうさせていたのか

俺と奴は叫んでいたのがよく鮮明に思い出せた

『オオオオオオオオオオオォォォォォォォオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!』

奴は太刀を振りかざし

「堕ち・・・やがれぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええええええええええ!!!!!!!!!」

俺はブレードを一閃した


どれくらいか・・・いやそう長くは感じなかったが、一分一秒がとても長く感じた。

『ツヨキモノ・・・イヤ、レイブン』

奴は太刀を地面に突き刺しこちらを向いた、その顔はとても和らいで見えた。

『ワガショウガイ、サイコウノセンシ・・・アリガトウ』

ドシャ

その声と共に目から光を失い奴は地面に倒れた

OS
『戦闘モード終了、システム通常モードに移行します。』



「ありがとう・・・か、こっちも感謝するぜ『戦士』」



倒れたのは奴の方だった。

シーラ
「作戦終了よレイブン」

そうだな

シーラ
「零号神機兵…………彼もとても満足してると思うわよ」

ああその通りだな、久しぶりに本気を出せた。

シーラ
「あら?あの神機兵の首元になにかあるわ」

奴が残した傷…………メインカメラの損傷が激しいが奴の首元を見る、メインカメラがかぼちゃのストラップをモニターに映し出していた。

あれは……なんだ?

シーラ
「あれはハロウィンのジャックオランタンのストラップね」

ジャックオランタン?

シーラ
「気になるなら極東支部のデータベースに残ってるわよ、それよりもあそこにいるのはどうするの?」

場所的にはエリアBの所に幻想郷の住民たちや極東支部のメンバーが確認された。

OS
『データベース照合完了、物部布都、因幡てゐ、大妖精、台場カノン、リリウム・ウォルコット、野比のび太、剛田武、ピット、霧雨魔理沙、藤木コウタ、レイ・ザ・バレル、如月伸太郎と確認しました。』

リンクスにモビルスーツパイロットに妖怪か…………辞めだ、帰還する

シーラ
「珍しいわね、いつもなら襲撃して重傷負わせてくるのに」

今日は機嫌が良いからな……ただの気まぐれだ

あのメンバーにはisとやらを使う奴がいるようだな、手合わせしてみたいな…………ふとそんな思いが頭をよぎった。




リリウム
「撤退した?」

コウタ
「どうやらそうらしいぜ…………ジャイアン、周辺に何かあったか?」

ジャイアン
「あったのは緊急依頼でのターゲットになっていた神機兵の残骸だったぜ」

ジナイーダの緊急連絡でシンタロー達を探しに行った時には既に撤退する直前だった。

リリウム
「待ってください、この神機兵は最近確認されていた《UNKNOWN》です。」

シンタロー
「本当だデータベースと同じ装甲の神機兵だ。」

レイブンが倒したこの神機兵は最近ロシアの旧原子力発電所跡地で確認された特殊個体で、限りなく人間に近く、所持している神機も第一世代型ブレード型の日本刀ベースの神機というイレギュラーなものだった。
付近で確認された零号神機兵を破壊したあとに行方不明になっていたが、まさかこんな所にいたとは…………コウタはそんな事を考えていたが取り敢えず極東支部に搬入するのが先と判断した。

コウタ
「レイ、レジェンドで神機兵を運べるか?」

レイ
「いや、此処はリリウムが適任だろう」

レイの意外な発言にリリウムが操るネクスト《アンビエイト》が驚いたような動きをした。

アーマードコアやネクストはどれもこれもモビルスーツより小さいので、アームで持てる重量はモビルスーツよりも少ない。

特に神機兵は機械と生物の融合体なので下手すると腕がもげてしまうくらい重いのだ(重量過剰です……マジかよ…夢なら覚m──ピ-ピ-ピ-ボボボボ)

シンタロー
「……こいつ普通の神機兵より軽い、しかも装甲をとても圧縮して筋肉みたいな柔軟性を持たせて軽量化している…………よく見ると機械のパーツがとても少ない、なんだよコイツは本当に神機兵なのか!?」

シンタローの声で全員が神機兵を見ると、左腕の切断面を見ると人間と同じくらいの皮膚の厚さが装甲になっており、神機兵の機械のパーツが殆ど生体パーツに変わっているのが見られた。

神機兵は生体パーツが胴体部分のコアしか存在していない、神機兵も神機も生体パーツのアナーシャルCNS搭載生体パーツ《コア》を中心にして構成される。
その為コア以外はほぼ全部が機械のパーツなのだ。
それは神機兵も例外ではない。

リリウム
「確かにこの重さなら持てます、リリウムにお任せください」

そう言いながらアームで神機兵を持ち上げて、負担があるかないかのチェックを済ませたリリウムは《アンビエイト》にブースターを起動させていた。

のび太
「僕達も戻る?」

コウタ
「そうだな、各員はモビルスーツやACに乗せてもらってくれ!シンタローは神機を回収してくれ。」

シンタロー
「わかった、周辺捜索はUNACを派遣して調べておくぞ」






























一方その頃レイブンはジャックオランタンを調べていた。


OS『ジャックオランタン、ハロウィンのマスコットキャラクターであるお化けかぼちゃ。元々は(キング・クリムゾン!!)での結果悪魔との取引での効果もあり生と死の狭間を延々とさまよい続ける生霊になってしまった存在。Trick or Treatとはジャックオランタン・・・ジャックがいたずら好きから由来している。ハロウィンは一種の慰め兼パーティーでもある』


ジャックオランタン・・・ジャックねぇ。

レイブンはあの神機兵が付けていたジャックオランタンのアクセサリーが気になり調べていた。

ジャックて、俺的にはあいつしか思い浮かばないんだが・・・

興<やらないか?

・・・・・・ジャックはジャックでも別のジャックがいた気がするな、まあ頭ん中でへんな興頭にKRSWで着火させておこう。

興<手間をかけさせるな・・・・・・ピ-ピ-ピ-ボボボボ

よし駆除完了、しかしTrick or Treatねぇ・・・


コンコンコン

ん?誰だ、こんな時に・・・・・・正直めんどくさいが出るか

「だれだ?」

チルノ
「Trick or Treat!!」

・・・・・・なんだ氷精か、ハロウィンだからかぼちゃの被り物を付けるのか

確かお菓子を上げないとイタズラするんだよな、昔の映像ではイタズラでとんでもないことになるのを動画で見たな

「ほら、パンケーキやるよ」

シーラが菓子を作っておけと言っていたのはこのことだったんだな

チルノ
「さすがさいきょーのアタイね!!」
そう言いながら氷精はドタバタと走っていった。



全く、現金な奴だな

キィィィィィイン

ボオオオオオオオ

この音は、ブースターと炎の音という事は・・・

『レイブン、ここにチルノ達は来てなかったか?』

妹紅
「あいつ勝手に行っちゃたんだよ、どこに行ったか知らないか?」

蓬莱人の藤原妹紅とアリーナのトップ『ランカー1ハスラー・ワン』ことナインボールだった。

二人(一機)共ハロウィンの仮装をしていた、ナインボールはフランケンシュタインのような後つけパーツやら繋ぎ目やらを書いていたり、カボチャカラーになっていた。妹紅は死神装束と死神の鎌を付けていた。

「チルノならオールドキングのガレージに行ったぜ、とゆうかお前らもか?」

「『Trick or Treat!!』」

「わーたわーた、ほらパンケーキやるからオールドキングの所に行って来い」

つうか、ナインボールはパンケーキ食べれたっけか?変態どもに改造されてるなら分かるけど

5分後

ガチャ

大妖精
「え、えと、と、Trick or Treat・・・い、イタズラ・・・しちゃいますよ//」
かぼちゃをモチーフにした服装か

・・・可愛いから・・・パンケーキとチョコあげよう

ミスティア
「Trick or Treat〜♪」

ヨーグルトとゼリーセットでいいな・・・あ、そうだ

「今夜、屋台予約していいか?最近目が疲れてな」

ミスティア
「いいよいいよ!いつでも歓迎するよ!」

「頑張れよ、若女将」

ミスティア
「わ、若女将・・・!」

3分後(バルス!!目が、目がぁ〜!!)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

カチャ

《メニュー》
メール←
インターネット
GPS
アプリ

さっきの対応といい考え方といい俺も変わる時が来たという事か?

ピリリリリ!

P!
『レイブンさんですか?誠です。』

「お前か・・・・・・なぁ聞かせてくれ、なんでこんな俺を誘うとする?」

『・・・・・・・・・僕の過去は知っていますよね?』

「確か希望ヶ丘学園だったか?誰かを殺すまで脱出不可のデスゲーム、モノクマとかいう気に食わねぇクソ野郎が開催した舞台で踊らさせたんだったんだったな」

『そうです、僕はあの時助けられたはずの命も救えなかったし命を奪いました。』

「だがそれはお前の選んだ「可能性」の結果だ。それはそれで仕方が──『貴方に似ている人がいました』・・・」

『その人は最後まで一人になって死にました、もうあんなのは御免です』

「・・・・・・お前が言いたいことがわかった。」

苗木誠・・・お前は優しすぎる。だが、それが時には誰かを救えるのだな・・・

『そうですか「あとメールの事で話がある」っ!』

「やっぱり参加させてもらう」

『ど、どうしたんですかいきなり!?』

「ハロウィンはジャックオランタンの為の祭りだそうだな?」

『そ、そうですけど?』

「だからだ・・・ジャックオランタンの弔事として参加させてもらう」

『・・・!あ、有難うございます!幻想郷の紅魔館で待ってます』P!


・・・さて、俺も行くか

仮装?俺には似合わん

コンコン

誰だ?

ガチャ

ステラ
「一緒に行こう・・・?」

「ステラ・ルーシュか、ほかの奴らはどうした?」

ステラ
「ネオは先に行った、ステラ1人、シンはお手伝いで行ってる」

「マリーはどうした?」

ステラ
「カノと一緒に行ってる」

「・・・・・・わかったよ、一緒に行くか」

ステラ
「ならこれを着て」

「これか?まぁいいが・・・・・・」









































幻想郷の紅魔館

レミリア
「かなり集まったわね」

???
「そうだなぁ!!」バギ!ドゴ!メキ!

レミリア
「そう言いながら壁を破壊しないでよ、チャンピオン・チャップス!!」

チャンピオン・チャップス
通称《弁えない解体屋》
カラードランクは最低の30の独立傭兵、専用機はGAの標準機GAE-01SUNSHNEを元にしたネクスト《キルドーザー》
解体屋なので武装はパイルバンカーとミサイルとグレネードである。
ちなみにこのパイルバンカーは使用回数が無限なのである意味で怖い。

主任
「アハハハ!!!!良いじゃん、盛り上がってきたなぁ!!!」

ガチャ

「待たせたな」

主任
「お、レイブン・・・・・・」

ドサ!!

悟空
「しゅ、主任!?どうしたんだ・・・・・・」


ベジータ「ん?何かあったのか・・・・・・『ギャアァァァァァァァァァァァァァァ!!!!』何があったんだ!?『イヤァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!』レミリア!?」

咲夜
「お、お嬢様が!」

レミリアは白目をむいて泡を吹いて気絶していた。

時止めで連れてきたのだろう

「何があったんだ?」

ベジータ
「その声はレイブン?」

咲夜
「レイブン、非常・・・・・・」

二人が見た先にいたのは・・・・・・体中の皮膚に蓮華の種を埋め込んだ姿だった

そう

インターネットで検索してはいけないと言われる

「『蓮コラ』をやってみたんだが」

『蓮コラ』である。

作者も後少しで、狂いそうになった。

この日は《恐怖の蓮コラレイブン》と呼ばれ、苗木誠は後にこう語る。



「誰だよ、あの人にあんなもの貸したの・・・・・・うぅ頭が気持ち悪い」


なお、unknownは極東支部にて厳重に修理が施され保管された。

レイブンからの情報で本部の襲撃事件が知られていたのですぐに対応が取れた。

翌年からはレイブンの衣装は誠が作ることになった。

「俺がいいと思うのを頼む」


「わかりましたよ」






■作家さんに感想を送る
■作者からのメッセージ
(2014/12/01 18:44:16)既に一ヶ月前ですが、やっと投稿できました。
諸事情で暫く更新できませんのであしからず。
テキストサイズ:19k

■作品一覧に戻る ■感想を見る ■削除・編集
Anthologys v2.5e Script by YASUU!!− −Ver.Mini Arrange by ZERO− −Designed by SILUFENIA
Copyright(c)2012 SILUFENIA別館 All rights reserved.