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ラブ・ドラッグ 審査の難しい料理対決
作者:青木   2015/11/19(木) 18:01公開   ID:aD/bcO1hwWA
 突然だがまとめ、めいか、天里が料理対決をすることになってしまった。    
 審査員は俺一人だ。          
 一人だけ選んだら他のやつらに何をやられるか。     
 「では早速、キッチンへGO!」     
 一人ノリノリな天里。             
 嫌そうではないめいか。         
 仕方なさそうなまとめ。           
 「順番決めましょ〜!」        
 人の家でよくここまでテンションが高くなるもんだ。     
 「じゃんけーん」       
 「じゃ私からね」          
 「みんなは他の部屋行ってて」     
 俺たちは言われた通り部屋を出て行く。     
 「めんどくさいことになったわね」      
 「なら、別にやらなくたっていいだろ」      
 「そうですよ、でも逃げたことになりますよ・・・・・・」     
 「やっぱりそうなるでしょだからやるのよ」     
 「そうですか逃げませんか・・・・・・」      
 勝負しても一人に絞れねーだろ。     
 「暇ですよね?まとめさんの部屋も見させてください」      
 「何も無いわよ」        
 薬しかないよな。        
 「なんとなく見たくて」     
 「いいけど見せても」      
 俺たちはまとめの女の子とは思えない部屋に行くことになった。     
 「薬だらけですね」       
 「何もないっていったでしょ」     
 「何ですかこのタンスは?」     
 めいかが聞いた瞬間、まとめは俺を見た。     
 「あんたは部屋から出てって」     
 俺は追い出された。       
 ドアが開いた。         
 「そこにいないで」       
 俺は正直、まとめが怖かった。     
 まとめはまだあのときのことを根に持っているようだった。   
 仕方ない戻ろう。        
 キッチン近くに戻ると声がした。     
 「男を落とすのにはこれがいいんでしょ」      
 これって何?楽しみだ。     
 俺はキッチンのある部屋を通り他に部屋がないので家の廊下に座り込んだ。   
 「暇だな、おい」        
                                   
                 
 「まとめさん?」        
 「何か?」           
 「なんで黒場さんを追い出したんですか?」       
 部屋を見せるのが恥ずかしいからとか言ったらプライドが傷つく。     
 「まぁ・・・・・・あれよ、あれあいつには秘密にしていることがあって」   
 「秘密ですか?」        
 と言ってもすべて嘘だ。     
 「あの奥の部屋のことですか?」     
 「まぁ・・・ね」        
「できたよー」          
 天里の料理ができたと言う。    
 「行きましょ」         
 私はばれなくてよかったとホッとした。     
                 
                 
 「で、結局何作ったの」     
 「ジャーン!これです、肉じゃがです」   
 これが男を落とすためのもの?    
 「早速、たべてくださーい」     
 俺は箸で食べやすいサイズに切られたじゃがいもを口に入れた。    
 「うまいな、やはり俺は肉じゃが好きなのかな」   
 そのあと、まとめ、めいか二人とも肉じゃがを作ったのだ。  
 「で・・・?結局誰のが一番うまかった?」    
 正直、決められない。      
 みんな違ってみんないいそんな詩があった気がいや今はそんなことどうでもいい。  
 「引き分けーみたいな?」     
 俺はそのあと三人にひどい目に逢わされた。

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