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ラブ・ドラッグ ラブ・ドラッグ2
作者:青木   2015/12/13(日) 14:09公開   ID:aD/bcO1hwWA
 「どうする黒場」        
 そんなの俺にだってわからない。     
 「まず、電話かけてみて」      
 「無理だかからない」      
 やはり無理だと思った。     
 「あんた、ほんとにどうすんのよ」     
 「どうしろって分からないから困ってるんだろ」     
 そうだ俺だって今すぐ救いたいでもどうすればいいか分からないんだ無力なんだ。  
 「そんな自分勝手なこと言わないで」     
 何を言ってるんだそれなら何をすればいい。     
 「とにかく近くを探しましょ」     
 「俺はAエリア探してくる」     
 「あたしはB」         
 「俺は・・・・・・Cか」    
 なんでなんでこんなことになったんだ俺の人生は人に不幸を与えるだけなんだ。
 「居ないここじゃない」     
 俺なんて人間と関わっちゃ駄目なんだ。     
 「ここでもない」      
 大切な人も守れない。    
 「ハァハァハァどこいった」     
 俺はほんとうに無力だ。     
 「待って渉」          
 この声は天里だそんなはずない。    
 「なんで無視するの」      
 俺は振り向いたそこには天里がいた。     
 「なんで・・・・・・」     
 「私の事はいいから早くめいかちゃんを助けないと」     
 「めいかはどこにいるんだ」    
 「私と一緒に誘拐されたのだから私に捕まって」   
 俺は天里の瞬間移動でめいかの場所まで行った。     
 「まとめはB井上はAエリアにいるから呼んで来てくれ」     
 「すぐいくから待ってて」    
 俺は走り出した自分の意思ではなく本能で。     
 「出てこい誘拐犯!」     
 「誰だ?」           
 相手の質問に答えている暇なんてない。     
 すごく眩しい光が俺めがけて当ててきた。    
 「待ってたよ黒場くん」     
 「誰だよてめぇ」        
 「僕は横田 梅使(よこだ うめし)だ」     
 「そんなの知らねぇがめいかを返せ」     
 「ここか」           
 「ありがと天里」        
 まとめと井上も来た。      
 どうやら相手は一人だこっち方が有利だ。     
 「めいかを返さないと俺が許さんぞ兄だからな」     
 「そんなの知らないね俺の目当てはこの子じゃないまとめだ」 
 まとめ?なぜまとめのことを知ってるんだ。    
 「僕は未来人だから超能力使えるかもよ」    
 やはり未来人か何を使うか知らねぇがぜってぇ許せねー
 「まとめと引き換えならこの子を返そうそれでどうだ」    
 「どっちも絶対渡さねぇよお前みたいなクズなんかにはな」 
 そうだ俺はすべてを守るんだ。     
 「井上一緒に殺るぞ」      
 「もちろん殺るさ」       
 「まとめなんか薬持ってないか」    
 「ごめん、持ってない」     
 「なら天里と一緒に帰ってろ」    
 「でもあんた・・・・・・」     
 「大丈夫だ心配すんな」     
 「分かった」          
 俺は井上と一緒にあいつを殺ることにした。     
 「やりたいならやるがいいできるかな?」     
 俺は横田に向かって走り始めた俺の大切な物のために。   
 なんだこれ以上近づけないバリアか。
 「こいつこれが能力か」     
 「そうだよ残念だったねそれ以上近づけないんだよ」     
 その時、横田の後ろに人影が見えた。    
 「なんだこれ」        
 横田は倒れた。
 そこにいたのは天里だった。   
 バリアも解けたこれで助けられる。    
 俺たちは元の場所に戻った。   
 「何をやったんだ天里?」    
 「あのバリアは一定範囲以上は近づけないけどそれより内側に居たら何の意味もなくなる」
 「瞬間移動で背後に来てしまえば無防備と言うことか」
 「あいつはどうなったんだ」     
 「殺してないから大丈夫」    
 「本当に無理して」     
 「ごめんな」      
 「人が心配しても」     
 「お前を帰らせたのはお前に怪我を負わせたくなかったからだ」     
 「そんなの知ってるわよ」     
 「なんだ知ってたのか」     
 「あたしはあんたのそういうところだけじゃなくすべてが好きなの」     
 
 「俺もまとめのすべてが好きだ」     
 俺たちは抱き締めあった。

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