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HOPE HERO.tvei エピソード20『ホープヒーローよ、永遠に 前編』
作者:モナカ   2016/12/04(日) 10:00公開   ID:zGBJcPhgj5o
神魔王の真実を知り、エストたちはついに最後の戦いを迎えようとしていた…




エスト「…あ」

第0の神魔王に会う直前に、エストたちは駒虎と偶然出会った。

ウィスパー「駒虎さん?何してるんですか?」

駒虎「まさか、お前らが来るとはな…」

と、駒虎は静かに微笑んだ。

らぁら「あ!駒虎さんが笑った!」

ゴースト「本当だ…!」

USAピョン「彼も笑うんダニね」

斬月「そんな話してる場合ではないだろ…」

話はさておき、エストたちは駒虎に聞いてみることに。

エスト「ねぇ、駒虎さん。どうしてここに?」

駒虎「…聞きたいのか?」

ジバニャン「もちろん!どうしても聞きたいニャン!」

駒虎「少し長くなるが、それでいいなら話してやる」

駒虎によると……


第0の神魔王は殺神刀は効くが、一発で効くわけではない。そこで、神魔王の中でも最強である第0の殺神刀が必要である。
自分は殺神刀にもなれるため、エストたちに自分の力を使ってほしいため、ここへ来た。



駒虎「ということだ」

コマさん「そういえば、駒虎さんって神魔王の血が流れていたズラね」

駒虎「ああ、だが俺は違う。生きていても殺神刀に変えることが出来る」

ウィスパー「えぇーー!?」

余談だが、殺神刀は折れても粉々になってもすぐ復活する。

駒虎「ここから先は、第0の神魔王…俺の兄貴がいる。準備はいいな?」

エスト「もちろん!ほうっておく訳にはいかないもん!」

エックス「あぁ、私もだ。生徒だけでなく、他の人達も守るためなら!」

ゴースト「俺だって、みんなの命を救いたい!」

バルバトス「神魔王を止めるんだったら、俺も止めるよ」

らぁら「あたしだって!」

ウィスパー「我々妖怪もです!」

駒虎「そうか、斬月のオッサンは?」

斬月をオッサン呼ばわりした駒虎は斬月に尋ねた。

斬月「私は他のヒーローを呼ぶ。だが、私は君たちが勝ってくれることを信じている。全力で戦ってこい!」

エスト「あいあいさー!!」

らぁら「かしこまっ!!」

ウィスパー「よーし、皆さんいきますよー!!」

エスト「せーの…」



「「いざ、第0の神魔王に!!!」」









第0の神魔王の間に入ったエストたち。そこで見たものは……

駒虎「兄貴、久しぶりだな…」

「ほう…駒虎か。ずいぶんと美しくなったな」

駒虎が兄貴と呼んだその人物は、鋭い目付きにルビーのような瞳、クウガの角の色と同じ色の非常に長い髪、筋肉質の肉体には黒いマントとトーガだけ身に付けていた。
これでも威圧感は半端ない。

ウィスパー「なんか、ヤバい人ですね…」

「フフフ…我が名は第0の神魔王、タクト・アマテラス。この力ですべてを変えし者!!」

駒虎「そんなのどうでもいい。それより、黒幕について聞きたい。お前ら神魔王族を暴走させた黒幕は、一体誰だ?」

タクト「ほう、そう来たか…。神魔王どもを地上に送り、この裏世界セブンスワールドの歴史を180度変えた黒幕………
それは我のことだが?」

エスト「うそ…!?」

タクトの言葉に思わずエストたちは言葉を失った。まさか、第0の神魔王が黒幕などありえないのは当然のことだ。

駒虎「だったら、お前は反省するべきだな…俺の親父と引き離した最低な兄貴のお前が!!」

タクト「よかろう…ちょうど我も退屈ばかりで困っていたところだ…。汝ら、ホープヒーローどもを我の滋養にしてくれる!!
さあ、覚悟は良いか!?」

エスト「当たり前だろ!!お前を倒し、世界を救ってやる!!!」

タクト「世界を救うだと?そうとなれば…汝らの希望を、全て吸い尽くしてやろう!!」

そして、いよいよ…



最後の神魔王との最終決戦が始まった……!!











♪オマケ♪(ネタバレ注意!!)









舞台は架空のものだけが生きる日星。


時は20000年。


ニューITAISENの傘下、少年たちだけで結成した正義の組織SSSトリプルエスは新たな超次元マイスターを誕生した。


そして、彼は新たな仲間たちと出会う。


明るくキュートなアイドルの女の子、虹野ゆめ。


クールで高慢なウルトラマン、オーブ。


ドジだけで心優しい仮面ライダー、エグゼイド。


謎多き少年、白川・レウス・竜紺碧。


5の新たな英雄の、新たな物語が始まる!




『HOPE HERO.DRY』



12月中旬公開予定!!

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■作者からのメッセージ
とりあえずここで一区切りっと……
後編は最終回です。
あとオマケ物語も作る予定ですのでご期待ください。
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