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同好会の奇妙な冒険 第三話 それぞれの想いに選んだ道へ
作者:キラくん・フリーダム  [Home]  2017/11/20(月) 01:29公開   ID:YTWupaqQJxI
それは本当に一瞬の出来事だった……
僕達の警護に当たってくれていた亀戦寺の武道家さんは一瞬の油断から
あっけなくその命を落とすことになった……
僕の脳内に響いたまるでテレパシーのような声の正体も分からないまま

「またお前ネいったい何回殺したら死ぬアルギャグ漫画のキャラかヨ」

「ギシギシ俺っチが妖怪だってことを忘れてんじゃねニャン〜のかい頭の軽いお嬢ちゃん」

チャイナ少女とのジバニャンとのやり取りから簡単に殺して死ぬん存在ではないと知る
だとしても奴を放置する事は出来ない妖怪であるなら倒すしかない
その思いは丸刈りの男も少女達もそれにジョースターさんやトルネコさんも同じ
その思いでジバニャンを包囲し互いに視線で合図を送り合いタイミングを計っていると
空から飛空型の妖怪が急降下すると同時にジバニャンに止り飛び逃げようとする

「逃がさへんで妖怪が!!」

「刃くんむやみに近づいちゃ駄目ですぞ」

逃亡を許すまいと懸命に走りジバニャンにとどめの一撃を放とうとする刃を
長年の経験から待ったをかけるも、その瞬間に当たりに閃光が走る
そして光の後にはもうジバニャンの姿はもうなかった……

「あれれいったいどこに?神楽さん〜そっちにジバニャンいますか?」

「駄目アルどこにもいないネ 今度こそぶっ殺すだったのに〜」

少女達が地団駄を踏みながら悔しがるのを見て街にとって妖怪がどんな存在なのかを
改めて実感していると肩に痛みが走る知らぬ間に肩口に尖った骨が刺さっている
尖った骨による遠距離攻撃に気付かずに突進している事に気付いていたからこそ
トルネコさんが止めようとしてくれた事に今さらながら気づく
その事に謝礼を言うとトルネコさんから少女達の事を紹介された
彼女達はトルネコさんの店の従業員でありまた僕達と同じ異邦人だと聞かされる
チャイナ風の服を着た娘が神楽に彼女から銀ちゃんと呼ばれていた子が三ノ輪銀と言うらしい
共に別々の世界から来たらしいが、どちらも僕らの常識から見ると規格外の戦闘力で
改めて自分達がRPGで言う所の村人だと実感させられるしかもレベルは1〜4ぐらいの村人だ
間違ってもレベル999の村人ではないのは間違いない

「ふぅ〜大変だったね御剣君でも何とか切り抜けたし……」

そう言いかけた雨野くん達の横に植物兵サイバイマンの自爆で命を落とした自警団員が運びこばれ
馬車の名かは折原さんを除いて重い空気に包まれながらもロートに到着した
そのままトルネコさんの馬車は自警団の方の負傷者の運搬に貸し出され
僕達ゲーム同好会とジョースターさんそれに……あれ折原さんの姿が見当たらない
みんなで一度トルネコさんのお店に行くという事で話はついていたはずなのに
何時から居なかったのかも分からずに探したほうがと話が出た時

「あんな胡散臭い奴はほっとくアルむしろここで縁を斬るネ」

「ちょっっちょと神楽さん なに言ってんですかよくも知らない人の事」

神楽ちゃんは僕らに縁を斬れと助言しだすと一緒にいた銀が神楽をたしなめようとするも
しかし、これだからお子様は世の中みんながみんな善良じゃないアルと銀にお説教をする
正直お前もお子様だろうと視線で見てると、万事屋にいたからヤバい奴は分かるネと言う
そんなこんなで僕達はトルネコさんのお店に厄介になる事にした
一階は武具の店で二階は道具屋そして三階は自宅らしく僕達に二部屋を提供してくれたが
無論従業員としてだが部屋と職が手に入ったのは幸運だが……

「では私と雨野くんはこちらの部屋を、他の皆さんでもう一つの部屋を……」

天道さんが部屋割りを決めてしまおうとしたため当然の如くブーイングが起き
それじゃあだめと亜玖璃さんが新しい部屋割りを発表しようとするも
分かっているからいいですと雨野くんが止める
当然僕も他のみんなも分かっている上原と亜玖璃さんが一室で他がもう一部屋
つまりは天道案と大差がないことを言うのは目に見えているからだ
結局のところ当たり前の様に男女に分かれて二部屋を使う事になり僕らジョースターさん
は部屋に入ると今後について話すも

「っでこれからどうするよ雨野〜御剣〜モンスターや妖怪が徘徊しれる様なとこ暮らすのか」

「いやでもどうする事も出来ないよ〜街の中は安全みたいだし本当にゲームみたいだね」

「みたいだね……じゃあないだろう雨野くん何か考えへんと不味いってマジで」

同好会男三人衆は現状について話してみても、どうしょうもないことしかわからない
そうしている間にジョースターさんも何処かに外出してしまう
彼はジバニャン対策を練るつもりの様だが、手はあるのだろうか
結局のところ特にこれと言った事もなくだべっていただけで僕は街に散策に出る事にする

「はぁ〜ホンマにこれからどないしたらエエンやろ〜」

トルネコさんの店を出て街の中を見て歩くも本当にゲームの中に入ったのではないかと
錯覚しそうになる武器を持ち鎧を着た戦士風の男にマントにターバンの旅人風の少年
ため息を鹿出ない僕に話しかけてくる者もなく

「そこの貴方!ちょっとそこの貴方ですよ無視しないでください」

何やら僕を呼ぶ声がするが周りを見てもそれらしき人物はいなかった
空耳だろうか?そういえばさっきの戦闘中も何かが聞こえたがあとになって
雨野くん達にも聞いたがそんな声は誰も聞いてはいなかった。
やはり疲れているのだろうとまたため息をつき歩き出そうとした時
頭上に衝撃が走る殴られたと言うほどではないが確かな衝撃に頭の上をさっと撫でると
慌てるような声がまた聞こえる上を見るとそこには小さな小人の少女が浮遊し
驚く僕の目の高さまで降りてくると

「え〜ええとですね貴方ひょっとして力が欲しんじゃないですか欲しいですよね私と契約しませんか?」

「な!!なんなやこの小っちゃい嬢ちゃんは?契約って怪しい契約やないやろな」

突如現たと思うと契約などと怪しい事を言う青い髪本当に手のひらサイズの小さな少女
この世界には妖怪にモンスターだけではなく妖精までいるか?
とにかく怪しい契約は結ばないに限ると拒否することにするとパシーンと音がしたと思えば
神楽ちゃんが蠅叩きで小人を叩き落すと何かを言おうとするもその声を遮る声が

「なにをするですかリインは虫じゃないんですよアリサちゃん」

「誰がアリサちゃんネ勘違いしてるとボコボコにして定春の餌にするアルよ」

何か用事があったであろう神楽ちゃんとリインと名乗る謎の小人が僕の事をそっちのけで
喧嘩を始めたが僕はそれを傍観する事にした







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■作者からのメッセージ
どうもキラくんです
今回でようやく最初の街に入った一行ですが、ジバニャンは取り逃がします
妖怪は不死で倒せにないor倒してもすぐ復活と言う事ですが
この有事に対し今回の新キャラリインフォースUが何かの素敵アイテムをくれるのかくれないのか……


今回のキャラ

リインフォースU(リリカルなのはストライカーズ)立場は現在はフリー
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