ここは全年齢対応の小説投稿掲示板です。小説以外の書き込みはご遠慮ください。

Fate/Silver or Heart 第二訓:Wがやって来た/二人で一人の探偵
作者:亀鳥虎龍   2018/01/01(月) 05:06公開   ID:N.Js9IKYFA2
 聖杯戦争……それは、7人の魔術師と7騎のによるバトルロイヤル。

剣の英霊『セイバー』。

弓の英霊『アーチャー』。

槍の英霊『ランサー』。

魔術の英霊『キャスター』。

騎乗の英霊『ライダー』。

暗殺の英霊『アサシン』。

狂戦士の英霊『バーサーカー』。

一人の魔術師に一騎の英霊で、合計7組のチームで行われる。

そして勝ち残った一組が、万能の願望器『聖杯』に願いをかなえる事が出来るのだ。

しかし、この世界の聖杯戦争は図式が変わっていた。

三つの陣営に分かれ、一つの陣営に7騎ずつ……合計21騎のサーヴァントが召喚されたのだ。

この聖杯戦争を、人はこう呼ぶのである。

『聖杯大戦』と……。




―Wがやって来た/二人で一人の探偵―




 翌朝、万事屋のリビングでは、

「成程な。 つまり俺達は、その『聖杯大戦』の参加者に選ばれたワケか」

「マジでか。 凄いアルな」

銀時と神楽は朝食のお米を食べながら、聖杯大戦の話しを聞いていた。

勿論、目の前にいる二人から。

金髪の男はライダーで、真名は『坂田金時』。

童話の『金太郎』本人でもあり、銀時の元ネタになった人物だ。

「それにしても、俺の大将が『銀時』たぁな。 中々シャレ込んでんじゃねぇか」

「マスターが『銀』で、サーヴァントが『金』か。 ウハハハハハ! 確かにこれはシャレがきいておるの」

軍服の少女が、楽しそうに笑ってしまう。

彼女は神楽に召喚されたサーヴァントで、クラスは『アーチャー』。

その真名は、かの第六天魔王『織田信長』。

まさか女性とは驚きだが、声色が神楽と同じなのが一番の驚き。

しかもノリが良いので、双子以上に息がピッタシなのだ。

そんな彼等に、神楽がこんな質問をした。

「ところで、聖杯大戦の陣営はどうやって分けられてるアルか? 運動会や歌合戦みたいに、赤組vs白組に分けてるアルか?」

「いや、流石にそれは――」

「それはないだろう」と言おうとした銀時であったが、

「まあ、神楽の言うとおりじゃな」

「あるのかよ!?」

アーチャーが当然のように答えた為、思わず驚いてしまう。

するとライダーも、彼女に続くように説明をする。

「聖杯大戦の陣営は、“赤”・“黒”・“白”の三つに分けられているからな。 当然、チーム分けって奴も必要になる」

「一つのチームに7人ずつ……合計は21人……ってか、何で7vs7にしねぇんだよ? 7vs7vs7ってなんだよ? すんげぇややこしいんだよ。 アレか、スリーセブンか? ラッキーナンバーか?」

「悪いな大将、そこまでは俺も分からねぇ」

朝食を済ませ、銀時達はテレビを観るのであった。






 その頃、志村邸では、

「ご馳走様でした」

「お粗末さまです」

新八達が丁度、朝食を終えたばかりであった。

「いやぁ、ルーラーさんが料理上手だなんて、思いもよりませんでしたよ」

「一晩泊めてもらったもの。 コレくらいは当然です」

実は食事は一泊のお礼と称し、ルーラーが作ってくれたのだ。

「いやぁ〜、マジで美味かったぜ」

そう言って、全身が青いタイツに身を包んだ男が笑う。

「いや、何でランサーさんが普通に馴染んでるんですか?」

「そう言うなよ、新八。 良く言うじゃねぇか? “郷に入っては郷に従え”ってよ」

男の名はランサー、新八が召喚したサーヴァントで、真名は『クー・フーリン』。

ルーラーを泊めた昨夜、同じ時間に新八が彼を召喚したのだ。

聖杯大戦の仕組みは、既にルーラーから聞かされている。

「しかし、ホントに信じられないですよ。 そんな戦いの参加者に、自分が選ばれてたなんて……」

そんな中、ジークとジャンヌが小言で会話していた。

「(まさか、この世界でも聖杯戦争が起こるとはな…)」

「(私も、こればかりは驚きです。 それも聖杯大戦だなんて…)」

自分達がいた世界でも、聖杯大戦が行われていた。

しかし今度は、7騎一組の三つ巴。

事実上、サーヴァントが21騎も召喚されているのだ。

「でも新ちゃん、これはチャンスじゃないかしら?」

「チャンスですか?」

「そう。 聖杯大戦に勝ち残って、聖杯を手に入れれば、道場の復興させるじゃないの」

妙がそう言うと、新八は「う〜ん」と悩んでしまう。

そんな彼に、ルーラーがこう言ったのだ。

「私は中立の立場ゆえ、手助けはできませんが、助言くらいは差し出せます。 聖杯大戦に参加するのは、新八くんの意志です。 参加するなら良し、降りるのも良し。 考える事は、悪い事ではないですよ」

「………」

その言葉に何を思ったのか、新八は改めて決意した。

「姉上」

「?」

「聖杯による道場の復興は、おそらく無理かもしれません。 ですが、僕なりに自分の武士道を磨きたいと思います」

弟が見せた決意に、妙も口元が緩んでしまう。

「分かったわ、新ちゃん。 でも、途中で逃げないでね」

「はい!」

そして新八は、ランサーと真正面から向き合い、

「ランサーさん。 この志村新八、マスターとして参加させて貰います!」

その場で頭を下げたのだった。

「良いねぇ。 そういう決意を真っ向から見せるヤツぁ、嫌いじゃねぇぜ」

ランサーも彼の決意に、ニヤリと笑みを見せる。

「そんで、どうすんだ? オメェの姉貴はマスターじゃねぇが、身内って理由で、オメェを呼び出す『餌』にされるぞ?」

「それは……」

妙が狙われる事を指摘された新八であったが、ルーラーがこう言ったのだ。

「ご安心を、お妙さんは私がお守りします」

「ルーラーさん……でも、審判役の貴女が手を貸すのは……」

「聖杯戦争の規定で一般人の保護をするのも、ルーラーの務めですので」

「決まりだな。 いくぜ、新八」

「では姉上、僕は万事屋に暫く泊まります」

「気を着けてね。 ランサーさん、新ちゃんをお願いします」

「おう、任せな」

こうして新八とランサーは、仕事場へと向かう。

ユーリ達も新八に誘われる形で、彼に付いて行くのだった。






 新八達が出た後の志村邸。

「ハァ、これで一人になったわね」

「暫くの間は、私も身の回りのお世話をします。 ですので、一人ではないですよ」

「……ええ、そうね」

妙の身の安全の為、ルーラーも志村邸にいる事を決意する。

すると、その時であった。

「そうですよ。 俺もできるだけ、お妙さんのちからになりますから」

当たり前のように、一人の男がお茶を差し出したのだ。

何処かゴリラに近い顔つきで、下顎には髭を蓄えている。

「「…………」」

妙もルーラーも、一度は沈黙したのだが、

「何当然のようにウチに馴染んでんだ、このゴリラァァァァァ!」

「グハァァァァァ!」

バキィーン!と、男はお妙の鉄拳制裁でふっ飛ばされたのだった。

男は遥か彼方へと吹き飛ばされ、空にはキラーンという音が聞こえてしまう。

「あの、お妙さん……今のは?」

「あら、ごめんなさい。 ゴリラのストーカーよ。 何時もまとわりつくのよ」

「そ…そうなんですか………」

男を殴り飛ばした時とは一変し、いつもの笑顔が似合う女性に戻った妙。

しかしルーラーは、そんな妙に青ざめてしまう。

彼女の様な細身の女性が、体格の良い男性を殴り飛ばしたのだ。

「(もしかして私、要らないんじゃないかしら?)」

こればかりは、本気でそう思ったルーラーである。






 その頃、万事屋の方では……、

「どういう事だよコレェェェェェ!?」

事務所に出勤してきた新八が、その場で絶叫したのだ。

まさか銀時と神楽もマスターになってたなんて、普通に思わないだろう。

万事屋を初めて訪れたユーリ達も、これには驚きであった。

「ったく、驚き過ぎだろ新八」

「そうアルよ。 だからお前は『新一』じゃなくて『新八』なんだよ」

「オイィィィィ! いい加減にそのネタを止めろ!」

万事屋トリオのやり取りを目にし、ランサー達も思わず笑ってしまう。

「ダハハハハハ! コイツァ、面白ぇマスターに召喚されたみてぇだ」

「ウハハハハハ! こ奴等となら、存分に楽しめそうじゃ」

「賑やかでゴールデンだな」

偶然か否か、三人とも“白”の陣営である為か、基本的に争う必要はないようだ。

「何だ、この光景?」

これにはユーリも、それしか言えなかった。





「フィリップ……ここって何処だ?」

「キミが分からない事が、僕に分かるワケないだろ」

翔太郎とフィリップは、目の前の光景に驚くしかなかった。

まるでSF映画のロケ地に来たようなものだったのだ。

空には飛行船が飛び、街には人ざる者が歩いている。

これに対し、驚かない方がおかしい。

「これって……並行世界か?」

「そのようだね」

「くそっ! あのヤロウにしてやられたってことか!」

「あの男の意図によるものか…それとも……」

暫く考えたが、即座に考えるのを止めた。

「まあ、ハードボイルダーも一緒に飛ばされて助かったぜ。 これなら、移動用の足になるしな」

翔太郎はハードボイルダーに跨ると、ヘルメットをフィリップに投げ渡す。

「いくぜ、相棒。 まずはこの街の探索だ」

「“捜査の基本は足”ってヤツだね」

受け取ったヘルメットを被り、フィリップも後部へと跨る。

「んじゃ、行くとすっか!」

こうして二人は、ハードボイルダーを走らせるのであった。






 万事屋の事務所では、銀時達がユーリ達の事情を聴いていた。

ユーリ達『凛々の明星ブレイブヴェスペリア』は、異世界から飛ばされてしまった事……。

ジークとジャンヌは、旅先がこの世界であった事……。

事情が特殊過ぎて、言葉が詰まるしかない。

「まあ、信じられねぇかもしれねぇがな」

ユーリもお手上げと言わんばかりに、深くため息をついてしまう。

「まあ、どちらにしても、オメェ等宛ては無ぇんだろ?」

「ん、まあな」

頭を掻きながら、銀時は玄関へと歩いて行く。

「とりあえず、街を案内してやっからよ、準備しとけや」

「………」

一度は沈黙した一同であったが、

「ああ、すぐに行く」

すぐに外へと向かうのだった。






 かぶき町の街中を案内されるユーリ達であるが、その周囲を見渡す。

「ホントに凄い街だよね」

「異星人がいる事自体でね」

「俺は二度ほど、異世界を巡る旅した事があるからな……。 なんつーか、慣れちまったよ」

「何度見ても、不思議な町ですね」

「ああ」

それぞれが思った事を述べていたが、まさにその時である。

「貴様、そこを止まれぇ!」

「ん?」

向こうから声が聞こえ、大騒ぎになっていた。

「何かあったんでしょうか?」

「行ってみるヨロシ」

騒ぎが気になり、神楽はすぐさま走り出したのである。

「おい、神楽!」

コレを見た銀時達も、すぐさま彼女の後を追った。





 声が聞こえた方へと走った神楽達。

その先には、ある光景が見えた。

「攘夷志士だな! その刀を置けぇ!」

岡っ引きが数人、一人の侍を囲んでいた。

男は国に反乱を起こそうとする攘夷浪士。

所謂、テロリストと呼べる存在だ。

「神妙にお縄につけ!」

岡っ引きの一人が叫ぶが、浪士が懐から何かを取りだした。

それは一本のUSBメモリで、アルファベットの『L』が独特のデザインで書かれていた。

《ランチャー》

浪士がメモリを腕に挿し込んだ瞬間、彼の体が変異を起こしたのだ。

「ウオォォォォォォ!」

灰色の機械的な体、肩や腰にはミサイルランチャーが着いていた。

「な、なんじゃありゃァァァァ!?」

これには岡っ引き達も驚きを隠せない。

「ちょっとォォォォ! なんスかあれェェェェ!?」

「人間が、怪物になるだと!?」

「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」

「キャァァァァァァァ!」

「イヤァァァァァァァ!」

新八や銀時はコレに驚愕し、街の人々は逃げ惑っている。

「ウオォォォォォォ!」

怪人は全身から放ったミサイル弾を、容赦なくぶっ放していく。

「あんなバケモン、見た事ねぇぞ!?」

「でも、このまま放っておいたら被害が!」

「くそっ! やるしかねぇってのか!」

銀時が腰の木刀を抜こうとしたが、まさにその時である。

「どうなってんだありゃ!?」

「何故この街に、ドーパントが出現してるんだ!?」

バイクに跨った二人の男が、怪人の姿を見て驚愕していた。





 翔太郎とフィリップは、目の前の怪人に驚きを隠せない。

ドーパント……『地球の記憶』が内包された“ガイアメモリ”を挿入した人間が、凶悪な怪人へと変わった姿。

ガイアメモリには生物だけでなく、概念や無機物の“記憶”すらも内包されており、その力は凄まじい。

そしてドーパントという名称は、その“記憶”を薬物投与ドーピングのように使用して生まれた超人ミュータントという意味が込められている。

「我が攘夷の誇りの為、幕府を討ち滅ぼしてやるゥゥゥゥ!」

ドーパントが叫ぶ中、二人はゆっくりと前に出る。

「おい、何やってんだ! 早く逃げろ!」

銀髪の男が叫ぶが、翔太郎が帽子を深く被りながら答えた。

「安心しな。 ここから先は、奴の思い通りにはさせねぇ」

翔太郎は一つの機体を腰に巻きつけると、それはベルトとなって巻きつく。

同時に、フィリップの腰にも同じ形状のベルトが出現する。

「止めてやるよ。 俺が……いや―――がな」

「ああ。 いくよ、翔太郎」

フィリップは緑、翔太郎は黒のガイアメモリを手に取り、

《CYCLONE》

《JOKER》

「「変身!」」

その場で構えたのである。

自身のベルトの右スロットにメモリを挿し込むと、フィリップはその場で倒れてしまう。

彼のメモリがベルトに転送されると、翔太郎はメモリを奥へと押し込む。

更に自身のメモリをベルトの左スロットに挿し込むと、左右のスロットを展開させた。

《CYCLONE・JOKER》

その瞬間、彼の姿がその場で変わったのである。

右半身が緑で左半身が黒、額には『W』型の触角に赤い複眼。

そして首には、銀色のマフラーがなびいていた。

彼は、彼等の名はダブル

「『さあ、お前の罪を数えろ!』」

二人で一人の探偵『仮面ライダーW』が、此処に参上したのである。





 Wは駆けだし、目の前の敵『ランチャー・ドーパント』へと向かう。

「オラッ!」

真っ向からのパンチを放ち、更に回し蹴りを叩きこむ。

「ぐっ! おのれぇ!」

ランチャーは体のミサイルランチャーを構える。

「!!」

嫌な予感を察したWは、咄嗟に後ろへと飛んだ。

しかし同時に、無数の小型ミサイル弾が発射された。

「なんつー量のミサイルだ!」

『翔太郎、あの攻撃は避けるのは無理だ』

「なら一旦、防御に回るだけだ!」

《METAL》

すぐさまWは、銀色のメモリをベルトの左スロットに挿し込む。

《CYCLONE・METAL》

すると右半身は銀色になり、背中には棍棒らしき武器が出現。

基本形態の『サイクロンジョーカー』から、“闘士の記憶”を宿す『サイクロンメタル』へと姿を変えた。

専用武器『メタルシャフト』を手に取ると、Wはその場でシャフトを振るいだす。

放たれる風が防御壁の役割となり、ミサイル弾を弾き落としていく。

「スゲェェェェ!」

「カッケェェェェ!」

「あのミサイル弾を、前部弾きましたよ!?」

これには銀時達も、驚きを隠せずにいた。

「このままいくぜ!」

シャフトを振るいながら前進し、ランチャーの眼前へと立つ。

「ハッ!」

そのままシャフトを叩きこみ、凄まじいダメージを与える。

「もう一丁!」

体の遠心力を活かし、更なる一撃を与え、

「グガァァァ!」

ランチャーを容赦なく吹き飛ばした。

『決めるよ、翔太郎!』

「ああ、メモリブレイクだ!」

《JOKER》

《CYCLONE・JOKER》

再びサイクロンジョーカーに戻ったWは、一度左スロットのメモリを挿し込むと、

「これで決まりだ」

右腰のスロットに挿し込んだのだ。

《JOKER・MAXIMUM DRIVE》

竜巻が発生し、Wの体は宙へと浮かぶ。

そしてその場で、急降下からのドリップキックを放ったのだ。

急降下の最中、Wの左右の半身が上下にズレた。

「ええええええええええ!?」

「真っ二つになったぁぁぁぁ!?」

「マジかよ!?」

これには再び、銀時達も驚愕を隠せない。

そんな事も気にせず、Wは必殺技を叩き込んだ。

「『ジョーカーエクストリーム!!』」

ドガァァァァ!と必殺技は命中し、

「グアァァァァァァ!」

ランチャーは断末魔を上げながら爆散する。

Wが着地に成功した時には、浪士は元の姿へと戻っていた。

勿論メモリも排出され、その場で砕けたのだ。

「ふう、後は警察に任せるか」





 変身を解いた翔太郎は、起き上がったフィリップの元へと歩み寄る。

「さて、どうしたもんか……」

「流石に、このまま戦うのも困難だしね」

変身の際に、無謀部状態となるフィリップの体。

そこを狙われれば、流石のWも一大事だろう。

「なあ、アンタ等」

「「ん?」」

すると銀時が、二人に声をかけたのだ。

「さっきの戦い、見せてもらったぜ」

「おっと、そいつはどうも」

「そんでよ、聞きてぇ事があるんだけどよ」

「聞きたい事?」

「オメェ等、さっきのバケモンの事に詳しそうじゃあねぇか」

「ああ、まあな」

「そこでよ、俺が居場所を提供してやる代わりに、バケモンの事について教えてくれねぇか?」

銀時の提案に対し、翔太郎とフィリップは相談する。

「どうする、フィリップ?」

「ドーパントも僕等の事も知られたし、それくらいは良いんじゃないかい? 拠点も手に入れるし」

「よし、宜しく頼むぜ。 俺の名は左翔太郎、探偵をやってるもんだ」

「僕は相棒のフィリップだ」

「万事屋の坂田銀時だ。 宜しく頼むぜ」

こうして万事屋に、新たなメンバーが加わったのであった。

■作家さんに感想を送る
■作者からのメッセージ
新八「銀さんがあんな親切をするなんて…」

神楽「何か裏があるネ」

銀時「オイぃぃぃぃぃ! 何でそうなんのォォォ!?」
テキストサイズ:13k

■作品一覧に戻る ■感想を見る ■削除・編集
Anthologys v2.5e Script by YASUU!!− −Ver.Mini Arrange by ZERO− −Designed by SILUFENIA
Copyright(c)2012 SILUFENIA別館 All rights reserved.