異なる世界の戦士達。それらが一同に集められた………
その理由とは何なのか?いったい誰が?様々な謎が渦巻く事態を彼等はどう切り抜けるのか
「−でどうしてくれるんですか門矢さんでしったけヒイロさんバギーが………」
ヒイロと新八を敵として狙撃した為足を失った新八が士に突っかかていると
ヒイロはバギーの車体にあるスイッチを押すとバギーはボン煙を上げてカプセルに変わる
その様に驚いた紫龍と新八はそれはヒイロの世界の技術なのかと聞くが
「??………いや最初に着いた場所で拾ったものだ」
「なにパックたもの平然と使ってんだよ!!」
ツッコミスキルと発動させる新八を相手にすることなく拾ったと言うカプセルケースから
新しいカプセルを取り出しポイとスイッチを入れて投げると全員が乗れそうなキャンピングカーが
姿を現す緑色の車体に赤く楽書かれている所有者のシンボルマークだろうか?
きっと持ち主も遭難しているだろうしスイマセンと言う気持ちで使わせてもらう事にする
ただ二名を除いて………そうヒイロと士は、それが誰の物かなど気する様子はなかった
こうして五人はヒイロが拾ったポイポイカプセルで足を得た事で彼の言う謎の電波を発する
その場所に向かうべく変身を解除してキャンピングカーに乗り込み出発する
何もない荒野そこにあるのは切り立った山だけで人の姿も建物もない。
まるで無人世界を思わせるその場所だったが、進んだ先に一同がここに来て初めて見る人工物
が姿を見せるも研究所とも塔とも思させる建物を前にキャンピングカーを停車させる
建物の周囲を注意深く観察すると外敵に対する備えのらしきものが見て取れた
「なっなんだこの異様な
小宇宙は………」
「うん なにか気持ち悪い魔力を周りから」
研究所を調べようとした時紫龍とナノハが、呼び名こそ違えど何か力を感知した事を告げる
士はライドブッカーをガンモードにしヒイロもH&KMP7を構えて警戒をする
自分達にはない能力を持つ二人の言葉を信じての事だが脅威はもうそこまで来ていた
「ちょっちょとなんだアレ眉が燃えてる狛犬や腹巻巻いた猫の軍団が向かってくるぞ」
そう気が付いた時には新八達はコマさんとジバニャンの大軍に囲まれていた
同じ顔をした妖怪の群れに囲まれ鼻水を垂らし脅えるも士とヒイロは
「………額に量産と書いているな」
「だいたい分かった。つまりは量産型か………そしてこの世界に人がいない理由もな」
研究所を前にして突如てして現れて量産型の妖怪を前に人はどうするだろう
逃げる?嘆く?それとも諦めるのか………否なぜなら彼等の選択は
《カメンライド・ディディディケイド》
士は仮面ライダーディケイドに変身する後を追うようにドラゴンの聖衣を箱から解放し
そう遅着する紫龍そしてレイジングハートを起動させてバリアジャケットを纏うナノハ
三人はそれぞれに戦闘準備を終えると妖怪の群れと対峙し
「燃え上れ
小宇宙!!廬山龍飛翔」
先制とばかりに
小宇宙を高めた紫龍が妖怪の群れに突進攻撃を仕掛け次々とジバニャン達は
肉片となって飛び散っていっく紫龍の龍飛翔で妖怪の群れがモーゼの前に割ける海が如く割れる
そのなかを駆けていくディケイドはライドブッカーからカードを出す《アタックライド・スラッシュ》
紫龍の攻撃で混乱する妖怪達をバッサバッサと斬り捨てていくが、一人何もしていない奴に気付き
「おい 新八お前は一人傍観か?」
「ちょっと無茶言わんで!!こっちは
聖闘士とでも仮面ライダー無いんだよオイ」
そういってキレる新八をよそに紫龍が彼等に混ざって彼等と遜色なく戦闘をするヒイロを指さす
だがヒイロ以上に新八を驚かせたのは年下の可憐な少女が放った強力無比な砲撃だった
「ディバイン〜バスター!!!」
ナノハが杖から放った閃光が妖怪達を消し去っていく様に、新八以外も流石に驚いた
ただの少女では無いとは思っていたが、予想をはるかに上を行く力に
その力に恐れをなした妖怪たちは一目散に逃亡していきようやく研究所内を調査できる
そう思った時施設内から一人の老人が姿を現した
「おお妖怪達を追い払うとは………お前さんらは勇者ですな?ワシはドクターゲロと申す者じゃ」
老科学者はドクターゲロと名乗りこの世界のあらましを語り始めた。
この世界は本来平和であった事や妖怪等の人類の敵がいなかった事そしてあがなう術がなかった事
そして妖怪到来の原因となったワープホールに救難信号を出し続けた事
そして彼の話から妖怪の巣問うべき場所がある事が分かり妖怪を駆逐する事にする
「本気でやる気か!!こんな戦力で!!」
「アテナの
聖闘士として妖怪を放置しておくわけにはいかない」
「いやならお前一人でベソでもかいてろよ」
「………奴らに次元を渡る力があるのなら完全平和の障害になる………」
なんかトントン拍子に妖怪退治を引き受ける流れになっている事に抗議する新八をよそに
紫龍、士、ヒイロは完全にやる気もと言い殺る気になっている。
聖闘士としての誇りあるいは目の前で苦しむ者の為また自身の世界を守る為か
「あの……その新八さんは無理しなくても、私達四人で大丈夫ですから」
3人についていく来ているナノハにまで心配される新八であったが、彼等を見送る事になった
新八の目が一瞬だけだが怪しい光を発した事にほとんどの者が気付いてはいなかった。