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■233 / 親階層)  LIGHT AND KNIGHT 一話
□投稿者/ マーク -(2005/11/19(Sat) 00:54:20)




    ―チュンチュンチュン

    「ふあー」

    まだ眠たそうにあくびをしつつ、外から聞こえてくる小鳥の鳴き声に誘われ、
    少女がベッドから起き上がる。
    髪は乱れ、瞳は眠たそうにふせられているが、それでも少女の美しさは
    損なわれていなかった。

    「ん」

    ―パンッ

    自らのほうを両手で軽く打ち、意識をはっきりさせる。
    そして、ベッドを出て、部屋の隅にあるタンスから実用的といえば聞こえはいいが、質素そうな衣服を取り出し、それに着替えて、扉を開ける。

    「さてと、今日も一日がんばりますか」





    ―ジュー

    「ほい、次」

    火にかけられたフライパンの中にあるきっちりと形の整えられた三人分の
    目玉焼きを切り分けて皿に移し、そのまま卵を割って、フライパンへと落とす。
    周りには既に6つの皿が置かれており、これで既に12個目。
    しばらくし、卵が半熟で焼きあがったところでフライパンを火から外し、皿に盛る。

    「おはようございます、ヒカル姉さん」

    声をかけたのは10才ほどの少女、そして、その後ろにはそれより幾ばか幼い、
    少女が3人立っていた。

    「あっ、アリス。全員、起きた?」
    「いえ、私たちは起きましたが・・・・・」
    「いつもどおりね、まったく、あなた達をもう少し見習って欲しいものだわ。
     まあ、いいわ。これ持っていって」
    「はい」

    4人の少女が目玉焼きを盛り付けた皿を持って居間の最も大きく古い、机へと並べていく。
    そして、その間に仕舞ってあったパンを二斤取り出し、それぞれ6つに切り分け、皿へと乗せる。

    (バターはないし、チーズも確かなくなったはずだ。
     そういえば、サキが蜂蜜をとってきたから、ビンに入れとくとか言ってたっけ)

    手を止めて、キッチンを見渡す。

    ―狭いキッチンだ。
     だが、私と、私がいないとき以外にはアリス以外、誰も使わない場所だ。
     狭いからといって不都合は無いし、大きくしようと思ったらお金がかかる。
     今はアストのお陰で、少しはましになったが、やはりこんなことにお金はかけら れない。しかし―

    「蜂蜜ってどこよ?」
    「何の話?」

    突如、真横から声をかけて来たものに対し、慌てた様子もなく首だけ横に向けて、
    その声の主と向き合う。

    「セイは早いわね」
    「ヒカル姉さんやアリスたちには負けてるよ?」

    声の主はセイと呼ばれたとがった耳が目を引く、17、8才ほどのエルフの青年。
    青と紫の中間といったぐらいの髪を肩辺りまで伸ばし、線が細く、見るからに優男の青年だ。
    セイは穏やかな笑みを少し崩し、苦笑といった顔を作っている。

    「それもそうね。
     で、話が変わるけど、昨日、サキが取ってきたって言う蜂蜜知らない?」
    「逆に聞くけど、知ってると思う?」
    「・・・・・ゴメン。
     そういえば、あんたは昨日、部屋にずっとこもってたものね」
    「まあね。
     蜂蜜だっけ?
     それについては本人に聞くのが一番早いよ」
    「じゃあ、起こしてきて」
    「僕が?」

    ヒカルがにっこりと、そう言うとセイはその穏やかな笑みのまま、冷や汗を流して、問い返す。
    それもこれも、サキという人物を起こすということがどれほど、大変、否、危険かということを如実に物語っている。

    「お願いね。
     私はちびどもを起こすから」







    ―コンコン

    とある一室の前に立ち、扉をノックする。
    まず、必要無いのだが、けじめの問題だろう。
    少し待つが返答が帰ってくることはなく、いつもどおり、軽く息を継ぎ、
    勢い良く扉を開けて中に入る。

    「起っきろーーーーーー」

    入ってきた少女の声に従い、部屋の中にある5つのベッドから十才足らずの
    少年たちが一人づつ起き上がり、顔を出して挨拶をする。

    「ヒカル姉ちゃん、おはよー」
    「はい、おはよう。
     全員、とっとと着替えて居間に来なさい。
     あなたたちが最後よ」
    「んーー」

    少年たちの中にはいまだ、寝ぼけたままのものもいた。
    そんな少年の耳元までヒカルは歩いていき、少年に言葉をかける。

    「早く来ないとなくなっちゃうわよ?」
    「直ぐ行く!!」

    その言葉を聞き、条件反射のごとく、飛び起き、居間へと向かい、走り出す。

    「こらー、先に着替えなさーい!!」









    「「「「「「ごちそうーさまでした」」」」」」
    「おつかれ、ヒカル姉さん」
    「あっ、ありがと。あなたもお疲れ、セイ」

    セイから、カップを受け取り、お礼を言って、そのまま、口をつける。
    中身は紅茶。
    葉はそこらで売っている様な市販の、それもかなり安いものだが、
    入れた者が上手なので、そうとは感じさせない。

    「さてと、洗濯物と洗物とそれから―」
    「姉さん、いいよ、そんなの。
     今日から出るんでしょ?
     私たちがやっとくよ」

    そういって、口を挟んできたのはセイと同じほどの年頃であろう、獣人の少女。
    栗色の髪を短く切り、やや、黒く焼けた肌や、引き締まった身体は見るからに
    活発そうな印象を他者へと与えている。

    「ねえ、サキ」
    「なに、セイ?」
    「私たちっていうけど、自分はやらないんでしょ?」
    「やらないんじゃないわよ、やれないだけ」
    「なお、悪いよ。
     まあ、いつものことだけど」
    「そう、いつものことね。
     ならいいじゃない」

    ガックリと、セイは深くため息をつき、うな垂れる。
    そんなセイには意に介さず、サキはヒカル同様、セイが入れた紅茶に口をつけている。

    「うん、セイが入れたお茶はいつもおいしいわね。
     でも、忙しいなら無理はしなくていいから。
     いま、作品を描いてる最中でしょ」

    セイはいちおう、絵描きである。
    といっても、素晴らしい作品を描き、高い評価を受けた、なんてことは無い。
    それでも、評価はよく、時には街の方でなかなかいい値で買って貰える時もある。

    「大丈夫だよ、ヒカル姉さん。
     少し行き詰ってるから、気を紛らすのに丁度いいよ。
     でも―」

    そういって、一度言葉を区切り、セイはサキに向き合う。

    「サキも少しは手伝うんだよ?」
    「ええ!?
     私が手伝ったほうが遅くなるわよ!?」
    「構わないよ。
     それで、君が少しでも手伝えるようになるなら安いものだ」
    「そうね。サキ、家事全般、壊滅的に酷いものね。
     このままじゃ、嫁の貰い手がなくなるわよ?」
    「うう、いいわよ、そんなの。
     いざとなったらセイを嫁にもらうから」
    「馬鹿なことを言わないでよ」

    心底、呆れたという様子で溜息をつき、先の言葉を否定する。

    「サキ、いい?
     僕は男だから、君が嫁になるんでしょ?」
    「いや、二人ともなんか、論点が違うする気するだけど。
     でも、セイなら確かに直ぐにでも嫁にいけるわね」
    「まあ、この家にいたら必然的にそうなったんだけどね。
     ヒカル姉さんもそうでしょ」
    「ふん、どうせ私は家事なんて何一つこなせない女よ。
     でも、姉さんもセイも家事得意よね。
     種族的なもの?
     まさか、エルフの血には潜在的に家事スキルが備わっているとか!?」
    「個人差、性格、努力の結果。
     獣人だから、だなんていい訳にはならないよ?」
    「うう、分かってるわよ。
     ちょっとしたお茶目じゃない」

    いじけるサキを微笑ましく眺めつつ、思い出した様にヒカルが勢い良く、
    椅子から立つ。

    「いけない」
    「どっどうしたの?」
    「依頼主のとこに顔出す前に、寄るところがあったわ。
     そろそろ出ないと、不味いわ」

    そういって慌てて、懐からアーカイバを取り出し、仕舞われた装備をチェックしていく。

    「食料よし、装備よし。
     あとは―」
    「はい、これ」

    手渡されたのはおそらく手彫りであろう、複雑な文様が描かれた木製の板。
    セイから渡された板を懐に入れて礼を言う。

    「ありがと、でも護符を彫ってる暇なんてあったの?」

    手渡された板は魔を払うという魔避けの護符の一種。
    普通は紙に書いたり、服に縫ったりするのが多いが、木の板、
    つまり札に彫ったものも有効である。

    「うん、実は昨日はそれを彫ってて出てこなかったんだ。
     絵はあと二週間はかかるし姉さんが帰ってきた時には完成させとくよ」
    「そう、期待してるわ」















    「ふっ!!せやっ!!」

    振り下ろされる棍棒を横に動いて、よけ、そのままの勢いでその棍棒の主である
    異形の化け物へと鋭い蹴りを放つ。
    勢いをつけたとはいえ、この体重差とその生命力では一発では仕留めきれない。
    しかし、その一撃で化け物はたたらを踏み、大きな隙ができる

    「―カルテット」

    衝撃によろめき、倒れそうな身体を踏みとどまらせるそれに追い討ちをかける。
    左右の足から繰り出される俊足の4連撃。
    その4撃目の飛び蹴りが化け物の顔を打ち抜き、化け物は仰向けに倒れ、
    その動きを止める。
    その化け物を一人で打ち倒した少女、ヒカルはそれが息絶えているのを確認し、
    ようやく一息つく。

    「あと、少しだっていうのに捉まるなんてついてないわ。
     二、三部屋先には厄介なのがいるから、体力は温存しておきたかったのに、はあ」

    ため息をつきつつも部屋を見渡す。
    依頼自体は帝国アヴァロンの主要都市の一つ、神木と呼ばれる世界最大規模の大樹の存在するエルトラーゼに住むという依頼主の親族に品物を届けてほしいというものだった。
    そして、今いる場所はエルトラーゼから少し離れたところにある、以前、訪れた遺跡の内部。
    部屋といっても通路の途中にある動き回れる程度の広さのスペースがあるだけで、
    おそらく侵入者を撃退するための部屋である。
    見回しても特に何も無いのを確認し、部屋を出て通路を進む。
    ある程度進み、通路の途中であるものを見てヒカルは立ち止まる。
    それは、前に来たときにヒカルが印した傷だ。
    そう、ここだ。
    この先に、目的の者はいる。
    伺うようにして直角に曲がった通路の角から、広い部屋を覗き込む。
    そこには、巨大な亀の様な、しかし、明らかに異なるものがいる。
    ―はずだった。

    「えっ!?」

    覗き込んだ先、そこにはアノ存在はいない。
    代わりにあったのはその存在が着ていた強固な甲羅と、壁にもたれ掛かり、
    眠っているように動かない、一人の少年。
    何故こんなところで倒れているか、ヒカルには直ぐに見当がついた。
    ここを守っていた存在は一見、亀のような生き物だった。
    亀ならば硬い甲羅は厄介だが、攻撃のためには必ず、手足を、そしてこちらを確認するために頭を出す必要があるため、そのときを討てばいい。
    そう思いヒカルはその存在へと突っ込んだ。
    動きは大して素早くなく、難なく懐まで飛び込み、その自慢の蹴りで甲羅から出した頭を、粉砕した。
    だが、そこからが問題だった。
    突如、ヒカルが粉砕した頭が、否、甲羅から出した四肢までもが、溶けるようにして形を失い、不定形の身体に変化した。
    もともと、その不定形の身体をあえて、決まった形を取ることで、そして甲羅をかぶることでその姿に擬態していたのであった。
    つまり、ここにいたのは亀に擬態し、鎧を纏ったスライムのようなものだった。
    厄介なのは、スライムは生命力が高いという点。
    もっとも、普通のスライムは弱点があるがはっきりとしていてさほど苦労しない。
    しかし、これはその弱点であるコアを鎧で隠し、その生命力のお陰で、その触手を潰してもダメージにもならない。
    その上、触手に毒があり、油断した敵を捕まえ、その毒で動けなくするのだ。
    現に、ヒカルは前回、その通りに敗れ、敗走した。
    ヒカルが持つ『力』がなければ、今、彼女はここにいない。
    おそらく、少年もそいつの毒で動けないのだろう。

    ―どうしようかな?

    さすがに、こんな少年といっても十分な年頃の子を見捨てるのは心苦しい。
    けれど、あまり、この力を使いたくは無かった。
    しかし、ヒカルの判断は早かった。
    壁にもたれ掛かった少年へと近寄り、容態を見る。
    予想通り、毒を受けて倒れたようである。
    意識を右手に集中させて、その力を望む。
    右手の手のひらが淡く輝き、光が灯る。
    太陽の光のような激しいものとは明らかに異なる穏やかな光だ。
    光の灯る右手の手のひらを少年の胸元へと、当てて目を閉じ、集中する。
    右手の光は吸い込まれる様にして輝きを失い、それとは対照的に少年の呼吸が
    穏やかになっていく。
    そして、光が完全に失われることには、少年は穏やかな寝顔になっていた。

    「ふう、成功ね」

    成功したことに、安堵しほっと、息を吐く。
    そして、そこになってようやく、ここを守っていた者の亡骸へと目を向けた。

    「え?」

    その亡骸であろう、強固な甲羅。
    その背中に当たるところにはそれほど大きくは無い穴が開いていた。
    亡骸である以上、この少年に倒せれたということは分かる。
    だが、その甲羅の強固さを身を持って知っているヒカルとしてはその穴が一瞬、
    信じられなかった。
    てっきり、内部にあったコアを魔法攻撃か何かで潰したのであろう思っていた。
    が、その穴は狭く、何らかの、おそらく剣のような得物で貫かれたものだ。
    当然というべきか、ヒカルの視線は少年の手に握られた剣へと注がれる。
    両手に握られた何の変哲も無い一対の双剣。
    これがあの甲羅を貫くほどの剣だろうか?
    とてもそうは見えない。
    他人の得物を勝手に見るのはあまり、いい事ではない。
    が、しかし、好奇心がそれを勝り、ヒカルはスッと少年へと手を伸ばし―

    「う・・」

    タイミング良く、少年が目を覚ました。
    結果、少年へと、正確には少年の剣へと中途半端に手を伸ばした形でヒカルは
    硬直し、その状態で少年と視線を合わすことになる。

    「っ!!」

    次の瞬間、ヒカルの視界から少年が消える。
    そして、首筋にひやりとした冷たい感触を感じつつ、平静を装って、
    首筋に剣を突きつけながら、こちらを睨みつける少年を睨み返す。

    「取ったものを返せ」
    「・・・・・」

    一瞬、言っている意味を理解できなかった。
    が、直ぐにその意味を察し、怒りがこみ上げてくる。
    首筋に突きつけられた冷たい感触のことも忘れ、早口で捲くし立てる。

    「あのね、いきなり人を盗人扱い?
     持ち物が盗まれてるの確認した?
     今まで毒に苦しんでたのを助けたのは誰だと思う?
     そして、倒れてるあんたを介抱してたのは一体誰?」

    刃を突きつけられてるというのに物怖じないヒカルの行動に驚き、少年は少しばかり唖然とする。
    そこでようやく、今まで自分を苦しめていた毒が綺麗さっぱり消えているのに気づいたらしく、軽く自分の装備などを確認すると少年は突きつけていた剣を収めた。

    「君が治療してくれたのか?」
    「ええ、そうよ。感謝しなさ―」
    「それはすまない」

    妙に殊勝な態度に、言葉をさえぎられ今度はヒカルのほうが呆気に取られる。
    そこでようやく、ヒカルは目の前の少年の顔を見た。
    薄い金の髪に、どこか中世的な容姿。
    おそらく同業者なのだろうが、何か違和感がある。
    そして、その違和感に気づく。
    気品だ。
    立ち振る舞いや、仕草、醸し出す雰囲気に気品が感じられる。

    「どうかしたのかい?」
    「べっ、別になんでもない」

    そういって、不覚にも見とれてしまった自分を恥じるようにして少年から視線を逸らし、そっぽを向く。
    少年はといえば、いきなりそっぽを向かれたというのに、平然とし、まるで、どうしてそんな反応をしたのか全て分かっているようにも思え、それが癪に障った。

    「あらためて礼を言おう。
     ありがとう」
    「んー、といっても大したことじゃないし」
    「いやいや、もし、君が解毒剤を持っていなかったら僕はここにはいない。
     ぜひ、何か礼をしたい。
     そういえば、君はここは二度目かい?」
    「・・・・なんで、そう思うの?」

    そんなことは一言も言ってない。
    だと、言うのに何故、そう判断したのか。
    ヒカルは警戒しつつ、そう尋ねた。
    が、少年こそむしろ、何を言っているんだ、とでも言いたそうな顔でヒカルを見る。

    「解毒剤があるんだから、この亀?とは、一度戦って、その際の毒から解毒剤を
     用意したんじゃないのかい?」
    「――そうね。
     その通りよ」

    ヒカルは自分の馬鹿さ加減を呪った。
    たしかに、少年がそう判断するのは当然だ。
    だというのに、これでは自分が普通ではないと教えるようなものではないか。
    幸い、少年はそれに気づいている様子は無く、これ以上の詮索を受けないよう、
    当たり障りの無い答えを返していく。

    「そこで、だ。
     君もこの先の物に用があるのだろう?
     ここで、会ったのも何かの縁。
     礼の意味も込めて―」

    そこで、一拍置き続きを紡ぐ。

    「一緒に進まないか?」
    「はあ?」
    「っと、まだ、名を名乗っていなかったね。
     僕はレイスと呼んでくれ」




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