Release 0シルフェニアRiverside Hole

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■171 / 1階層)  蒼天の始まり第十一話
□投稿者/ マーク -(2005/03/31(Thu) 19:02:20)
    2005/03/31(Thu) 19:02:44 編集(投稿者)

    『英雄』


    紅、赤、朱、見渡す限りのあかい世界。
    そんなところにただ1人佇む少女は自らの胸にともる白き炎と黒き炎を眺めた。
    自身の中に眠る二つの炎の脈動。
    その内、1つはつい先ほどこの身へと帰ってきた。
    白き鼓動は穏やかに、しかし寂しげに。
    黒き鼓動は荒々しくも勇ましく。
    共に欠けた紅蓮の鼓動を求める。
    たとえ外面は偽れても内面は偽れない。
    やはり兄弟なのだから黒き鼓動も白き鼓動もその欠けた鼓動を求めている。
    ・・・兄弟・・・兄妹・・・同じだ。今は遠く、遠く離れた家族。
    血の繋がりなど関係が無く、そう、私はあの人を求めている。
    この気持ちが何かなどは私自身も分からない。
    ただ狂おしいほど求めている。
    他ならぬ、私自身の手で・・・・・・しておきながら
    「ん」
    少女が目が覚ますとそこはあまり代わり映えのしない宿の一室。
    ふと、自らの内に眠るモノに意識を向ける。
    かつて制御が出来ず、たくさんものを失ったことを思い出し、
    強く、強くその鼓動を押さえ込む。
    そして、今度は腕を動かし具合を確認する。
    いまだ、動かしづらいがあと一晩も経てば完治するだろうというところだった。
    「あっ」
    と、体を起こし、ベッドから体を出そうとしたところで
    机に置かれた二つの銃に気付いて慌てて調べる。
    ―ふう、壊れてない。
    よほど大丈夫なのだが、あれを使った後はどうしても調べないと気がすまない。
    以前、少し無理をして使って他のやつを駄目にしてしまった経験からなのだが、
    これだけは壊したくない。壊すわけにはいかない。
    今は亡き者からの贈り物なのだから。
    ―ガチャ
    「えっ、えーと。初めまして?」
    誰?
    どこか見覚えのある水色の髪の少女が開いたドアの先に立っていた。




    「それ本当!?」
    「冒険者の店相手にそれは挑戦と取るぞ?
    まあ、そういいたい気持ちも分かるけどな」
    冒険者の店に情報を仕入れに来ていたミコトは頭を抱えた。
    これから起こるであろう騒動の原因は自分たちにあるのだから
    黙って無視するわけにもいかず、この先の騒動を想像してまた顔をしかめる。
    (これはユナに相談しといたほうがいいわね)
    「ありがと、代金は?」
    冒険者の店が売るものは3つ。
    道具、人手、情報だ。
    道具は単純。そのままの意味であり、食事なども含まれる。
    人手は俗に仲介とも言われ、仕事の仲間を紹介したり、冒険者同士、
    もしくは貴族などの依頼や売買の間に入ることを言う。
    情報は賞金首、新しい遺跡、依頼の紹介など数え出したらきりが無い。
    つまり、情報の真偽を疑うのは店の商品に不備があると文句を言うのと
    同じなのだ。
    「こんなのただの世間話だからな。そんなものいらないさ」
    (あ〜、ベアと一緒でいい人だ、この人。
    さて、とっとと戻ってユナに教えなくちゃ。)
    店を出て、自分たちが滞在している宿へと足を向けた。





    そのころ、とある一室で向かい合う赤い髪の少女は一度部屋を出て料理を持って
    再び現れた青い髪の少女から最低限の自己紹介を受け、手に持っていた食事を
    渡された。
    赤い髪の少女、ユナ・アレイヤは見覚えのあるこの少女を必死に記憶のそこから
    掘り起こそうといていた。そして、思い出す。
    (確か『結界王』と一緒にいた・・・・)
    何ヶ月か前に魔術都市行きの飛空艇でおきた騒動のおりに関わった同じく
    ウロボロスの一員、『結界王』とよばれる魔術師と共にいた姉妹の1人だ。
    疑問が氷解し、とりあえず害はないだろうと判断し手に持った皿に入った
    料理をスプーンですくい、口に運ぶ。
    そして、ユナの顔色を伺うようにしていたエルリスはその様子を見ながら
    完全に緊張していた。
    実際は何も無いのだが、王国の英雄、そして最高位の魔道士というという
    あまりにも仰々しい称号はエルリスを萎縮させるには十分すぎた。
    と、料理を口に含んだところでユナが露骨に顔をしかめた。
    エルリスは自分の料理が失敗したのではないか、口に合わなかったのではないかと
    不安になり、立ち上がろうとしたところで
    「ユナ、起きた?」
    もう1人の英雄が入ってきた。

    入ってきた少女ミコトはユナのしかめた顔と手に持ったもの、そして半分腰を
    浮かしたところで止まったエルリスを見てその意味をさとり、
    「エルリス、大丈夫よ。
    ただ単に悔しいだけだから」
    とユナへ向けて意地悪い笑みを向ける。
    そしてエルリスもその言葉の意味をなんとなく理解し、聞いてみた。
    「料理・・・駄目なの?」
    とユナの顔が今まで以上に不機嫌になり、年相応の可愛さが覗かれた。
    が、こんどはミコトの顔に苦いものがよぎる。
    「ほんと、大変だったわ。何でかしらないけど私以外だれも料理が駄目なんだから。
    ユナは毎回火加減強すぎて炭を作るし、アルテは剣は使えるのに包丁とかは
    使えない。
    バルムは論外。知識はあるのにそれがうまくいかずにむしろ逆効果で
    とてつもない味になる。
    そのくせ、みんなして私の味付けが薄いだの、辛いだの文句ばかり言うんだから」
    ミコトが苦々しげに言う、がその言葉の端々に懐かしげな思いが感じられた。
    ふと、エルリスはユナを前にして先ほどまで萎縮していたに今ではそれが
    なかったのを感じ、ミコトに心の中で感謝した。




    「ねえ、ユナ。あんた、バルムンクのこと何か知らない?」
    料理を食べ終え、横に置かれた棚へ空になった皿を置いたところで
    ミコトの問いに答える。
    「バルムンクの居場所とか?」
    「うん、できれば。
    あんたバルムンクやアルテと通じるものがあったじゃない。
    どう?」
    数秒考えたのち
    「確かに私とアルテ、バルムンクには通じるものがあった。
    けど、それは私たちがが持つ異能の原因が同じだったから。
    そう、ただ単に同じ境遇だっただけ」
    「・・・そっか、なんかバルムンクがあんたやアルテと話してるとき
    仲間外れにされてるみたいで気に入らなかったのよ。
    大人気無いわね」
    と、そういったときのミコトの言葉に微妙な違和感を感じ
    なんとなく思ったことを尋ねてみることにした。
    「ねえ、アルテって女の人?」
    「ええ、そうよ」
    「じゃあ、バルムンクって男?」
    「ええ、そうよ」
    「ミコトってバルムンクが好き?」
    「ええ、そうってんなっあああぁ!?」
    (うわ、分かりやすい反応)
    本当に些細な疑問なのだが、ここまで反応するとは思ってはおらず今まで散々、
    修行と称して虐められてたが、思わぬところから弱点を握ることになった。
    そして、ミコトはうろたえながらも話を打ち切るべく
    ワザとらしく咳をし、話題を変える。
    「ゴホッ!!そっ、それは置いといて。ユナ、厄介なことになったわよ」
    「何が?」
    「聞いた噂じゃ王が騎士団をこっちに向かわせる気らしいわ」
    「なっ!?」
    さすがに、この言葉にユナも言葉を失う。
    だが、エルリスには王国の騎士団が動くということが何を意味するのか
    いまいち理解できなかった。
    「騎士団が?ここに来るってまさか・・・竜?」
    「でしょうね。王城で大騒ぎらしいわ。
    『フォルスが竜に襲われた。次は王都かも知れない』とね。
    どうする?」
    挑戦するように確認を取る。この少女が取る道なんて決まっている。
    「決まってるでしょ。私の責任なんだから竜族に迷惑はかけられない」
    「言うと思った。でもどう読む?」
    「竜相手に正攻法で来るとは思えないから―」
    「ちょっと、待って何の話?」
    いままで、置いてけぼりを食らってたエルリスが会話に割り込み説明を求める。
    けれど、二人も『自分たちの責任』であり、他人に迷惑をかけるのは
    不本意だった。
    そのまま、この姉妹をどうするか悩み、やがて、
    「いいわ。残りの三人が帰ってきたらある程度は説明するわ。
    それを聞いてどうするか決めなさい」
    「いいの、それで?」
    「決めるのは本人でしょ。それに私自身がそうだったから止める気には
    なれないわ」
    ふと、ユナは出会った当初、なんの関わりあいもなかったこの人物が
    無理やりついてきたときのことを思い出し、笑う。
    「そうだったわね」





    「さてと、まず何から言えばいいかしら?
    とりあえず、騎士団と王国についてから始めさせてもらうわ。
    二人も王国の異種族差別については聞いてるわよね」
    「たしか、王都の方で獣人やエルフまでもが迫害を受けてるってことだよね」
    「そう。吸血種や魔族なんかは害があるから仕方がないけど、
    獣人やエルフまで異端として迫害してるのはどう考えてもやり過ぎだわ。
    で、この騎士団の遠征も結局は異端狩りなの」
    「ふーん、この街にレジスタンスでもいるの?」
    王国に対して敵対行動を示しているのといえば飛空艇を襲った獣人たちの
    レジスタンス。たしか、名前は『フェニックス』で、
    他にも『べヒーモス』『リヴィアタン』っていうのがいた筈である。
    「そういうわけではないの。
    この街に来た日の夜のこと覚えてる?」
    「ユナさんを連れて帰ってきたときのことだよね」
    「ユナでいい。
    それでそのとき火事が起きたでしょ。
    それが今回の事件の発端。
    襲ったのは竜」
    「竜!?」
    「そうなのよね。不干渉であるはずの竜が王国を襲い、
    しかもこの街のさらに東に向かったところには世界でも最大級の
    火竜の巣、通称『クリムゾンバレー』があって、そこから来たのでないか
    と言われてるの。おかげで、王国がその報復に来るつもりらしいわ」
    「そして、一番問題なのがそれが誤解だということ」
    「誤解?」
    「ん〜。ユナの、赤き竜サラのことはどう伝わってる?」
    「確か、紅蓮の使い魔を駆る魔女だっけ」
    セリスが答えがもっとも知られている答えだ。
    実際に見たものがほとんどいない所為でシンクレアの噂は信憑性が低い。
    大体、話を盛り上げるために吟遊詩人なんかが創作した部分が
    組み込まれているが、そのほとんどに共通してるのがこれ。
    炎に関わる使い魔を従えた紅蓮の魔女。
    ただ、炎は合ってるけど実際は魔女って感じではなかったな。
    「まあ、そんなところね。
    じゃあ、その使い魔は?」
    「えっ、えーと。何だっけお姉ちゃん?」
    「蜥蜴とか、炎の鳥とか、炎そのものとかいくらでも言われてるけど、
    炎と蜥蜴だからサラマンダーの使い魔でしょ」
    (でも、これって先生が言ってたのの受けおりなんだけどな。
    そのあと、そのサラマンダーって言うのが良く分からなかったから先生に
    聞いたっけ)
    サラマンダーは魔術師に炎の精といわれている精霊だが、普通の精霊とちがい、
    何故か実際にその姿を見たものは多く、それを捕まえたと言う噂も多い。
    もっとも、捕まえても直ぐに消えてしまい精霊ではなく妖精ではないかとも
    言われている。
    結果、サラマンダーは意思を持った炎、炎に宿った意志そのものを指すことが
    多く、基本的に見られる姿は炎の蜥蜴である。
    「ふーん、なるほどね。火蜥蜴ね。
    まあ、間違ってはないけどあってもないわ」
    「じゃあ、何なの?」
    「これよ」
    そういって、ユナが手のひらに乗るぐらいの大きさの翼の生えた白い犬のような、
    蜥蜴のようなものを出す。
    「何これ?犬?蜥蜴?」
    「でも翼が生えてるよお姉ちゃん」
    「そうね。犬に翼って生えてたっけ?」
    「んなわけねーだろ」
    犬の獣人たるクロアが呆れながら答える。
    「だよね。じゃあ、これって」
    「竜よ」
    「・・・・えっ?いや、竜って―」
    「もちろん本物ではないわ。
    使い魔というのが一番近いらしいけどそれとも違うみたい。
    で、コイツらがこの事件の犯人よ」
    「もしかして・・・ユナが言ってた責任ってそういうこと?」
    「そうよ」
    つまり、この竜のような使い魔が暴れて、それを王は竜が責めてきたと
    勘違いしたわけか。確かにそれならば誤解だ。
    「なるほど〜。
    じゃあ、誤解なんだから騎士団の人たちを説得すれば解決するんだね」
    「ところがそうもいかないのよね。多分」
    「どうして?
    誤解なんだから、襲ってくる危険もないしわざわざこんな自ら火の中に
    飛び込むようなことする必要ないじゃない」
    「それよ、そこが違うの。
    竜が襲って来るという危険から騎士団が動いたわけではなく、
    竜の襲撃は王族にとってはただの大義名分。
    王国は『クリムゾンバレー』の竜を討伐する気だわ」
    「なっ!?」
    竜の討伐?
    竜族は何もやっていないのになんでそんなこと?
    いや、そもそも
    「この世界最高の種族である竜に喧嘩を売って勝ち目なんて有るの?」
    「まあ、普通ならそう思うわね。
    でも、勝ち目もない戦いを王族がやるとも思えないし
    負ければ王国が滅びかねない。
    だから、力ずくでも止めなきゃならない」
    「ミコトたちは大丈夫なの?」
    「そりゃあ、いくら王国の英雄といっても王自身とは面識ないし
    面識の有る女王様はもう死去しちゃってて、王女様のほうは国王が
    その権力を全て握ってるから、捕まれば下手をすれば反逆罪に問われるで
    しょうね。
    でも、ユナは行く気だし、私だけ逃げるなんてご免だわ」
    ・・・強い。これが王国の英雄。
    ついていけば、私たちは今まで以上に危険になるだろう。
    でも―
    「「私もついていく」」
    と、つい口から出た声が重なった。
    隣を見ればセリスが同じようにこちらを見て、笑う。
    そっか、セリスも同じなんだ。
    「いいの?そんなことすれば王国に狙われるかもしれないわよ。
    そうじゃなくても教団や教会に狙われかねないのに」
    「構わない。私たちが自分自身で決めたことだから」
    「うん。それにミコトだってそれは同じでしょ?」
    セリスの言葉にミコトがおかしそうに笑い出す。
    「はははっは。本当、あんた達似てるわ。
    そこまで言うなら私は止めない。
    あんたたちの信じる道を行きなさい」
    「ありがとう」


    「じゃあ、話を戻すわよ。
    王国が騎士団をこちらに向かわしたけどそれだけで
    竜を落とせるとは思えない。まだ、何かある気がするわ。
    あんた達はどう思う?」
    と、今度はフィーアとクロアに向かって言う。
    「王国・・・アイゼンブルグが技術提供して何かの魔化学兵器でも持たせる気かしら」
    鉄甲都市アイゼンブルグ。
    王国内で独立して存在する技術都市の名だ。
    この都市が作る出す武器や機械は他の国でも有名で他国からも
    多くの人がここを目当ての訪れるそうだ。
    「アイゼンブルグの作る兵器はすごいものだけどそれだけとは考えにくい。
    かといって、騎士のほとんどに竜殺剣を持たせてるなんてことは
    さらに非現実的だしな」
    あれ、騎士だけ?
    魔術師とかはいないのかな?
    「ちょっと、いい?」
    「なに?」
    「うん、思ったんだけど騎士団だけじゃなくて教会とか協団も関係してるのかな」
    「えっ!?」
    「あっ!?」
    「そうか、教会があった。
    あれだって異端嫌いには変わりはないから動くかもしれない」
    「でも、残念だけどそれはないと思うわ。教会の代行者たちは魔術都市から
    動いてはいないそうよ」
    そっか。まあ、ただの思いつきだし。
    「協団、教会、今まで険悪だった両者が共に動いてる?
    王国が介入、何故?どうやって?
    亀裂の原因は封印指定のアーティファクト・・・兵器!?
    竜をも殲滅するモノ・・・
    まさか―、オーパーツ」
    「ミコトどうしたの?
    ・・・また、何か思いついたの?」
    「ええ、最悪なのをね。突拍子もない考えだけど、
    王国の切り札は封印指定のアーティファクトかもしれない」
    「・・・根拠は?」
    「あれほど険悪だった協団と教会が仲直りするなんてどう考えてもおかしい。
    どこかが・・・たぶん王国が間に入ったんだと私は睨んでる。
    もっとも、関係が修復したようにも見えないからあくまで利害が
    一致しているだけの関係だと思う。
    ただ、そうすると代行者が学園都市にいるまま動かないのは不自然なの。
    学園都市には教会の者が意味もなく長居する必要もないし、
    学園もそれを快くは思わない筈。
    そう、まるで何かを守っているみたいじゃない?」
    「・・・噂で聞いた事がある。
    かつて大陸1つを焼き払ったという兵器。
    そこまでいかなくても山1つ吹き飛ばせる破壊力があれば十分ということね」
    「賭けるには分が悪い気がするけど、どうする?」
    「・・・行って。
    前の召集のときにアイゼンブルグの科学者が協団に多く来てた。可能性は十分
    有る。こっちは4人で何とかするからお願い」
    「分かった。エルリスたちをよろしく。
    行くわよ、フィーア」
    「ええ、杞憂だといいんだけどね」
    なんか思ってたよりもとんでもないことに巻き込まれたみたい。
    でも、自分で決めたことだ。
    腹をくくろう。


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