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■53 / 2階層)  "紅い魔鋼"――◇一話◆
□投稿者/ サム -(2004/11/18(Thu) 22:04:37)
     ◇ 第一話『ハードラック・レディ』 ◆


    ミヤセ・ミコト十九歳。

    こいつは曲者だ。
    周りと自分の状況を完全に把握しながら,何事にも動じず笑顔で行動する"確信犯"だ。

    半年前――こいつから腕輪型のドライブエンジンを受け取った時には既に"始まっていた"に違いない。
    この女の途方もない策略が。
    どうやら俺は――その第一の"被害者"らしい。


     ▽  △


    一日の半分が過ぎ,午前中の講義が終わった俺はその足で食堂に向かった。
    講義は予定時間よりも早めに終わり,そのせいもあってそれほどまだ混んでいない。
    これ幸いとバイキング式の配膳システムから食料を確保し,場所を決めようとしたとき,そいつの声が聞こえてきた。

    「ケーイ。こっちこっち」

    ミコトは俺をケイと呼ぶ。
    ケインだ! と,何度言っても聞きゃしない。よって諦めた。放置だ。
    聞かなかった事にして別のところに座ってもいいんだが…それでアイツが諦めるとも思えない。
    それこそ完全に諦めて,ミコトの居る席へと向かった。

    「…なんだ?」
    「なんだ、じゃないでしょ。せっかく呼んであげたんだから感謝しなよ」

    あまつさえそう言い放った。
    やれやれと俺は向かいの席に座り,食事を始める。

    ミコトは戦技科の生徒だ。
    "半年前までは"極平均的な成績の生徒だったらしい。
    俺の相方が何故かそう言う情報について詳しく,聞いてもいないのに聞かされたから自然と覚えてしまった。


    ――半年前までは。
    つまり,半年前から今までは,それまでと様子が異なると言う事だ。
    実際,俺の知っているミコトは信じられないくらい成績の優秀な女子だ。

    戦闘のみならず,共通講座も魔法学もかなり出来る。
    最近は,学園の外で現役の軍人が開いているらしい実習講座までも受けていると聞く。
    受講制限のないその講座には,将来軍人を目指す学生だけでなく,学外からも多くの人が参加するもの。
    当然女子の数は少ない。
    それでも,その受講生のなかでも彼女の名前はかなり知れ渡っているらしい。
    学院内外問わず,TOPクラスの実力者――それが俺の知る,ミヤセ・ミコトだ。

    そんなミヤセ・ミコトがなぜ俺に話しかけるのか――今をもっていまいち判らん。

    俺はと言えば,魔鋼技科への入学こそ主席だったらしいが,それ以降はさっぱり。
    成績も平均よりマシな程度だし,実は造り手(クリエーター)としての才能も余りない。
    唯一突出している,と言うのが――修復…それと改良だ。

    元々修理工技師の親父の作業を見知り,自らも色々手伝いを兼ねて触ってきたからこそ――経験の賜物だろうと考えている。
    勿論,今もって魔導技術は奥深いもので興味は尽きない。
    週末になると実習室で色々と自分の魔法駆動機関(ドライブ・エンジン)や何やらを弄り回す日々を送っている。経験だけは他人に負けるつもりはない。
    ミコトがやってきたのも,そんなささやかで平凡な日だった。

    その日以降,なぜかコイツは毎日やってきた。
    今では顔を合せない日の方が少ないくらいだ。――コイツが野外実習に出る時くらいだろう。
    だが――

    「で、さ。あの話――考えてくれた?」

    一段落ついたのか,ミコトは御茶を飲みながら俺にそう声をかけてきた。
    思わず苦い面になったんだろう俺。なんでだろうな。

    「あー…」

    考えてなくはない,でも結論が出ない。
    そんな態度の俺に,ミコトは――怒らず苦笑する。

    「まぁ,魔鋼技科には関係ない講座ではあるけどね」
    「……。」

    誘いをかけられているのは,先にも言った野外実習訓練というやつだ。戦闘の。
    何を血迷ったのか,コイツは俺に一緒に来いと言いやがった。

    普段ならば迷わず突っぱねるところだが…いや、実際最初は断ろうと思った。
    が――

    『…野外での駆動機関系の応急修理訓練とか。そんなのどう?』

    ニヤリ,と形容するのが相応しいくらいの笑みに,思わず俺は唸る。
    コイツが言いたい事は汲み取れた。
    限られた状況,環境では純粋に"技術の勝負"。

    自分の腕を試したくはないか――?
    そう暗に仄めかしていたに違いなかった。

    試したいと言う思いがないわけではない…が…
    何にしろ面白くない。
    何がって,コイツに乗せられているのが面白くない。気に入らない。躊躇う理由は単にそんなコトだった。

    「まぁ,まだ時間はあるからゆっくり考えといてよ」

    そう言って,ミコトはお茶を再開する。
    そんな様子のミコトを見て,今までの経験――それを培ってきた自分の左手を見て,ついでに昼食のトレイをみた。
    俺はハァ…と溜息をついて口を開く。

    「…いい,出る。やるよ。どうせ先延ばしにしても結論は変わんねーんだ…」

    多分,断っても何かと理由をつけて引っ張られるに決まってる。
    ここ半年の付き合いでコイツの強引さは身にしみてわかっている。

    「おっけ。もう書類は送っといたから安心してね」
    「おいっ! マジか!?」
    「うん」

    のほほーんと何でもない事のように返事をするミコトを,俺は信じられないような目で見た。
    と言うか信じられん,承諾を得ないうちから既に申請書まで送っていたなんて誰に予想できるか?
    いや、できない。ここ反語表現で重要だ。

    そんな俺を放っておいて,ミコトは自分のバックの中から一枚の書面とゲストIDらしきものを取り出す。

    「はい、これ。」
    「…なんだこれ。」
    「うん、申請書の受領書と許可証。」

    出来てるよ,と気軽に渡してくれやがるこいつ。

    「早過ぎだ,このバカ! さてはやっぱりどうやってでも引っ張ってくつもりだったな!? ってかこの写真何時取ったんだ!」
    「…知りたい?」

    きちんと正面を見つめる俺の写真入りID。
    そんな写真を撮った覚えはないのに、何でこんなものが,という素朴で当然過ぎる疑問にミコトは意味ありげに微笑んだ。

    「う、」
    躊躇いが生じた瞬間、それが俺の負けを証明していた。
    「いや、いい…」そう応えると,ミコトはニコニコ笑った。「男は小さい事気にしない!」とまで言いやがった。…果たしてコレは小さい事なのか…?
    そう疑問に思うが相談できる相手もなく。(相方に相談したら間違いなくバカにされる)

    俺は孤独だ。


     ▽  △


    今日の午後の講座は,あまり興味のない基礎教養しかとっていない。
    その事を知ってかしらずか,ミコトは俺を従えて教務課の管理する演習用武器保管倉庫に来ていた。
    所狭しと 駆動式を刻み込まれたミスリル製の武具を格納した棚が並んでいる。

    「なにするんだ?」
    「うん、この中からも幾つか装備を借りようと思って」

    良さそうなの見繕うの手伝って,との事。
    許可証はさっき取っていたのを見ていた。そこまでするのか。
    それを問う。

    「だって,ここ創設時からの保管庫でしょ? 掘り出し物があればラッキーじゃない」
    「…まぁ,簡単に見つかるとは思えんけどな」

    そんな事ないよぅと頬を膨らませるミコトだが…まぁそれもそうだ。
    実はこの学院――建物自体は創設から既に1000年近く経とうと言う由緒正しい建造物でもある。
    保管庫にしても元は武器庫だったらしい。学院自体は今でこそクリーンなイメージのキャンパスだが,前身…1000年前は拠点防衛用の砦だったと聞いたことがある。

    1000年前の遺跡ゆえのミコトの掘り出し物発言。だが,同時に時間の経過ゆえの,俺の見つかるとは思えない発言だ。
    どちらも,まぁ理に適ってはいる。

     ▼

    ミコトと別れて数分。
    束の間の自由と共に,俺は防具と補助具関連を中心に漁っていた。
    アイツのことは嫌いではないが,正直四六時中そばに居たいとも思わん。
    息が詰まる…と言うよりは,俺が生きていられるかわからない,自信がない,というのが本音だ。
    奴は何時だってトラブルメーカーだから。

    「む。」

    なんとなく手に取ったのは篭手型のアミュレット。自分のドライブエンジン(魔法駆動機関)に格納されている補助具と同系列の装備だ。親近感がわいた。
    コレは年代物の遺物で…とは言ってもここ十数年のものだが,装備自体にミスリルを組みこんだもの。ドライブエンジンのような機械化(マシンナライズ)はされていない。ミスリルに刻まれている駆動式は――

    「増幅器の類か?」

    余り見ない駆動式だ。ミコトの貸し出し許可証があるからコレは借りとこう。

     ▽

    野外演習でで使うドライブエンジンは自前のものだ。
    俺のはミコトのとは違い,軍用…というか普通は軍のDE(ドライブ・エンジン )など持っているはずもないため,なるべく安価なメーカー品を購入するか、技術があるならば自分のDEをチューンナップするしかない。
    今集めてるのは自分のDEをチューンするための補助具を捜している,と言う所だ。
    実際どんな改良を施すかは野外演習の内容次第になるのだが,そこはミコトの意見を聞きながら調整するしかないだろう。遺憾ながら。
    他にも数点役に立ちそうなものを見繕う。
    1時間ほどして一段落し,ホッと一息ついたとき。

    「ケイーちょっときてー」

    お呼びがかかった。


     ▼

    「これなんだけど」

    と手渡してきた短剣。
    俺は鑑定士じゃない,と一応文句は言っておこう。
    時間的には自分の捜索分はほぼ大丈夫だろうと思っていた頃合だったから,丁度良かったかも知れない。 
    …しかし,きっかり一時間経っているところを見ると元々それくらいしたら呼びつけるつもりだったのかもしれないが。

    ともかく。
    俺は短剣を見た。

    「…む」

    全長30cm弱の古い短剣だ。
    鞘から引き抜いて刃を調べる。刃に駆動式が刻印されている珍しいタイプ。
    現代の主流は柄などに刻印されているものが大多数のはずだ。
    …どっかの年鑑で見たことがあるような。

    「これってさ、特殊効果型に良くある刻印法だよね」

    ミコトが俺の手元を覗きこみながらコメントする。
    1000年前は戦時だったらしい。そんな時代では,魔法はそれほど制御の聞くものでもなかった当時、求められたのは純然たる威力。
    魔法の威力のみを求める方法の一つに,ミスリルに駆動式を刻むときの技術――刻印法と言うものがある。
    制御が発達し,この手の刻印法を用いなくても,緻密な魔力誘導法と簡易式の確立で高い威力を生み出せるようになった現在。
    この過去の技術は武器年鑑や専門の教科でしか学べる機会もない。
    俺は趣味で知っていたが,こいつは何で知ってるんだ? なんて疑問にも思ったが…。

    「その刻印法ってここが出来たくらい――それこそ1000年前だろ? 当時の作品は回収されきったんじゃないのか?」
    「そこにあるじゃん。」

    俺の手の中にある短剣を指差すミコト。
    俺は半信半疑だ。
    何時でも最初は疑ってかかるのが俺の信条だ―――こいつに限っては誤ったが。

    「まぁ待てって,簡単な鑑定ならできる。イミテーションかもしれないだろ」

    教務課で管理していると言う事は,講座で使うイミテーションも一緒にしているはずだ。
    入ってきた入り口――ここから20mほど戻った辺りがその棚だった。


    ともかくこれを鑑定する必要がある。
    俺は右手の中指に着けている指輪型のドライブエンジン(ドライブ・エンジン)を発動させた。
    右手に収束する魔力は印を介し指輪へと流れこむ。発動に必要な魔力は極少なく、制御に失敗することはまずない。
    ミスリルの中に格納されている補助具は外殻装甲などという物々しいものではなく.篭手型の多目的万能デバイス。
    要は篭手の形をした万能工具だ。

    魔鋼技師は魔法駆動機関(ドライブエンジン)を扱う技術者。
    魔鋼――つまりはミスリルを加工する鍛冶士であり,そしてそれに駆動式を刻印する芸術家とも言える。
    俺が専攻するのは加工系と,その中に格納する補助具(ARMS)のメンテナンスを目的とする技術系。
    修理に必要だからと言う理由で刻印技術も多少は学んでいるが,成績はあまり良くない。
    元々芸術肌ではないからそれもしょうがないだろうと,ある程度は諦めてもいた。
    無論,落第しない程度に,だ。

    真剣にミスリルの製錬からドライブエンジンを創作しようとするのであれば,もう一組ある,両手の指輪型魔法駆動機関を全開駆動(フルドライブ)する必要があるのだが,今のような簡単な鑑定や補修くらいならば俺のドライブエンジンで十分事足りる。
    ツールの中から,鑑定用にエーテル(魔法反応流体金属)を選択・解放。
    ミスリルは物体を魔力で分解し格納する事ができる事も出来る――と言うか、基本的にどのドライブエンジンも補助具や装甲外殻(ARMS アーマード・シェル)を格納できるように複雑怪奇な駆動式が編まれている。

    さて。
    魔力に反応する金属流体――エーテル。
    これを数gほど剣の刻印に垂らした。流動性を持つエーテルは隅々まで行き渡り…

    「駆動」

    俺の一言でエーテルに魔力が行きわたる。
    キラキラと輝きだし剣の駆動式全体にまわったエーテルは.俺の意思に従ってそのまま俺のドライブエンジン(篭手型デバイス)の中に収納された。
    解析ツールを稼動。解析を開始する。
    多目的デバイスなだけあって,俺のドライブエンジンはある程度の解析も可能なように改造してある。

    解析・完了(コンプリート)

    人工精霊――ほど多機能・高性能ではない電子制御コンピュータのAIが音声でそう報告してきた。

    「解析済みの駆動式を展開表示・開始」
    了解(ラジャー)

    空間に投射され始めた駆動式の解析図。
    刃の表面に刻印された駆動式は二つ。
    込み入った所が見えないシンプルな型だが…解析した図面は,空中で複雑な立体球形に展開し始めた…?

    くるくると回転しながら組み合わさる五芒星,六芒星,各種刻印に必要な大量の魔導文字群…駆動式。
    その刻印された駆動式群が発動すれば――

    ……。

    …冷や汗が背を伝う。

    間違いない。
    コレは――

    「…本物かよ」
    「ラッキー,かな?」

    疑問形なのにミコトの表情はきらきら輝いている。まずい。だめだ。

    「…これは俺が預かっとく。てか教務課にわたさんと! こんな危険なものしまっとくかふつー!?」
    「だめだめーー! それ、私がみつけたんだよっ! 返せどろぼー!」
    「何言ってんだこのヤロ,あぶねーつってんだろーが,こら、ひっかくな!」
    「かえせーかえせーかえせー! でないと…」

    途端ミコトが沈黙する。
    う,目が光った。キラーンと光った…良からぬコトを思いついたか!
    コイツがそんな目をした時,俺は決まって勝てない。絶対に勝てない。…経験は大切だ。
    そんなギリギリの思いに捕われていた俺に,ミコトは――声を潜めて囁きかける。囁き?

    「…で,ないと。ケイが,私の大切なモノ奪ったって…いいふらしちゃうよ?」
    「…なッ!?」

    くすくすさーどうするのかなきみわっ!的な表情のこの女…コイツはやると言ったらやるに違いない。
    俺は別に自分の風評はかまわんが――不名誉だけはいやだ。それも女のトラブルだけは絶対に嫌だ。
    となるとやはり折れるしかないのか…?
    そこにミコトの後押しの一言。

    「大丈夫。どうせ誰も気づかなかったんだし,私が使わなきゃ良いだけの話じゃない?」

    ね、と続けるが…俺にはそれが信じられんのだ。
    抵抗できない俺の良心は,ミコトの"譲歩"の一言で,折れなければならない自分のプライドを守るほうに傾いた。

    意気揚揚と短剣を腰の後ろにしまうミコトを見ながら,俺は思った。

    ――いや,元々管理し切れてない教務課が悪い。
    "ミコト(アイツ)"が原因で剣が暴走してもしらないぞ。俺はしらん。一応止めたし。


    現実逃避しか出来ない己の無力さを噛み締めた一日だった。


     ▽  △



    >>続く
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Nomal "紅い魔鋼"――◇序章◆ / サム (04/11/18(Thu) 07:17) #52
  └Nomal "紅い魔鋼"――◇一話◆ / サム (04/11/18(Thu) 22:04) #53 ←Now
    └Nomal "紅い魔鋼"――◇ニ話◆ / サム (04/11/19(Fri) 20:59) #60
      └Nomal "紅い魔鋼"――◇三話◆ / サム (04/11/20(Sat) 22:02) #63
        └Nomal "紅い魔鋼"――◇四話◆ / サム (04/11/21(Sun) 21:58) #67
          └Nomal "紅い魔鋼"――◇五話◆ / サム (04/11/22(Mon) 21:53) #68
            └Nomal "紅い魔鋼"――◆五話◇ / サム (04/11/23(Tue) 17:57) #69
              └Nomal "紅い魔鋼"――◇六話◆前 / サム (04/11/24(Wed) 22:25) #75
                └Nomal "紅い魔鋼"――◇六話◆後 / サム (04/11/24(Wed) 22:28) #76
                  └Nomal "紅い魔鋼"――◇七話◆前 / サム (04/11/25(Thu) 21:59) #77
                    └Nomal "紅い魔鋼"――◇七話◆後 / サム (04/11/26(Fri) 21:21) #80
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                        └Nomal "紅い魔鋼"――◇八話◆中 / サム (04/11/28(Sun) 21:55) #83
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                              └Nomal "紅い魔鋼"――◇九話◆中 / サム (04/12/01(Wed) 21:58) #88
                                └Nomal "紅い魔鋼"――◇九話◆後 / サム (04/12/02(Thu) 22:02) #89
                                  └Nomal "紅い魔鋼"――◇十話◆前編 / サム (04/12/18(Sat) 08:57) #98
                                    └Nomal "紅い魔鋼"――◇十話◆中 / サム (04/12/20(Mon) 16:59) #100
                                      └Nomal "紅い魔鋼"――◇十話◆後 / サム (04/12/23(Thu) 14:08) #102
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