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■69 / 7階層)   "紅い魔鋼"――◆五話◇
□投稿者/ サム -(2004/11/23(Tue) 17:57:30)
     ◇ 第五話 後編『戦闘訓練』 ◆



    二人の一瞬の攻防(初撃)はすさまじかった。

     
     駆動:簡易式;衝撃波
     ≫・簡易衝撃波・ニ連撃

    様子見だったらしい初撃はどちらも相殺。
    が,金髪娘――ウィリティアの魔法は見たこともない駆動式で,それもニ連撃の高速投射。
    ミコトは前方に――つまりウィリティアに向かって身を投げ後発の衝撃波を寸前で回避。
    その一連の様子をつぶさに見届けたウィリティアは,更に回りこむようにミコトの左側へと走る。
    すぐさま起きあがり態勢を戻したミコトは,まるでそれを読んでいたかのような棍による横凪ぎ。
    しかしその豪速の攻撃をウィリティアは自身の棍で受けとめ,場が一時的に止まった。

    「きみ――」
    「あなた…」

    至近距離で見詰め合う瞳――そこに宿る感情は驚愕と衝撃。
    思いは驚きと喜びか。同じ光が目に灯っている。


    不意打ちの,誰も知らないわたくしのオリジナルの魔法駆動。
    それを回避してなお,ここまで重い撃ち込みをかけてきた彼女(ミコト)

    戦技科の一員の自分にここまで遅れを取らせる魔法科の学生…。
    さっきの魔法も信じられないモノだ。みたことない。全く掴めないこの美人さん(ウィリティア)


    ((彼女(この方 この娘),紛れもない――天才。))


    それぞれの思惑が二人の思考を掠め,一瞬でそれを忘れた。
    そんな無用な詮索はいらない。
    どうせすぐにわかることなのだ。

    打ち合った姿のまま,美しい女二人は同時に微笑む。

    「――さて。」
    「続けましょうか――」

    今度こそ,本当の戦いが始まった。



     ▽  △



    一進一退とはこの事だろう。
    二人の攻防は講義の指定範囲にとどまらず,教練所全域に渡って行われていた。


    最初は教官も止めに入ろうとしたのだが,これほどの見本も中々見れないものとすぐさま気づきそのまま放置する事にしたらしい。
    と言うか,二人とも全開戦闘している事からそう長く持たないと察していたのかもしれない。
    何にしても――

    「触らぬ神に,祟りはないらしいからな。」

    その呟きに,受講生全員が首肯した。


     ▼


    飛び交う魔法,打ち合う杖。
    自身に補助魔法をかけて身体機能を増幅し,重力の断層を利用して空中を飛び交い,衝撃波が,雷撃が,炎が弾ける。
    接近すれば杖による撃ち込みの応酬,蹴り技,フェイントを多用したしつこいまでの駆け引き。
    そのどれもが教本に載せたいくらい精練されているもので,その場に居るほとんど全員が食い入るように経過を見守っていた。
    …一部賭けも始まっていた。

    時間の経過とともに,二人の戦闘方式(スタイル)がはっきりとしてきた。
    ミコトは近接戦闘派,ウィリティアは中,遠距離攻撃派だ。

    しかし,二人ともそれ以外がダメだというわけではない。
    ミコトの 中,遠距離時の追撃魔法にしても学生レベルにすれば相当なものだし,ウィリティアの杖術は戦技科の生徒に勝るとも劣らない。
    それ以上に,二人の得意な戦闘方式がずば抜けている。それだけの話だ。


    距離を開けるとウィリティアの中距離魔法が絨毯爆撃のように襲い掛かる。
    ミコトは更に距離を開けるか自ら接近しなければならない。

    逆に距離を詰めればミコトの怒涛の攻撃がウィリティアを防戦一方に追い詰める。
    ミコトの攻撃への僅かな反撃の機会に合わせ,魔法を折りまぜて強引に距離を開けるまでは息もつけない。

    互いが互いの天敵である事は,今までの数分間の攻防で嫌というほど身にしみた。が――


    「本気,ださないの?」
    「貴方こそ。なぜ全力で挑みませんの?」

    その間約3m。
    中距離にも近距離にもなりうる微妙な線だ。ギリギリの膠着ライン。しかしそれはほんの僅かな弾みで崩れる危うい蜘蛛の糸でバランスを保っている。
    それ故に――膠着したからこそ言葉を発せた。

    「私は本気だよ」
    「なら,わたくしも本気ですわ」

    構える武器は同じでも,その型は全く違う二人。
    ミコトはそれを武器として,ウィリティアはそれを杖として。

    「言わせてもらうけど,さっきの連続駆動魔法。あれ以来みてないけど?」
    「ならわたくし言わせてもらいますわ。先日見た,あの――」
    「先日・・? っ! ちょっ! ちょっとまった!」
    「?」

    先日見た――でミコトが大いに慌て始めた。
    理由を思いつかずウィリティアは ? と首を傾げるが,互いに戦闘態勢を取っているために迂闊な動きは出来ない。
    しょうがないのでウィリティアは続ける。

    「…先日ここでお見かけしたときの,あれですわ。」
    「あ、あれはそのっ! ちがうの、うん。アレは貴方の見間違い!」

    動けないのはミコトも同じなのだろう,言葉だけが先行して何かを断言している。
    ミコトの言葉の意味が通じず,ますますわけがわからなくなるウィリティア。

    …あの見事な円舞――あれこそあなた(ミコト)の真骨頂でしょうに。

    「見間違いのはずがありませんわ。あれが本当の貴方でしょう?」

    の言葉で,ボンッ! とミコトの顔が真っ赤になった。

    ――あら。
    わたくし,何か変なことを言ったかしら――?


     ▼


    観客達はそのやり取りを聞いていた。しっかりと聞いていた。
    この戦いの行く末――それは食券やら夜の食糧事情を改変しうるものだからだ。
    あるものにとっては良く,またある者にとっては悪く。
    が――

    どこか様子がおかしい。


    最初こそ,二人がまだ本気を出していないと聞いて戦技科の連中――教官も含めて顔を青くしたが,それ以降の
    「先日見た――」や「――当の貴方で」と言うウィリティアの発言からミコトの様子がおかしくなった。
    動揺,そう言って良いかもしれない。

    ミヤセ・ミコトが激しく動揺している…?
    しかも、顔を真っ赤に染めて。


     ▼


    「だからっ! アレは違うの,気の迷いみたいなものだから!」
    「気の迷いであんな事できますか! あの光景,本当に目を疑ったものですわ!」
    「ななな、なんでそんな事が言えるのっ! ちがうんだってば! …わ、私は別にそんなつもりでしてたんじゃなくて!」
    「……? …あなた。さっきから何を言ってるんですの? なんだか話が食い違ってません?」
    「…へ?」

    途端ミコトの動きが止まる。
    記憶を反芻する事数秒、その間に他生徒どものざわめきも消えた。

    「んと。」
    「ええ。」

    ミコトの問いに,ウィリティアは頷きながら応える意思があると返す。

    「貴方が見たのって…私がアイツを…その。介抱してるとこ…とか?」
    「はぁ??」

    ウィリティアは思わず天を仰ぐ。そう言えばそんな事もあったかと今更ながら思い出した。

    何を動揺していたと思えば――この娘は。

    「…わたくしは,別に貴方が誰と愛しみあっていようとも構いませんわ。私が見たのは貴方の円舞です!」
    「あーー…」

    ウィリティアの言葉――主に前半部分に反応したギャラリー(観客)が,ざわっと騒ぎ始めた。


    …最近で最大の勘違いだ。
    そう言えば,あいつ(ケイン・アーノルド)が目を覚ますまで,型をしてたんだっけ…。


     ▼


    「…おい,なにか。やっぱあれか。」「だな。噂は本当だったのか…くっ」やら。
    「おぉー,みこっちゃんやるね,ほら。やっぱり彼氏だったんだ。」「あーあ,ミコトに先越されるとは…これはアレだね。」「だね」「うん」「会議だね」「裁判だよー」「誰の部屋にする?」「当人でしょう?」「会議室借りとくってのもアリだよね」だのと。

    男子連中と女子連中から何やら聞こえてくる。
    特に問題なのは女子のグループから聞こえてくる「あれ」だの「会議」だのという不穏で不吉な単語だ。

    やばい。
    ミコト絶体絶命のピンチ…!
    切り抜けねば明日がない。この果てしない誤解をどうするべきか…

    頭を抱えてこれから展開に悩む。

    「よろしくて?」
    「あー…人生に疲れてきちゃった…」

    数秒の間に赤くなったり青くなったり忙しい娘だこと,と思わないでもなかったが…まぁ勝負には関係がない。
    問題なしと判断する。

    「わたくし,あの時に見たあの円舞と――貴方と戦ってみたいと思ってましたのよ」
    「…実を言うと私も」

    ウィリティアの言葉を受けて,ミコトも応える。
    伏せていた顔をゆらぁりと上げた。

    「キミのさっきの魔法,どうしても打ち破りたくなったんだよね,たった今。」

    …相当私怨が篭っているようだが――その意思は本物だ。
    未知の技故に。

    ――そして、ミコトの瞳に力が漲り始める。
    ――ウィリティアの瞳にも闘志が篭る。


    「受けて立ちますわ――」
    「――こっちこそ。」


     ▽


    ウィリティアが魔力を収斂し始めた。

    ――貴方の態勢を崩した上で,最高最大最速の魔法と全経験を込めた一撃をいれて差し上げますわ…!


    対してミコトは杖のARMSを横に放る。必要なものは拳と心と魔力だけだ。

    ―― 我 円環なり。止めるものなく 遮るものなし。 我 流れる水の如く全てを受け その力を持って制するものなり…!


     ▽


    収斂した魔力を魔導杖に誘導し,静かに攻撃態勢を整えるウィリティア。
    逆に魔導杖を手放したミコトは,全てを見通す虚ろな目の自然体となる。


    静かなる興奮。

    その中で,ゆっくりと二人の口が開いた。
    紡がれる,静寂の中に響く宣言。

    それは――


    「ぶっ飛ばしてさしあげますわ!」
    「叩きのめしてやるっ!」


    二人が程よくヒートアップしている事を示していた。


     ▽  △

     ▼


    肩幅に開いた両足…右足を前に,左足を後方へ。
    半身の構えで両手は脇に。顔は正面を向き,両の瞳は軽く伏せ,必要以上の情報を取り入れないよう――かと言って,何も見逃さないよう半眼の状態。

    静かなるトランス。

    自分から半径2mは絶対領域。侵入したあらゆる攻撃を感知し,排除する。
    ただそれだけを最高効率で行う全自動反撃領域(システマティック・オートカウンター),それが円舞だ。

    待つ。
    あの自信溢れる彼女の攻撃を――待つ。

    それが私の最善――!


     ▼

    初撃で行った攻撃――駆動法は,あれは想定する本来の性能にはまだまだ及ばない。
    自分――ウィリティアが,この学院で第四過程生…つまり研究生に混じって上の講義を聞く中で考案した,独自の発想に基づく新しい駆動方式,その簡易版だ。

    代行定義魔法駆動(マクロ・ドライブ)――。

    それがウィリティアの考案する魔法駆動の新方式だ。まだ研究途中ではあるが。
    まったく未完成で荒削りも良いところだが,理論と式は頭の中にできている。後は実践出来るだけの実力を付ければ良い。
    ――もし,これを確実に自分のものに出来たのならば,自分はきっと宮廷魔法師に肩を並べることだって可能のはずだ。

    …今はまだそこまでの力はない。
    使える魔力量も少なく,この簡易版を数回発動するのが精一杯だろう。
    しかし。
    これを使わなければ,彼女(ミコト)には届かない――それはわかっている。
    だから使う。
    そして勝利する。

    それが,今の最優先――!



     ▽  △


    ――疾る。
    ウィリティアは身体機能増幅をかけ,今までで最速のスピードでミコトに迫る。
    彼女との距離約3m――急転換・そこから円を描くように右へ。
    魔力強化された脚は彼女を滑るように移動する事を許し,彼女の周囲を周回し始める。

    ミコトはそれを睥睨する。
    怯えも動揺も疑問も何も介在しないその眼差しを,ただまっすぐ前にのみ向ける。


    ウィリティアがミコトの周りを何週かした,そのとき。
    突如その輪が崩れ,ウィリティアの姿が消える。

    周回方向とは真逆の上空,そこへ跳躍

     >>>・簡易衝雷炎・三連駆動

    上空,それも後方(死角)からの魔法攻撃。各属性の魔法駆動のタイムラグは,おそらく学院始まって以来のレコード記録を出しただろう。
    ギャラリーもこぞって目を丸くし感嘆の声を上げた。
    上空の三連撃を放ったウィリティアはそのまま後方2.5mの場所に着地・疾駆再開。


     ▽


    意識の片隅で。
    それは起る。



    ―――――――・攻撃感知


    ゆらり、と体を軸に回転・両腕を振る。
    遠心力により,遅れて動き出した両の手――それが飛来する衝撃波を弾き。
    繰り出した蹴りが炎を砕き。
    1歩,たった1歩横にずれただけで雷を回避した。

    そして,何事もなかったかのようにもとの態勢に戻る。

    ふわり,と,束ねた長い黒髪も元の位置へ。

    静かに。流れるように。


     ▽

    ――!

    なんですの,アレは!?

    驚愕とは裏腹に,ウィリティアはその表情を喜びに染めた。

    とりあえず,彼女の防御手段はすぐさま予測が立った。両手と蹴りで魔法攻撃を打ち砕いたアレは――魔力付加だろう。
    信じられないのはこちらの攻撃も一緒かもしれないが,純粋魔力による対消滅ならば話はわかる。
    第五階級印でもその程度の魔力は集める事はできる。なにより,発動する攻撃魔法が媒体(ARMS)のせいでその程度の力しか持たないのだから。

    しかし,そうすると――
    やはり,あの絶対領域に入りこんで直接一撃を打ちこむ必要があると言う事。

    正直,楽しい。

    これほど戦闘が楽しいと思ったのは一体何時以来なんでしょう!

    自信はある。
    そして彼女(ミコト)は待っている。
    …ならば,すぐにでも応えねばなるまい―――!


     ▽

     駆動:簡易式:衝撃波
     駆動:簡易式:炎性弾
     駆動:簡易式:氷矢

    三つの駆動式を続けざまに通常駆動・解放。
    ウィリティアはそのまま周回を続行し,次々と魔法を放つ。
     
     駆動:雷撃
     駆動:炎爆
     駆動:地刺
     
    その全てをミコトは弾き,いなし,かわし,砕く。

    ミスはない。体に傷一つつかない。
    最小限の動き,最大の効果。
    彼女の動きには無駄がなく,それでいて美しい。

    自分の理想…

    "――理想の魔法駆動を見ているかのようだ――"


    静かな喜び。
    深い感激。
    ウィリティアの心は,歓喜に満ち溢れていた。


    やはり本物だ,彼女(ミコト)は。


    わたくしの


    宿敵(ライバル)


    相応しい――!


    苛烈な感情とともに繰り出す魔法は激しさを増し,雨霰のように降り注ぎ――それら全てを苦もなく捌くミコトに…!


    ―――勝負!



    突撃する―――!



     ▽





    ―――・感知


    魔法の弾幕の間から,突如突き出されてきた左の拳。それはウィリティアのものだ。
    ミコトは頭半分横にそらす事でかわし――カウンターのタイミングで右拳を当てに行く。
    ウィリティアは予測してたのだろう,その攻撃を体を捻ってかわし,回転する動きで右手の杖を横凪ぎする。
    死角からの横凪ぎ――ミコトは右拳のストレートを一次停止し,しゃがみ・回避。
    そのまま屈んだ状態で脚払い。
    ウィリティアの足を払った。




     ▽


    払われた。
    態勢が崩れ,勢いあまって床へ倒れこむ。状態はあお向け――なら!


     ▽
     
     
    倒れたウィリティアの体に圧し掛かり,マウント状態からのミコトの突きが――
    ウィリティアは,体の上に圧し掛かってきたミコトの顔面に右腕を突き出し――


    どっ!
    バン,バシン!




    鈍く響く音。
    激しい衝突音。



    沈黙が降りる――。





     ▽  △





    結果,最後は相打ちに終わった。
    ミコトの突きがウィリティアの鳩尾に突き刺さるのと,ウィリティアの魔法――簡易代行定義駆動(マクロドライブ)の衝撃波ニ連撃がミコトの顔面を打つのは,同時だったわけだ。





     △


    時間にしておおよそ10分の模擬戦闘――途中変なところもあったが,"二人以外の"戦技科と魔法科の受講者達,そして教官はこの一戦を伝説として語り継ぐ事に決めた。
    ちなみに,賭けはどうなったかと言うと。
    相打ちにかけた者が誰もいなかったので返金と相成った。元締め,ご苦労様。

    残りの時間は通常の訓練になった。
    二人以外の総勢78名が教官のアドバイスを受けながら各々"今日の戦い"を反芻しつつ,自分の戦い方を見なおすものが多数だったらしい。
    その一面だけを見ると二人の行動は為になったと言える。


    さて。

    その後二人は何をしていたかと言うと――




    ――仲良く,訓練室の隅で寝かされていた。





    >>続く
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