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■255 / 16階層)   『黒と金と水色と』第7話C
□投稿者/ 昭和 -(2006/02/05(Sun) 00:05:21)
    黒と金と水色と 第7話「水色姉妹の修行その2」C





    依然、水色の姉妹は修行中。

    「むぅ〜っ」

    正面を見据えて、何やら唸っているセリス。
    その正面であるが、ユナが用意した魔物を模した標的が数体、置かれている。

    「発動できるようにはなったんだから、次はその制御。
     敵に当てられなければ意味が無いわ」

    ということで、セリスは目標へ、正確に命中させるという特訓を行なっていた。

    「空を駆け抜けし風よ……この手に集い、仇討つ刃となりたまえ!」

    詠唱と共に、セリスの両手に魔力が宿る。

    「ソニック!!」

    そして放たれる、真空の刃。
    いつもここまでは良いのだが…

    スカッ!

    見事に外れる。
    ちなみに、これで10回連続。

    「なんで? なんでなんでなんでぇ〜!? なんで当たらないの!?」

    地団駄を踏んで悔しがるセリス。

    先の数字は今日だけの回数であり、通算すると、
    すでに百発近くは無駄撃ちしているのではなかろうか。

    つまり、今までただの1度として、命中した試しがない。

    「お姉ちゃんはあんなに綺麗に当てられるのに…」

    精霊の加護が無い分、セリスにとっては厳しいのだろうか。
    それとも…

    「うぅ〜…。もう1回、今度こそ! ソニック!

    発動までは上手くいく。
    だが、どうしても…

    「ふぇぇ…」

    ことごとく、外れてしまうのだ。
    さすがのセリスも、すっかり肩を落としているのかと思いきや。

    「ソニック! ソニック! ソニック〜ッ!」

    連発、連発、連発。

    意気込みは認めるが、結果が伴わない。
    むなしく的の周囲を通過するだけだった。

    「やれやれ…」
    「あはは…」

    そんな光景を嫌というほど見せ付けられているユナとエルリス。

    「初心者のクセに、あれだけ撃って、バテないことはすごいけどね…」
    「魔力だけはあるから、あの子……あはは」
    「まったく…」

    苦笑を通り越して、もはや呆れを覚えるしかない。

    「威力だけはたいしたものだけど…。まあ確かに、魔力が多いだけのことは」
    「あはは…」
    「まあセリスのことは放っておいて。エルリス、あなたのほうは最終段階に入るわよ」
    「え? は、はい」

    いきなりそんなことを言われ、硬くなるエルリス。
    始めからかなりきつい修行だったこともあり、内心は不安でいっぱいである。

    「それで、どんなことを?」
    「やることは同じよ」
    「え…」

    ユナは簡潔に答えつつ、エルリスと距離を取った。
    エルリスに嫌な予感が走る。

    「コレまで通り、私の魔法を打消レジストしてみせなさい」
    「わかったけど……まさか?」

    「そう」

    にやりと妖しい笑みを浮かべるユナ。

    「私の全力を跳ね返して見せなさい!」
    「そんなっ!」

    なんと無茶な。
    ユナほどの魔術師、全力での一撃を、自分のような未熟者が跳ね返せるわけが…

    「無理よ!」

    「天空に満ちし大いなる炎の精よ……大地に眠りし大いなる力よ……」

    悲鳴を上げるエルリスだが、ユナは聞く耳を持たず、詠唱を始めてしまった。
    彼女の周りにすさまじい魔力の奔流が現れ、凝縮していく。

    「ユナッ!」
    「もう後戻りは効かないわ。あなたも早く準備しないと、間に合わなくなるわよ」
    「っ…」

    止まらない。止められない。
    固まっていたエルリスだったが、追い込まれ、半ばヤケクソで詠唱に入る。

    「わかったわよ! やればいいんでしょ!」

    (私の氷の精霊さま! お願い!)

    自分1人の力ではどうしようもない。
    自分の中にいる”もう1人”へ呼びかけつつ、術式を刻んだ。

    「清らかなる氷の精よ……等しく訪れる森羅万象、悠久なる氷よ……」

    「我が意と言葉に従いて……」


    両者、詠唱を進める。
    ユナの全力に抗うためには、並大抵の魔法ではいけない。

    「今ここに、汝の力、解き放たりて…」

    「我が眼前に立ちはだかりし愚か者…」

    「彼の物ことごとく、深淵たる永久(とわ)の眠りへ誘いたまえ!」

    「骨の髄まで焼き払わん!」


    エルリスの周りには冷気が、ユナの周りには炎が具現化、吹き荒れる。
    相反する、正反対の力を持つ2つの魔力が、ここに解放された。

    「アブソリュート・ゼロッ!!」

    「メガフレア!!」









    「お疲れ」

    「………はぅ」

    一声かけられて、エルリスは腰を抜かしてへたり込んでしまった。
    いや、気力精力を使い果たして、自分の身体を支えきれなかった。

    「氷の精霊の助力があるとはいえ、見事なものよ。
     私の上級魔法が防がれたのは、いつ以来かしらね」
    「………」

    エルリスは放心状態。
    ほけ〜っと、虚空を見つめている。

    「合格。これでとりあえず、私が教えられることは教えたわ。あとは自分の努力次第」
    「………」
    「ま、今はゆっくり休みなさい」
    「ふぁぁい…」

    ようやく返事を返すことの出来たエルリスだったが、その身はすでに限界で。

    「zzz…」
    「おっと」

    糸が切れるように睡眠へ入り、倒れこみそうになった身体を、ユナが支える。
    本当に、自分の持てる力のすべてを、限界まで使い果たしたのだろう。

    「追い込まれると、実力以上の力を発揮するタイプね、この娘」
    「zzz…」

    ユナはエルリスのことを冷静に分析する。

    力を引き出してやる状況を作り出す、作り出されること。
    つまり、ピンチに追い込まれることは、この世界で生きていく以上は多々起こりうる。
    絶体絶命になれば、120%の力を発揮するのは道理だろう。
    エルリスの場合は、それが150%にも、200%にもなりえる底力を秘めている。

    だが、それまでをどうやって乗り切るか。
    普段の状況で、いかに限界付近まで力を引き出すか。
    どこまで安定して力を使えるか。

    ピークが高くても、常時、取り出せる値が低いのでは、実体は半分以下。
    今後の課題だ。

    「あとは…」

    困ったように、視線をセリスのほうへ。
    すると…

    ブオンッ!

    「…!」

    巨大な風の渦が発する音。
    続けて

    ズガァンッ!

    自分が設置した、標的が破壊される音。
    初級魔法のものとはとても思えない、強力な威力。

    「……やった」

    そして、セリスのうれしそうな声。

    「やった、やったぁ! 当たった、やっと当たったぁ〜!」

    思わず小躍りし始めるセリス。
    まあ、まぐれ当たりか、たまたま命中したに過ぎないのだが…

    「…ふぅ」

    ため息のユナ。
    自分の魔法の威力の凄さに、全然気づいていないことに加えて。

    「下手な鉄砲、数撃ちゃ当たる……」

    深い意味ではなく、見た目そのままの言葉を呟く。
    もう、セリスに限っては、そういう戦法で行くしかないのだろうか…





    翌日。

    「終了?」
    「ええ」

    聞き返した勇磨に、ユナは短く頷いた。

    「終わりということですか?」
    「そう。昨日をもって、私からの修行はお終い」

    環からの問いにも、こう答える。

    「こっちのこと、ご苦労様。もういいわよ」
    「そうか」
    「まあ、それはいいんですが」

    水色姉妹の修行中、彼女たちは”向こう側”に行っていることが多いので、
    こちら側の掃除や洗濯炊事などは、勇磨と環が担っていた。

    要するに、雑用係をやらされていたわけだ。
    特にやることも無く、自分たちの修行もあの空間でやらせてもらう見返りとして、
    自分たちから申し出たことである。

    「環の料理が食べられなくなるのは、少し惜しいんだけど」
    「ありがとうございます」
    「正式に、私専属のコックにならない? お給金は弾むわよ」
    「せっかくの申し出ですが、お断りします」
    「ま、そう言うだろうとは思ったけど」

    「…?」

    ちらりと視線を向けられた勇磨。
    意味がわからず、首を傾げるだけだ。

    「ユナ、今までありがとう。おかげでだいぶ強くなれた気がするわ」
    「わたしは微妙なんだけど…。魔法を使えるようにはなったし、お礼は言っとくね」

    水色姉妹も、これまでの礼を述べる。

    「成果、良いみたいだね?」
    「ええ、本当に。あなたたちも、良い師匠を紹介してくれて、ありがとう」
    「いやいや。君たち自身の努力の結果だよ」

    続けて、御門兄妹にも。

    「でも、根本の解決にはなりませんでしたね。申し訳ありません」
    「ああ、謝ることなんかないって」

    エルリスはこう言うが、確かに、暴走回避の対策は立てられていなかった。

    魔法を使えるようになることと、暴走を完全に抑えこむこととでは、
    その方向性が違ってくる。

    魔法を使うということは、魔力を取り出すということ。
    反対に、魔力の暴走を抑えるには、表への流れを止めてしまうことになる。

    相反する2つの事象。
    セリスはまだ、『魔法を使える』というレベルのみ、身に着けたに過ぎない。
    それもごく基本的なことばかりだ。

    魔力を統べるという意味では一歩(半歩くらい?)の前進だが、まだまだ全面解決には程遠い。

    いかにユナといえども、コレだけの問題を解決するには、時間も知識も足りなかった。
    そもそも、そのような方法があるのかさえ、不明であるのだ。

    「でも、これからは、どうしようかな…」
    「そのことなんだけどね」
    「え、なに?」

    ユナが口を挟んだ。
    なんだろうか?

    「方法、無いわけじゃないのよ」
    「え?」

    無いわけじゃない。
    暴走を封じる方法のことだろうか?

    「ただし、いま私が考えている方法は、魔法封じの応用で魔力自体を完全に封じるか、
     休眠状態にするっていうだけ。それだと一時的なものになっちゃうし、
     死ぬまで延々、定期的に同じ処置を受け続ける必要がある。
     本当に有効なのかどうかもわからないし、やっぱり根本的な解決法にはならないの」
    「………」

    やはりそうか。
    そう簡単にはいかないだろうとわかっているが、落胆も大きい。

    「その他の方法については、私のほうでも調べてみるから」
    「本当?」
    「知ってしまった以上、放置は出来ないじゃない。
     まあ、現状では極めて安定しているし、きちんと魔力の制御を教えたつもりだから、
     当面は大丈夫でしょうけどね」
    「うん…」

    現段階では、セリスが暴走する可能性は限りなく低い。
    だが、完全に0%にならない限り、姉妹の不安・苦しみは続くのだ。

    「私も出来る限りのことはする。でも、その代わり」
    「そ、その代わり?」
    「そうよ」

    交換条件?
    不意を衝かれ、エルリスは少し裏返った声になってしまった。

    「わざわざ私が労を払おうって言うんだから、見返りをもらうのは当然よ」
    「そ、そうね」
    「わかったよ。で、ユナさん。その見返りって?」

    尋ねたセリスに、ユナは…

    「あなたたち。ハンターライセンスのCランクを取ってきなさい」
    「はい?」

    突拍子も無い答えを返した。

    「聞いた話によれば、あなたたち姉妹は、まだDランクだってことよね」
    「そうだけど…」
    「一時的にせよ、私の取った弟子が、そんな最低ランクだなんてみっともない。
     一刻も早く昇級してもらわないと、私の世間体にも影響が出るじゃない」
    「……」
    「そんな、他に誰も知らないんだから、それくらい…」
    「私自身が許せないの」
    「そ、そうなんだ…」

    思わず言葉を失うエルリス。
    セリスも苦笑を見せるだけ。

    「というわけで、Cランクを取ってきなさい。今すぐ」
    「えーと…?」
    「今すぐって言われても、試験の日程は…」

    「ちょうど2週間後にありますね」

    答えたのは環だ。

    「じゃ、それ、受けてきて。もちろん落第は許さないから」
    「急に言われても……わかったわ」

    渋るエルリスだったが、ユナに睨まれて、やはり渋々に頷く。

    「うぅ〜、学科試験がぁ…」
    「セリス、最初に受かったときも苦労したしね…。かく言う私も、自信ない…」

    「私がお教えしましょうか?」
    「いいの!?」
    「ええ、私でよければ」

    願ったり叶ったりの環からの提案。
    姉妹はもちろん、喜び勇んで頼んだ。

    「そうだ、兄さん」
    「ん?」
    「せっかくですし、良い機会ですから、私たちも受けてみましょうか」
    「俺たちもって……Aランク試験をか?」
    「はい」

    ひょんなことから、御門兄妹にも話が及ぶ。

    「Bランクを取ってから、もうどれくらいになるとお思いですか?
     そろそろ上がっておかないと、稼ぎにも影響が出るんですよ」
    「し、しかし…」

    BランクとAランクでは、報酬金の額が絶対的に違う。
    一桁違うなんてこともザラであり、請けられる仕事の範囲も大幅に広がってくれる。
    もちろん、持っていたほうが良いに決まっているのだ。

    「俺は…」
    「…そうでしたね」

    乗り気でない勇磨の様子を見て、環は何かを悟り、ため息をつく。

    「わかりました。兄さんも、私がみっちり鍛えてあげます」
    「うえっ!? そ、それは遠慮したい…」
    「問答無用」
    「……はい」

    前回、試験を受けたときのことを思い出し、回避しようとした勇磨だがあえなく撃沈。
    よほどの嫌な思いをしたと見える。

    「みんなで勉強会だね〜。大勢のほうが楽しいから、わたしは歓迎〜♪」
    「環との勉強会…。なんだかとっても厳しそう…」

    笑って受け入れるセリスに対し、エルリスは戦々恐々。
    勇磨の様子から、とんでもないしごきになるのではないかと、そう思ったからだ。

    「それじゃ、そういうことでよろしく」

    そんなユナの言葉に送り出され、一行は、ハンター試験を受けるために、
    王国ハンター教会の本部がある王都へと向かうのだった。





    第8話へ続く







    <しょ〜もないあとがき>

    いかん、ストックが底を尽いてきた・・・
    時間もあんまり取れてないので、今後、更新が鈍るかもしれません・・・
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